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2004.10.30

唄を忘れた国民

♪唄をわすれた国民

1.唄を忘れた国民は
  後の山に棄てましょか
  いいねいいねそうしましょ

2.唄を歌わない国民は
  背戸の小薮に埋めましょか
  いいねいいねそうしましょ

3.唄を忘れた先生は
  柳の鞭でぶちましょか
  いいねいいねそうしましょ

4.唄を歌わない先生は
  象牙の塔に閉じ込めて
  解雇処分にするならば
  忘れた唄をおもいだす

〜〜〜〜〜〜〜〜〜
元歌は西条八十の「かなりや」です。
元歌もこわいけれど、
替え歌、自分で作っていて怖くなりました。
いや〜〜〜こわい。
こんな世の中ゴメンです。
さて、
天皇発言更に波紋をよびそうです。
せっかくの天皇発言。
スバラシイお言葉を、無にしてなりませぬ。
今後の行方をしっかりと見つめていきたいものです。

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2004.10.29

本当に素晴らしいお言葉

国旗・国歌「強制でないのが望ましい」天皇陛下が園遊会でという記事を読みました。
昨日もテレビでチラッと放送されて、笑ってしまいましたが、、、

それにしても、宮内庁の後知恵が、いやだなぁ。
〜〜〜〜〜
 陛下の発言について、宮内庁の羽毛田信吾次長は園遊会後、発言の趣旨を確認したとしたうえで「陛下の趣旨は、自発的に掲げる、あるいは歌うということが好ましいと言われたのだと思います」と説明。
〜〜〜〜〜
そんなわけないよ。
あの時、天皇は、本当に、
「人の気持ちというものは、強制するべきものではない」
という「素晴らしいお言葉」をおっしゃったのです。
雅子妃の時も思ったのだけれど、
天皇一家は、なかなかリベラルで、深い洞察力と、温かい感性の持ち主では、
ということです。
悪いのは周り。この場合は宮内庁。
権威と権力をかさに、本来の在り方を変節させているような気がします。

それにしても、
有り難いお言葉を頂戴した米長邦雄さん。
今後どうするかなぁ???
目が離せません。

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2004.10.28

素敵なお話を贈ります

奇跡が、優太君におきました。
日本中、注目の救出劇が行われているさなか。
瓦礫の中から、現れた2才の優太君の姿は、
安堵と喜びと希望と勇気を与えてくれました。
本当に、ほんとうによかった〜〜〜〜
よかったね。
がんばったね。
優太君。
母親の貴子さんは残念ながら、すでに亡くなっていました。
お姉ちゃんの一刻も早い救出が待たれている今、
なにとぞ、どうか、、、と願わずにはいられません。

そんな時のまたもやイラク人質事件。
こちらも、心痛める事件が起きています。
どんな事情で現地に入ったのであれ、自国民が生命の危機に晒されているにも拘わらず、
小泉さんの昨日のインタビューは冷たいと、思ったのは私一人でしょうか???
なんの逡巡のなく「自衛隊は撤退させない」と応える小泉さん。
なんか、悲しいなぁ、、、私。

さて、こんな話をご存じですか?
エルトゥールル号の遭難の話です。
明治23年のこと。和歌山県沖で、台風で遭難したトルコの船を村の人々が必死で看護して、
助けたという話です。
人が人を助け、思うことに、言葉はいらない。
ただ助けたいというその思いで、懸命の看護が実を結び、助かった人たち。
そして、この思いは、時間を流れて引き継がれ、
1985年のイラン・イラク戦争で、今度は日本の方々が、
トルコの飛行機に救われたという。
和歌山の漁村の方々の熱意、誠意が、ここに更に大きく実ったのでしょうか???
人が、人として当然行った、善意。
なんの衒いも、おもねりもなく行った行為。
気高くて、崇高で、輝いています。
人をして、自然にさせる行為を、なぜ国はできないのか、、、

小泉さん。
ご存じでしたか?
こんな話があったことを。

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2004.10.27

パフォーマンス要員?

小泉さん。あなたは本当にパフォーマンス要員なのでしょうか?
今回の、列島を襲う相次ぐ災害。
被災に遭われた方とマスコミとボランティアの方々は見える。
しかし、
あなたの姿は見えない。
なんでも、当日は映画祭に行っていたとか、いないとか、、、

妙に重なるんですよね。
沖縄ヘリコプター墜落事故の時と。
あの時、総理は休暇中だった、、、
沖縄県知事とは、会わなかった。
そして、アテネオリンピック金メダルの柔ちゃんと、テレビを通して、笑顔で会話なさっていた、、、

あなたの、今国会の所信演説。
最後の結びは、「やればできる」でした。

あなたの、「やればできる」とは、どんなことか、お手並みじっくりと拝見しています。
今、あらたにイラクで人質問題が浮上しました。
あなたと、あなたの政府はどんなパフォーマンスをとるのだろうか、、、
今年春のようなことだけはならないように、、、
そして、人質の方の命を優先する施策をとってもらいたいと願いながら。

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2004.10.26

止まらぬものは 涙なり 

「長らえん ことや思いし かくばかり 変わりはてぬる 世とは知らずて」
「かにかくに 止まらぬものは 涙なり 人の見る目も 忍ぶばかりに」
これは、良寛様の詩歌です。
1828年、新潟県三条市で大地震が起きたとき、良寛様が、惨状を目の間にして、詠んだ歌です。
新潟県は、地質的な構造上、地震災害の多いところです。
過去にも大きな地震に何回も見舞われました。
その一つ、三条地震の折、良寛が心痛めて詠んだ歌。
〜〜かにかくに 止まらぬものは 涙なり〜〜

テレビで映し出される映像を見ていても胸が詰まります。
未だ続く余震の恐怖と、遅々とした救助。錯綜する情報。
これから迎える雪の季節。
考えただけで、頭がクラクラします。
被災に遭われた方の心の傷、ストレスは如何ばかりでしょうか、、、
ショックで何人かの方が亡くなられたとか。
なんとも言葉になりません。
国も懸命の努力はしていることと思いますが、
さらに厚い援助をと、願わずにはいられません。
物資の面のみならず、これからは心のケアも必要では、と思います。
臨床心理士やカウンセラーの力も必要ですが、
私たち国民、全部が応援しているよ、、、
と、励ますことも大切なのでしょうね。
私も、ささやかな応援をしていきたいと思います。

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2004.10.25

京都議定書

国連とEU、ロシア議会の「京都議定書」批准を歓迎という記事を見つけました。
ロシア下院は22日、京都議定書を賛成多数で可決。
発効は90日後ということで、来年初めの予定です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
京都議定書の発効には、55カ国以上の批准、批准した先進国の二酸化炭素(CO2)排出量(1990年)合計が先進国全体の排出量(同年)の55%に達する2条件が必要。 後者の条件が満たせずにいたが、ロシアが批准すれば合致することになる。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

一方、アメリカは米国務省:
京都議定書への不参加、あらためて明言 
と、いうことです。
オイオイ、、、、
と、いうところでしょうか、困ったものです。
今、地球規模で、起きている温暖化。
学者、研究者は、警鐘を鳴らし続け、
地球そのものも悲鳴を上あげ各地で、各国で災害が起こっています。
見直す時期がやってきたのではないでしょうか???
アメリカの大統領が、誰になるのかわかりませんが、
どなたがなっても、もっと積極的に環境対策をしてもらいたい。
グローバル化なんて、自分たちの都合のいい経済を導入していこう、国際関係を構築していこうなんて、愚かなことは考えず、文字通り、「グローバル」に環境を、地球を考えてもらいたいものです。
また、日本国政府も、
1997年、京都議定書を主催した国としての責任で、
アメリカに対して、議定書の復帰を呼びかけて欲しいものです。
今がその時では、と思います。

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2004.10.24

屋根付きドームっていいなぁ〜〜〜

昨日(10月23日)と今日はJリーグ第10節が各地で行われました。
地震に見舞われた新潟もジュビロ磐田との闘いが今日ありました。
被災で亡くなった方の冥福を祈り、喪章をつけての一戦でしたが、
結果は磐田が3−1で勝ちました。
私は広島のサポーターなので、昨日、神戸との戦いを神戸ウィングスタジアムまで応援に行きました。
このスタジアムはサッカー専用スタジアムでワールドカップの時につくられた建物です。
近代的な外観と、屋根付きドームで、なかなか洒落ています。
私たちは、開始2時間前に着いたのですが、すでにいっぱいの人で埋まっています。
広島のサポも応援バスで駆けつけ、すでに席についていました。
目の前にピッチがあって、選手の練習の声が、そこに聞こえます。
ドームの屋根は、開いていてその合間から月が顔を出していて、風情がありました。
私は国内では、ワールドカップの会場になったスタジアムは、初めてだったので、凄く感激しました。
雰囲気があります。
芝も整っていて、音響もいいし、座席の間隔とか、座り心地も、ちょうど良かったように思います。
広島のスタジアムは、サッカー専用ではないので、
ピッチとの距離がかなりあって、選手との一体感が、遠い気がします。
また、雨が降ると、ぬれて、寒くて見ているのはかなり辛い物があります。
傘をさすと後ろの方に迷惑なので雨合羽で、震えながらの応援。
昨日は、つくづく「屋根着き、サッカー専用スタジアムっていいなぁ〜〜〜」とウラヤマシく思いながらの観戦でした。

