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2004.08.30

国民栄養賞

アテネオリンピックが無事に閉幕。
はじめに予想されていたテロなどもなく、
全ての競技をつつがなく終えることが出来て、
(ちょっとしたハプニングはあったものの)本当に良かったと思います。
多分、相当のエネルギーを費やして、大会の運営が行われたと思うと、
舞台裏の方たちに、心より感謝いたします。

さて、
このオリンピックは、日本選手の活躍が目立ち、
私も楽しく観戦をしました。
そういう意味でも過ぎていくオリンピックに、ある種の寂しさを感じることは禁じえませんが、、、
最後まで、ハラハラした室伏選手も金メダルに繰り上がり、
実に東京オリンピックに並んだ過去最多の記録とかで、これまた話題が多いオリンピックでした。
また、日本にかかわらない競技でも、決勝戦を見ていると、それはそれで、スポーツの美しさを感じ、楽しいものでした。
勝敗ゆえ、いずれかが勝ち、もう一方が負けるという厳然たる事実があって、
なかなかシビアなものもありました。
日本人気質というのでしょうか、私は負けたチームの方に、あるいは負けた選手に感情移入したりして、
何かと忙しい大会期間中でした。
日本人選手団、またスタッフ、関係者の方々、
本当に有り難うございました。

さてさて、これから話の本題。
小泉首相が、金メダル選手に「国民栄養賞」を与えるとか、与えないとか、、、
ウワサが流れています。
26日は、細田官房長官は、記者会見で、問われもしないのに、これに関しては否定をしました。
事の真偽は、遅くないうちに分かると思うのですが、
私は、このようなウワサ(あるいは、本当かもしれないが、、、)が出る小泉総理と言う人の人間性に問題を感じます。
確かに、
総理は、新もの好きで、勝ち組がお好みで、美しいものが贔屓です。
「感動した。」
「スバラシイ。」
「すごい」
と、目を細めて、勝利の美酒に酔う一流の人と握手をすることがお好きです。
今回も、谷亮子選手には喜びの電話をしているところが、テレビでも放送。
柔ちゃんの輝くような笑顔と、大会初期のメダルゆえ、私たちもついつい微笑んで、テレビを見ていました。
しかし、同じ頃、沖縄の普天間基地近辺、沖縄国際大学構内で米軍ヘリが墜落。
総理は夏休み中ということで、
直後、沖縄県知事や関係者の方々との面会を断りました。
総理のこの感覚は、やはり変です。
変を通り越して、怒りさえ覚えます。
総理、
貴方が一番目にしなければならない事は、国民の安全を守ることです。
総理、
貴方が一番目に心を置かなければならないことは、国民の安全です。耳を傾けなければならないのは、困っている国民の声です。
私たち、国民は、自分たちの安全、生命を守ってくれるという安心を、国家に託し、
そのかわり、応分に税金を払っているのです。
何も、貴方に歌舞伎を見てもらいたいために、
オペラを見て感動してもらいたいために、
大相撲で、優勝力士と握手するために、
税金を払っているのではありません。
国民の安全が脅かされたとき、
何をおいても被災地を訪問して、再びこのようなことが起きないように努力することが、総理の仕事ではないでしょうか????
仮想の戦争で、国民の不安を煽り、
憲法を変え、教育基本法を書き直し、
自衛隊を軍隊にしていくより先に、
本当に起きている災害の方にしっかりと目を向けて欲しいものです。
総理、
金メダルをもらった人や、優勝した人たちは、なにも貴方の励ましがなくても、
大丈夫なのです。
(メダルを取った人にのみ激励するのではなく、長くスポーツができる環境こそ保障してもらいたいものです。)
総理、
貴方が、優しい言葉を、目をかけなければならない人は、困っている人、弱い人、悩んでいる人なのです。
貴方は、声をかける相手を間違えている。
どうか、
現実に困っている人たちの声を、もっと聞いてください。

国民栄養書は、なにも金メダリストのものではない。
と、私は思うのですが、、、

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