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2005.01.31

NHK会長とは?

NHKの「おわび特番」視聴率5.1%と言うことだそうです。
今朝のワイドショーで、報道していましたが、
NHKの上部って、本当に政界と癒着しているのだと改めて思いました。
皆様のNHK(名前、派閥、金)の構図がわかりました。
これって、本当に醜くい。
もう、、、言葉もありません。
品位のかけらもない。
なりふり構わない権力抗争でした(^^;
「信頼回復」なぁんて言われてもねxxxっぇ。
NHK会長になるということは、次のようなことなのでしょうか???
(^^;(^^;(^^;
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
醜ゲーム 醜ゲーム
ゴマのすりあい
受信料使ってなすりあい
対立抗争 派閥抗争
貪る処に居座る処
闇の小路の永田小路
パイプパイプパイプの自民党
自民党の影響大
影響大のポンポコピーのポンポコナーの
開き直りの会長さん

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2005.01.29

サッカー日本代表

「海外組」がいなくてもいいんじゃな〜〜い
と、思えるような今日のカザフスタン戦でした。
結果は4−0で日本代表の完勝。
ほとんど、日本ペースで試合はすすみ、相手サイドに20人くらいのプレイヤーが集まっている状況でした。
おかげで、サントスや加治選手も、今日はイキイキしていました(^^;
小笠原選手は光っていたし、それを言うなら得点王のタマチャンも凄い!!
なぁんだかみんなが輝いて、しかもノビノビと試合をしていました。
ピンチらしいピンチも無く、さすがの松木さんーーー角チャン(テレビ朝日のアナウンサー)コンビも今日は静かでした(^^;)
さてさて、この結果が吉と出るか凶と出るか???
2月9日の北朝鮮戦が注目!!
日本代表の皆さん。
今日の試合でつけた自信を持って、本番に臨んでください。
応援しています(^.^)

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政治資金ってなぁんだ?

FUJI XEROXが「Apeosってなぁんだ?」というなかなか洒落たCMを出しています。
ご存じの方も多いと思います。
我が家も、このCMはお気に入りで、何かにつけて「Apeos」の真似をしています。
「○○は、ナニナニだよね、、」
「ええ、、、○○はナニナニでないよ、、」
「そうですよねぇ、、、」
「ハゥハッハッ」
「????」
とかとか家庭内いじめ(?)をしています(^^;(^^;(^^;

さて、このCMいろいろ使える優れ者なのですが、今日は「政治資金」について。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
場所は、とある派閥の事務所。
「政治資金って、記載しなければならないのではないでしょうか?」と新米の事務員。
「政治資金は記載しないよね、、、」
「ええ、、政治資金は記載しませんよね」
と、言いながら高らかに笑う二人の先輩事務員。

「政治資金は返さなければなりませんよね?」と新米事務員。
「政治資金は返さないよねぇええ」
「ええ、、、政治資金は返しませんよね、、、」
と、言いながら高らかに笑う二人の先輩事務員。

新米事務員と国民
「政治資金ってなぁんだ?????」

最後の場面。
「自由民醜党」と映し出される

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

小泉さん、、、
こんな自民党、ぶっ壊すと言われたの覚えていらっしゃいますか?????
「一億、二億なんて、羽のように飛んでいく、、、政治はお金がかかる」なんて、あなたが言っちゃいけない。
アナタは最後まで言っちゃいけない言葉をそれこそ羽のように軽く言われるのだから(^^;
もっと、国民の困窮状態をご覧になってください。
内閣総理大臣殿へ。

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2005.01.28

遠いアメリカの人事

コンドリーザ・ライス氏の国務長官人事を 米上院本会議は26日承認しました。
投票結果は賛成85対反対13でした。
一般には国務長官人事は超党派の圧倒的支持で承認されることが多く、13票もの反対は異例ということです。
その理由は、ズバリ、イラク戦争のからくり仕掛人と判断されたからです。
===大量破壊兵器の開発問題を誇張した===
その結果、アメリカはイギリスは、イラクに戦争を仕掛け、日本は追随した、、ということでしょうか。
また、同日米上院:ゴンザレス司法長官、10対8でようやく承認というニュースもありました。
反対の理由もイラク戦争。
〜〜 ゴンザレス氏は、対テロ戦争で「敵の戦闘員」にジュネーブ条約を適用しないよう大統領に助言。これがイラクのアブグレイブ刑務所での米兵による収容者虐待につながったとして、指名公聴会で激しい批判を浴び、承認が長引いていた。〜〜
と、ニュースには書いてありました。

ライスさんにゴンザレスさん。
ブッシュさんは、記者会見でこの二人の承認を強く求めたそうです。
この人事が、日本にどの様に影響を及ぼすかわかりませんが、
いずれにしても、「言いなり外交」の小泉さんだから、
私たちは遠いよその国の人事にまで関心を示さなければなりません。
忙しいことだ(^^;
総理はいいなぁ〜〜〜お気楽で。
「約束なんか知らないよ〜〜〜」
(♪ホネッコ食べて)
「大量破壊兵器、予想と見込みがハズレるときもあるさ〜〜〜」
(♪ホネッコ食べて)
「人生いろいろ、、、あったりまえじゃん===」
(♪ホネッコ食べて)
「あ〜〜〜今日もつかれたなっぁーーーー」

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2005.01.27

小泉さんVS管さん

今日の衆議院予算委員会。
9か月ぶりの小泉さんVS管さん。
楽しみ(?)にして見ていましたが、見終わって正直な感想。
「お二人とも年とられたなぁ」です。
(小泉さん。管さん。ゴメンナサイ)
まず管さんが、最初に小泉さんの今までの国会答弁の無責任さを紹介。
ご存じ名セリフ(?)の数々を列挙。
1 約束が守れないことは大したことではない
2 フセインが見つからなければ、イラクにフセインがいなかったとは言えない。同様に大量破壊兵器も見つからなければ、無いとは言えない。
3 どこが戦闘地域化なんて知らない。
4 人生いろいろ
5 自衛隊が行っているところが非戦闘地域だ。
これらの過去の小泉さんの迷セリフを上げながら、彼が如何に「いい加減な総理」かを強調したかったようです。
(成功したかどうかはわかりません)
次に日米安保についての、日本の立場や考えを問いただしましたが、
答えは相変わらずノラリクラリ。
「今は考え中」
「まだ、決まっていない」
「答えるときではない」
「決まったら、国民の理解を仰ぐように努力する」
うんぬんかんぬん。
ううううう〜〜〜〜〜むむむ。
こいずみさ〜〜〜〜ん。
これじゃ、なんのための予算委員会????
国民、野党の知らないうちに決められて、
「決まったから、やれ〜〜〜」はないよねぇ(^^;
次に、靖国問題。
管さんの質問。
「今年は行くのですか?」
「適切に判断します」と総理。
「では、行かないかもしれないのか?」
「適切に判断します」
と、適切問答がしばらく続きました。
いやぁ〜〜〜お二人とも変わっていない(^^;
総理も総理。管さんも管さん。
国会は「言葉遊び」の場と化した気がします。
終わってみれば、なんら新しいこともなく、政府の政策もサッパリ分からず、、、でした。
野党の皆さ〜〜〜ん。
もっと、質問上手になってください。
私たちが聞きたい、知りたいことは、小泉さんの人柄とか、人格を批難するようなやりとりではなく、
具体的な政策なので〜〜〜す。
「あーーー言った。こう〜〜〜言った」これじゃ、ちっとも進まない(^^;(^^;(^^;
国会議員のセンセイ。
もっと、もっと研究してくださいね。質問の仕方を。お願いいたします。

