« 枕がこわい | トップページ | スローカーブを、もう一球 »

2004.09.11

あれから僕たちは 何かを信じて来れたかな

夜空のムコウニ
(スマップ)

〜〜〜〜〜〜
あれから僕たちは 何かを信じて来れたかな
  夜空の向こうには 明日がもう待っている
  (Wow----  Wow----)

(略)
  あれから僕たちは 何かを信じて来れたかなぁ
  マドをそっと開けてみる 冬の風の匂いがした
  悲しみっていつかは 消えてしまうものなのかなぁ
  タメ息は少しだけ 白く残ってすぐ消えた
(略)
  あの頃の未来に 僕らは立っているのかなぁ
  すべてが思うほど うまくはいかないみたいだ
  このまま どこまでも 日々は続いていくのかなぁ
  雲のない星空が マドの向こうに続いている

  あれから僕たちは 何かを信じて来れたかな
  夜空の向こうには もう明日(アス)が待っている
  (Wow---- Ah Baby-- Wow----)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

もう、あれから3年が経ちます。
そう、あの日。
9月11日。
ニューヨークの世界貿易センタービルに飛行機が突っ込んだ同時多発テロ。
世界を震撼させた出来事でした。
人々は、テレビの前に釘つけになり、
より新しい情報を求め、
どこでも、人が集まれば、その話になります。
そうして、今まで気にも止めていなかったテロという言葉が、
いつも聞かれ、口に出、
また「アフガニスタン」という国に大きな関心が寄せられました。

私はニューヨークには、良い思い出がいっぱいあります。
夫が会議で居ないとき、
私は子どもを連れて、メトロポリタン美術館に行こうと思いました。
そこでニューヨークの地下鉄に乗りました。
さすがにニューヨークの地下鉄は迫力がありました。
暗くて、キタナくて、すえた臭いが立ちこめ、なんとなく荒れて居る雰囲気。
そして、私は、その地下鉄で迷ってしまいました。
下る駅を間違えたのです。
地図を見ながら困っている私に、
一人の女性、そう、いかにも仕事がバリバリできるようなキャリアウーマン。
「May I help you?」
と、聞いてきました。
一瞬、私はたじろいで、ちょっと不安。
こっ、こんなところで、、、
わっ、、、このまま、どこかに連れて行かれたらどうしよう!!!
しかし、どうしようもないので、
メトロポリタンに行きたいと言ったら、
「こんな所にいても、行けない。バスに乗らなければ。」
と、教えてくれます。
バスの乗り場が分からないと言うと、
「連れていってくれる」と言うのです。
わxxxxxxxxxxっっ、どうしよう。
しかし、見ればとても知的な美人。
まぁ、ここにいても仕方がないので、連れていってもらうか、、、
と、思って、彼女に連れていってもらいました。
彼女は、バス停まで(かなり遠かった)
私たち親子を連れていってくれて、
乗るべきバスが来るまで待っていてくれました。
そして、バスが来たら、運転手に「メトロポリタンに行きたいから、下りるとき教えてやってくれ」
と、言うと
「グッ、ラック  バ〜〜〜イ。」
と私たちに手を振って元の道を戻っていきました。
さて、バスに乗った私は、ニューヨークのバスの乗り方がわかりません(^^;
立ち往生している私に乗客の一人のかたが、私たちのお金を出してくれました。
そして、美術館前にバスが来た時は、
運転手ならず、バスの乗客全員が、私たちに
「ここで下りるんだよ。」と大声で教えてくれました。
そして、私たち親子は無事メトロポリタンに行くことが出来たのです。
本当に親切にしていただいた思い出です。
あの方たちは、
今、どうしていらっしゃるだろうか???

9/11事件以来、
人の価値観が変わってきたような気がします。
貿易センターとともに、
人間としての一番、根源にある信頼が大きく崩れ去ったような気がします。
テロが世界中至る所で行われ、
いつ、どこで巻きこまれるかわからない。
「知らない人」「知らない物」に対する警戒心が、
いつの間にか潜在意識にすりこまれていく。
警戒心だけが働くなるようになってきたら、、、
こんな価値観が続いたら、
「もの」は繁栄し、科学は発達したとしても、
かなり淋しい未来社会が出来上がりそうです。
大統領は「安全」になったという。
安全とはなんなのだろうか???
たえずSPに守られ、
いつも猜疑心で人を見なければならない安全とは???
それどころか、
多くの犠牲を強いて、その上に立っている「安全」と繁栄とは、なんなのだろうか?

