あなたは、「夢」をよく見る方ですか?
私は、よく見る方だと思っています。
医学的には、アルファ波とかベーター波とか、
いろいろ睡眠中の脳波なんかが、研究されていて、
実はみんな、何らかの「夢」を見ているそうです。
ただ、覚えているか、そうでないかだけの違いとか、、、
そういう意味では、私は、起きる寸前に見た夢を覚えているのでしょう。
そして大抵は、その夢は
「こわい」。
と、いうか怖い夢が、印象的で、覚えていると言った方がいいのでしょうか。
では、どんな風に怖いのか?
と、聞かれたら、
「日常の怖さ」なのです。
学生時代、私は下宿をしていました。
まだ、携帯電話なんてなくて、
「呼び出し電話」なのです。
「お電話ですよ〜〜〜〜」
と、大家さんが呼んでくれます。
「は〜〜〜い。」
と、私は急いで、階下の電話に走るのですが、
いつまでたっても、
どんなに走っても、
電話につかない、、、
そして、電話の音だけが聞こえてくる、、、
リリリーーン。リリリーーーンと。
そこで私は目が覚めました。
あの時は怖かった、、、
また、子どもがう〜〜〜んと小さい時。
夜中、トイレに起きました。
隣で我が子が寝ているのです。
そして、トイレに歩き出して、
我が子の部屋を覗いたら、ベッドで、子どもが寝ている。
「じゃ、あの子はだれ?」
と、いうところで目が覚めました。
あと、もう一つお付き合い下さい。
夜中、目が覚めると、隣の部屋から明かりが漏れている。
「あれ?夜寝るとき、消さなかったっけ????」
と、思って立ち上がって隣の部屋に行くと、
確かに電気が点いている。
その部屋は、いつもの自分ちなんだかけれど、どこか、寒々としている。
ふと、見ると階下からも、
光が漏れている。
階段を降りていくと、やはりいつもの自分ちなのです。
と、いうところで目が覚めるのです。
なんでもない夢だけれど、夜中の2時に目覚めたときは、やはり怖かった。
そんなわけで、
さりげなく怖い夢というのを見ると、朝、起きても忘れらず、
ザワザワと、怖さがさらに増します。
多分、楽しい夢も見ているのでしょうが、こちらはあまり印象に残りません。
こんな「怖い」夢を見る私は、「夢判断」では異常か?
と、調べると、これが案外そうでもないのです。
「普通」のことなのだそうです。
人は、もともとが、狂気と正気の境をさまよっている者なのか???
異常と正常とは、案外、すぐそこに引っ付いているものなのでしょう。
このバランスのうえに人は立っている。
「綱渡り」は、なかなか、魅惑的です。
文学とは、こうした潜在的な、狂気をえぐり出しながら、
人間の本質を描いているのでしょうか???
深層心理って、きっと面白い物なんでしょうね。
さて、
私は、そうした夢を見た後で、必ず、「異次元ワールド」を、思うのです。
自分では、夢を見ているつもりで、実は、「異次元ワールド」に足を踏み入れ、
とんでもない冒険をしている、と言う自分を想像して、楽しんでいます。
(と、いうわけで、実はコワイ夢が好きなのかもしれませんね???)
この世界と、見かけは、なんら変わらないが、
「空間」が歪んでいたり、
時間がねじれていたり、
あるいは、
音と光りが、違っていたりと、、、
そんな世界に、実は、足を踏み入れているのでは、、、と、思っています。
「ナルニア国物語り」と、いう本があって、
子どもが幼いとき、いつも読みきかせをしていました。
「押し入れ」の中の向こうに、別の世界がある、、、
と、いうワクワクする設定に、ドンドン、吸い込まれて、自分も一緒に冒険をした気分になっていました。
「ネバーエンディングストーリー」も、大好きでした。
人は、やはり、異次元ワールドに、恐れと戦きと、憧れを感じているのかもしれません。
秋の夜長、
チョット、「異次元ワールド」を覗いてみませんか?????
なお、この文は、ブログの友人の、muse-A-museさんの記事を読んで、書きました。
muse-A-museさんは、ユニークで、鋭くて、なかなか面白い世界を、持っていらっしゃいます。
ここへ行くと、なぜか、いつも私は「異次元ワールド」に迷い込んだように、楽しく、またあるときは、困惑したりするのです。とても、魅力的なブログです。
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