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BSE問題

自民党は27日、牛海綿状脳症(BSE)対策について協議するため動植物検疫及び消費安全に関する小委員会を開きました。脳など食べると危険な部位を確実に除去するのが狙いで、助成金など予算措置の検討も必要としているとのことです。
しかし、BSE起こす異常プリオン、肝臓などにも蓄積という研究発表もあります。
食べ物は、体内で蓄積され、それが発症するまでに相当の時間がかかるので、すぐには因果関係は分かりません。しかし、はっきりと解明されるまでは「疑わしきは罰する」式で慎重の上にも慎重を期していただきたいものです。

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韓流

今日のおもいッきりテレビはお隣の韓国の家庭料理特集でした。
キムチがおいしそう、、、
さて韓国といえば当然、今 日本を席捲している韓国のスターたち。
以前ヨン様よりモン様でも書いたように、私は未だにテレビを見ていないのでサッパリわかりません。
上の記事に登場した友人は今も相変わらず頑張っているようです。韓流に。
実は私はそもそも韓流と言う言葉さえ知らなかった。
初めてその言葉を聞いたのも彼女の電話からでした。
「今、韓流にはまっているの」と彼女。
「へぇ???観柳。それはまたしぶいねぇ」と柳を思い浮かべて私。
「うん。見ているだけで楽しいの。」と電話の向こうから弾んだ声がします。
「へぇ???そんなもんなのだぁ。でぇ、いつから????」と私。
「半年くらい前から、、、」
「ふぅ〜〜〜ん。じゃ私が引っ越してからなんだ」
「○○さんも、○○さんもよ。」と共通の友人の名が上がります。
「へぇ???彼女たちも?信じられない。でぇ、どんなことしているの?」
「うん、一緒にビデオとか見て、その後お茶のみながらワイワイ話すのよ。ストレス解消になるわぁ」
「へぇ、、、ますますしぶいね。観柳かぁ、そんなに楽しいものなんだ。」
「あなたも見なさいよ、、、」と彼女。
見なさい、、なぁんて言われても、そんなに簡単に見られるもんか???と思いながら
「うん、その時は私にも声かけて」と私。
倉敷あたりの景色と柳の木を思い浮かべ、それを見ながら、「あの木の曲がり具合がいい」とか「木の葉の付き方が素敵」とか言っている彼女たちを想像していました。
その後、電話の内容は、別の方向に進み友人との会話を終えました。
そして、そして、そんなある日。テレビのワイドショーからもアナウンサーが「かんりゅう」と言っています。
「へぇ???観柳って凄いメジャーなんだ」と思いながら、テレビの方に注意を傾けました。
====
目が点になるには時間はかかりませんでした。
ぎゃ〜〜〜〜〜
ハッッハッハッ
これは私の笑い声です。
しばらくはお腹かかえていました。
かんりゅう、、、ねぇ。
なるほど、なるほど、彼女と、彼女と彼女と、、、顔を思い浮かべ納得。
その彼女。
今年は受験生の母なるものになるはずですが、韓流があるから大丈夫。
成績も偏差値も、ドーーーンとこい、です。
先日も私は電話で彼女から薦められました。韓流を。
「韓流にはまると更年期はないのよ」と。(^^;
はぁ(^^;
そして、いまハングルやらキムチやらに凝っているそうです。
いずれにしても、他国の文化に触れ、理解することはいいことだぁ。
がんばれ===韓流。

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2005.01.26

血を流すマリア像

血を流すマリア像:人間では解明できない奇跡!というニュースを発見。
なんでもイタリアのある町で、1995年頃から、マリア像が血の涙を流すという事で多くの観光客が訪れているとか、、、
このほど、本格的な調査をしたところ、男性の血であることが分かったそうです。
ただし、像の内部には血を出させるような装置は見あたらなかった。
と驚いているそうです。
人間にはまだまだわからない現象は山ほどあるかもしれません。
このマリア様が奇跡かどうかはともかくとして、
なかなか夢(?)というか不思議でときめく話です。
(血でなければもっと良かったが、、、たとえば真珠の涙だとか)
大いなる自然のまえには謙虚たらんとしなければとも思います。
しかし、本当はどうなんですか???
マリア様。

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2005.01.25

海老定忠次?

NHK会長:
「国定忠次の心境」海老沢氏が辞意
というニュースを読みました。
ウワサのNHK海老沢会長が自らの立場、心境を「国定忠次の『赤城の山もこよい限り』という心境だ」と語ったそうです。
海老沢さんには悪いけれど思わず吹き出してしまいました(^^;
国定忠次ねっぇ????
海老沢さんは、国定忠次について詳しいのでしょうが、私は「赤城の子守歌」で有名な名場面しか知らないので早速ネットで検索。
国定忠次物語などのサイトを拝見。
なるほど、、、
なるほど。
渡世人、忠次が国民的英雄になった時代背景などが書いてあります。
〜〜〜〜〜〜〜〜
無宿者の忠次だが、国民的英雄になったその背景は、文化・文政の華美なものが一変し。大飢饉で農村は干上がり、大不作。人心は荒み博奕や遊興が日常茶飯事となっていく。溜池の工事は水不足の村にはどうしても必要な工事。その工事を請け負った忠次は、費用を工面するため賭博開帳。それを村も公認した。
こうした背景のもとに忠次のような仇花が生まれた。
 忠次のような博徒が、反権力の英雄のようになってゆく過程にはこうした社会状況が背景にあり、彼は時代の申し子であった。(サイトの文を意訳しました)
〜〜〜〜〜〜〜〜
ふ〜〜〜〜ん。
なるほど、これは面白い。
われらが海老沢さんと重ねてみるとさらに面白い!!!
そうか、、、海老沢さんは徒花だったのか???
時代が彼を作り、彼が時代を牽引したように思った時期もあったのだろうが、所詮は博徒(?)だったのか、、、
(ご自分で国定忠次に見立てられているのだから、私のことは怒らないでくださいね(^^;)
ところで、海老定さん。
どうせなら、こっちのセリフの方が私としたら嬉しかったな。
===その目で、じっくり見てやっておくんなせえ===

