この国は、そんなにお金がないのですか?
少子高齢化にむけて、百年の大計として、今国会で
「年金法案」を通過、採決すると、
政府与党の国会議員は言います。
まるで、どこかのマニュアル通りに販売する店員のように、、、
来るべき時代に国家財政は底をつくという。
だから、そうなる前に、みんなでお金を出し合って、
もらう人は、ほんのちょっとにして
みんなで「痛み分け」しようと、いうのが
今国会で提出された公明党主導の年金法案です。
でもね、でもね。
そんなに、この国はお金がないの?
年金の無駄使いは絶対にしていないの?
官僚は公私混同で、税金の私物化していないの?
消費税は本当に福祉に使われているの?
米軍支援費147億円ってどこから出てくるの?
米軍の「思いやり予算」って「国民への思いやり」より優先なの?
これらのことがスッキリ、サッパリしてから
「この国にお金がないから、皆さん、もうちょっと年金払ってください、、、」
と、言われたら、
「そうか、、、」とも、思うけれど、、、
今のやり方、あり方では、ちょっと納得できないのは
私一人でしょうか???
国会議員のせ・ん・せ・い
私にも分かるように教えてくださ〜〜〜い。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
今回の年金改革は公明党支持者にとっても負担の大きいものになるはずですよね。公明支持者はけして、高所得者ではないですから。今の年金は、共済年金の官僚と議員年金の国会議員が作成したものであり、バックボーンはどちらもお金持ちでしょうから、彼らにとってどうでもいいことのような気がします。
日本は不思議な国で、清貧を勧めていたのが、シロガネーゼなセレブを憧れさせたり、ポチはいけないはずが、米追従は当然になったり、マスメディアの骨のなさはだめですね。ま、今のタレアナ(タレントアナウンサー)をみれば当然ですけど。
この件とは、違いますが、時間があるときに、中川敬一郎著の比較経営史序説(東京大学出版会)、E.H.ノーマン著の日本における近代国家の成立(岩波文庫)は日本の社会構造をみる上で、おもしろいと思います。
ずれてしまいましたが、勘弁ください。
投稿: ぷりりん | 2004.05.08 19:24
公明党も運動方針決める幹部は金持ちでしょうから案外自民党と同じように金持ち優遇・弱者切り捨て方針と被るかもしれないでしょうね。
投稿: somewhere | 2004.05.09 07:45
ぷりりんさん、
somewhere さん。
書き込み有り難うございます。
コメントをいただいて、私もウ〜〜ン、なるほどと
思っているうちに、世の中の動きがドンドン先に行ってしまいました。
ついに、今日10日、管さんが民主党党首を辞任したそうですね、、、
この先、どうなるのかしらん。
まだまだ、目が離せません。
なおご紹介していただいた本も是非、読みたいと思います。
有り難うございました。
投稿: せとともこ | 2004.05.10 18:07
はじめまして。政治的に物事を決めるときに「私たちはお金がないのだから…」と、まるで自然環境のように変えることができない条件があるように主張することが多いですよね。ほんとは人間が決めたことがらなのに(だから条件は変えられるはずなのに)、変です。政治とはちょっと違いますが、世の中は「勝ち組」と「負け組」に分かれてしまう、というような認識も、まるで物理法則のように語られていて、なんじゃらほいって感じです。嫌な言葉が横行しているなあと思います。
投稿: ebony | 2004.05.22 09:55
ebony さん。
こんにちは。
コメント有り難うございます。
本当に仰るとおりだと私も思います。
私たちは「数字の魔術」「言葉の魔術」にとても弱い。
数字を出されると奇妙に安心して納得する。
「ワンフレーズ・ポリティカル」といわれる
例の総理に代表されるところの、
「象徴的」な言葉に容易に肯く。
次第に人は「考えること」をやめていくのか、、、
どうも不安な時代の到来を予想させます。
また、ご意見お聞かせくださいね、、、
では。
投稿: せとともこ | 2004.05.22 11:44