さて、肝心の結果は2−2の引き分け。
試合開始そうそう、あのベンちゃんが、大木べんちゃんが、
ゴ〜〜〜〜ル。
サイドは向こう側だったので、よく分からなかったのですが、とにかくボールがゴールに吸い込まれていくのが見えました。
べんちゃん〜〜〜〜
やる。スーパーベンチャン。
その後も何回も攻めながら得点に結びつかないまま、
いつのまにか神戸がこっち側にやってきて、下田をゆさぶります。
そのあげく25分。
ネット際で、神戸の播戸選手と吉広選手がお互い牽制している頭の上近くにホージェル選手がポーンと蹴ったボールがきました。
下田は、自信を持ってジャンピング。握った手の先にはボールはなく、ゴロゴロとネットに向かって転がっています。
慌てて小村選手がカバーに入りましたが、間に合わず、相手のゴーーール。
私たちの目の前で繰り広げられた、ゴーーール。
向こうから神戸サポの歓声がこだまします。
ううううううう〜〜〜〜
同点。
それで、ケチがついたのかその後広島は、どうも攻撃がチグハグになり、ミスが目立ちました。
前半は、やっとおわり、後半に突入。サイド変わったので、今度はこちら側に広島FWがやってきて
バンバン、ゴーールを決めるはずです。
期待に胸膨らませていました。
ところが、ところが、どうもプログラム通りではない。
あっちでばかりやってる^^;
と、思っていると、
な、なんと
あろうことか、神戸が得点。
「えっっ????」
だれがいれたの???
場内アナウンスも、なかなか発表をしません。
そりゃ、そうだ。
OWNゴールだから。^^;
こうなると、気がやさしい広島は攻めまくられ、神戸のペース。
サッカーは、激しいスポーツなので、入れ変わり立ち代わり、誰かが倒れています。
大木勉ちゃんも、疲れが出たのか、ヘタヘタでやっているところ相手の選手にぶつかって、倒れてしまいました。
「あーーー勉ちゃんは今日は、ここまでか」
と、思ったのですが、監督は交替させませんでした。
そして、
そして、
後半、28分、
勉ちゃんは、こちら側の、私たちの見ている側のネットをゆらすゴールを決めたのです。
美しかった!!!
真理はいつでも美しい!!!!
同点。
ベンちゃんありがとう====
その後何回も危ないシーンがあったり、チャンスがあったりとして、
結局同点で試合終了。
後、残り5試合。
頑張って応援しなければ、、、
昨日は、ベンチャンの、ベテランとしての、スバラシイサッカーを、すぐそばで見ることができました。
それにつけても、やはり専用スタジアムの迫力は凄いと感心したものです。

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失道

新潟で、昨日(10月23日)夕方震度6強の地震がありました。
先日の台風に次、更に地震ということで、地盤はかなり緩んでいると思います。
どうぞ、どうぞ、被災地の方はくれぐれも注意をなさってください。
これ以上の被害が出ないことを、心より祈っています。

さてさて、それにしても、、、
と、思うのは皆さんどなたも同じでは、と思います。
いろんな方のブログを拝見しながら、「あ〜〜〜みんな思うことは同じだ。」と、改めて思いました。
以前、覿面の罪という記事を、このブログに書いたことがあります。
これは、小野不由美さんの十二国紀の世界を描いた本に出てくる言葉です。
十二国紀とは、この世界とは違う世界があって、そこには12の国がある。
それぞれの国に王がいて、国を治め、民を守る。
この王を決めるのは天であって、その天の意を受けて王を決めるのは麒麟である。
麒麟は慈愛の生き物である。
王が道を間違えると(失道)すると、国はあれ、麒麟は傷む。
、、、、、
主人公である少女と、その周りの人たちの悩みと苦悩と成長の話です。
この中に「覿面の罪」というのがあって、
王が他国に干渉してはいけない、もしそれをすると王は罪を犯し、天が罰する。
傾いた国には妖魔が現れ、災害は絶えず起き、人心は乱れる、、、

まぁ、これは話の中のことですが。
我が家はみんな十二国紀ワールドにどっぷりつかっているので、
このごろ、いつも言っていることは、
「わぁ〜〜〜小泉さん。失道か、、、
天が怒っている!!!」
です。

小泉さんの失道は明らかです。
ただ、現実の世界では、失道が国に災害をもたらすことはないでしょうが、
それにしても、このところの災害の一つの原因は、人災であることは否めないと思うのです。
自然の生態系をこわしてきた人間への、報復がはじまっているのかも、、、
政府は、
他国の戦争に口出しするより、自分の国の治をしっかりとしてもらいたちものです。
被災に遭われた方には、厚い補助を是非していただきたいと心から願っています。
最後にもう一度。
台風や地震で被災された方には、
心からお見舞い申し上げます・

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2004.10.23

この方法で生きのびろ!

この方法で生きのびろ!という本の「はじめに」には、こう書いてあります。
「人で何が起こるかを前もって知ることは出来ない〜〜〜〜〜〜実際に勇敢な行動を求められたとき、自分は何をすべきかを知っていただきたい。〜〜〜〜〜〜〜」
そして、各ジャンルの専門家が、それぞれの場面での「対応の仕方」を書いてくれています。
例えば、「クマに襲われたとき」「クーガーに襲われたとき」、、、「走る車から飛び降りるとき」「飛行機を着陸させるとき」などなど。
読んでいると、自分がまるでテレビ番組の「サスケ」になっているような気分。
木に飛び乗り、ジャンプして、駆け上がり、くぐり抜け、、、と。

さて、先日の台風。
テレビで、バスの屋根で一夜を明かした人々の救助の模様が写しだされていました。
全員無事救助。
本当に良かった。
また、あの近辺には、そのほか大勢の人たちも、救助を待って心細い一夜を過ごされたそうですが、
全員、助かり本当に、良かったと胸をなで下ろしています。
その後の放送で、その時の恐怖を語られていましたが、アッという間の出来事だったようです。
それにしても、咄嗟の判断がスバラシイ。
そして、みんなで励まし合い、助け合って救助を待ったと言われていました。
これこそが知恵だと思いました。
どんなときも「生き延びる」ということを心に刻み、冷静に行動することを教えていただきました。
この後、お疲れが出ないようにと祈ります。

不測の事態に備え、普段から心の準備をすることを強く思った私は、本棚から「この方法〜〜〜」を、引っ張り出して、もう一度読んでいます。
読みながら思ったこと。
こうした事態に備える心構えはそれとして、
政府が今、行おうとしている大増税という事態に対しては、
どの方法で生き延びたらいいのだろう???
と、いうことです。

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2004.10.22

1000万円の夢

モン様ことみのもんたさんのファンの私は夜のクイズ番組も大好きで、
時間がある限り見ています。
「わぁ〜〜〜」
「う〜〜〜〜ん」
とか、まぁ解答者と一緒に笑ったり、考えたり悔しがったり、「みのだめ」にテレビを見ながら「はよーーせえーーー」と言ったり、と忙しいわけです。
ところで、この番組を見ていて、この頃思うことは、
解答者の賞金の使い途です。
「あなたは1000万円もらったら、なにに使いますか?」
という質問に、
「台風で被害にあったので、その修理代に使う」
「失業中なので、新しい仕事を捜すため」
「倒産したので、その借金に」
「子どもの養育費」
とか、とか、そんな回答が多くなったのでは、
と、いうことです。
みのさんも、折に触れ、政府の対応を口にしていますが、
全くその通りと思います。
国民は苦しんでいるのです、、、
以前は、
「1000万円もらったら何に使いますか?」
「両親にヨーロッパ旅行をプレゼントしたい」
「夫の車を買い換えてあげたい」
など、健気編が多かったように思います。

クイズ番組の賞金の使い途も世相を反映しているのでしょうか?
アメリカ人はバカなのかと言う本があります。
著者は、小林至さん。そう東大野球からプロになったあの人です。
その小林さんが、書いた「アメリカ人は〜〜〜〜」の中に、
「アメリカは貧富の差が激しく、以前のようなアメリカンシンドロームなんてだれも夢を見ることの出来ない世の中になって来ている。二極化はますます激しくなる。一攫千金を狙う人たちは、クイズ番組に出場することで、その野望を果たそうとするしか道はない、、、、」(せとともこ意訳)

私たちも、「宝くじでもあてるか、、、」
なんて軽い冗談を言いますが、今、冗談でなく深刻に、宝くじやクイズの賞金をあてにでもしないと、やっていけない人が増えているのでは、、、と思うのですが如何でしょうか?
ニートという言葉が今、注目を浴びまた問題にもなっていますが、
これは、大企業の勝手な論理が生み出したものと私は思います。
最初から優秀な人材はいません。
時間とお金をかけて出来るものです。
大企業は、そうした苦労をせず、お金をかけず(新規採用をしないということ)、すでに出来上がっている人材のみを必要としていく。低廉な仕事にパートを使う。
こうして、ますます若者の仕事の場と、職業訓練の場が減っていくのです。
政府は、各企業の問題とせず、適切な指導をするべきだと思います。

いずれ本屋の店頭に並ぶのだろうか?
「日本人はバカなのか」
と、言う本が。

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台風一過とはいうけれど、、、

先日の台風23号の爪痕は、日が経つほどにその凄まじさが、
明らかになってきます。
被災地の方々のこれからのご苦労を思うと胸が痛みます。
どうか、どうかくれぐれもお体をご自愛ください。
台風一過。
この言葉、普通は「台風が過ぎ去って戻ってくる青空のこと」を言うように記憶していますが、
今年の台風一過は、凄すぎる。
以前、台風中継を見ながら思うことという記事を書いたことがありますが、
あの時から、すでに大型の台風が10個も日本を襲ったわけです。
台風のさなか、ビュービュー唸る木と窓を打つ雨音を聞きながら、子どもが言うんです。
「地球が、自分を守るために人間を滅ぼそうとしているんかな???」
と。
また、こうも言うんです。
「台風にならないと、温暖化のこと思いださないのかな?」
と。
今、人類はもう折り返しをしたのであろうか?
恐竜がそうであったように、人類もまた、地球によって淘汰されるのは明らかだが、
人類自らがそのプログラムを早くしているような気がする、と彼は言うのです。
今、地球が、自然が、悲鳴をあげているのかもしれません。
たまりかねた地球の報復がやって来る日は、そう遠くないのかもしれない。
そうだとしたら、
たとえ逃れられない運命であっても、少しでも長く、大切に地球にいるべきだでは、と思います。
地球は私たちの家なのだから、、、親なのだから。