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2005.01.24

ため息の出るような国会中継

今、(一月24日 午後3時過ぎ)衆議院代表質問のテレビ中継を見ているところ。
ため息が出てきます(^^;
1時から民主党の岡田代表の質問が始まりました。
そのあと小泉さんが、それに対しての政府の考えを論じるという、いつもの代表質問。
私は、テレビをつけながら、掃除したり、新聞読んだりと「ながら」をしていたのですが、、、
その合間に電話。
テレビを消して、、、
再び、テレビをつけたら、なにやら国会が騒然としています。
「なぁんだ????コレ????」
アナウンサーの解説によれば、なんでも岡田さんの再度の質問に対して、総理の答えが「なっていない」ということで審議が中断されていたそうです。およそ45分くらい審議がストップしていたとか(つまり私の電話中は国会は動いていなかったのだぁ〜〜〜)
騒然とした議場の中で、いよいよ小泉さんが再度、壇上に立ちました。
「私の答えに不満はあるかもしれないが、私は全て話しました」
と、いうや議長に一礼して、小泉さんはサッサッとご自分の席に戻りました。
座るや否や、民主党の国会議員は、ゾロゾロと議場から退出。
見ている与党の国会議員はニヤニヤ。
小泉さんもシラッ〜〜〜。
やがて、国会は次の質疑をする武部さんにバトンがわたり進んでいきます。
結局、民主党は小泉さんに追い出された形???になりました。
(民主党の国会議員はボイコットと思っているだろうが、、、)
なぁんだか、、、なぁんだかため息だけが出ました。わたし。
国会は本当に形骸化した感がします。
この先、大きな問題が山積の国会。
憲法、教育基本法、介護保険、消費税、、、
民主党の国会議員の方々、小泉さんの手に乗らないでくださ〜〜〜い。
審議ボイコットしても国会はすすんでいくのです。
それならば、しっかりと議場にいて論戦をして下さい。
ああああ、、、ため息が出てくるなぁ(^^;


ため息の出る様な あなたの口さきに 赤い家計簿見る 主婦心よ
玉虫に輝くあなたの嘘に 裸で路頭に迷う子羊のように 
シワよった頬寄せて すすりながら食べたソバは おかずなしの夕飯 ため息が出ちゃう
ああ生活の苦しさに  憂鬱の月日よ  初めてあなたが総理になったその日から
(字余りとか、許してください。「♪恋のバカンス」でドーゾ)

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2005.01.22

総理は孟子がお好き

アメリカでブッシュさんが就任式を行った時を同じくして小泉さんが昨日、第162回通常国会で施政方針を述べました。
内容は、郵政民営化と改憲を二本柱に介護保険見直しや教育基本法見直し、消費税をはじめとしての大増税が鏤められている いささか国民には辛いものでした。
ところで小泉さん。どうも孟子がお好きなのか?
らいおんは−と〜にも引用なさっている孟子。今回の施政演説でも登場。
〜〜〜〜〜〜〜
 「天の将(まさ)に大任をこの人に降さんとするや、必ずまずその心志を苦しめその筋骨を労せしむ」   
〜〜〜〜〜〜〜
お気に入りのようです。
「 天がこれから大任をこの人にさせようとする時には、必ず先ず心身を苦しめ、やることなすこと全てをうまくいかなくする。発奮させ,忍耐させて、これまでにできなかったことを、できるようにするためである」というのが意味です。
私は小泉さんほど孟子には詳しくないので、これを機会と早速、ネットで孟子について調べました。
それによると、孟子の思想の特徴は性善説と民本主義だそうです。
〜〜〜〜〜〜
性善説はその名の通り、人間は生まれながらにして善であると言う思想である。
民本思想の言葉として「民を尊しと為し、社稷がこれに次ぎ、君を軽しと為す。」がある。民衆こそが大切で、次に国家が来て、その時の君主などは軽いと宣言しているのである
〜〜〜〜〜〜
うううううう〜〜〜〜〜んんん。
こ・い・ず・み・さ・ぁぁああああん。
孟子とはこのようなお方だそうです。
????????
燕雀であるある私には鴻鵠(?)の小泉さんのお気持ちわかりませ〜〜〜ん。
まぁ、仕方がないので、アメリカ風(?)にパロディーでも お一つ。

♪小泉さんとブッシュさん。
1 もうし もうし純ちゃん 純ちゃんよ
世界(せかい)のうちに おまえほど
歩(あゆ)みののろい ものはない
どうしてそんなに のろいのか
    
2 なんとおっしゃるブッシュさん
そんならおまえと かねくらべ
アラブの国のイラクには
どちらが多く かねだすか
 
3 どんなに純ちゃんが すりよっても
まだまだ出させるつもりだから
ここらで ちょっとひと眠(ねむ)り
 ぐうぐうぐうぐう ぐうぐうぐう
 
4 慌てて起きたら就任式
いかんいかん、早く行かなきゃ
すっかり忘れられた純ちゃんは、
おやまの向こうでひとりきり

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2005.01.21

自由のお値段は?

ブッシュ大統領の就任式が、日本時間の今日未明行われました。
演説で「世界で圧政に終止符」と訴えました。
その反応については、賛否両論のようです(もっとも、だれが、どんな立場で何かを言って100%OKなんてありえませんが)。
まるで、世界の大統領のようである、、と言った反応が多かったのは、道義、大義なきイラク戦争の真っ最中の就任式ということもあるのでしょうが、、、
さて、それはさておき、この就任式のお値段は41億円相当が見込まれています。
その大半は大企業や有力支持者の寄付と式典入場料などで賄われるそうです。
アメリカは大統領選挙の際、個人献金額は規制されます。しかし 就任式に関してはこの規制はないそうです。
そこで、企業にとっては、宣伝ならびに政界に大きな発言力を持つことになる献金なのです。事務局によると、寄付だけで先週までに約2500万ドルが集まったそうです。
やれやれ、、、いずこも同じですか???
ところで、昨晩、夜の報道番組を見ていたのですが、その時、この就任式に当たって、アメリカ流パロディーが流れてきました。アメリカ特有のユーモアというかアイロニーというのか、まぁそんな映像だったのですが、
いろんな国の首相、大統領や要人が登場。しかし、しかし、最後まで我らが小泉さんは出てきませんでした、、、
あんなに「言うこときいてんのに、、、ねぇ」
小泉さ〜〜〜ん。
アメリカは日本のこと、何と思っているのだろうね???

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2005.01.20

総合学習見直しを検討

昨日、朝食準備中、流れてくるFM放送のニュースで、文科省、総合学習見直しを検討という内容をアナウンサーが語っていました。
「なにを今更。」
「やっと気がついたか、、、」
というのが正直な感想。
それにしても、、、ねぇ。
あの3年前の鳴り物入りの導入はなんだったのか???
導入前の学習会。文部科学省が開催したとき、私も行きました。
その時、多くの現場の先生方から、
「授業時間が短縮される」ことの危惧について語られました。
さらに、
「生きる力」と言っても、何も無いところからできないのだから、結局教師から子どもへの押しつけになるのではないか?
と言った実践の在り方に至るまで、沢山の声が上がりました。
しかし、文科省は、「大丈夫。成功した経験が全国に一杯ある」という一点張りで、押し切ったのです。
その理由は、
今までの学校の勉強方法は暗記中心であった。そのため子どもたちが息苦しなり、さらに落ちこぼれや「キレる子」が出たのではないか、というものでした。
「生きる力は、ゆとり教育からこそ生まれる」というのです。
そして、あれから3年。
今、文部科学大臣は、
「子どもの学力低下に関連し、総合学習より国語や算数(数学)などの基礎的教科を重視」
と言う理由で見直しを検討するというのです。
あの時、あんなに熱弁を振るっていた「生きる力」とはなんだったのか?
学力調査の前に吹き飛んでしまうような生きる力とは、どんな力なのか?
生きるとはどんなことか???
文科省の方々、貴方たちに質したい???

