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2004.11.02

内心の自由

明日11月3日は憲法記念日です。
現憲法を、ことに9条の精神を守っていかなければ、と切実に思う今日この頃。
また、教育基本法についてもしっかりと守っていかなければならない状況です。
このブログでも折に触れて、教育基本法について書いてきました。
そもそも、この法律が出来たのは、昭和22年戦後間もなくのことです。
先の戦争の反省をこめて再び子どもたちを戦禍に巻き込まない目的で作られました。
この法律を作るに当たり、
当時もいろいろな争点がありました。
例えば、教育の目的に「祖国愛」や「宗教心」「犠牲や奉仕」「日本人の育成」などを盛り込む必要があると、その時も主張する勢力はあったのです。
しかし、一方で、思想や良心については法定化すべきでないという意見もありました。
そこで、両者のバランスを取りながら出来上がったのが、現行の基本法です。
つまり、内心の自由に関する項目は
憲法にのみ依拠することにしました。
基本法では、自主的な教育活動を励ますということを主な狙いにしたのです。
当時、多くの教師は、教え子を戦場に送ったのでは、と自分を撞着していました。
自信をなくし、虚脱状態の教師たちを力付け、教育活動を蘇らせる方向性を示したのが、
基本法だったのです。
そして、内心の自由に踏み込まない教育は、教師たちに再び教えることへの自信と情熱を指し示すことが出来ました。
人の心を、強制的に縛ることはできない、してはいけない。
そのことが、多くの教師の心を解放しました。
自らも縛られていた内心の自由から。

今、再びその自由が脅かされようとしています。
縛られ、コントロールされてからでは、遅い。
まだ、自由な時、自分の頭で考え、判断できる今、
私たちは、しっかりと基本法を守っていかなければならないと思います。
決して、
歴史は繰り返してはならない。
と、いう思いを込めて。

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