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2004.07.29

「日常」というドラマ

今、私の注目のドラマはウオーター・ボーイズ2です。
内容、あらすじは、
「思ったとおり」に、毎回進みます。
まぁ、この手のドラマは、たいていそうです。
ドジで熱血漢の主人公と仲良しの友人。
イヤミなライバル。
かわいいヒロイン、、、、
と、お決まりなのです。
見る前から結果は予想できて、
「裏切られることなく」物語は進みます。
そして、見終えた後は、
「やっぱり、思った通りだね。アハハ。」と、なるわけです。

そこで、私は思ったのですが、
あらすじが、ある程度見えて、ハプニングが少々バリエーションあるドラマは、
見ていて、
「安心」
なのです。
思ったとおりに進む、
わけだから、見なくてもそれまでなのですが、
時々に切り取られる人間模様が、
等身大であって、感情移入ができて、
共感を覚え、
自分の「日常」と重なるのです。
そこに、見ているものは、
「安心、快感」を覚えるのでは???と
私は思います。

映画でもそうです。
「寅さん」
のいつものパターンが、好きなのです。
寅さんのようなフーテンな生き方に憧れ、
いろんなしがらみから解かれ、
自由に生きていく様に、憧れつつも、
「いつものパターン」に安心をしているのです。
笑ったり、ホロリときたり、そして、いつものように失恋する
その中から、
哀愁と優しさと安心を嗅ぎ取るわけです。

私たちは、実は自分が思っている以上に
「日常」が好きなのではないでしょうか???
「あ〜〜〜こんな生活いやぁ、、、、」
「どこか、遠くへ行ってみたいな、、、」
「ハラハラ、ドキドキ、ワクワクしていみたい」
とかとか、
いろいろ「非日常」への憧れは、あるのです。
だから、
時々は、外食をしたり、映画館へ行ったり、
コンサートに出かけたり、
あちこちを旅したり。
また、
四季折々の行事の中に
「ハレとケ」をおくことで、
メリハリをつけた昔の人の知恵とも重なります。
生活の中に「非日常」を取り入れて、
心のバランスを上手にやりくりしているのです。
しかし、その土台の考え方は、
「昨日、かくてありけり、今日もまたかくてありなむ」
その日常に対しても、改めて考えることもないくらい
「安心」なのでは、、、と思います。
そして「懐かしむ」のが好きです。

その日常を支えているのは、いうまでもなく、
近代国家としての国です。
政治です。
「日常」というドラマを、
演じるのは、私たち国民です。
そして、脚本を書いて、
メガホンを振るのは、
国会議員や、行政です。
私たちが安心して、
「日常というドラマ」を演じることが出来ることを
願ってやみません。
政治が、
揺らぐことなく、私たちの「日常」を
しっかりと支えていってくれること、、、を。

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コメント

こんにちは。
 最近は精神病のほうが芳しくなく仕事もしてはいけないと言われてて、新聞さえ読んでいない。時々見出しだけを見ると、相変わらずだって妙に醒めた目で、現代の状況を見ています。
 日常ですか・・・私にはあまり縁がないなぁ。ただ、食べること、住む所には困らないという日常には感謝している。しかし同時にそれらは、生きるという観念を希薄にさせる。私は近代社会と精神病は密接な関係があると思っています。そういう視点で今の世を眺めています。
 便利で楽ちんなはずの現代社会。しかし精神的にはかなりの疲労です。犯罪の増加、自殺者の増加、精神疾患の増加、戦争、テロリズム、いろいろあるけれども、終始、対症療法というか、その場しのぎばかりで、私から見ればある種滑稽でさえある。簡単に言ってしまえば経済効率最優先という名の”際限のない欲望”が原因。欲望は新たな欲望を生み終わることがない。人間に生物学的に備わった本能だから。
 でも精神病者である私の最大の喜びは愛する人の腕の中で眠ること。気が狂いそうな私を優しく癒してくれる。安らぎを与えてくれる。これって、平凡な日常ですよね。無茶苦茶な人生を送ってくると、こういうのが至福の時になるんです。
 でも精神科医に言われているんです。あなたが日常生活を送れるようになるのには非常に大変だと。悲しいですね。でもまだ腕の中で眠らせてくれる女の子がいるので幸せなのかな・・・

投稿: mossarin | 2004.07.29 16:23

mossarin さん。
こんにちは。
あなたのブログ。
読んでいますよ。
mossarin さんの、
針のように鋭くて、
氷のように冷たくて、
太陽のように強烈で、
砂漠のように飢えているブログは、
すごい、と私は思います。
本当に、
素敵な人だなぁ、と思いますよ。
どうして、あんなにハラハラドキドキなんだろうね???
デリケートで、壊れそうで、正直なmossarin さんの魂がそうさせるんだね、、、
あなたに「日常」が似合わないことは、私はとっくに承知です。
これからも、
私は(たぶん、聞きかじりさんも)見ているからね、、、
ブログに、いろいろ書いて下さい。
では、、、

投稿: せとともこ | 2004.08.02 16:10

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