« お〜〜〜い、真相は薮の中じゃないぞ | トップページ | サンフレッチェ広島 ナビスコ杯 »

2004.07.17

夏休み自由研究

夏休み間近。
私の所にも、お母さんからメールが沢山届きます。
「子どもの自由研究サイトを調べていたら行き着いた、、、」
と、いう内容です。
そして、
ご自分の子どもたちの様子も書いてあって、
なかなか楽しいメールです。

本当に、この時期、
親たちは、
夏休みを前にして、嘆息。
「あ〜〜〜昼御飯を作らなきゃ。」
と、改めて学校給食の有り難さを実感。
(学校給食の内容については、いつか別に考察します。
つまり、自校式かセンター式か、などなど)
次に、
夏休みの宿題。
山ほど持ってくる宿題。
わけても、自由研究と作文。
なぜか、親が悩んでいます(?)
当の本人はあっけらかん、、、なのですが。
先日も、ここで書いたように、
この頃の子どもたちは、「丸写し」に抵抗を持っていません。
「自分で考えなさい」と言われても、
自分で考える習慣がないと、どの様に、
「自分で考えていいのか」さえわからないのです。

以前、子どもたちに、
実験算数を教えたときのことです。
〜〜〜〜〜〜〜〜
「みんな、机の前にある粘土で、まず自分の好きな物を、
作ってご覧。」
と、私。
子どもたちは、机の前に置かれた粘土をただ見ているだけ。
「どうしたの?」
と、再び私。
「、、、」
答えは返らない。
「どうしたの?なんでもいいから、、、作ってご覧。」
と、言う私に、一人の男の子が、
「本当にいいの?」
と、聞きます。
「勿論。」
私がそういうかいなや、
子どもたちは、セッセと作り出しました。
(ヨシヨシ)
私は、心の中でニンマリ。
しかし、、その笑みは、
すぐに凍りつきました。
子どもたちの作品を見て。
なっ・なぁ・んと
子どもたちは、
机一杯に、
うんち
を作っていたのです。
コネコネ二段型。三段重ね、マルマル型、、、
あっちのも、
こっちのも、
みんな
ウンチ。

あっxxxxxっっつ。

声も出ない私をよそに、
子どもたちの
生き生きしていること。
友達とワイワイ言いながら、
あるいは一人ニンマリと。

まぁ、私が好きな物を作って良い。
と、言ったのだから、子どもたちは間違ってはいないわなぁ。
そう、思ってしばらくは彼らに付き合いました。

30分くらい、好きに作らせた後、
「じゃ、今度は、立方体、
本当は正六面体っていうんだけれど、
サイコロの方が分かるよね。
作ってご覧。」
と、いうと、
みんなは、
自分の会心の作品(?)に別れを惜しみながら、
サイコロを作り出しました。
今度は、
課題を与えたので、
「きれいに」作ることに、苦心をするのです。
みてくれのいい、、、ものを作ろうと躍起になるのです。
「ここは、工作教室じゃないから、
そんなにきれいな物を作らなくてもいいのよ。
大事なことは、
サイコロって、6つの同じ面から、、、、」
私がどんなに大きな声で叫んでも、
だれも
聞いていない。
みんな、汗拭きふきやっています。

そうこうしているうちに、
時間は過ぎて、今回はここまで。
子どもたちは、
それぞれ、
出来、不出来はあるものの納得をして帰りました。
〜〜〜〜〜〜〜〜
今の子どもたちは、
「管理」されることが多いので、
「自分の好きなもの」という言葉に対して、
臆病なのです。
初めは、
おっかなびっくり。
しかし、
それが、許されることがわかると、
それこそ
「たが」がはずれたように、
自分の世界に入ります。
また、与えられた課題に関しては、
「これをやる意味」
なんてだれも質問をしません。
「どんな風に作るの?」
という質問は矢継ぎ早ですが、、、

これは、
私の小さな経験です。
この事実から全てを展開は出来ないし、
しようとも思いませんが、
こうした一面を持っている今の子どもたちということで、
ここに紹介をしました。

もうすぐ夏休み。
今年の夏は暑い。

|

« お〜〜〜い、真相は薮の中じゃないぞ | トップページ | サンフレッチェ広島 ナビスコ杯 »

コメント

おもしろいですね!
こどもはうんこ好きです。

さて、算数もとにかく自由に図を描いて考えるという習慣を早い時期にやらせるといいと思います。

私は糸山泰造さんのサイト
http://homepage.mac.com/donguriclub/frontpage.html
で目からウロコが落ちました。

投稿: aranxp | 2004.07.18 15:32

自由研究について探していたら、この記事に辿り着きました。
“この頃の子どもたちは、「丸写し」に抵抗を持っていません。”ということに私も危機感を抱いています。
何を手助けして、何を考えさせるか親がある程度舵取りしてもいいのかなあ?といっても親の個性で完成させてもダメでしょうし・・・難しいなあ

投稿: たかc | 2005.07.25 12:21

たかc さん。
コメント有り難うございます。
また、頂いたトラックバックも早速拝見を致しました。
お子さんとの、楽しい語らいが、すぐそこに聞こえてくるような、イキイキとしたブログですね。

>何を手助けして、何を考えさせるか親がある程度舵取りしてもいいのかなあ?といっても親の個性で完成させてもダメでしょうし

すごく分かります。
私も我が子とはケンカばかりしています。
親子ってどうしても、お互いに甘える、厳しくなる、揚げ句のあきらめとなることが多いようです。
もし、お時間がございましたら、
私のホームページもご覧ください。
http://homepage3.nifty.com/jikkenn-kyositu/index.htm)
算数、理科の実験の(ほんのちょっとかもしれませんが)お手伝いになれば幸いですが、、、
勝手にいっぱいトラックバックしましたが、よろしくお願いいたします。

いずれにしても、暑い夏ですね、、、
お体だけはお気をつけてください。
また、新しいことやお気づきのことなど、いつでもお知らせくださいね。
楽しみにしています。
では、また。

投稿: せとともこ | 2005.07.25 16:09

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/15797/989400

この記事へのトラックバック一覧です: 夏休み自由研究:

» 大人も子どもも夢中になれる「大人の科学」で童心に帰ろう! [もけもけアイランドblog]
「科学と学習」の大人向け復刻版実験セットで遊ぼう! [続きを読む]

受信: 2004.08.13 11:07

» 自由研究テーマ [夏生の夏休み自由研究]
「どうして星はあんなにたくさんあるのかな?」 (夏生が自分で決めたテーマ) <父独り言> いやあ難しいテーマですなあ。 俺も理由なんて分からないなあ。 ・・・ 図鑑の丸写しだけはヤメろよ。 って言ったけど、それ以外のアイデアが出てくるかな? 自宅から見える星の数、街中で見える星の数、海から、山から・・・ いろいろなところで星を観察するように勧めてみよう。 昔、上高地で星が降ってくるような感覚に襲われたことがある。 それほど、場所によって見える数が違うもんだ。 そんなことを感じるために、ち... [続きを読む]

受信: 2005.07.25 12:15

« お〜〜〜い、真相は薮の中じゃないぞ | トップページ | サンフレッチェ広島 ナビスコ杯 »