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2004.09.24

ゆとり教育 その2

その1より

実際に学校現場で取り入れた教育の果てが、
「分数のできない大学生」であったり「天動説」の子どもであったりしたら、
それはそれで、文科省も悩む。
仕方がないので、場当たりてきに新しい方針を、通達する。
こんなやり取り、流れを見たいたら、
教育関係者や保護者は、ますます不安になります。
私は、「新学力感」
が提唱されたときの勉強会に行きました。
その時は、現場の先生方と主催者しか集まりませんでした。
しかし、「ゆとり教育導入」の時は、
広島大学で公開講座を開催されたときは(2001年)は、会場が一杯になりました。
確かに、これまでにない
「完全5日制」への不安や、興味があったからですが、
背景には、宣伝マスコミの煽りの力を思わずにはいられません。

ゆとり教育実施後は、子どもたちも変わったのですが、
現場の教師にとっても、同じような変化がありました。
「以前は、教師が集まれば子どもにどう、わからせるか、、、ということで、
話が弾んだのに、
ここ2〜3年はリストラされたらどうしよう、、、なんて自分の将来が話題になる、、、」と言ってました。
先生方にも過労死や自殺、ノイローゼの数が圧倒的に多くなっているそうです。
教科書は薄くなったにも関わらず、
(薄くなったということは、丁寧に教えられないということに直結するからです。)
先生の仕事は、増えました。
総合教育の準備やら、
また、
子どもの成績の付け方が煩雑になって、
「関心、やる気、態度」をチェックしなければいけなくなったりと、、、
先生自身が、悩み、疲れています。
気持ちでは、
「子どもたち」のことは十分考えていても、
時間がない。
保護者はどうしても、
「我が子に成績をつける先生」に厳しい評価を下しがちですが、
教育の現場こそ「おきざり」にされ、
なおかつ「つけ」だけが回って来ています。
先生方の声が届かない
「教育改革」。
ゆとりのない「ゆとり教育」が、
今なお続いています。

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