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2004.06.04

和製 ボーリング フォウ コロンバイン

長崎・佐世保の事件。
ず〜〜〜っと考えてきました。
新聞、テレビ、ネットでのみなさんの書き込み。
まだ考え中。
この問題が社会に与える影響の大きさは、
そうそう簡単に言えるものではないと、
じゅうじゅう承知しながら、
私はなぜか
「和製ボーリング フォウ コロンバイン」と
いう言葉が出てくるのです。

ボーリング フォウ コロンバインは
ご存じ、マイケルムーア監督の、
昨年度アカデミー賞受賞の作品。
ご覧になった方は多いと思います。
それぞれの立場で、
いろんなご意見があるとも思いますが、
私は、あの映画は、
「不安を煽る社会」
が犯人である、、、
と受け取りました。

さて、今回の事件はさしずめ
「インターネット フォウ ナガサキ」
とでもなるのでしょうか?
この事件の当事者や、周囲の環境がなんであれ、
いずれ、結果として、
「未成年のインターネット」が悪い、、、
ぐらいのところに落ち着くとしたら。
あるいは、さらに、拡大して、
プライバシー保護法案、
マスコミ規制、
言論統制への
道を譲っていくとしたら、、、
と、思うと、別の意味で、
背筋がザワザワします。
もし、ここに和製マイケルムーアがいたら、
この事件の背後に潜むものを追って
権力の中枢にまで行くかもしれない、、、

そして私たちに、
次のようなメッセージを送ってくれるのではないだろうか?
「将来、生活がどうなるかわからない。
だから年金法を改正しよう。消費税を上げよう。
将来、テロが起こるかもしれない、
だから自衛隊を軍隊にしよう。」
将来、将来、将来。
何が起きるか分からない!!
不安だ!
心配だ!!
備えなければ!!!
と、いうように国民の心理を持っていく、
やり方、方法、マニュアルが、
国の奥深い金庫に眠っている。
と。

時あたかも、
国民年金法案国会通過と
抱き合わされた事で、
私たちの関心はすこしずれた。
(こうしたショッキングな事件がなければ、
別の事件が代替として取り上げられたでしょう、、、マスコミに。)

この事件事態は、とても悲しく重い。
何回考えても、悲しい。
怖い。
何回考えても、重くかつ怖い。
しかし、もっと怖いのは、
この事件さえ、
自分の都合に合せていこうとする
「力」が
あるかもしれない。
と、言うことの方が私には怖いのです。

いつの間にか、
いつのまにか
私たちは、
見えない敵に翻弄されて来ているような気がします。
不安を煽られているような気がするのです。
しかし、
しかし、
人間は、本来、そうした悪ではない。
愛すべき、
カワイイ、
ものであると、私は思うのです。
私は、そう信じているのです。
だから、この事件をきっかけに、
さらに不安を増長することなく、
冷静に、対応しなければと思います。
今後、どのように展開していくか、
さらに見守って行きたい。
傷ついた子どもたち、
大人たちの心のケアを中心に
やさしく行政が対応していくことを
願っています。

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コメント

ちょうど与党が年金改正法を審議を打ち切って強行採決したことを隠すためにメディア統制で、必要以上に事件を大きく取り上げているように感じる私は間違ってるのでしょうか。
今、和製華氏911を作ったら面白いものが出来そうです。

この事件自体、インターネットやらドラマの残虐シーンの影響とかささやかれててますます権力側からのメディア規制が高まる可能性があります。

ちなみに少年犯罪について面白い意見のあるHPを載せておきます
http://mazzan.at.infoseek.co.jp/lesson2.html

投稿: somewhere | 2004.06.05 06:08

somewhere さん。
こんにちは。
お元気ですか???
こちらはテレビの前でのサッカー観戦。
(モチロン、ビール、用意しているよ〜〜〜(*^_^*)

さて、ご紹介いただいたHP拝見しました。
新しい情報が満載で、興味深く読ませていただきました。有り難うございます。
本当に、この先どうなるんでしょうね、、、
和製華氏911ができたら、本当にオモシロくもあり、怖いかな??

somewhere さんのブログ、いつも見ていますよ、、、
トラマさんにもよろしくね、、、

もうすぐ、アテネ。
楽しみですね。
じゃ〜〜また。
スタジアムでお会いする日までお元気で。

投稿: せとともこ | 2004.06.05 13:15

こんちは。

somewhereさんのコメントについて、ちょっと一言。
>この事件自体、インターネットやらドラマの残虐シーンの影響とか
>ささやかれてて
>ますます権力側からのメディア規制が
>高まる可能性があります。

であれば、メディアが先制をとって、自らが自主規制すれば良い事ではないのでしょうか。

「表現の自由」だけを声高に叫んだ結果、ドラマも映画もニュースも、身の回りには「殺人」が溢れてしまった。それでも、まだ「表現の自由」を主張するのだろうか?

私は、「表現の自由」は「公共の利益を損なわない限り」という文言が有ってしかるべきだと、思うんだけどニャ〜?

ど〜んなもんでしょ。

投稿: へのへの419 | 2004.06.05 14:28

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