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2004.05.15

だぁれが殺した?クック・ロビン

「だあれが殺した?クック・ロビン」

 「それはわたし」とスズメがいった。

 「わたしの弓と矢羽で。

わたしが殺した。クック・ロビンを」

マザーグースのこの詩は、
萩尾もとさんが、漫画「ポーの一族」で書いたことにより
有名になりました。(パタリロの方が有名だったりして?)
クック・ロビンというのはコマドリの雄のことです。
この詩に出てくる私、つまりスズメは犯人ですが、
あまり悪びれた風がないのがマザーグースらしいところです。

さて、さて昨日も大物の名前が続々と「年金未納」で上がりました。
そして、ついに
小泉さんまで!!
テレビを見ながら、思わず口ずさんだのが、マザーグース。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「だぁれが払ってないの?年金を」
「それは私」と国会議員が言った。
「うっかりで、忘れていて、
私は払っていないの。年金を。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
国会議員の先生方も
スズメのように悪びれてはいないでしょうが、、、
ここまでくると、
「誰が払っているの?」
と、いう質問の方がいいような気さえします。

また、築紫さんや小宮さんや田原さんや、、、
まぁ数え上げれば切りがないくらい有名人もいるそうです。
しかし、いくら有名でも彼らは国民です。
「やっぱり、分かりにくいんだな〜〜」
「複雑なんだな〜〜〜」
「役所も分かっていないことが分かるわけないなぁ〜〜〜」
と言っても許すことはできます。
今、改めて自分の年金を見直そうとしている人で
役所は混雑しているそうです。
一般の方々にも未納の人は沢山いらっしゃると思います。
「うっかり」「知らなかった」ということで。

ただ、国民と国会議員では
その罪は違います。
国会議員は「法」を作る側の人間なのです。
たとえそれがどんな悪法でも従わなきゃいけないのが国民です。
従わなきゃいけない国民には非情なまでに冷酷なのに、
いざ、自分に問題が及とこの「甘さ」は一体なんなのだろう?
しかも、その言い訳が
「制度が悪い」というものです。
しかし、今国会で通そうとしている内容は
悪い制度の見直しではなくて
「いかに国民から年金を巻き上げるか」なのです。
ここにこそ、
私たちは怒っているのです!!!

ところで、この間の騒動で先生方が「いいわけ」をします。
そんな言い訳にも「人柄」というもの、
あるいは「人間に対しての基本的な関わり方、考え方」が
現れていました。
(そのうち
先生方の「言い訳特集」でも作ろうかな??)
その中で私が一番「悲しかった」のはやはり「小泉さん」でした。
いわく
「私は年金が義務でないとき、
払っていなかったのです。
だから悪くはないのです。
大体、そんな40年前のこと覚えていますか?
まだ学生ですよ。
学生が年金を払えると思いますか?」
と、いった内容を彼はヌケヌケと言いました。

「その学生から年金を取ろうとしているのはダレ?」
「義務と知りつつ、払えない人が沢山いることを知っているの?」
と、思いながら
私は怒りを通り越して、なんだか悲しくなりました。
彼にとって、国民というのは
「税金を払い、徴兵に赴き、ひたすら耐えるもの」
なのでしょうか。

〜小泉さん。
お願いだから、もっと国民の声を聞いてください。〜
こんなことにならないように願いを込めて
小泉さんに下の詩を贈ります。

「だぁれが殺した?国民を
それは私と総理が言った
税金と軍隊で
私が殺した国民を」

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コメント

私はパタリロしか出てこないですね。あ、でも再放送ですよ
(^◇^;)
私が厚生年金から国民年金の切り替えの時、なぜか最初の赴任地の社会保険事務所から書類が届きました。
だいじょうぶか?たいてい切換時は皆引っ越すだろう。
あと、学生時猶予になった年金は、未納の場合は、どうなるんですかね。
奨学金返して、猶予の年金返したら、
生活できないですけどね(;。;)

投稿: ぷりりん改めichirokun24 | 2004.05.15 20:34

ぷりりん改めichirokun24 さん。
コメントありがとうございます。
ichirokun24さんはパタリロ再放送時代ですか、、、
私は、ひ・み・つ

さて、仰るように、厚生年金から国民年金の切り替えの時って連絡来ますよね、、、
女性は年金って夫によって変わるので、大変です。
私も東京にいたとき、確かに社会保険事務所から書類が届きました、、、
これって、厚生年金をかけていたときの「前の会社」の事務の人が偉かったのかな??
しかし、しかし、、、
国は取れるところからどこまでも取ろうとしているんでしょうね、、、
これから、どうなるんでしょうか??

また、ご意見お聞かせください。

投稿: せとともこ | 2004.05.16 20:44

クック・ロビンについて。。。
cock robinは日本語式に発音すればコック・ロビンのはず。これがクック・ロビンになったのは、ポーの一族で「cook robin=おすのコマドリ」という間違った注釈付きで使用されたため(文庫本などでもこの注釈が残されています)。本来、cookに雄鶏の意味はないし、cockはどう発音してもクックにはならない。その意味から言えば、「クック・ロビン=おすのコマドリ」としてしまうのも間違いでは?と思います。もちろん、クック・ロビンという言葉そのものは、ひとつの歴史を作ったいい言葉だと思うんですが。このページだけではなく、他のクック・ロビン関係の記事を見ていても気になったことなので書き込んでみました。

投稿: SY | 2004.05.31 00:58

SY さん。
こんにちは。
コメント、アドバイス、
有り難うございました。

萩尾望都さんが、「ポーの一族」で、
使われたことで、市民権を得た言葉なんですねぇ〜〜
なるほど、もともとの言葉から離れたにも拘わらず、
その言葉が「一人歩き」というか、
定着していくというのは、オモシロいですね、、
力のある「表現」なんでしょうね、、、
「言葉は生きている」
あるいは、「時代を映す鏡」でもあるのでしょうか、、、
とてもうんちく深いコメント有り難うございました。
ちょっぴり、反省。
これに懲りず、また勘違い、誤用していたら
教えてくださいね。
よろしくお願いいたします。

投稿: せとともこ | 2004.05.31 11:13

瀬戸様

不躾な書き込みにレスポンス有難うございます。書いた後で、しまったもうちょっと丁寧に書くんだった、と後悔した部分もあったんですが、丁寧な感想を頂いて救われた気分です。こちらこそ、また寄らせていただくことがあったらよろしくお願いします。

投稿: SY | 2004.05.31 21:37

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