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2004.02.09

おやぶん、どうもすみません

先日、このWEBLOGで「言葉の壁」について述べましたが、今日は「言葉のもつ面白さについて」書かれた本の一つを紹介します。
それは、作家の清水義範さんの「日本語必笑講座」(講談社文庫)です。まだ、読まれていない方は是非読んで下さい。
私は、涙を流しながら読みました。
日本語が持つ、表現や、音の響きからくる「おかしさ」が清水さんの目を通して、楽しく、優しく書かれている本です。日常、何気なく使っている言葉をもう一度再確認します。
作者の言葉に対する造詣の深さと、言葉を愛している優しさが伝わってきます。
特に面白いと思ったのは第三室「ヘンナ語みっけ!」コーナです。
看板や貼り紙って省略したり、強く印象付けるために誇張したりする事が多いので、よ〜〜く考えたら面白い言葉がたくさんあります。そんな言葉の数々が列挙してあり、思わず笑ってしまいます。
例えば、
「犬のフンをしないでください。」なんていう貼り紙良く見かけませんか?  犬のふんなんかできなーーい
私の住んでいる団地でも、犬を飼っている方はたくさんいます。たいていの人はちゃんと袋を持っているけれど、やっぱり所々に○○が、、、つい、見過ごしてしまう貼り紙だけれど、よ〜〜くみたらおかしい。
また、ガソリンスタンドなんかで次のような看板みません?   
「女性安売りディー」   ?なにがやすいの?
私も、日曜日なんかにこの看板を見かけると「何だか得した気分」になっています。
しかし、しかし、おかしいですよね。売り物はなんですか?

いろんな、おかしくて、それでも市民権を得ている言葉がいっぱい。
その一つ、ひとつの作者の解説がまた楽しいのです。
「言葉は、論理的思考の造詣物」としたなら、やはり私たちは「もっと、大切に言葉をつかわなければならない」
と、あらためて思わせる本です。

さらに、作者は丁寧語のおかしさについても考察を加えています。
間違った丁寧語の使い方の代表格「お」はやっぱり笑いを誘ってくれます。
つい、「お」をつけると丁寧になると思いがちな私たち。
以下の例は、この本に出ていたものです。

ある人が喫茶店に入って、「お電話、ありますか?」と尋ねたら「おでんはやっていません」と答えられた。

夜遅く友人の家に電話をして、親が出たので、丁寧に
「お夜分、どうもすみません。」 

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コメント

ただの宣伝ですね

投稿: ななし | 2004.02.10 16:14

ななしさん、
こんにちは。
そうなんです、、
清水さんの本があまりに面白くて、なおかつ現代日本の言葉状況を鋭く描いているので、ついつい「もっと多くの方に読んでもらいたい、、、」と思って、書きましたが、、、
考えてみれば、ななしのいわれるように「ただの宣伝」になってしまいました。反省!!
次回、自分の言葉を使ってまた挑戦します。
そのとき、また感想など聞かせてくださいね。
よろしくお願いいたします。

投稿: せとともこ | 2004.02.10 17:02

トラックバックありがとうございます。この記事の表題をみてなんの関係あるのかとおもったぞ。私もコンビニのレジで「お電話いかがですか」ってきかれてびっくりしたことがあります。「最近雑音も無く調子いいです」とか答えそうになった。
清水義範は「バールのようなもの」は読みました。私も日本語関係の本はすぐ買っちゃうんですよ。
という訳で、新しい記事書きましたので、読んで下さいね。では。

投稿: yoshihiroueda | 2004.10.02 02:20

yoshihirouedaさん。
コメント有り難うございます。
古い記事をトラックバックしてしまいました。
そうか、、、
タイトルに不審を覚えましたか???
フッフッフッ〜〜〜
なんて、、、

yoshihirouedaさんのコンビニで愉快な(?)経験なさったのですね。笑っちゃいました。
そうそう、
清水さんの「国語入試必勝法」って本。絶対お薦めです。是非ご覧ください(^.^)

ところで、
このところの野球合併で、「江夏の21球」が、またテレビで写し出されることが多いのですが、
そのたびに yoshihirouedaさんのこと思い出していますよ!!!
また、
いろいろ楽しいネタ、振ってくださいね。
では。
お元気で。

投稿: せとともこ | 2004.10.02 10:17

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