被災地の一刻も早い復旧を願いながら、
なお「京都議定書」の実行を徹底することを、政府に強く望むものです。

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2004.10.21

あっぱれ小泉さん

昨日は、台風中継の合間に国会中継を見ていました。
この国会でも、またいろんな事が明らかになったのですが、
私たちの生活に密着したところでは、「定率減税廃止」という言葉が、チラホラチラホラ出てきたことが一番大きいのでは、と思います。
増税への道がまた敷かれていくのでしょうか、、、
さて、それはそれとして、
この国会は、小泉さんの第二次内閣が9月に発足して初めての国会だったので、新大臣の答弁が注目された国会でもあります。
とくに場内を騒然とさせ、「更迭」まで言われ出した南野知恵子法務大臣。
私も、18日の国会衆院予算委員会の、南野さんの答弁を聞いていて、正直ビックリしました。
しばらくは開いた口が塞がらず、開いていることさえ忘れてテレビに見入っていました。
民主党の議員の質問に、
「質問の意味がわかりません」
「前の人の言ったとおりです」
「私は知る立場にはいません」
「、、、、、、」
「、、、、、、、、、、、、」
と、続くのです。
質問議員が腹をたて、声を荒立てる。
場内は笑いと怒号に包まれる。
何度も討論がストップ。
しかし、当の本人は、ノウノウ(のおの)と知らん顔。
ゆっくり出てきて、マイクに向かって、ゆっくりと答える。
「私は知りません」
^^; ^^;
^^;
♪まいごのまいごの ちえこちゃん  あなたのおしごは なんですか
しごとをきいても わからない  名まえをきいても わからない
ニャン ニャン ニャニャーン ニャン ニャン ニャニャーン
とぼけてばかりいるちえこちゃん 野党の議員さん 困ってしまって
コウテツ  コウテツ コウテーツ  コウテツ  コウテツ コウテーツ
まいごのまいごのちえこちゃん  この子のおやぶんは だれですか
じゅんちゃんにきいてもしらんぷり  もりさんにきいても しらんぷり
ニャン ニャン ニャニャーン ニャン ニャン ニャニャーン
とぼけてばかりいる ちえこちゃん 野党の議員さん 困ってしまって
セキニン  セキニン セキニーン  セキニン  セキニン セキニーン
 
そこで、私は思ったのですが、
「あっぱれ小泉さん」です。
いやぁ〜〜〜〜さすが。
最適の人事をなさったわけだ。(本人も自画自賛していたが)
今、法務大臣になるということは、大変なことだと思うのです。
日歯連疑惑は、すでに今年の2月頃から国会で取りざたされ、その後、ここへ来て急激に浮上。
また政治資金の「闇」の部分がドンドン明るみに出てくるとき、
さらに相次ぐ警察の不祥事も。国民としては、徹底的に追求して欲しいところ。
これに対応するには、それ相当の人物(小泉サイドで)でなければなりません。
何を言われても、どう罵られようと、柳に風、平気のヘイザ。へへへのへん。ですよ。
「私は知りません」で最後まで押し通せる人、
そう、南野さん。あなたこそ、その素晴らしい人なのです。
いやぁ〜〜〜〜やっぱり小泉さんのやることって、抜け目がないね。
改めて感心。

しかし、私たちは、南野さんのあの風貌、答弁に騙されてはいけない。
私は、あの人は「したたかな人」だと思います。
計算高くて、冷たくて、下にはビッシリ厳しいと思いますよ。
それが証拠に、ご自分の支援団体の日本看護連盟の選挙違反が明るみにでました。
それにしても、私は悲しい。
南野さん。
人間として。
どうして、いつあなたは地に堕ちたのですか???
看護婦さんとして、子どもたちや、病気の方々のために、頑張っていたあなたは、どこへいったんだろう???
病んでいる人への暖かい眼差しと、手を差し伸べていたはずのあなたなのに。
こんなにも、変節をして、悲しくもあり、恥ずかしくもあることです。
ねぇ、のおのさん。

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2004.10.20

血まみれになろうとするのか 教育基本法

教育基本法改悪の動きが目立てきました。
文部科学省は、19日、
法案の骨格が19条になることなどを明らかにしました。
文科省は与党の「教育基本法改正に関する協議会」の了承を得て、9月よりチームを作り着手。
19条全ての中味は今後検討。
以前から問題になっている「愛国心」の取り扱いなど、今後議論をしなければならない問題が山積です。
このブログでも何回も考えてきましたが、、、
私自身は「愛国心」は大切だと思います。
緑豊かな神々の国、日本は愛しています。
生まれ育ったふるさとを愛しみます。
私は日本人だから。
そして、他の国の人々も同様に、母国を愛して、慈しんでいると思います。
同じ人間だから。
家族を愛し、友を思い、国を慈しむその自然な気持ちが、今法律によって強制されようとしています。
しかも、その国とは、権力を持った「国家」なのです。
それは、やはりこわい。
いよいよ、本格的に改悪への運びとなりそうな今。
私は、声を大にして呼びかけたいです。

教育基本法改悪、反対!!!

教育は、そもそもの第一歩です。
子どもたちのまっさらな心のキャンバスに、赤く血ぬられた教育基本法が、
染み込んでいくまえに、なんとしても反対の声を、国会に届けたいものです。

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2004.10.19

居眠り、できましたか?小泉さん。

昨日18日は、衆院予算委員会の模様がテレビで放映されました。
私も合間を縫って見ていたのですが、
感想。
まったり、ゆったり小泉さん。
ウトウト、お目めをこすって小泉さん。
何回、野党に聞かれても、ごまかす小泉さん。
親分の真似をしてか、「前の人が言いました」で押し切る南野さん。
「調査はまだです」という官僚たち。
「事前に質疑項目を提出したでしょう。」と野党の詰め寄られても知らん顔。

♪しろやぎさんから お手紙ついた
くろやぎさんたら よまずにたべた
しがたがないので  おてがみかいた
さっきのてがみの ごようじなあに

くろやぎさんから おてがみついた
しろやぎさんたら よまずにたべた
しかたがないので おてがみかいた
さっきの手紙の ごようじなあに

こんな国会のやりとりを見ながら、
「なにを、バカな」と思って、私たち国民がうつつをぬかしてはいけません。
このノラリクラリとしたやりとりの水面下では、
各種委員会、諮問機関、私的研究会と銘打った会が暗躍。
いつの間にか、その委員会から出てきた「案」が、政策、法律になっているのです。
居眠りをして「平和な国会」を印象づける小泉さん。
私たちは、もうアナタの、その真っ赤な嘘の下に隠された真っ黒な心には騙されません。
もう、ごめんです。
これ以上、税金を上げないでください。
定率減税廃止なんて、むごいこと言わないでください。
これ以上、戦争への道を進まないでください。
そんなに戦争が好きなら、ひとり孤島でやってて下さい。
小泉さん。
もっと、もっと私たちの声を聞いてください。
こんな歌はゴメンです。

♪まっかだな まっかだな 
小泉さんの嘘が まっかだな
政府の嘘も まっかだな
沈む 道義に てらされて
まっかな嘘の 君と君
まっかな嘘に ぬりたくられ

まっかだな まっかだな
構造改革 まっかな嘘
大量兵器も まっかな嘘
「日本変える」と 指し示し
まっかな嘘の 君と公約
やればできると、みんなに呼びかける

まっかだな まっかだな
平和望むって まっかな嘘
国際貢献も まっかな嘘
靖国の 鳥居(とりい)を くぐりぬけ
まっかなほっぺたの 君と君
まっかな嘘でぬりたくる

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両生類絶滅の危機が示すことは

世界の両生類の3割、絶滅の危機 と自然保護連合が調査。
14日、アメリカ科学誌「サイエンス電子版」に発表をしました。
現在知られている両生類は5743種類。その32%の1856種が絶滅の危機にあることがわかりました。また、調査が及んでいない種も約1300種あり、その多くが絶滅寸前ということです。
その原因は、
感染症によるものが一番多く、
また気候変動の影響もあるという研究者もいます。
動物の中でも傷つきやすく弱い両生類が危機に見舞われているということは、
環境異常を知らせる警告、警報ではないでしょうか???

どんなことでも、初めは弱い所から、ソッとやってきます。
そして、それがいつのまにか蔓延して、気がついたときは取り返しのつかないことになっているかもしれない。
最も弱くデリケートな両生類が住みにくくなって来ている環境が、いずれ爬虫類、鳥類そして哺乳類へと進んで来るのは必至です。
今、この時期にしっかりと「環境」をもう一度見直す必要を強く感じます。
ときあたかも、異常気象で台風が何度も襲来する真っただ中にあって、
考えるべきことは何か???
天災を招いている人災に対して、もっと、もっと考え直すべきではないでしょうか?
人は、もっと自然に対して謙虚でなければならないと、思うこの頃です。

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2004.10.18

勝つということの自信

昨日、Jりーグ、セカンドステージ第9節が行われ、
広島はガンバ大阪との試合でした。
結果は2−2の引き分け。
この試合、前半は広島が2点を取り、好調でしたが、
後半は、ガンバに2点取られ、あやうく逆転されるかというようなシーンが続出しました。
ハラハラ、ドキドキでまともにテレビを見るのがこわ〜〜〜い、というような試合。
終わってみれば、引き分けで、両チームとも、
「負ける試合ではなかった、、、悔しい」とのコメントを出しています。
まぁ、両チームとも負ける試合ではない、と言うのだから引き分けでいいわけか(冗談ですよ^^;)

