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2004.04.14

歴史の検証

NHK大河ドラマ「新撰組」
ご覧になっていますか?
私は見ています。
感想は面白い。
人間模様が細やかに描かれていて、ドラマとしてはなかなかよくできていると私個人は思っています。
以前、新聞の投書欄に「新撰組はテロ集団である。そんな集団をドラマに取り上げると、歴史が間違ってとらえられる、、、」というものがありました。
う〜〜〜〜ん。
難しい。
新撰組を「いいもの」とも「わるもの」とも決めつけることは出来ない、と思います。
新撰組にかかわらず、なんだってそうです。
明智光秀だって、歴史が違えば英雄かもしれない。
古くは楠木正成と、足利尊氏だって立場が逆転していたかも知れない。
あるいは、もっと、もっと遡れば「日本書紀」と「古事記」だって、違っていただろうと思います。
どちらがわの立場に立つかで解釈は全然ちがうのだから。
そして、歴史とはつねに戦いなのだから「勝者」の論理が正論になっていくわけです。
新撰組も明治新政府のもとで「テロ集団」になってしまったが、江戸幕府が続いていたら「英雄」であったでしょう。
歴史の解釈に「いいもの」「わるもの」はないと思います。
あるのは「支配するもの」「支配されるもの」の二つです。
その時々で、どちらの側がどちらの立場であったかを、把握して学ぶことこそが「歴史を勉強する意味」であると考えます。
奇しくも、今日ブッシュさんが記者会見の席上
「自分達の行いがどうであったかは、後世の歴史家が決めるだろう」と言っていました。
確かに、彼が英雄になるか、ならず者で終わるかは今後の経過に待つところです。
しかし、いま、時代に生きている私たちは、いずれの立場に立つか、立たねばならないかと考えた時、
私個人は自由と言う名の正義を持って力で支配しようとする側には、立てそうもありません。

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