私は基本的な立場では、現「ゆとり教育」には反対です。
それは、子どもたちの「分かろうとする力。知る力」を伸ばそうとするシステムにはなっていないから。
だがしかし、「国際学力調査結果、学力の低下が見られる」ということで、すぐに見直しを検討、以前の猛烈な勉強に戻そうとするのは、問題があると思います。
子どもたちは「もの」ではありません。
これがダメなら、アレ。それでもダメなら、やっぱりこれ。
なぁんて、なんの定見もないまま、思いつきで変えないでください。
総合学習が仮に(本当なのですが)問題があるのなら、そこをもう一度見直すとか、
最初の目的通り「生きる力」の定着に努力することが本来、すべきことでは?と考えます。
いずれにしても、
いずれにしても、
振り回されるのは子どもたちと、現場の教師と、保護者です。
しっかりと将来を見据えた指導要項を作って下さい・

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永田町の状態方程式

今、話題の「政治的圧力」。
何やら泥沼化しそうです。
双方の言い分、「言った」「言わない」。
「事実があった」「なかった」。
今までの慣例にならえば、どうもこのまま責任はすり減っていきそうです。
「永田町の圧力」。
そこでちょっと、受験生風に状態方程式を考えてみました。
ここで、化学のボイル・シャルルの法則、気体の状態方程式を参考にさせていただきます。
===== PV=nRT  =====
(物質量[n]と温度[T]・圧力[P]・体積[V] R=定数)

さて、永田町では、状態方程式は次のようになります。
 PV=nRT
P=圧力
V=体積、つまり大きさ
n=根回し
R=利権(乱開発)
T=地位、立場
つまり、圧力の大きさは、根回しとお金と地位や立場に比例するということです。
(右辺は日本語、左辺は英語の頭文字なのですが、この際許してください(^^;)
これが、永田町の状態であり、常態でもあります。
うううううう〜〜〜〜〜〜むむむ。
小泉さ〜〜〜〜ん。
なんとかしてくださいよーーーーー
ご自分の引退・辞職(?)の時期なんて言明する前に。
もっと素敵な状態方程式にできませんか?
例えば、
 PV=nRT
P=人柄(パーソナリティ)
V=大きさ
n=人気
R=倫理的
T=知恵
とか、、、


    

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2005.01.19

国連防災会議

国連防災会議
が、18日神戸市で開催されました。
昨年末のスマトラ沖大地震、津波被害などの実態報告を受け小泉総理は
「同じアジアの一員として、復旧・復興に向けて積極的な役割を果たしていく」と述べました。
阪神淡路震災や、新潟中越地震(今、復旧に努力中)などの経験をもとに、被災国の社会基盤整備などの復興に積極的に協力する考えを表明しました。
本当に、その通りです。(今回も不思議と小泉さんと意見があいました(^^;)
日本は地震大国といわれ、日頃から地震への備えに関しては、かの被災国よりも研究や備えがあります。
その「知見」をおおいに活用して惜しみない援助の手を差し伸べることが出来たら嬉しいことです。被災国、被災地の一日も早い復旧に役に立ちたいものです。
小泉さん。頑張ってください。
まさに「備えあれば憂いなし」の精神を今こそ活かしてください。
また、不断の努力を怠らないように、より研究機関の充実も同時にお願いいたします。

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財界圧力

経済3団体、憲法9条見直しで足並み・経団連改憲報告書というニュースが、今朝出ました。
経団連が憲法9条改憲問題で提言を出すのは初めてのことです。
財界が、露骨な形で憲法問題に介入してくるその裏には何があるのでしょうか?
日本経団連は、この提言をもとに政党評価項目に「憲法問題」も加えて、企業献金の方向を進めていく方針は明らかです。
うううううう????????
これは、今はやりの言葉で言うなら、
「財界圧力」か???
今後の行方が気になります。

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2005.01.18

ありがとう眞中選手

==眞中靖夫選手が現役引退==
という事を知り、とても寂しく思っています。
眞中選手は自分のホームページで再出発ということでセレッソ大阪のコーチ就任の決意を書いています。
私は眞中靖夫選手が大好きでした。
茨城県出身の眞中は、当然のことのように鹿島アントラーズの前身である住友金属に89年に入団します。その後鹿島アントラーズで活躍。99年にはC大阪に移籍。セレッソJ2時代。3分間でハットトリックと言う歴史に残る記録もあります。
セレッソ時代、暴漢に襲われて頭蓋骨骨折という重傷を負いましたが、家族や仲間の支え、そして何よりも本人の強い意思で奇跡的に復活。これについては兄の眞中幹夫選手がcolumnの中で詳細に記録を残しています。
「この世に暴力が無くならないかぎり」と言うタイトルで、一貫して暴力反対を訴えています。
強靭な精神力と周りの暖かいサポートが、読んでいる者に力と勇気を与えてくれます。是非、お時間のある方はご覧ください。
そして、そして、わがサンフレッチェに来たのは03年の8月。
J2に落ち失意のチームとサポーターのまえに眞中はあの笑顔でやってきました。はじめの滑り出しは好調だったサンフレッチェ。しかし、だんだん引き分けが多くなり、選手もサポーターも不安になった頃現れた眞中。
泥臭くて、ひたむきで、疲れをしらないようにボールを追いかけるその姿に若い選手は発奮。
眞中は背中で(駄じゃれではありません(^^;)若者たちに「サッカーとはこうするものだ」と伝えてくれました。
その年のJ1昇格の牽引になったことは間違いありません。
昨年は横浜FCにレンタル移籍しましたが、残念ながら不調。
彼本来の持ち味を充分に発揮することはできませんでした。
そして今年、引退の運びとなったわけです。
とてもさびしい、、、
私は眞中靖夫のサッカースタイルが好きでした。
もう、ピッチで見ることができないのは残念ですが、セレッソ大阪でコーチになるとのこと。
どうか、セレッソで頑張ってくださいね(^.^)
今度、長居でお目にかかれるかもしれませんね。楽しみです。
最後に、楽しいサッカーを見せて下さりありがとうございました。
さて、この時期はいろんなチームで、引退選手や移籍の選手がいて悲喜こもごも。
選手にとってもサポーターにとっても、出会いと別れの時期です。
去る選手には惜しみない拍手を、
来る選手には暖かく迎えたいものです。
そうこうするうちに、春。
開幕も近くなり、今年もまたハラハラ、ドキドキ。
楽しみがやってきます。

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センター試験漏洩?