さて、前日にユースの試合を見たのですが、
こちらは、前半はリードされながら、後半で逆転勝ちをしました。
トップとユースがそのまま比較になるわけではないでしょうが、
私は、ユースのチームには「自信」と言うか「貫禄」を感じました。
少々の負け、ビハインドなんか気にもしない(と、いえば言いすぎか?)という感じなのです。
むしろ相手にリードされる方が、目が覚める(?)という(それはそれで問題もあるのですが)雰囲気があります。
「負けない」のですね。状況に。
相手に呑まれないというか、、、
そして、この自信は、やはり「実績」から来ていると思うし、
この実績は「練習」からきていると思います。
なんだかんだと言っても彼等からは、「サッカーが好き!!!」というオーラーが出ています。
多分、プレッシャーがないノビノビとした立場からかもしれません。
やはりトップはプロだから、いろんな重圧があるとも思いますが、、、
それを、認め差し引いても、やはりトップは、「気持ちで負けている!!!」と私は思います。
カァアアアアアアアアツ。
心を強く持って、
ひたすら強く持って、
自信を持って、
がんばれ〜〜〜〜〜
今度は、神戸。
応援しているよ〜〜〜

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2004.10.17

サンフレッチェ広島 Jユース杯

昨日16日、Jユース杯が京都府東城陽のサンガタウンで行われました。
サンフレッチェ広島は京都パープルサンガユースとの試合で2−1で勝ちました。
昨日は、天気は快晴で、行楽日和。キンモクセイの臭いがあちこちからたちこめ、
秋を充分に感じさせる日でした。ただし風は強い。
私たちは、早めに出かけ、選手たちの練習風景から観戦。
広島ユースは、先日の高円宮杯を制したとあって、なんだか貫禄がありました。
青のひときわ目立つシューズが、前田俊介君。
赤いシューズは一誠君。
テレビでおなじみになった顔が、すぐそこで練習。
あっ、あの顔は見たことあるぞ、、、そりゃ、そうです。監督でした。
監督も選手に混ざって、声をかけています。
「オイオイ、、、こらこら、、、、」
前日は、彼等は中間テストとかで、疲れているにも拘わらずの遠征試合。
そのせいか、練習の声も「お〜〜〜〜いぃいい。」と、なにやら気がのりません。
張り切っているのは監督ばかり。
「お〜〜〜〜xxxxxxxxxっぃいいいいいい」と言いながらのシュート練習。
そして、いよいよ3時になり試合開始。
私は広島ベンチのすぐそばで観戦したので、声がよく聞こえます。
監督が、円陣の選手たちに、
「こら、、、張り切っていくぞ〜〜〜〜」
と、カァツ。
「お〜〜〜〜〜ぃいいいいいいいい」
選手たちの心なしか眠そうな声。
そして、キックオフ。
前半の広島は、西に向かって攻めなければならないので、かなり眩しい。
こっちは攻めてはいるのだけれど、もう一つ決定打にかけて攻めあぐねている。
前半は、もう終わりか、、、と思った矢先。
向こう側のゴールで、なにやら審判がピッピーと笛を吹いています。
「何?」と思うまもなく、PK.
?????????
なぜ?
私が見た限りでは、その前は、GKのさんま君が、倒れていたんだけれど。
そんなわけの分からないジャッジで、とにかく京都が先制。前半終了。
私は寒くなったので(風が強かった)待合所で、ハーフタイムを過ごしていました。
後半の開始を見ることが出来が、できなかったのですが、なんでも広島の選手たちが、ちょっと遅れて出場。
後半は、広島は打って変わったように元気に動き出しました。
ペースを戻してきたのでしょうか?
そして、森脇君と柏木君が交代で出場。
その直後、桑田しんちゃんが、中央を突破して見事
ゴ〜〜ル!!!!
しんちゃぁ〜〜〜〜〜ん。
かっこいい!!!!!
実は、私は昨年、広島でユースの試合を応援に行ったとき、
桑田選手の妹さんと、隣になったのです。
多分、妹さんは、もう私のことは忘れているだろうけれど、
それから私は個人的には、桑田しんちゃんのファンです。
本当は大声で、
「しんちゃxxxxxxx−−−−−ん」
と、応援したかったのだけれど。
そのしんちゃんがゴール。
同点。
そして2点目もしんちゃんの大活躍で得点することができました。
その間も、審判はわけの分からないジャッジをしっぱなし。
広島の選手が文句を言おうとすると、監督が大声で
「いうなぁ、、、言っても変わらん」
と選手をたしなめていましたが、最後になると、あまりにひどいので、審判に聞こえるように大声で、
「なんで、うちだけファールなんだ???」
と言っていました。まったく、その通り。
しかし終わってみれば2−1で勝ちました。
よかった!!!

まだまだ先は長いJ杯。
今後も気を抜かずしっかりと勝っていって欲しいものです。

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2004.10.16

責難は成事にあらず

小野不由美さんの十二国紀シリーズの一つ「華胥の幽夢」(かしょのゆめ)の中の短編「華胥」に出てくる言葉に、「責難は成事にあらず」があります。
十二国紀ワールドに足を踏み入れた人は、もうすでに読まれていると思います。
まだ、読まれていない方は、是非ぜひ読まれることを、お奨めします。
さて、その一つ「華胥」は、才という国の話です。
〜〜〜〜〜〜〜
前の王が道を失い、新たに選ばれた王。
この王は、瓢風の王であった。瓢風の王は傑物かそうでないかのどちらかといわれている。
人々は、この王を期待を持って迎え、何かをやってくれると信じて疑わず、正しい政事をやってくれると考えた。
また、王その人もそうであった。
「夢をみさせてやろう、この国に、、、」と。
しかし、少しづつ道はずれてきた。
本当に、気がつかないうちに、少しづつ、、、
そして、誰もが、
「これは、ひょっとして道を誤ったか?」とかすかに不安になった頃、
王、その人はますます自信をもって、さらに強固に破滅への道を突き進んでいく。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この王も、その周りの人たちも、理想に燃え、国作りの夢をもっていました。
しかし、その夢は、みんなが違っていました。
各々が、違う「理想郷」を持っていたのです。
みんなが自分は間違っていない、
自分こそが民を思っていると信じている。
いずれ相手を恨むことになっていく、、、
相手を、周りを責めていくとになる、、、
こうして、次第に国は傾き、
その一番下で民衆は己の知らないところで行われた政事のきしんでいく音ばかりが大きく聞こえてくる、、、
そして、「責難することはたやすい。しかしそれは何かを正すことではない」と言う。

そうは言っても、
そう言われても、、、
そりゃ、王や周りの人々はそうであろうが、民衆にはたまらない。
私は、政事に対しては、寛容であってはいけないと思うのです。
「責難は正事であり、成事であり、また政治である」と思います。

小泉さんが出たとき、国民は「何かをやってくれる」と大いに期待しました。
また、総理もみずから言いました。
「改革なくして成長なし」と。
しかし、それは「夢」であったのです。
総理にとって華胥の夢(良い夢)と、国民のそれとは違うことが明らかになった今、
責難を論じることこそ、正事であると私は思います。
「総理、あなたは間違っている」と。

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2004.10.15

泣いた人々

泣いた赤鬼という絵本があって、私はこの本が大好きです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
人間と仲良くなりたいと思っている赤鬼。
それを拒む村人。
ある日、親友の青鬼と相談。
そして、青鬼が村に現れ、暴力三昧。
それを赤鬼が、懲らしめる。
青鬼は退散。
村人は、赤鬼に感謝して仲良くなる。
赤鬼は念願かなってご機嫌。
ところが、あるとき、気がついた。
この頃「青さんが、見えない」
心配した赤鬼が、訪ねてみると家には張り紙がしてあった。
「親愛なる赤鬼くんへ。もし君が悪い青鬼の友達とわかったら、村人たちは君から逃げてしまうでしょう。だから僕はもう君には会いません。一人遠くへ行きます。どうか村人たちと仲良く暮らしてください。さようなら。青鬼より。」
青さんを失って初めて、その大切さに気付いた赤鬼は、いつまでも泣き続ける。
〜〜〜〜〜〜
この話、現代の感覚にはなじまないかもしれないけれど、私は好きです。
何回読んでも、涙が出ます。
すぐそこにある大切なもの、
いつも気がつかないで、何気なく見過ごしているもの。
失ってみて、初めてその大きさ、深さ、有り難さに戦き、泣くことしかできない、、、
泣いた赤鬼は、まさに自分自身です。

ところで、
私たちは、いま、まさにそんな赤鬼さんの立場に立っていないだろうか???

=======

アメリカと仲良くしたいと、願っていた人々は、
ある日、日本国憲法に相談をしました。
健気な日本国憲法は、
「わかった。じゃ僕が犠牲になるから、アメリカと仲良くなるんだよ。」
と、言って前から消えました。
人々は、アメリカと仲良くなれてウレシヤウレシ。
ところが、ふと気がつくと、
いつも戦ばかり。
あちらが攻めてくる前にこっちからやろう、、、という感じで、
だんだんトゲトゲしてきました。
いつも疑いばかりが先に立ちます。
自分の得になることしかやりません。
次第次第に、昔が懐かしくなりました。
「こんなはずじゃ、なかったのに、、、
そうだ、日本国憲法にもう一度お願いしてみよう」
人々は、むしのいいことを考えました。
そして、憲法の住む六法全書を訪ねてみました。
しかし、そこには、もう日本国憲法はありませんでした。
ただ、上に張り紙があっただけです。
「ここに、以前平和を願った
ただ一つの憲法があった。」
と。
人々は、失って初めて、その偉大さに気がつきました。
========