スマップは言う。
〜 あの頃の未来に 僕らは立っているのかなぁ〜
9/11以前には、
確かに在った、人としての最低限の倫理、道徳。
見知らない私たちに、親切にしてくださった人たち。
あたり前のように笑顔で「グッラック」って言ってくださった人たち。
あの笑顔は今もあるだろうか???
あの頃は、確かに
私たちの未来は、「安心と信頼」は存在していた。

あれから
私たちは何を信じてきたのだろうか?
何を信じていけばいいのだろうか??
少なくとも、
アメリカのやり方、ロシアのやり方、
そして日本の取ってきた道ではないような気がします。
いつまで、こんなことが続き、
そして、どうなっていくんだろう???
世界中の国と人々は、、、
夜明けはいつか???
いまだ見えない。
夜空のムコウニ、
何が待っているのだろうか?

|

« 枕がこわい | トップページ | スローカーブを、もう一球 »

コメント

こんばんは。

 TBさせてもらいました。タイトルからは意味不明ですが、9・11関連の記事ですよ。

 私はサイケデリック・トランスというジャンルの音楽を聴くのですが、あるDVDの中で、イスラエル人アーティストが語っているんですけど、

 「俺は政府をあてにして生きたくはないんだ」

 世の中もそれほど当てにしちゃいない、自分がどうあるべきかが重要なんだと・・・そんなような事を言っていました。
 イスラエルという混迷深める国がそう言わせると思うのですが、サイケデリック・トランスという音楽に携わる人たちというのは、60年代以降のヒッピームーブメントをもっと進化させたようなところがあり、かなり高度な精神性を持つ文化であると私は思っています。
 ヨーロッパ、とくにイギリス、オランダ、ドイツ、フランス、あたりの若者の意識はサイケデリック・トランスでかなり変わった。特に地球や環境や平和や愛についての意識が・・・

このコメントを記事にも使いますね。
何か重要な気がしたので・・・

投稿: mossarin | 2004.09.12 01:47

トラックバックありがとうございます。
「安全」は「信頼」に立脚しています。こうしたらこういう反応が返るだろうな、という。相手が何をするか分からないとすると、常にその対処のことを考えながら、びくびくしながら行動しなければなりません。我々はこれまで築き上げてきた信頼を壊そうとしているようです。何のために?

投稿: にぶろぐ(ueda) | 2004.09.12 04:26

mossarin さん。
にぶろぐ(ueda) さん。
書き込み有り難うございます。

mossarin さん。
その後お変わりありませんか???
妹さんが心配です。
どうぞ、大切にしてあげてくださいね。
甥ごさんも、元気になったかしら???
さて、トラックバック有り難うございます。
それから、教えていただいた音楽については、
あまり知らなかったので、また機会をとらえて、探してみますね。ありがとう。
この世の中。
どんな風になっていくのか???
みんな、それぞれの立場で不安なのでしょうね。
本当にウカウカしていられません、、、
でも、こうしてブログをとおして友人たちの輪が広がることは嬉しいことですね。
では、、、またね。
お元気で。

にぶろぐ(ueda) さん。
仰ること、とてもよくわかります。
本当に、なんのために、「信頼や安心」を崩しているのでしょうか?
また、そこから得るものが、それほどの価値があるのでしょうか???

多くの犠牲を強いて、なお余りあるくらいのものが、、、
いずれにしろ、その価値は、私たち庶民とは無縁の者のようですね。
今後の動き、目が離せません。
いろんな事に、、、またため息が出るのかな???
これからも、お互いに書いていきましょうね。
では、お元気で!!

投稿: せとともこ | 2004.09.12 12:37

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/15797/1409359

この記事へのトラックバック一覧です: あれから僕たちは 何かを信じて来れたかな:

» 三年前の今日 [dragon-tail]
2001年9月11日、あのテロによる大惨事が起きたとき、わしはチャットをしていた [続きを読む]

受信: 2004.09.11 23:40

» 疑問と寛容 [境界例と躁鬱病の主観からの覚書]
疑うことが寛容な精神に結びつくのではないかと、 私はソクラテスに教わった気がする [続きを読む]

受信: 2004.09.12 01:30

» 9.11 [にぶろぐ]
9月11日ですね。 私はそのとき、正直なところ、アメリカにも「反省」という概念が出てくるかと思っていました。たしかに甘い考え方かもしれません。しかし、犯行... [続きを読む]

受信: 2004.09.12 03:49

» 神が命じた場所に立った兄弟-9・11から3年 [BigBan]
この世には、「選ばれた人」「選ばれた時間」というようなものがあるようだ。 どん [続きを読む]

受信: 2004.09.14 02:08

« 枕がこわい | トップページ | スローカーブを、もう一球 »