<センター試験>問題内容が試験前にネット掲示板にという記事を見つけました。
その前にはセンター試験『国語I』 教科書と同じ問題という記事が話題になっていました。
毎年、センター試験、二次試験で出題ミスや時間配分の手違いなどはありますが(人間のすること、機械のすることですから間違いはあります)、
今年のトラブルはちょっと深刻。
受験生にとっては、ある意味「人生がかかっている」と言っても言いすぎではない入学試験の一里塚。
ドキドキ、ハラハラ、緊張してその日に臨む受験生のことを考えると、大学入試センターの誠実な対応を期待したいものです。
さらに今後このようなことがないように問題作りにあたり慎重であってもらいたいものです。
また、今年の受験生の皆さん。
本番まであとわずか。
センターに心乱されることなく、しっかりと実力を出してください。
少々の緊張と、自信をもって二次試験に臨んでくださいね。
くれぐれも体調だけは崩さないように。
応援しています!!

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2005.01.17

チャールズ皇太子と小泉さん

ヘンリー英王子、仮装パーティーでのナチス軍服着用を謝罪
という記事がイギリスをはじめヨーロッパで話題になっています。
お茶目で腕白なヘンリー王子が、深い考えもなくおどけて、オバカをしたのかもしれませんが、
やはりこの意味するところや反響は大きいものと思われます。
即、父親であるチャールズ皇太子は、当のヘンリー王子と兄のウィリアム王子を叱責。
「アウシュビッツ収容所」を見学するように、
また「シンドラのリスト」などの映画も見て、しっかりと戦争の現実を勉強するようにと言ったことも話題です。
王室という立場の人間が、人々に与える影響、波及を考えてのことです。
権威と権力は「言葉」以上の力を持っていることを、思慮浅薄な我が子に伝えたかったのでしょうか?
(チャールズ王子も人の親ですね、、、)
一方、我が国は今「NHK政治介入」が話題です。
「公正、中立」な番組作りを要請しただけであると、渦中の政治家、本人達は述べています。
確かに言葉を伝えただけであるのは事実かもしれません。
しかしその影に見え隠れするものこそ、人は「権力をかさにきている」というのです。
もっともNHKも大概おかしいから(上がと言う意味です。良心的な人は一杯いると思います)、この問題は容易に結論は出そうにもありません。これからも注目!
しかし、
しかし、
この問題に関しても我らがコイズミさん。
いつものようにお花をバックに記者会見。
「野党が国会に参考人招致(証人喚問?)しようとしているそうですが?」と言う質問に対して、
「どうぞ、野党のご自由に。」といつものシラッ〜〜とした返事。
「自民党の政治家が関係しているようですが?」
「NHK自身の問題ですから。」と言う総理。
そして、さよう〜〜〜なら。
小泉さん。
これってないよね???
あなたは自民党の総裁で、自民党を変えると意気軒昂に腕まくりして吼えていたではないですか?
もっと毅然と対応してください。
卑近な例に譬えるなら、
〜〜〜〜〜〜〜
小泉一家のはねっかえり(?)が問題をおこしました。
相手が怒ってきたら、
「いやぁ〜〜〜それは、やられるアナタの方に問題がありますよ」と言いきる厚かましい親のようなもの。
〜〜〜〜〜〜〜
小泉さ〜〜ん。これじゃ無責任のそしりは免れません。
「事の真相明らかにするよう努力」してください。小泉さん。
なんとな〜〜く、なんとなく、
小泉さんとチャールズ王子の格の違いと言うか、懐の違いを感じてしまいました(^^;

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2005.01.15

歌会始

昨日14日、宮中歌会始が行われました。
今年のお題は「歩み」。
天皇の詠まれた歌は次の通りです。
〜〜〜
戦(いくさ)なき世を歩みきて思ひ出づかの難(かた)き日を生きし人々
〜〜〜〜
終戦当時、困難な世の中を生き抜いてきた人々への尊敬、愛情があふれています。
さらに尊い平和の重みも同時に感じられます。
さて、今年の注目はなんといっても、一般公募の中から選ばれた最年少の天野莉那さん(小学校3年生)。
〜〜〜〜〜〜〜
 お母さんお母さんてばお母さん影ふみ歩き明日も天気
〜〜〜〜〜〜〜
ううう〜〜〜んんん。
何回詠んでも素敵。
すごい。
素晴らしい。
イイナァ、、、この歌。
「お母さんてばお母さん」というところが、親子の間の深い情感が流れていることがわかります。
そして「影踏み歩き明日も天気」は、その夕暮れの金色に輝く空を見ながら親子で手をつなぎ語らっている様が目に浮かび、さらにゆめ膨らむ明日が感じられる本当に素敵な歌。
天野さん。本当にほんとうに素敵な歌をありがとう。
これからも、いろんなこと詠んでくださいね。とても楽しみ(^.^)
さて、私は「歩み」という言葉で思い出すのはやはり安積得也の詩「純真」です。
〜〜〜〜〜〜〜
いかに見えるかよりも
いかにあるかを心配する

いかに見せるかよりも
いかに歩むかにこころする

眼前のボロをかくすよりも
あふれる真実で相手を包む
そういう女性をなつかしむ

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粥杖

今日、一月15日は,小正月
昔の人は小豆粥を作って、今年一年の健康や、あるいは粥の出来具合で一年の占いどもして楽しんでいたようです。
この粥を作るとき、回す棒を特別に粥杖と言います。この粥杖で叩かれると、男の子を産む事ができると言われていました。
清少納言は枕草子に次のように、書いています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
十五日、節供参り据ゑ。粥の木ひき隠して、家の御達(ごたち)、女房などのうかがふを、打たれじと用意して、常に後を心づかひしたるけしきもいとをかしきに、いかにしたるにかあらむ、打ち当てたるは、いみじう興ありてうち笑ひたるはいとはえばえし。ねたしと思ひたるもことわりなり。新らしう通ふ婿の君などの、内裏へ参るほどをも心もとなう、所につけてわれはと思ひたる女房の、のぞきけしきばみ、奥のかたにたたずまふを、前にゐたる人は心得て笑ふを、「あなかま」とまねき制すれども、女はた知らず顔にて、おほどかにてゐたまへり。「ここなるもの取りはべらむ」など言ひ寄りて、走り打ちて逃ぐれば、ある限り笑ふ。男君も憎からずうち笑みたるに、ことに驚かず、顔少し赤みてゐたるこそをかしけれ。また、かたみに打ちて、男をさへぞ打つめる、いかなる心にかあらむ、泣き腹立ちつつ、人をのろひ、まがまがしく言ふもあるこそをかしけれ。内裏わたりなどのやむごとなきも、けふは皆乱れてかしこまりなし。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
つまり、この粥杖(この形状は、どんな形か想像にお任せします)を持って、男の君は、ちょっとイイナァと思っている女房の背中やお尻をペンペンと叩く遊び(?)をしていたそうです。
そして、女房は、叩かれまいと逃げまわる、、、
その様が「おかし」と清少納言は語っています。
なるほど、、、
これはなかなかに艶やかな遊びですね。
その昔の宮中の人々は、こんな華やかで、粋な遊びをしていたのです。
今なら、もうそくセクハラになるのではないでしょうか?
これは、これでセクハラになって当たり前と思いながらも、
昔の人々の他愛のない、そしてユニークな遊びに、ちょっとホッとする懐かしさを感じたりもします。
佳き時代だったのでしょうか。
そんなことを思い出しながら、今日は小豆粥を作ってみようかしら。