なぁ〜〜〜んてことのないように、、、祈らずにいられません。

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2004.10.14

W杯アジア一次予選

W杯アジア一次予選が、昨夜行われ、日本は1−0でオマーンに勝ち、最終予選への歩を進めました。
私は、昨日は疲れて寝てしまったので、ビデオで今朝みました。
夫からは結果は聞いていたので、安心(?)して見ましたが、LIVEで見ていた夫は、
ハラハラ、ドキドキ。
とにかく攻められまくり、こっちはスーパーセーブの連続ということでした。
ビデオで、見ると、確かにオマーンの方が攻めています。
特に前半は。
後半も初めは、なんだか(?)と言う感じ。
しかし、6分過ぎ、中村俊輔からのクロスに鈴木があわせて、
ゴ〜〜〜〜ル。
うわぁああああああああ〜〜〜〜〜〜
得点は両チームあわせて、後にも先にもこのゴールだけでした。
その後も、オマーンに攻められ、何度か危ないシーン。
特に川口が前に出て、アッと思った矢先のシュート。
ラインギリギリにいた田中選手が、胸でセーブ。
凄かった!!!
何回もテレビで写していましたが、まぁ、よくそこにいたものだ、、、
良かった、よかった(^.^)
そのあとしばらくして、ジーコさんの通訳が、退場というハプニング。
わぁ、、、どうしてジーコさんの意思を伝えるか?通訳がいなくて。
ピ・ン・チ。
と、言うアナウンサーに、解説者の風間さんが、(今日は、先日のアジアユースに比べてアナウンサーも解説者も落ち着いていました。)
「アレックスがいるから大丈夫でしょう。」
と、言いました。

そうだ!アレックス。君がいる!!!
今日こそ、きょうこそ、その真価が問われるのだぁああ。
こんなに君が必要とされるゲームはめったにない。がんばれ!!!
もっとも、今日はアレックス、結構頑張っていました。
風間さんは、ゲームの初めから、「両サイド」について心配をしていましたが。
もちろん、中澤選手の、素晴らしい働きを抜きにして考えれないシーンがいっぱいありましたが、今日は頑張ったねアレックス。
福西も宮本も相変わらず、縦横に走っていました。
(なにしろ、こっちの方が攻められているから、FWより目立ってしまう^^;)
いずれにしても、勝って良かった!!!
これから、もっと厳しい試合が待っていると思いますが、
頑張って下さい。
それにしても、それにしても、ジーコさんって、すごいなぁ〜

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部分日食

今日、14日、部分日食を見ることが出来ます。
是非、昼、繰り広げられる天文ショウーをご覧ください。
なお、絶対、裸眼で太陽を見ないでください。

追記
関西地方は、11時前から欠けだしました。
ほんのちょっとの欠けなので、天気はピカピカです。
だれも気がついていな〜〜〜〜い。
みんな、見てよぉおおおお。

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2004.10.13

すり減った責任

私の後輩に、とてもユニークな子(?今は立派な大人だけれど、あの頃はまだ少年)がいました。
頭の回線が、いろんなところに繋がっていて、場面ばめんで、気の利いたことを言うのです。
そして、やることなすこと間が抜けていて、トンチンカン。そしてドジ。(いいんです。後輩だから)
頭にきた相手が、怒っても絶対謝らない。
なんのかんのと言い訳して、
結局、怒った相手も阿呆らしくなり、後輩を許してしまいます。
その後の一言。
「責任は、たらい回しにすると、そのうちすり減る、、、」
「こらっ=====」
再び怒られていましたが、、、(変なやつ)

この頃の政治を見ていると、あの後輩の言葉が思い出されます。
「たらい回しにされて、すり減った責任」
この責任の行く先は、
「やればできる」と、押しつけられた国民なのでしょうか?
昨日、第161臨時国会が、開幕。
小泉総理は、所信表明で、
「イラク問題」や「日歯連問題」「年金問題」については、耳新しい言葉はなく、
ひたすら逃げの一手。
郵政民営化については、「改革の本丸」と位置づけました。
そして、最後は、
「やればできる」
という教えを、垂れました。
ありがたいことです。

後輩は、あの時は、いい加減なプータロウだったけれど、
やることなすこと、カワイかった。
「すり減らした責任」が消えてもみんな許した。
が、
が、
小泉さん。
あなたには、
「みんなの責任は無責任」なんて言ってほしくないです。
みんなの責任ではなく、アナタの責任なのだから。
「責任はたらい回し」なんて言わないでください。
誤魔化さないでください。
イラク問題。
日歯連問題。
年金問題。
しっかり、責任持って国民に伝えてください。
私たちは、ツケをまわされるのは、ごめんです。

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2004.10.12

サンフレッチェユース 高円宮杯優勝

昨日11日、サンフレッチェ広島とジュビロ磐田のユースが、
高円宮杯をめぐり決勝戦を行いました。
結果は、広島が1−0で、磐田を下し、
悲願の優勝!!!!!
おめでとう〜〜〜〜

この試合、前々日の台風により、
前の日に、時間差で準決勝を二組行いました。
磐田は、先の試合で、広島はナイトゲームでした。
試合後、すぐに埼玉に移動。
その後、洗濯をしたり体調を整えて、就眠時間が2時過ぎ。
翌朝(?)は、朝の8時過ぎに起床。
という、かなり(とても)ハードなスケジュールで迎えた決勝戦。

前半、試合開始から広島は前がかりでポンポンパスをつなぎ、
前田選手を中心にシュートを何本も放ちますが、
磐田のGK八田選手にことごとく跳ねられ、ゴールを割ることができません。
次第に疲れも出てきて、ヘタヘタ〜〜〜
隙を見て、磐田が此方のゴールを目指して、ドンドンやってきます。
なんどもピンチに見舞われ、あやうくゴールというシーンが何度もありました。
ヒヤヒヤ。
こんな繰り返しを何度かしているうちに前半終了。
そして後半。
しばらくは、広島有利。八田が好セーブ。
やがて磐田の時間。
アナウンサーは言う。
「先に入れた方が先制点です。」
あたりまえじゃ〜〜〜〜
どうやって、先制点を後に入れることができる〜〜〜〜
とか、相かわらずテレビに向かって騒いでいる私。
やがて、アジアユースから帰ったばかりの高柳選手も途中から出場。
高柳君が福を持ってきてくれたのか、
その後すぐに、前田選手が待望の
ゴ〜〜〜〜ル。
先に先制点をとった!!!!
しかし、あのゴールは素晴らしかった!!!
GKと1−1になり、にらみあい、ロナウド対カーン。
そしてゆっくりと、GKのまた抜きゴ=ル。
ロナウド対カーンは、ロナウドに軍配があがりました。
すごい。
漫画だよ。これって。
そして、終了間際の磐田の怒涛のような攻め。
なにしろGKの八田君まで攻撃に参加。
広島は、必死に1点を守り抜いて、
勝ちました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
広島優勝。
おめでとう!!!!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

このチームは「根性、精神力」のチームというより、
エレガントな戦い方のチームでしたが、
昨日は見せました。
根性を。精神力を。
全員が、凄い迫力で、どんなにヘタヘタでもボールにしがみついて、走ります。
試合後のインタビューで監督は、選手たちの健闘を讃え、
その後指導者という者は、
決してあきらめてはいけない。
と、言って結んでいます。
示唆に富む言葉です。

けっして諦めてはいけない。何事も。
でしょうか。

〜あなたの夢を諦めないで〜

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2004.10.11

サンフレサテライトの試合観戦 記(?)

昨日10日、大阪南津守のセレッソの練習場で、
セレッソ大阪とサンフレッチェ広島のサテライト公式試合が行われました。
私も、車で一時間半かけて応援に行きました。
練習場なので、ピッチと応援席がほんの5〜6メートルという感じで、
選手たちの声やら、ボールのビシッという音などが、すぐそばで聞こえ、迫力がありました。
前半は、まったり〜〜〜
眠くなるような試合。
茂木選手は頑張っていて、惜しいシュートを放っていたのですが、いつの間にか交代。
中山君も頑張っていたんですがねぇ。この時は(^^;
天気もポカポカ。
ビールもそろそろ回ってきて、(運転手の夫はジュースです)
トロトロ。
なんだか、遠くから歓声がして見ると、セレッソが1点先制。
あらあら^^;
試合と同じように、ゆったりと時間は流れ、前半終了。
そして、後半に突入。
サイドが変わって、こちら側がセレッソ(つまり広島の選手のゴールが一杯見られる、、、はず?)
相手キーパーは、前半羽田選手が交代して、多田選手。
イケメンで、ピシッピシッと取ります。はねます。
音がよく聞こえるので迫力があるし、ボールがポ〜〜〜ンと飛んで来たり、
気がぬけません。
ところが、ところが、10分位したところで、
キーパーと選手とが空中でもつれて、
あげくキーパーが脳震盪を起こしたのが、倒れてしまいました。
よくあることなので、ボッーと見ていたら、
キーパーの周りに集まっていた選手の一人(多分ヤナギ=元広島の柳本選手)が、大声で「救急車」と呼んでいます。(ドクターがいないから)
その声で、応援スタンドもざわめきが、、、
「わxxxxっっ、大丈夫かな」
なにしろ、ほんの5メートル先で選手が倒れているのだから。
キーパーは、しばらく動かなかったのですが、やがて足が動き、手が動き、上半身も起きそうななりました。
が、みんなに「静かに寝ていろ」と言われ、また寝ました。(動かさないのが一番)
やがて、
ピ〜ポ〜ピ〜ポ〜。
救急車が到着。
救助員が、脈やら心臓やら一通りの検査。
「誰がしたんですか?」と救急隊員。
あっちでたむろしていた、広島の選手の一人がオズオズやってきて、
「僕です。」
(先生に叱られる生徒の気分)
どんな状況か一通りの説明をジェスチャー入りで、しています。
キーパー本人は、ストレッチャーに乗せられ、運ばれるときは、応援席のサポーターに手をふって退場(?)
みんなも拍手で、送りました。
ピポピポ〜
さようなら〜〜〜〜
「さぁ、いまから、、、」
と、思いきや、試合がなかなか始まらない。
セレッソのベンチで、審判とスタッフと選手がゴチャゴチャ言っています。
「どうしたんだろう???」
やがて、理由が明らかになりました。
DFの福王選手がキーパーのユニフォームをきて、嬉しそうに(?)に入ってきました。
セレッソはキーパーをすでに交代していたので、いなかったのです。
それで、福王が抜擢。
手をふりながらニコニコ笑ってゴールに立つ福王選手に、みんな拍手。
福王がボールを蹴るたびに拍手!!!
セレッソのDFは、凄い迫力で守ります。とにかくキーパーにまではボールは回せない。
広島は、気がゆるんだのか、(やったーーーーと思ったのでしょう。)
攻めに来るのですが、もう一つ、攻めきれず、
惜しいシュートが幾つかあるものの全て枠外。
終わってみれば、
0−3でセレッソに負けました。
残念、、、
おい、広島、気をぬくなぁ〜〜〜〜〜

