« ♪かたつむり | トップページ | 柏の残留決定 »

2004.12.11

オニババ

「オニババ化する女たち」(光文社新書)という本が売れているようです。
オニババ」ってなに?:
/上 医学的に高齢出産を考える

「オニババ」ってなに?:
/下 社会学的に晩婚化を考える

に詳しく書いてありますので、ご覧ください。
私自身は、この本をまだ読んでいないので、これに関しては何とも言えません。
ただ、ザッ〜〜〜と記事を読んだ私の感想では、
〜著者の三砂ちづるさんの負け〜
と、なりました(三砂さん、ゴメンナサイ)
「出産は若い方がいい」
「出産、子育てで生きがいを見つけて欲しい」
と言うのが著者の主張らしいですが、
「おおおお、、、結構な事ですね」
としか思えません。
そんなこと、みんな分かっている、三砂さんに、ここであえて言われなくても。
ただ、そうでない現実を抱え、苦悩している若いカップルの真の姿が捉えられていません。
女性にとって、子どもを産み、育てることは喜びでもあり、生きがいでもあります。
自分自身のことを考えてもわかります。
だからといって、それが全てでもありません。
さらに「若ければいい」なんてことは必ずしも言えません。
生物学的には、そうかもしれませんが、
子どもを育てることは、社会的な事業だと私は思うのです。
げんこつ山の狸さんを育てるのとはわけが違う。
♪おっぱい飲んで、ねんねして、だっこして、おんぶして、またあした〜〜〜
なんて、ものではありません。
ある程度の年齢が経験となって「ゆったりと、やさしく」子育てをすることになるのでは、と考えます。
また、三砂さんは以下のように言います。
〜〜
「日本の昔話に出てくるオニババは、社会の中で適切な役割を与えられない独身の更年期女性が、エネルギーの行き場を求めて若い男を襲うという話だったのではないか」
〜〜〜
これに至っては、もってのほかです。
では聞きたい。
「早くに結婚して、子育てが終わってしまった女性たちのエネルギーはなんとするのか???」
高齢化で、人生80とも90とも言われるこの頃。
20代そうそうで母親になり、40代で祖母になる。
あとの40年を「おばぁちゃん」として生きていけ、、、ということなのでしょうか???
これは、たまらない。
彼女が考えている時代、社会とはすでに違うのです。
さらに彼女は言います。
「社会的な構造を急に変えるのは大変なこと。でも、女性がまず出産を肯定的にとらえて次の世代に伝えられれば、少しずつ変えていくことができるのではないか」
おめでたい人です。
女性が出産を肯定的にとらまえていないなんて、いつ、だれが決めたのだろう???
男性にとって、女性にとっても、いつの時代でも、性と生殖は人生を賭けた真剣な問題であるのに。

とかとか、思いましたが、今度は「本」を買い求め(たぶん立ち読みはしないだろうな(^^;)
また、書いてみます。
その時は、またお付き合いください。

|

« ♪かたつむり | トップページ | 柏の残留決定 »

コメント

いやー若い人達にこんな事を言うと叱られるかも知れませんが、子孫を増やしたり減らしたりというのは自然に任せればいいんじゃないですか。人口が減って五千万人くらいになったら、危機感が出てきてまた増やす事になるでしょう。無理に政策的にやるとどこかへひずみが出てくるものです。決して女性の責任ではありませんよ。また、労働人口の減少に伴う国力の低下を嘆く無かれ。それは科学の発達で解決できます。

投稿: hitoriyogari | 2004.12.11 17:21

hitoriyogari さん。
こんばんは。
コメント有り難うございます。
私も全く同意見です。
子どもを産む、産まないは、至極個人的なことであり、また自然にまかせればいいと思います。
国家がどうの、こうのということではありません。
人として、愛し愛され、尊敬する人間関係の上でハツラツとイキイキとした関係をこれからの若い人たちに贈りたいと私は思っています。
この問題いろんな意見があり、なかなか面白くも考えさせられる問題です。
これからも、またご意見お聞かせください。
お願いいたします。
では、、、

投稿: せとともこ | 2004.12.11 21:11

智子先生、ご無沙汰しておりました。_0_

>高齢化で、人生80とも90とも言われるこの頃。
>20代そうそうで母親になり、40代で祖母になる。
>あとの40年を「おばぁちゃん」として生きていけ、、、ということなのでしょうか???
>これは、たまらない。
この部分、拝見していて心底
#御意 御意 御意
となりました。:-)
「オニババ」というタイトルに、マスコミもセンセーショナルに(?)報道しているだけだろうし、なんだかな~って、真剣に読む気は起きないですね。

投稿: fumi_o | 2004.12.12 17:55

fumi_o さん。
こんばんは。
コメント有り難うございます。
クリスマスも近づき、お子さんたちの発表会でお忙しい日々を送っていらしたご様子。
子どもの一つひとつの成長を丁寧に見守っていらっしゃるfumi_o さんのブログ、いつも楽しく拝見しております。
さてさて、今回、コメントでいただいた「オニババ」。
私もアナタと同じ意見です。
マスコミに煽られて、たいして内容もないのにベストセラーになったくちと思います。
ただ、この問題、その背景に潜んでいるものを考えるとしっかり考察をしていかなければならないと私は思っています。
「産めよ増やせよ」の時代になるような気がしているこの時。こういった本が堂々と出てくるにはそれなりの背景はあると思います、、、
今後の動きに注目です。
さて、これから年末年始。
色々お忙しいとは思いますが、どうぞお体お大切に。
では。

投稿: せとともこ | 2004.12.13 20:53

 まぁ本を読んでいないのでコメントは難しいですが、有名大学の教授でさえ『ゲーム脳の恐怖』のようなトンデモ本を書いてしまいますからね。著者の肩書きや知名度で内容を判断してはいけない、内容は内容を読んで判断しないといけない、ということなのかなぁ。

 少子化や晩婚化の議論って、どれもとっても表面的で、物足りない、あるいはいい加減なものばかりですね。
 たとえば日本の人口減少についても、それによって労働効率と質がアップしたり、都市部の地価が下がったり、空気がきれいになったりするというメリットは無視されてますしね。

 晩婚化も、若者世代の精神論はたくさんありますが、経済面にふれる人はいないんですよね。はっきりいって今の税金は、独身者からたくさん取るようになっているんですよ。それには誰もふれない。とくにオッチャンやオバチャンたちはね。ふれたら自分たちの税金が高くなりますからね。ははは。
 友人で、何のぜいたくも無駄遣いもしていないのに、結婚資金を貯めるために晩御飯がキャベツだけ、という人もいましたよ。極端かも知れませんが、実際それぐらいしないと結婚できない人がいるんですよね。
 ちなみにその人、無事結婚して、大きな冷蔵庫を買いましたが、冷蔵庫の中身はなかなか買えないみたいで、たくさんの空気を冷やしています。ははは。

投稿: さいと~ | 2004.12.14 13:45

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/15797/2231108

この記事へのトラックバック一覧です: オニババ:

» アメリカのオニババたち [WASHINGTON 通信]
 タイトルで気を悪くした方、ゴメンなさい。二つ前の記事に対するコメントで「オニババ」が話題になっていたので、ちょっと Google で調べてみました。ザーッと見... [続きを読む]

受信: 2004.12.12 12:50

« ♪かたつむり | トップページ | 柏の残留決定 »