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2005.01.14

ホイヘンス、土星へ

土星探査機カッシーニから切り離された子探査機ホイヘンスが、いよいよタイタンに突入していきます。カッシーニが、七年半かけて土星の軌道に乗ったのは、昨年の7月1日。
そして、子探査機のホイヘンスが昨年12月に切り離され、今日土星の衛星タイタンの大気に突入。
以後、土星の大気の状態などを詳しく調査する予定です。
さらに今日は、こんなニュースも発見。
NASA:テンペル第1すい星に向け、激突探査機打ち上げ
「胎児」発見 NASAスピッツァー宇宙望遠鏡

なんだかワクワクしてきます。
遠い宇宙のそのまた果てで、生まれた星達。
声もなく、ひたすら輝いている星達に今、人類はあついメッセジーを送ろうとしているのです。
「おおお〜〜〜いいい。元気でいるかい???
そちらはどんなだい?」って。
今、地球に接近しているマックホルツ彗星もまだまだ見ることができます。
ご覧になりましたか?
私はスバルに接近していた10日前後、一生懸命、目をこらして夜空を見上げていました。
南の一番高いところに、スバルがチカチカと輝いていました。
その周りにボヤッ〜〜〜と赤い光があったので、多分あれがそうだと思います。
以前住んでいたところは、夜には星しか輝いていないような所だったので、それこそ手にとるように星ぼしを見ることができました。
百武彗星やヘール・ホップ彗星の時はずっと見ていることができました。
そこで輝いていることが当たり前と思うくらい自然に、北の空で光っていた彗星達。
いま、どの辺りにいるのだろう?
次にやって来る頃、地球はどの様になっているのだろう????
思いは膨らむばかりです。
ロマンをのせて地球を飛び立った探査機。
ロマンをかかえて地球ちかくにやってきて、そして分かれていく彗星達。
思いは様々です。
なれど今、宇宙が旬。

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センター試験

明日は、センター試験
天気はあいにくのようですが、受験生の皆さん、頑張ってください。
もう会場へのルートを確認、交通機関での所要時間の確認はすませていますか?
できれば朝の時間に会場にいってみるといいですが、そうはできない受験生は、当日は早めに余裕を持って出てください。
次にすることは、もう一度入試要項に目をとおして、忘れ物がないか、確認。
とくに文房具のチェック。
消しゴム、鉛筆、シャーペン、芯、はもちろん、線引き、分度器、コンパスもチェック。
後はゆっくりと、気持ちを落ち着けて、、今までやった問題集を見て、テレビか漫画でも見て、、、というように時間を過ごしてください。
夕飯は「とんかつ」でも食べて縁起をかつぐか、ねぎや納豆など頭に良い食物を食べるのもいいです。
お風呂にゆっくり入って、早く寝ていい夢を見てくださいね。

センター試験は本番への一里塚。
気楽にやってください。今まで頑張った自分へのご褒美はもうすぐです、、、
応援しています。

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2005.01.13

青色青光

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
池中蓮華 大如車輪 青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光 微妙高潔
(池の中に蓮華あり 大きさは車輪の如し 青色には青光 黄色には黄光 赤色には赤光 白色には白光ありて 微妙高潔なり) 阿弥陀経より
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
意味は、
「池の中に蓮の花が咲いている。大きさはまるで車輪のようだ。青い色が青く光り、黄色い色は黄色く光り、赤い色は赤く光り、白い色は白く光っている。それらが非常に微妙な、何ともいえない妙なる清らかな香りをあたり一面に漂わせている」というところでしょうか。
経典を離れ、一般的な生活に使うならば、
それぞれが、それぞれの個性があって、みんな素敵だよ、、、
というような感じでしょうか。
自然界には、多くの光り、色があるわけです。
しかし、人間が光として見ることが出来る可視光は、赤、緑、青の三原色です。
光は波の性質を持っています。赤や緑は波長が長く、青はそれより短い。
今までは赤と緑は発光ダイオードはありましたが、青だけ不可能といわれていました。
これができればほとんどの光を作る事が出来ると言われています。
これを開発すればノーベル賞級ともいわれ、多くの研究者や技術者がこれに取り組んでいました。
そして、ついに日亜化学という当時はとても小さな会社の一人の技術者。中村修二さんがこれを成し遂げました。
私は今でもこの時のニュースを覚えています。
大発見のわりには初めは小さなニュースでした。
多分、本当かどうか初め信じていなかったのでしょ。
しかし、本物であることがわかり、「これは凄い」ということで、一躍スターになった中村さん。
あの時の技術者そのもの顔をした誇らしげな中村さんのこと覚えています。
しかし、
しかし、
いつのまにか、あの中村さんと会社が特許を巡り裁判になり、
そして、多くの注目の中青色LED訴訟は、結局、和解ということで決着は着いたようです。
中村さんは、多分最初は、お金の多寡を問題にしているのではなかったのだろうに、、、
いつの間にか、自分の研究がお金でしか評価されないこと、自分自身もお金の評価に流されていった事に、本人が一番深く傷ついているだろうと思います。
中村さんが本当に言いたかったこと、伝えたかったことは「お金」ではありません。
私は、この一連の流れを見て、いろんな事考えてしまいました。
基礎研究が隅にやられ、企業が求める先端技術ばかりが先を行く今のやり方では、
第二、第三の中村さんは出てくる(実際出ています)ものと思います。
この件に関しては珍しく小泉さんと気があいました(めったにあわないのですが(^^;)
本当に「発明者の意欲をそがないように」企業がしてもらいたいと願うと同時に、
小泉さん。竿頭の歩を一歩進めて、
「学校教育においても、子どもたちや教師、また研究者の意欲」をそがないように文部科学省に提言して下さい。
〜〜〜学舎中蓮華 大如車輪 青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光 微妙高潔〜〜〜
となるような教育を、おねがいしま〜〜〜す。