それにしても全体に牧歌的な試合でした。

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2004.10.10

ただマイヨ・ジョーヌのためでなく

「ただマイヨ・ジョウーヌのためでなく」という本をご存じですか?
ランス・アームストロングと言う人が書いた自伝です。
彼の経歴は以下のとおりです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
1971年生まれ、アメリカ、テキサス州出身。
水泳、トライアスロンを経て自転車ロードレースの世界へ。
92年のバルセロナオリンピック出場後にプロ転向。
翌年のプロ初シーズンでツール・ド・フランスでステージ1勝、世界選手権プロロードレース優勝。
95年にもツール・ド・フランスでステージ優勝している。
96年のアトランタオリンピック後に睾丸がんが発見され、命もあやぶまれたが、
98年に復帰、
翌99年にツール・ド・フランスで初の総合優勝、
以来史上最多の6連覇中。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
頭がクラクラするくらい凄い人生を歩んでいる人なのですが、
「ただマイヨ・ジョーヌのためでなく」というこの本は、
癌が発見されてからの、その闘病生活を、中心に、その後の復活までが書かれている自伝です。
感想。
「すごい」
これ以上の言葉なんて、到底出てこない。
次に出てくる言葉、
「もし、あなたが何かに悩んでいたら、この本がちょっとしたきっかけになるかも、、、」
という言葉です。
この人の強靭な精神力は並みではないのです。
とかくこの手の本を読んで、後からの感想が、
「感動した!!!」
「力が湧いた!!!」
とか、そういう言葉で表されないのです。
「ランス・アームストロングだったから、できた」
「すごく幸運の持ち主だよな〜〜〜」
「自分には、ここまではちょっと、、、」
と、いう方が多いような気がします。
つまり、あまりにスーパーマンで、感情移入できない、自分と等身大には考えられない、というように。
実際、私も読み終えた後は、
「ふう〜〜〜疲れた」
って感じ。
しかし、ランスと言う人が在ることは、
今、ここに在り、そして超一流で在るということは、
やっぱり、そうでない私にも、力にはなっています。
勇気に、指針になっています。
ランスは癌と告白されたとき、
病院の待合室のソファで、自問自答する。
「なんで?自分が???
イヤ、ここにいる人と、自分とになんの差があるんだ、、、」
(瀬戸意訳)
と言うシーンがあります。
そうなんですね、、、人はだれでも死の前には平等なのです。
そして、ランスは「いい人」になろうと、躍起になり、そしてそして、病気と闘い、諦めずに闘い、
そして勝った。
死を直前にしたとき、人はどの様に生きるか、一つの生き方を示してくれました。
やがては、やってくる死。
隣り合わせのお友達。
死を前にして人は謙虚であらねばならない。
また、生きることに貪欲でなければならない。
さらに人は決して一人では生きていくことは出来ない。

どうか、あなたも、まだ読んでいらっしゃらなかったなら、是非読まれることをお勧めします。

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2004.10.09

男の言葉

女──昨夜、どこにいたの?
男──そんな昔のことは忘れたね。
女──今夜、逢ってくれる?
男──そんな先のことはわからない。

映画カサブランカの有名な
セリフ。
女はイングリッド・バーグマン。
男はハンフリー・ボガード。
ストーリーは、フランス領モロッコの一つの都市、カサブランカでの、一組の男女の恋を描きながら、
実は、背景としての戦争、人々に流れるヒューマニズムを、美しく描いた映画です。
そんな、純度の高い作品だから、
あの名セリフが、生きています。
極限に生きる人たちの、その瞬間、瞬間の出会いと別れ。
吹き溜まりの中に、身を置き、もがきながら、生きていく人々を描くことで、
静かに、ゆっくりと平和の大切さを、伝えてくれます。


さてさて、
この名セリフ。
かのブッシュさんが言ったらどうなるでしょう?

イラクの民 大量破壊兵器あるって言ったじゃない?
ブッシュ   そんな昔の事は忘れたね。
イラクの民 私たち、この先どうなるの?
ブッシュ   そんな先のことはわからないね、、、

もっとも、この無責任なセリフは、
我らが小泉さんの方が似合うかな??

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2004.10.08

イラク戦争

結局、イラク戦争ってなんだったのですかねぇ?

昨年6月からイラクの大量破壊兵器の捜索にあたっていた、
イラク調査グループは、最終報告の中で、
「イラクに大量破壊兵器はなく、備蓄計画もなかったこと」を発表しました。
戦争の根拠がここに崩れ去りました。
この罪の大きさは、何を持って表していいか、今の私にはわかりません。
あまりのことに、、、
ただひたすらに生きてきたイラクの多くの民。
また、自国の赦しがたい罪のために、犠牲になったアメリカ軍の兵隊。
人間の尊厳をおかしたものたち。
その罪と犠牲の大きさに、
静かな怒りが沸いてくるだけです。いまは、、、

さて、
こうしたときも、我がこくの政府は、なおもアメリカを支持しています。
小泉さんは、
「国連決議にのとって支持した」と言う。
イラクが国連に従わなかったと、言う。
国連?
どこの、どんな国連?
細田さんは、
「過去に持っていた」の一点張り。
過去に持っていたから、戦争をしかける道理がこちら側に在るということです。
でもねぇ、細田さん。
過去に持っているって言ってもねぇ、、、
じゃ、今も持っているアメリカって国はどうなんですか???
と、私はききたいね。
ちなみに公明党は、いまだ声明がないようですが。

まぁ、過去の罪は罪として、しっかり断罪はしなければいけないのですが、
とりあえず、
日本は、イラクに滞在している自衛隊を撤退させることが急務だと思います。
今後の日本政府の選択に、しっかりと注目していかなければなりません。

最後に、
この戦争で亡くなった無辜の多くの人々の冥福を、今一度祈るばかりです。

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2004.10.07

二匹目のドジョウはいなかった アジアユース

昨日、6日、サッカーのアジアユース準決勝が、
韓国を相手に行われました。
2−2のまま、PK戦になり、
「前の試合」を思いだせるような雰囲気に包まれた中、
1−3で韓国が勝ちました。
残念。

私は、この試合、途中から見たので、
韓国の1点目は、見ていません。
テレビをつけたら、
ヘタヘタに疲れきっている両チームの選手が走っている様子。
日本は、ボールを持つと、
とにかく、平山をさがして、平山の頭をめがけてポ〜〜〜ン。
途中省略形。
真ん中は誰もいない。(あのスタイルならいる必要なし^^;)
平山は、ボールの方向に頭をあわせて飛ぶ。
韓国選手も当然、一緒に飛ぶ。
空中で、頭は攻守相乱れ、その合間をボールは、コロコロコロ〜〜〜
こんな繰り返しで、もうだめ?と思った途端のロスタイム。
森本ー平山ー渡辺と、ボールは渡り、ゴ〜〜〜ル。
1−1.
同点!!!

と、言うわけで延長突入。
もう選手はバテバテ。
やっとこ走り、ハァハァ===
なんとか、最後の力を振り絞り、、、
画面を通して、疲れがドッーと押し寄せてきます。
そんな中、韓国が1点を先制。
その後、日本は攻めるのですが、
いまひとつ、というところでGKに阻まれます。
「ああああーーーーもうダメか」
と思った残り時間30秒。
目を疑うようなゴ〜〜〜ル。
入っている、入ってる。
平山の頭から飛んだボールが、、、
す・ご・い
どう====てん。
わっ〜〜〜〜〜〜
場内は、割れんばかりの歓声。怒号。雄叫び。

そりゃ、もう前の試合と同じようにPKで勝つ。
と、思ったのですが、、、
残念ながら、三人の選手が緊張からか、はずして、
この試合、制することは出来ませんでした。
二匹目のどじょうはいませんでした。
やっぱりジーコさんて
「神?」

と、まぁここまで書くと普通の試合なのですが、
昨日のこの試合。
テレビ中継を見ながら、感じたことを一言。
「うるさい」試合でした。
なにが???
そりゃ、もう解説者の松木さんとアナウンサー。
もう、しゃべる、しゃべる。
二人で声を張り上げて、叫んでいました。
(松木さん、自分でも認めていたから^^;)
松木さん解説完全復刻版を、ご覧になると、さらに笑えます^^;
ここまでなら、まぁ、それでもこんなもんか、と思うのですが、
この試合、監督もうるさかった(声が聞こえたのです^^;)
いけぇ〜〜〜
はしれ〜〜〜〜
いれろ〜〜〜〜〜〜
と、叫んでいる監督の声。
これじゃ、サポーターと何にも変わらない???
もっと、まともな指示を出せぇえええ
と、私は毒づいていました。
なにしろ、走れと指示された選手。
だれも走っていなかった、、、


それから、それから場内。
これはいつもの韓国戦。
熱気溢れる「テーハミング」の合唱。
まぁ、これは、応援だからいいのですが、
そんなわけで、
ヘタレテイル選手とは、対照的に周りが、凄く興奮して、
騒いでいる(?)印象ばかりがするユニーク(?)な試合でした。
そういう意味で、
おもしろかった!!!

