無気力の心理学
無気力の心理学という本があります。
著者は心理学者です。
「豊かな社会に蔓延する無気力、、、それは、生存への脅威や苦痛から解放されただけでは、意欲的に生きようという効力感はうまれない」として、ではどのようにすべきか教育や社会、また家庭の在り方などを示しています。
私は仕事柄、
子どもたちに勉強へのモチベーションを高めさせる必要から、この本は折に触れ読んでいます。
さて、今日はこの「無気力の心理学」をちょっと愛するサンフレッチェ広島の選手たちにあてはめてみました。
先日の天皇杯では、正直ガッカリ。
それでも、なお広島を応援するために自分の気持ちを鼓舞。
さぞや選手たちも気落ちと反省か、、、と選手の気持ちも自分なりに推し量っていました。
そんな推し量りの延長から、
また消化試合と言われた「W杯一次予選シンガポール戦」などを見て、
「選手たち、やる気ないのかなぁ〜〜〜」なぁんて漠然と思ったのです。
今の時期って、選手にとって「モチベーション」を高めるのはなかなか難しい時期ではあると思うのです。
崖っぷちから足一歩は脱けている、(油断は禁物)
優勝にはからまない、
なんとなく目標がない。
来期は自分はどうなるか???
などなど考えると、試合の勝敗以上に、思うことが多い時期でもあるのです。
したがって、モチベーションがわかないとか、達成感がないとか、いわゆる無気力状態になる時期です。
これは広島に限らずよそのチームでもそうです。またサッカーに限らず他のスポーツや受験生などもそうです。
もちろん認める事はできませんが、「むべなるかな」という思いもします。
ただ、
「むべなるかな」ではあっても、そこで止まっていては、いつまでたっても前には進めません。
では、どうするか?
答えは簡単すぎて、単純すぎるのですが、
「ポジティブシンキング」しかありません。
今日は、確実に未来に繋がっているのだから、
未来を思って憂うことは、「憂う未来」が実現することでもあります。
「未来は思ったとおりに実現する」
無気力とはさようなら。
服部選手や小村選手などベテランが精神的な支柱になって若者をもっと、もっとサポート。
若者もイキイキ、ノビノビ、はつらつと練習。
そして何よりも楽しいサッカーをしてください。
さらに勝ってくれると私はうれしい〜〜〜
非常にうれしい〜〜〜〜
みんな、応援しているから、明日はイキイキ、ノビノビ楽しいサッカーを見せてください。
たたかえ広島!!!
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コメント
ちょっと関係あるかも知れません。
田臥選手の良いインタビューがあります。
「継続は力なり」
「結果より過程が大事」
「他人に自分の限界を認めさせたくなかった」
「終わりは無い」
など、興味深い発言がたくさんあります。
http://nike.jp/front/index.asp">http://nike.jp/front/index.asp
投稿: きの | 2004.11.19 19:25
今、ホントに苦しい時期です。選手達もサポーターも。
でも、サンフレッチェにとっては残留ほぼ確定だとしても死力を尽くして戦わなくてはならないのです。来期への可能性をファンに示してくれなくては安心して(?)12月からの長いオフへは入れないのです。
監督の去就問題など騒がしくなってきたけど、この1年の成否がこれからの3試合にかかっているんだという気持ちで監督も選手も試合に挑んでもらいたい。心からの祈りです。
投稿: ひるっち | 2004.11.19 22:34
きのさん。
ひるっちさん。
おはようございます。
コメント有り難うございます。
きのさん。
ご紹介いただいたサイト行ってみました。
今、旬の田臥選手素敵でした。
今まで、バスケットはあまり知らなかったのですが、ファンになりそう(^.^)
なお、新潟の方はいかがですか???
いろいろ大変だと思います。お体お大切に!!!
きのさんも、物理、頑張ってくださいね。
また、いろいろ科学についても話し合えたら嬉しく思います。
ではまたね。
ひるっちさん。
はい。
本当にそうです。そうです。
SOMEちゃん(本人が聞いたらびっくりするネーミング(^^;)は、ブログに「あまい」と書いていらっしゃいますが、私も実は同感だったりして(^^;困ったものです。
今日はどうなることやら、、、
また、書きますね。
ひるっちさんも、ご意見お聞かせください。
ではまたね、、、
投稿: せとともこ | 2004.11.20 06:38