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2005.01.12

ビラまき逮捕、起訴へ

昨年末さらにビラまき逮捕という記事を書きました。
東京葛飾区のマンションでビラを撒いていた男性が逮捕された事件です。
東京地検は11日、この男性を「住居侵入」の罪で起訴しました。
逮捕も驚きましたが、さらに起訴にまで至るとは、どういうことなのでしょうか???
住居侵入ということらしいですが、
この男性は、ドアを開けて家まで入ったのでしょうかねぇ???
たんにドアポストに入れただけなら、
うちにも、いっぱい逮捕されてしかるべきビラが入っています。
まず、ピザやさん。
それから、不動産やさん。
さらに英会話教室に、、、
なぁんて数え上げたらきりがない。
そうそう、回覧板も不在の時は、仕方がなくドアポストに入れることもあります。
と、いうことは自分も含め、周り中、起訴される人たちだらけなのだ〜〜〜
おおお〜〜〜
知らない間に犯罪者にされる危険が忍び寄っているのでしょうか???
いえいえ、大丈夫です。
安心してください。
普通は、大丈夫。
問題はやはり撒いていたビラの性質が、共産党のビラだということにあるのでしょう。
これはこれで、やはり大きな問題を感じます。
政治や宗教については、みなさん、いろんな意見があります。
選挙近くなれば、バンバン政党から電話がかかります。
普段は、いろんな宗教の勧誘がピンポ〜〜ンと訪ねてきます。
そんな情報の一つひとつを取捨選択しながら、私たちは生活しています。
なにも特定の政党や宗教だけを、公的に排除することも毛嫌いする必要もありません。
こうした事件が起こると、さらに延長に何が待っているのだろうと不安になります。
これは、たんにビラ撒き逮捕・起訴事件ではすまされないような気がします。
しっかりと目を瞠らせて事件の経緯をみていきたいです。

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2005.01.11

旗源平

金沢のお正月。
旗源平という遊びがあります。
私は幼い頃、近所の友達や、兄弟とお正月にはよくしていました。
今から思えばなんてことのない旗とりゲームなのですが、
子どもの頃は、かなり盛り上がって遊んでいた記憶があります。
大人になって故郷の金沢から離れ、いろんな地方に住みました。
そして、当然、みんな旗源平を知っているものと思った私は、お正月になって我が子に、買い与えてやろうと思い、
いろんなお店を探しました。
しかし、どこにもない。
お店の店員さんに聞いても「知らない」と言う。
夫も知らない。
そこで初めて、あの遊びは金沢だけに伝わっている伝承遊びなのだと知りました。
今、消えゆくこの遊びを伝えようと、金沢では、お正月だけでなく「こどもの日」などでも子ども会や学校で行っているそうです。
いろんな土地のいろんな行事が忘れ去られ、塗り替えられようとしている今日。
伝統を守ろうと必死に頑張っている方々が大勢いらっしゃるのもまた事実です。
京都・祇園祭のお囃子は子どもたちに受け継がれています。
各地の伝統行事が子どもにしっかりと伝えられていこうとしています。
自然の中で、季節の移り変わりを肌で感じてきた先人たちの思いを、グッ〜と引き寄せることができるお正月。
アナタは、何を行いましたか???
凧揚げやこま回しをする子どもの姿はめっきり減ったように思いますが、子どもは何をしていたのだろうか?
もうすぐ、小正月。
この日は小豆粥など頂いて、これから本格的に寒くなる冬をのりきろうという昔の人の知恵を、また思い起こす日でもあります。
せっかくの正月。
久しぶりにカルタなどしてみようかと思っている私です。
〜〜〜
人はいさ 心も知らず 古里は 花ぞ昔の 香ににほひける (紀貫之)

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軍事費予算

四兆八千五百六十三億円の軍事費が2005年度予算で計上されました。
と、言われても想像もつかない数字なので多いのか少ないのか、
妥当なのかそうでないのかサッパリわかりません。
が、
が、
中味そのものをみるとその異常さが歴然としてきます。
例えば、
自衛隊員の大幅な実質増員です。
政府自らが「国対国の伝統的な戦争は蓋然性が大変低い」と言いながら、
設備や隊員の増加を図ることは、その意図が海外派兵にあることは明らかです。
実際、陸自はイラク派兵一年間延長をうけて146億円を予算に計上。
また「ミサイル防衛構想」として、その研究のため1198億円。
これは日米共同研究費だそうです。
米軍基地をミサイル攻撃から守るということが、公然と言われている理由ですが、
こんなこと本当に信じている政治家はどれだけいるのでしょうか?
「日本の米軍基地をミサイル攻撃してくる敵国」なぁんて
時代がかった理由をアレコレつけていますが、
本当の狙いは、
ズバリ、
〜〜アメリカの世界戦略のお先棒を担ぐ〜〜ことでは???と私は思います。
小泉さ〜〜〜ん。
いかがでしょうか???
ちがっていますかぁ〜〜〜〜????
小泉さん、
お願いです。考え直してください。
みんなの税金、もっとみんなのために使うことが出来ないものでしょうか???

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2005.01.10

全国高校サッカー選手権

全国高校サッカー選手権の決勝戦が、きょう国立競技場で行われました。
ここまで勝ち抜いてきたのは、千葉の市立船橋高校と、鹿児島の鹿児島実業高校の二校でした。
結果は鹿児島実業がPK戦の末、優勝しました。
おめでとうございます。
試合内容は、スコアドローということもあって、双方手堅い守りと、攻めきれないFWの焦りが感じられるものでした。
前半は、お互いの力量を推し量るような、遠慮気味の展開でした。
(ちょっと、眠くなったりもしました、ゴメン。)
後半になって、相手が分かり出したのか、双方、自分の得意のサッカーを行い、
何度もゴ〜〜ルというシーンがありましたが、もう一つというところで得点に結びつきません。
迎えた延長戦も、その流れは変わらず、お互いにチャンスとピンチの繰り返し。
それでも得点できず、ついにPKにもつれこみました。
準決勝の星稜高校との試合を彷彿とし、
さらには昨年のサンフレッチェ広島ユースと鹿島アントラーズユースまで思い出しました。
PKは、いずれが勝っても辛いものがあります。
以前は、双方が優勝になったのですが、
勝敗を決めなければならない、、、ということで取り入れられたようです。
私は個人的には、両チームともに優勝の栄誉、名誉に値すると思いますが、、、
いずれにしても、両チームの皆さん。
本当に有り難うございました。
清々しい戦いでした。
さて、それはそれとして、我が家で注目を浴びていたのが、市船の薬袋君。
実は、星稜高校の時、活躍していたのですが、彼の名前を読むことができません。
「ねぇ、あの7番の選手、なんて名前?」
「う〜〜〜ん。クスリブクロ?」
「ヤクブクロ?」
とかとか悩んでいました。
テレビのアナウンサーも、うまい具合に彼の名前を読んでくれません。(^^;
「う〜〜〜ん????」
わからないまま、星稜の時は、時間切れ放送でそのままになった薬袋君。
そして、今日、最初からテレビを見ていなかったので、やっぱり活躍の薬袋君、名前がわからない。
テレビのアナウンサーも、上手に彼の名前を言わない、、、
うううううう。
なんて読むんだぁあああああ。
いろいろ、いろいろネットで検索してついにわかったのです。
「みない」君と呼ぶことを。
後から「みない」と入れて変換させたら、ちゃんと辞書にありました。
(思えばきっとアナウンサーはミナイと言っていたのでしょうが、まさか7番の薬袋君とは思わなかったのでしょうね)
さて、その意味が洒落ている。
「長寿健康の村では、富山の薬袋を見ないから、それが転じて薬袋=ミナイになった」そうです。
すごい〜〜〜〜
そうだったのか!!!
なんだか、すごい。
漢字が読めたこともスッキリ、嬉しかったけれど、それ以上にその意味を知って感激(^.^)
それにしても、日本語ってスゴイ
改めて感心。
なぁんて、思いながら観戦していた決勝戦でした。
薬袋君。
これからも頑張ってくださいね。応援していますよ。
それから、両チームの皆さん。
ますますのご活躍お祈りしています(^.^)