しかし、
今後の試合に関しては、もう少し、体制を立て直してほしいものです。
次に期待しています。

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2004.10.06

新しいブログです

昨日、新しいブログを作りました。
「イマドキ(ドキ)の子どもたち」というタイトルです。
このところ、教育ネタを書くことが多く、
ちょっと、まとめようかな?と思ったからです。
最初、タイトルを、
「普通の子どもたち」にしようか?
と、夫に言ったら、
「うううーーーーーんんん」
と、言う返事。
「じゃ、瀬戸智子の勉強教室は?」
と、次に言ったら、
「^^;」
「うううう〜〜〜〜〜〜んんんん」
と、悩んでいたら夫が、
「じゃ、イマドキの子どもたちにしたら?
イマ、ドキドキしていると言う意味も込めて、、、」
「あ====それいいね。」それに決めた。」
と、言うわけでタイトルは、
「イマドキ(ドキ)の子どもたち」になりました。
子どもたちの「生」の声を書けたらと願っています。
もし、お時間がございましたら、
ちょっと覗いてくださいね。
よろしくお願いいたします。

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2004.10.05

おつかい米軍さん。

♪おつかい米軍さん

1  あんまり急いで ごっつんこ
    米軍さんと米軍さんと ごっつんこ
    あっち行って BANBAN
    こっち来てDO---NN
2  あいたたごめんよ そのひょうし
    忘れた忘れた おつかいを
    あっち行ってBANBAN
    こっち来てDO-NN

昨日4日、午後2時45分頃、
沖縄近海で訓練中の米軍2機が空中で接触。
両機とも機体の一部が損傷。
米軍嘉手納基地に緊急着陸しました。
原因については、嘉手納基地からいまだ報告はありません。
日本政府も、
「抗議はする」というスタンスはとっています。

この嘉手納基地は、
今、米軍と、日本の航空自衛隊が、共同使用する構想が持ち上がっていて、
住民は、
これに強く懸念、反対の意を固めているさなかの出来事です。

また、同じ4日、
総理の私的諮問機関「安全保障と防衛力に関する懇談会」で、
「未来への安全保障、防衛力ビジョン」をまとめ、総理に提出しました。
自衛の名のもと、海外派兵を強調。
武器輸出を明記。
そして、
米国の要請にいつでも応えられるように、
新たに、「日米安全共同宣言」と、
「日米軍事協力の指針」の策定を提言しました。

ううううわわわ〜〜〜
そのうち、日本は、
アメリカの兵隊さんと、
日本の兵隊さんで、
ウヨウヨ。ゴチャゴチャになるんでしょうか???
あっちに行ってもぶつかり、
こっちでもぶつかり、、、

未来の子どもたちが歌う童謡は、どんなだろうか???

♪大きな核の傘のしたで

大きな核の傘のしたで
米軍さんと日本軍
仲良く遊びましょ
大きな核の傘の下で

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2004.10.04

異次元ワールド

あなたは、「夢」をよく見る方ですか?

私は、よく見る方だと思っています。
医学的には、アルファ波とかベーター波とか、
いろいろ睡眠中の脳波なんかが、研究されていて、
実はみんな、何らかの「夢」を見ているそうです。
ただ、覚えているか、そうでないかだけの違いとか、、、
そういう意味では、私は、起きる寸前に見た夢を覚えているのでしょう。
そして大抵は、その夢は
「こわい」。
と、いうか怖い夢が、印象的で、覚えていると言った方がいいのでしょうか。
では、どんな風に怖いのか?
と、聞かれたら、
「日常の怖さ」なのです。
学生時代、私は下宿をしていました。
まだ、携帯電話なんてなくて、
「呼び出し電話」なのです。
「お電話ですよ〜〜〜〜」
と、大家さんが呼んでくれます。
「は〜〜〜い。」
と、私は急いで、階下の電話に走るのですが、
いつまでたっても、
どんなに走っても、
電話につかない、、、
そして、電話の音だけが聞こえてくる、、、
リリリーーン。リリリーーーンと。
そこで私は目が覚めました。
あの時は怖かった、、、

また、子どもがう〜〜〜んと小さい時。
夜中、トイレに起きました。
隣で我が子が寝ているのです。
そして、トイレに歩き出して、
我が子の部屋を覗いたら、ベッドで、子どもが寝ている。
「じゃ、あの子はだれ?」

と、いうところで目が覚めました。

あと、もう一つお付き合い下さい。
夜中、目が覚めると、隣の部屋から明かりが漏れている。
「あれ?夜寝るとき、消さなかったっけ????」
と、思って立ち上がって隣の部屋に行くと、
確かに電気が点いている。
その部屋は、いつもの自分ちなんだかけれど、どこか、寒々としている。
ふと、見ると階下からも、
光が漏れている。
階段を降りていくと、やはりいつもの自分ちなのです。
と、いうところで目が覚めるのです。
なんでもない夢だけれど、夜中の2時に目覚めたときは、やはり怖かった。

そんなわけで、
さりげなく怖い夢というのを見ると、朝、起きても忘れらず、
ザワザワと、怖さがさらに増します。
多分、楽しい夢も見ているのでしょうが、こちらはあまり印象に残りません。

こんな「怖い」夢を見る私は、「夢判断」では異常か?
と、調べると、これが案外そうでもないのです。
「普通」のことなのだそうです。
人は、もともとが、狂気と正気の境をさまよっている者なのか???
異常と正常とは、案外、すぐそこに引っ付いているものなのでしょう。
このバランスのうえに人は立っている。
「綱渡り」は、なかなか、魅惑的です。
文学とは、こうした潜在的な、狂気をえぐり出しながら、
人間の本質を描いているのでしょうか???
深層心理って、きっと面白い物なんでしょうね。

さて、
私は、そうした夢を見た後で、必ず、「異次元ワールド」を、思うのです。
自分では、夢を見ているつもりで、実は、「異次元ワールド」に足を踏み入れ、
とんでもない冒険をしている、と言う自分を想像して、楽しんでいます。
(と、いうわけで、実はコワイ夢が好きなのかもしれませんね???)

この世界と、見かけは、なんら変わらないが、
「空間」が歪んでいたり、
時間がねじれていたり、
あるいは、
音と光りが、違っていたりと、、、
そんな世界に、実は、足を踏み入れているのでは、、、と、思っています。

「ナルニア国物語り」と、いう本があって、
子どもが幼いとき、いつも読みきかせをしていました。
「押し入れ」の中の向こうに、別の世界がある、、、
と、いうワクワクする設定に、ドンドン、吸い込まれて、自分も一緒に冒険をした気分になっていました。

「ネバーエンディングストーリー」も、大好きでした。

人は、やはり、異次元ワールドに、恐れと戦きと、憧れを感じているのかもしれません。

秋の夜長、
チョット、「異次元ワールド」を覗いてみませんか?????

なお、この文は、ブログの友人の、muse-A-museさんの記事を読んで、書きました。
muse-A-museさんは、ユニークで、鋭くて、なかなか面白い世界を、持っていらっしゃいます。
ここへ行くと、なぜか、いつも私は「異次元ワールド」に迷い込んだように、楽しく、またあるときは、困惑したりするのです。とても、魅力的なブログです。

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2004.10.03

おいおい大木君。

今日は、
サンフレッチェ広島と鹿島アントラーズの試合が行われました。
結果は0−0の引き分け。
すご〜〜〜い雨の中、応援に行かれたサポーターのみなさん、お疲れさまでした。

今日は、グランドコンディションも悪く、
選手にとっても辛い試合になるだろうと、思った最初の予想通り、
前半は、かなり鹿島に攻めまくられました。
日本語が達者なバロンと、
それから鈴木、
そして中田浩が、
なぜか(攻められているということです。)目立ち、
広島は、
下田の、あっちに飛び、
こっちに走りが、
やけに目立ちました。
それと、リカルドが今回は、安心(?)して見ていることが、
出来ました。
まぁ、そんな、あんなで、
攻められまくりの広島。
しかし、
そんな広島にも、攻撃の機会は何回かありました。
おおおお
サンフレッチェがボールを持った。
やった!!!
走れ、はしれ
ベンちゃん。
おおお〜〜〜
前、むいた。
その調子でいけ〜〜〜〜
カウンターだぁ!!!
みんな、選手も上にあがった、、、
いけ〜〜〜

あら?
ベンちゃん。
こけてる。
周りには誰もいない。
ベンちゃんと、ボールしかない。
なぜ?
?????
答えは、簡単。
一人でこけたのでした(^^;
あああ〜〜〜
ベンちゃん。

なんだか、笑ってしまったよ。
あまりに、アケッラカンとこけて、
憎めない。

と、思いきや、
またベンちゃん。
ボール持っている。
イケイケ。
今度こそ。
あ〜〜〜あ〜〜〜
ソコにボール出すな。
鹿島しかいない。
あーーーーー
ボールは鹿島の選手の足元にしっかりはまりました。
ベンちゃぁ〜〜〜〜ん。

一生懸命走っている大木選手。
頑張っている大木勉ちゃん。
わかるんだよ。
ベンちゃんのこと。
応援しているんだよ。
ベンちゃんのこと。
で・も・ね・ぇ。
ううううーーーんんん。

と、思っているまもなく、
前半終了。
我らが愛すべき大木選手は、後半は森崎弟に交代。

「タカギサン。後半、広島の試合、変わりましたね。
攻撃的になりましたね、、、」
「そうですね。森崎浩司選手を中心にして、
ベットも機能してきましたね、、、」
と、いうことで、
後半は、広島はかなり攻めまくり。
おしい===
と、思うシーンが結構ありました。
ところが、
ところが、
キーパーの曽ヶ端選手がことごとくカット。
ううううう
お〜〜〜い
曽ヶ端。
オリンピックの時みたいにやれ===
なんで、サンフレチェの時頑張るんだ〜〜〜
(曽ヶ端選手と鹿島サポのみなさん。ごめんなさい。
私は広島サポだから、、、
サポとはそんなものです。)
と、いうわけで、
試合はいよいよ
後半も残り10分。
「いや〜〜〜このままで行くと、点が入らず
引き分けですね、、、、」
「今、1点が入ると、大きな流れになります、、、」
「勝ち点3が欲しいと、思っているでしょうね。」
と、
相変わらず、
アナウンサーは気の利いた(?)ことを言ってくれます。
そして、
時間が過ぎ、
結果は0−0の同点。

広島は、今日、
年間12位(暫定)になりました。
これからも、
目が離せません。
応援しているよ〜〜〜

大木選手。
頑張ってください。
信じています!!!
東京Vの時があるじゃないですか、、、
あの時を、
もう一度!!!

