朝三暮四
お〜〜〜〜い、
このままでは、「猿山のサル」になっちゃうぞ〜〜〜
「猿山のサル?」
「そう、猿山のサル」
「どうして?」
「ほら、昔の中国の話で、
朝三暮四ってあるだろう?」
「チョウサンボシ?」
「そう、チョウサンボシ。
朝3つに、夕方4つ。」
「あ〜〜〜,あの朝三暮四ね。」
そうです。
ご存じ朝三暮四。
〜〜〜〜〜〜
狙(そ)公(=猿回し)が、
ある日、猿山の猿にトチの実を朝に三つ、暮れに四つ与えると言った。
すると猿が怒り出したので、
朝に四つ暮れに三つやると提案したところ、
猿が喜んだという話。
「列子(黄帝)」から。
〜〜〜〜〜〜〜〜
この故事から、
朝三暮四と言えば、
ごまかすこと。うまくまるめ込むこと。(与える方の立場から)
目のまえの利益にとらわれて、全体が見えなくなること。(もらう方の立場から)
という意味に使われます。
さてさて、
私たちは、案外この猿山のサル、よろしく
「上手に騙されていること」ってありませんか???
自分では、引っかかるつもりがなくても、
「しまった〜〜〜」
「やられた、、、」
なんて経験、どなたにも一つや二つはあるのでは???
しかし、
しかし、
この半年くらいで、日本政府が、
私たち、国民にやってきたことほど、ひどいことはない。
「イラク問題」
「年金問題」
「憲法、拡大解釈」
「予算の使い方」
「〜〜〜〜」
「、、、、、、」
とにかく、とにかく
私たちの声を聞いてくれない。
どんな問題でも賛否両論ってあるじゃないですか。
イラクのことだって、年金のことだって、
小泉さんと同じ考えの人もいるかもしれない。
しかし、そうでない人もいる。
その人たちの意見は、いつの間にか、
空中分解。
そうして、残ったのは、
小泉さんが思ったことを、
そのまま行ったという事だけ。
「やってくれましたね、小泉さん。」
って、感じ。
小泉さん、私たちに「トチの実」一つさえ、もうくれない。
戴けたのは、
「痛みだけ」
有り難いことです。
ところが、
今度の選挙にむけては、さすがに小泉さん。
トチの実の一つは与えなければならない。
そこで、考えました。
(以下は、フィクションです。念のため)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「このままでは、来る少子、高齢化に向けて、
年金財源がありません。
したがって、これからは、払う年金は高く、もらう金額は少なくなります。」
「え〜〜〜〜〜,ブウブウ」
「では、こうしましょう。
今まで通り、年金の払う額は保証します。
そのかわり、税金を上げます。」
「え〜〜〜〜同じじゃんか。ブウブウ」
「では、では
高速料金を値下げします。
どうです!
すごいでしょう!!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
私たちは、
猿山のサルじゃな〜〜〜〜い。
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コメント
おもしろいですね~。日本人は今まで「猿山の猿」でした。
しかし、しかし、三年間だまし続けられれば、バカな猿でも「気がつきますよっ!!」。
気がつかないのは猿よりバカな「小泉某氏」。選挙の結果で思い知るかな?
よその党を応援する「バカな党猿」が多くて、また「ダメ」かな?
「よ~く考えよ~、選挙はだいじだよ~」
投稿: シンコー | 2004.07.09 18:53
最近「お前は小泉にだまされているんだよ?」という意見を良く見るのですか、なんでですかね。
それほどだまされているとは思わないんですが・・・
投稿: mitsu | 2004.07.10 00:29
シンコーさん。
mitsu さん。
書き込み有り難うございます。
シンコーさん。
本当に「よ〜〜〜く考えよう、選挙は大事だよ」と、私も思います。
今までの低投票率が、この政治不信を招き、政治不信がまた次の無関心を生み出す。
という構図を変えないと、いつまでたっても、
弱い者がなく世の中は変わらないですよね。
これからも、お教えください。
よろしくお願いいたします。
mitsu さん。
そうですね。
小泉さん一人が、悪者ということはないと私も思います。たまたま彼が総理だから、その代表で、私もよく彼には登場していただいていますが、、、
しかし、
今の世の中のあり方、政治のやり方を見ると、決して
「やさしい」政治とはおもえません。
騙す、騙さないはともかく
国民に優しい政治は期待していいのではないでしょうか??
また、ご意見お聞かせください。
投稿: せとともこ | 2004.07.10 16:44
すみません。あたらしく導入したツールの操作ミスでちょっと・・トラックバック先が消えた形になってしまいました
・・おさわがせしました m(_ _)m
投稿: m_um_u | 2004.07.11 07:38