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2004.07.30

ゆりかごから墓場まで

細田官房長官は29日の記者会見で消費税の引き上げについて
「例えば、三年後施行というような小泉純一郎首相の約束に反しない形であり得る」と述べました。
今日30日、
社会保障の在り方に関する懇談会
の初会合に関しての検討課題に関しての発言です。
07年には二桁にまで上がりそうな気配。
「社会保障」という名の下に、
また泣く人が、増えそうです(;_;)
社会保障のためという事で登場してきた消費税や、
その税率の引き上げは、
一方で「法人税減税」とのセットでした。
つまり、
大企業が負担する「福祉」の部分の穴埋めに、
国民からの「消費税」という形で財源を賄ってきたわけです。
そして、いよいよ
その税率を二桁にまで上げようというシナリオが浮上して、
さらに検討される事になりました。

私の友人は、小さな中華料理店を夫婦でやっていました。
行くたびに餃子が小さくなるのです。
「こんなに小さい餃子だったら客が来なくなるよ。
もっと、目玉商品は張り込まなくちゃ、、、」
と、私は友人に言いました。
「うん、でもね、、、このごろ本当に苦しいのよ。
これで消費税が5%になったら、うちはもうダメだわ」
と、友人。
当時、消費税は3%でした。
その後、私は引っ越したのですが、
何年か来ていた年賀状が、ある時からバッタリ来なくなりました。
それから、さらに何年かして、
元いた町を訪れた私は、
友人のお店が、もうそこにはないことを確認。
そう、確認したのです。
「あっ〜〜〜やっぱり。
いま頃どうしているだろう?」
消費税率アップの話題がでると、
彼女の顔を思い出します。
どこかで元気にやっていてほしい。

今年4月から、
商品の店頭価格は「消費税込み」になりました。
これが、
「消費税率アップの布石」であったことは明らかです。
消費税というものを、私たち消費者から
隠したのです。
今まで、100円だったものが、105円になりました。
「あっ、消費税分ね。わかりやすくていいわ。」
「そう、いちいち計算しなくて楽になったわ。」
と、思っていたとします。
目から消えた消費税は、頭からも消え、
いつの間にか、私たちの家計簿からも消えていきます。
ある日、同じその品物が110円になりました。
「あら、値上げしたのね、、、」
と、思います。
〜いえいえ、値上げしたのは品物ではありません。
消費税率が上がったのです。〜
こんなカラクリが、そのうちまかり通るのでしょうか?
ときどき、疑問に思って質問する人がいたりする。
「あら、これって、消費税値上げなの?」
「はい。これも高齢者の福祉のためです。奥様」
と、答えるように、マニュアルはできている、なんて事になるのでしょうか?

本当に、ほんとうに
「福祉」のために使われるのなら、
それは、それで、私たちも応分の負担はしなければとは思うのですが、
今、この国で実際に行われている政治を見ると、
とても、信用は出来ません。
年金の時もそうでした。
(結局、払うお金は高くなり、もらうものは少ない。国会議員年金は手つかず)
税金の無駄使いも然り。
(グリーンピアや、高速道路やら、やら)
ここにきて、橋本元首相の問題、、、
(氷山の一角でしょう)
その
同じ政府は、
教育に関する予算は削減。
介護保険など(それこそ本当に福祉に関わる)は値上げ。
とかとか、
枚挙にいとまがありません。
これから三年間は「国政選挙」がありません。
「さぁ、いまのうちにやりまっせ。」
「いけいけドンドン」
「取れるところからは、とりまっせ。
ゆりかごから墓場まで、、、」
あっちからも、こっちからも
眠っていた魑魅魍魎が跋扈してくるのでしょうか???

では、なにも私たちは出来ないのか???
と、言うと、そうではありません。
「国民の声」はどんな時でも、
上げていかなければならないと思います。
上げるのは、国民の声であって、消費税ではない!!!
諦めず、腐らず、不断に、
声を届けていかなければ。
「消費税率アップ、反対!!!」と。

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