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2004.06.30

「時計じかけのオレンジ」が今、そこに

「時計じかけのオレンジ」という映画、ご覧になったことありますか?
監督は、あのスタンリー・キューブリックです。
この映画に関しては、「時計じかけのオレンジ」から人間性を考えるというサイトで詳しく書かれていますので、
是非、ご覧ください。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(これからは、映画のあらすじの話などを書くので、
「ネタバレ」になるかもしれません、、、)
イギリスの近未来。
主人公は、「暴力、性」であけくれる日々を送ります。
あの当時としては、その描写はビビッドで、薄ら寒いものがありました。
あげく、仲間の裏切りで「投獄」。
そして、「洗脳」されて、非暴力、無気力の若者が出来上がるのでした。
しかし、
しかし、
「洗脳」の呪縛は解かれ、主人公は「元に戻る」
という映画です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
私は最初、この映画を見たときは、(随分前です)
後味が悪くて、イヤ〜〜〜〜な映画でした。
「どうして、キューブリックは、こんな映画を作ったんだろう??」
と、訝しく思いました。
しかし、
2004年の今。
この映画を、思い出すと、
「まぁ、なんと、現代によく似ていることか。」と驚いています。
若者たちの、未来への不安や不満。
国家による、統制、規制。
その危なっかしいバランスが、
新しい危機を生み出している現代。
「昼か夜か」
「善か悪か」
「全体か個か」
「金持ちか貧乏人か」
「賢いか否か」
「、、、」
二つの対極にある価値観の中で、
揺れに揺れています。
この秤のメモリが、
いずれの側に傾いても、
それは、「破滅」の一歩のような気がします。
そして、
どちらに動いても、
「国家」という権力がさらに強くなり、
私たちを、さらに統制、規制、強制していくような気がします。
それに、立ち向かう手段が、
映画「時計じかけのオレンジ」の主人公のように
なるしかない、、、
そんな時代に突入しようとしているのでしょうか???

なんだか、
この頃のいろんな世の中の動きを見ていて、
考えてしまいました、、、

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コメント

 時計仕掛けのオレンジ、ずっと昔に見ました。
 子供の頃から、得体の知れないものに操られていくという根拠のない観念に支配されていたので、なるほどと思ってみた映画でした。
 思春期になった頃から、これまた当時は根拠がなかったのですが、テレビが怖くなりスポーツ以外は一切見なくなりました。
 影響されやすい性格だから怖かったのですかね。
 いまも漠然とした不安に脅えています。でも安心してください。元気ですよ。

投稿: mossarin | 2004.06.30 18:11

こんにちは。
コメントどうもありがとうございます。

確かに、あの映画、怖いのだけれど、説得力があって、
あの不可解さは忘れがたいものがありますよね。
ところで「さらしな日記」って知っていますか???
栗本薫の、、、
私ね。
あの本がすごく好きなのです。
今度、機会をみて書こうかなと思っているので、
また、お付き合いのほど、よろしくね。(*^_^*)
では、

投稿: せとともこ | 2004.07.01 14:52

せとさん、こんばんわ、

えっ、そのころの栗本薫はほとんどよんだつもりでしたのに、「さらしな日記」記憶にありません。えと、時代劇風のでしたっけ?短編集かなにかの?

を、あった!「さらしなにっき」ですね。ああ、ちょっと記憶がよみがえってきたかもしれません。

http://homepage1.nifty.com/Y-UCHIDA/s/s-sara.htm

ちなみに、「Run with the Wolf」とか、「レダ」とかむちゃむちゃ好きでした。

投稿: ひでき | 2004.07.02 20:33

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