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2004.07.26

スポーツが伝えるものは

昨日25日、
アテネオリンピック・サッカー男子日本代表は、
大阪・長居陸上競技場で、オーストラリア五輪代表と
壮行試合を行いました。
結果は0−1で日本代表は惜しくも負けました。

私も、長居まで観戦に行きました。
朝から、
浩司と駒野のゲーフラを作って、
早めに行こうと、思ったのですが、
折足悪く、
出掛けに「夏の嵐」。
まるで台風なみの突風に、さすがに、ひるんでしまいました。
家を出たのは、夕方。
大阪は天神祭りのため、
浴衣すがたの かわいい女の子がいっぱい電車に乗っていて、
なかなか風情がありました。
そして、
長居駅について、
改札を出た途端。
人人、そして人。
みんな代表の青いユニフォーム姿。
えっ、、、、
これが長居???
先週と同じ長居かぁ、、、

もう、串カツは諦めて、
お弁当を買ってスタジアムへ直行。
途中、横断歩道で待っていると、
若いカップルが声をかけてきました。
「ワールドカップの時はすごかったよ、、、」と。
そして、自分たちの家は、すぐそこだから、
いつもセレッソの応援に行っていると、
大久保の名前のついたシャツを見せてくれました。
先週も思ったけれど、
大阪の人って、
人なつこくて、親切で、明るくて、楽しい!!!

さて、会場に入って、一番天井に近い席をやっと見つけました。
周りは、もう
青、青、あお、、、、、、
熱気にムンムン包まれています。
まさに、
ニッポン・チャチャチャ
です。

実は、私は代表のこうした試合を見るのは初めてです。
ワールドカップは、
日本戦はチケットが手に入らなかったので、ウルグアイ ー デンマークの対戦を見ました。
あの時は韓国まで行きました。
そこでも韓国の方と親しく話をすることが出来ました。
また、アトランタオリンピックも、
たまたま、その時アメリカにいたので、サッカーの準決勝を見る機会にめぐれました。
しかし、
あの時は、海外ということもあって、
ここまで、盛り上がってはいなく
静かな観戦でした。

昨日は、
もう、会場中がニッポン・チャチャチャ、
オーレオ、レオレオレ、、、
でした。
そのすごい熱気に、
こっちも思わず、
調子を合わせます。
持っていったゲーフラも、
周りの人たちには「うけました」。
なにしろ、周りは大久保ばかりだから、
とてもメズラシイ。
のです。

こうした渦に巻き込まれ、
頭の中、体の中にまで、
ニッポン・チャチャチャ〜〜〜
と、入っていきます。
それは、一種の連帯感です。
同じチームを応援することから生まれる親近感
です。

さて、
家に帰り、
ネットでいろいろ見ていて、
FAIRNESSさん
経由で、
中国や韓国のサッカー会場での反日感情の高まりを知りました。
「とても悲しい。
とても淋しい。」
と、いうのが感想です。
これに関した、あれこれを読みながら
ドラガン・ストイコビッチを思い出しました。
そう、あのピクシーです。
ピクシーは、セルビア生まれのサッカー選手です。
彼の祖国は、
民族の問題を抱え、いまだ解決しない中で、
「サッカーをすることの意義、平和、
人々に生ということを伝えていく」こと
を求めて、
サッカー選手として、戦い続けました。
今は現役を引退しましたが、
尚、戦い、訴えています。
詳しくは悪者見参という本に書かれています。
いつでも、政治は、
あらゆるものを利用していきます。
しかし、
民衆の知恵は、そんな政治に巻き込まれないくらい
豊かで、逞しく、またしたたかでもあります。
もし、今回のような事柄が、
中国や韓国であったとしても、
そのことで、即「かのくには、、、」と判断することなく、
物事の本質を、
等身大、実物大にみていく必要を感じます。

民族、宗教の問題などデリケートな問題。
政治、経済の問題など現実的なこと。
それらを、すべて抱え、包み込みながら、
さらに、超えていくものが、
スポーツや音楽、芸術だと思います。
それは、
人間としての、もっとも原始的なエネルギーに起因している部分でもあるからです。
すべての
しがらみを超えて
「人間である」というただ一つの原点に立ち戻って、
スポーツや音楽、芸術を楽しんで欲しいと、
心から
こころから
願ってやみません。

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