それから、
曽ヶ端選手も、次の試合以降も、
今日みたいに頑張ってください。
相手チームのボールことごとく弾いてください。

あ〜〜〜
勝っても、負けても、
ひたすら、
広島が好きです!!!
次の試合が今から楽しみです(*^_^*)

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プロフェッショナル

昨日10月2日、土曜日の話題と言えば、
そりゃ、「イチロー」ですよねぇ。
私も、見ました。
しっかり。
11時過ぎにテレビをつけて、
試合開始前の、現地の表情が映し出され、
こちらも緊張。
ドキドキ。
いよいよプレーオフ。
まずは、相手チームの攻撃。
1回表。2点先制。
こうした進行にもかかわらず、
テレビは、イチローをいつも映します。
タンタンと守備に徹しているその表情からは、
緊張、プレッシャーは感じられません。
そして、
いよいよマリナーズの攻撃。
バッターボックスには、
1番
イチローが入る。
いつもの
あのポーズ。
手を上げて、見つめる彼方には、
これから打つであろうボールの行方を思い描いているのでしょうか???
そして、
そして、
ついに、
カキン〜〜〜〜
イチローのバットが叩き出したボールが、内野手の脇をそれて、
コロコロコロ〜〜〜〜
一瞬止まった、場内の音が再び戻ったときは、
ワァ=======
という、怒涛でした。
花火がバンバンバン!!!
やった!!!!
オメデトウ。
おめでとう。
見ている私も感激。
ウルウル。

しかし、
野球の神様は、
まだ、
イチローへのプレゼントをこの日残していました。
三回裏。
今日、二回目の打席。
一球、いっきゅうに、
緊張と、どよめきが走る中、
ついに彼はやりました!!!
史上最多安打!!!
ワァッ〜〜〜〜
という場内の歓声をうけて一塁に立ったイチローを待っていたのは、
チームメートの「激熱」の祝福。
試合は止まり、
場内は、
嵐のような歓声がいつまでも続き、
テレビを見ている私たちにも、
その感動が伝わってきました。
イチロー選手。
おめでとう!!!
素敵でした。
感激を有り難うございます。
もう、
賛辞の言葉は尽きない。

それにしても、
彼の素晴らしさは、
誰でもが知る努力に尽きると改めて思いました。
自らの野球の技を極めるだけでなく、
それを見て、何を感じるか、思うかという観客のことまで、
考えるそのプレースタイルこそが、
今日の彼がここにあるということでしょうか。
阪神大震災のとき、
神戸の町に、
「心のあかり」をともそうと、
野球を通して、ともそうとしたイチロー。
その後も、阪神大震災の被災者の方々のことを忘れないイチロー。
9・11の時も、
野球で、人々の心を慰めようとしたイチロー。
彼は、
野球を通して、
「人はどう在るべきかを」
伝えようとしているのでしょか。
だからこそ、
彼の野球に対する貪欲なまでの情熱は、
へたることがない。
なぜなら、
人生、そのものを極めようとしているんだから。

そして、
私たちは、
そんなイチローのプロとしての人生から、
力と勇気と優しさを見つけるのでしょうか???
本当に、
本当に、
素敵な一日でした。

最後に、
もう一回。
おめでとう
イチロー選手!!!

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2004.10.02

たらいまわし

首相、沖縄米軍基地の本土移転に言及 「国内調整先行」というニュースが、報道されています。
そして、
沖縄県知事は、歓迎の意を表明。
「受入自治体が拒否反応を示しても、
リーダーシップを持って進めて欲しい」とのこと。

名前があがっている自治体にしたら、猛烈な拒否反応を示すことは、
容易に想像が出来ます。
しかし、
沖縄県知事は、
「自分の所さえ良ければいい」
と、思っているのでしょうか???
なんだかガッカリ。

こうしてみても、
「基地」ってお荷物で、
みんながたらい回しするものなんだなぁ〜〜〜と、つくづく感じます。
そりゃ、そうだよね。
凄い爆音と、いつ堕ちてくるかわからない不安がやってくるのだから。

=============

「つまらないものですが、
どうぞ、使ってください。」
「まぁ、有り難うございます。」
「では、失礼します。」
「ごきげんよう。」
〜〜〜
「おい、客の持ってきた土産、なんだった?」
「はい、、、
あら、
米軍基地でしたわ。」
「そうか、いらねぇなぁ。
熨斗つけかえて、お隣に回しなぁ。」
「あ〜〜〜い。」

毎度ばかばかしいお笑いでした(^^;

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2004.10.01

科学的とは何か

科学はロマンからからを受けて、さらに考察をしていきたと思います。

科学は日進月歩に進んでいます。
昨日の真理が、今日はウソだった、ということは、
よくあります。
ノーベル賞を取った研究でも、後の科学者によって、
実は、あれは間違いであった、、、
なんてことは、珍しいことではありません。
あるいは、
失敗から新しい発見、発明があることも、
よくあります。
なにしろ、初めてのこと、わからないことを研究しているのだから。
そういう意味では、
今までの経験と、新しい失敗とのバランスのうえに
科学は成り立っているのかもしれません。
したがって、
無駄なことは一つもありません。
失敗さえも、
大切です。
何もない、
その事実さえ意味があることだってあります。
その場で、すぐに役立たない、
あるいは一生、役立たないことの積み重ねで、
私たちは、
今、
ここに在るのだから。

しかし、
学校教育の現場で、
「天動説4割」の子がいても
「いいじゃな〜〜い」
と、文科省が言うのは、(それに近いことは言っています)
私は間違っていると思うのです。
現実に、学校の現場では、
理科教育は、日ごと隅に押しやられ、
観察、実験は、極端に少なくなりました。
理科は、
自然を観察して、
実験をして、
そこから引き出された結果から、
「真理」を導き出す学問です。
その理科が、今、机の上での暗記に終始しています。
先人が、すでに見つけた法則、定義を覚えること、理解することに、
汲々としています。
(実は、この法則も間違いかもしれないのに、、、)
自分で、考え、
自分で、納得をし、
自分で感動する機会が無くなりました。
感動をしなければ、
子ども本来の内なる「学問への要求」へと繋がらないと思うのです。

私たちは、
なにも「天動説4割」というそこだけに危機を感じているのでなく、
それが意味すること、
そこから波及することに危惧を抱いているのです。
「天動説4割」いいじゃな〜〜〜い。
太陽はどっちから昇ってもいいのよ。西、東なんて所詮人間が決めたことだから。
、、、、、
と、つづく論理は、
いずれ、
「勉強が嫌い?
あ〜〜〜いいじゃない。
それも個性よ。」
と、繋がっていく道を開いていくのではないでしょうか???
文科省が、最終的に期待している(?)考えない子への
道に続いていると思うのは、私ひとりでしょうか?

私は、
この問題が意味することは重要であると思います。
大人である私たちは、
子どもの学ぶ環境や条件を、守っていかなければならないのではないでしょうか???
まずは、
しっかりと、
真理(現在、真理とされているもの)を教えていきたいものです。
感動するということは、
大切ですが、
「ただ感動する、」
ということは、本来ありえないのでは???

知ることと、感動することの二つの違いを、
教育に携さわる立場の人たちに考えてもらいたいものです。

最後に、百人一首の次の歌を載せます。
〜〜〜逢ひみての 後の心にくらぶれば
 昔はものを思はざりけり〜〜〜
この歌は、恋の歌だと思うのですが、
私は、
「真理」「科学」「学問」でもあると思うのですが、
如何でしょうか???

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科学はロマンから

記憶は、薄れ
実は、中学校だったか、高校生の時か、
定かではありません。
「科学入門」武谷三男という本を読んだ時、とても感動をしたことを今、思い出しています。
ただ、内容はさっぱり覚えていません。
多分、子どもむけの啓蒙書だったのでしょうが。
しかし、感動して何回も読み直していたことは、覚えているのです。
「科学ってすごいな〜〜〜」と、思い、
自分も、いずれそんな仕事に就きたいと、思ったことは、覚えているのです。
その後、
科学史や、科学者の自叙伝なんかを、いろいろ読んで、
いかに、科学が迷路に迷いながらも今日に至り、
さらに、なお
「真理」を求め続けるさまには、
胸、うちふるえるものがありました。
以前、
それでも地球は回っているという記事を書いたことがあります。
この時は、
ガリレオと、科学と政治について、書いたのですが、
科学は、「時代の子」でもあります。
その時々の時代の背景、環境によって、大きく影響を受けることも事実です。
そういう意味で、
今、
科学にとって、「暗黒時代」に入らんとしているのでは?
という警鐘を含んで書いたのですが、
が、
いつの時代でも、
科学を生み出したエネルギーは、
「真理へのあくなき探求」
「絶対へ近づこうとするロマン」
でありました。
科学者は、
詩人であり、探検家であると思います。
いつの時代も。

さて、
このところ物議を醸している
「地動説4割論」云々。
彰の介さん
は、
「無駄な知識」の必要性ということで、
鋭い洞察と、大きな観点で記事を書かれています。
私も拝見をして、
まさにその通りと思いました。
同じような感じで、
瀬戸智子の実験教室でも開設者プロフィルで、
「こんな教育を目指して」
という内容で記事を書いていますので、
お時間がありましたら、
是非、お立ち寄りください。

「何も目的もなく、ただ空を見上げる」
事、大好きです。
ぼっ〜〜〜と、
雲の流れる様を見ている。
夜空の星を眺めている。
そんな時間は、私には至福の一時です。
たゆたう時間に身を任すことは、
私のようなせっかちには、
なかなか辛いことでもあるのですが(^^;

しかし、
私は問題をここで止めてしまってはいけないと思うのです。
何が?
何故?

長くなるので、
次のブログに譲ります。

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