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成人の日

今日は成人の日。
150万人が新成人だそうです。
おめでとうございます。
と、言いたいが、、、、本当にお目出たいのだろうか?
新成人のみなさんにとって。
完全失業者290万人、うち若者が130万にという実態。
さらに働いているとはいえ、不安定なパートやアルバイト派遣、契約社員。
大学を出ても夢も希望もない。
その大学でさえ高い授業料。
学ぶことも制約されているのが現状です。
若者を使い捨てカイロのように、使いきるだけ使おう、仕事や学問や、技術を教えるなんてもったいない。
というような、今の社会の仕組みのなかで、若者が段々疲弊していくのは、胸が痛くなります。
大人である私の責任を強くつよく感じます。
夢や希望を与えることの出来ない社会、政治の在り方を、ズキ〜〜〜ンと感じながら、
新成人の皆さんに、
「私たち、大人も頑張るから、あなた方も諦めないで」と呼び掛けることしかできない私です。

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春を告げる若草山

〜冬ごもり 春の大野を 焼く人は 
     焼きたらぬかも わが心焼く(大伴家持) 〜
昨日、一月9日は、奈良若草山の山焼きでした。

私は家族と、朝早くからお弁当を作って斑鳩の里へ出かけました。
法隆寺、中宮寺とお寺を巡り、みほとけのお顔を拝観してきました。
与謝野晶子が詠んだように、
「みほとけなれど釈迦牟尼は美男におわす」お顔をしていました。
奈良は京都と違って、そのたたずまいが、のんびりとゆっくりとしています。
法隆寺の境内もまだ固い桜のつぼみが、未だ咲かぬそのことを楽しんでいるような、淡い感覚が全体に流れていました。
この道を、この空を聖徳太子は歩き、仰ぎ、何をか思い、何をか迷ったのでしょうか???
静かな斑鳩を後にして、家族でカラオケにいきました。
夫は、顔や性格がサザンの桑田さんソックリで、その上、歌も上手。
子どもは、今の子で難しい歌を歌います。
私は、すごく下手で、夫やら子どもに助けられ、それでもあまり上手には歌えません。
コーラスとカラオケって全然違うので、ついていけないのです(^^;
ひそかに、今度カラオケ教室に通おうと思っていたりして(^^;(^^;
そんなこんなで、奈良で午後を過ごしていて、
帰りは、若草山の山焼きを見ることができました。
と、いっても遠くからですが、、、
次第に暮れていく空に赤赤と山を焼く炎が燃え上がり、壮観な絵模様を映し出していました。
大和の春はもうそこまできているのでしょうか????
時代を超え、人々が自然に祈るその気持ちは同じでは、と感じた一日でした。

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2005.01.08

高校サッカー準決勝 星稜・市船戦

今日、高校サッカーの準決勝が国立競技場で行われました。
第一試合は、名門同士の戦いで、制したのは鹿児島実業でした。
第二試合は、石川県の金沢星稜高校とご存じ市立船橋の対戦。
私は金沢出身なので、そりゃ文句なく星稜の応援。
星稜は試合開始早々の3分でゴール。
先制した後も、攻め込んでいたのですが、前半の半ばに市船にミドルシュートで決められ1−1で、折り返しました。
後半は、徐じょに船橋にボールを支配され、守ることが多くなったかなと思った矢先、
船橋の監督は二年生の白山君を投入。
そして、この白山君の見事な、本当に鮮やかな走りで、ドリブルからの落ち着いたシュートで二点目をとられました。
その後、どんどん過ぎていく時間と焦る気持ちの中、星稜は本田君を中心にバンバン攻めていきます。
おしい〜〜〜
ウ〜〜〜〜ン。
唸るようなシュートが何回もありましたが、どうも得点には結びつきません。
もうだめか、、、
後半40分も過ぎ、ロスタイム3分。
ひたすら守る船橋に攻める星稜。
走れ、いれろーーーー
見ている方にも力が入ります。
そして、
そして、
ロスタイムも3分を回り、最後のさいごのCK。
ファサイドでボールを受けた選手が渾身の思いを込めてキック。
ボールはゆっくり、そして劇的にゴールに吸い込まれました。
同点。
2−2。
すごい。
追いついた。
やった!!!!
こんなことって本当にあるんだぁ〜〜〜
興奮覚めやらぬまま、PK戦になり、
一人目のキッカーは両チームとも難なく決めました。
しかし、星稜の二人目が大きくはずして、市立が一歩前をいきます。
このままで終わるか???
と、思いきや、市立船橋の4人目のキッカーもはずして、結局4−4で、終わり、いよいよ6人目からははずしたところで負けになります。
さぁ〜〜〜どうなるか。
見ている方はますますハラハラ、ドキドキ。
テレビのアナウンサーも解説のセルジオさんも興奮。
さぁ!!!
と、いうところで、
あれよあれよ、コマーシャルが入ってくる。
もしや、もしや。
イヤな予感。
時計は四時にならんとしています。
もしやぁあ〜〜〜
と、思いきや予感は見事に的中。
番組はなんの斟酌も躊躇も謝罪もなく終わりました。
あ〜〜〜〜
いいところだったのに、、、、
これってアリィ???
チャンネルをあっちこっち回しても、どこもやっていません(当たり前か)
ううう〜〜〜んんん。
なんとなく消化不良。

結局、4−5で市立船橋が勝ち決勝進出ということをネットで知りました。
残念。
しかし、とても面白い試合でした。
高校生のハツラツとしたプレーは見ていて楽しい。
星稜高校の皆さん、有り難うございました。お疲れ様。
船橋の皆さん、決勝では鹿実との試合、どうぞ素晴らしいプレーをして下さい。
楽しみにしています。

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ふるさとの山

〜ふるさとの山に向かいて言うことなし ふるさとの山はありがたきかな(石川啄木)〜

お正月をふるさとで迎えた私たちは、故郷の山々を見ながら帰路に着きました。
遠くに雪を頂いた吾妻小富士。
前に右にといろんな顔を見ながら進むと、やがて安達太良がキラキラと輝いてきます。
高村光太郎が「本当の空」と言った安達太良の空を光る阿武隈川が映し出していました。
安達太良が遠くになった頃、目の前には磐梯山が現れてきます。
チョコレートケーキのうえにホワイトチョコをまぶしたような磐梯は、まだ雪が降り足らないような顔をしていました。
故郷の山々をあとにさらに走れば、いつの間にか日本海のおだやかな海が現れ、そしてさらにさらに遠くに、日本アルプスの峻烈な山が空いっぱいに並んで迎えてくれます。
畑や田んぼには雪が残り、日の光を受けて輝き、ずっと連なった先には青くて銀色の日本の屋根が見えてきます。
トンネルをくぐったその先の景色が冬だったり、春だったりと、移り変わりを楽しみながら帰途につきました。
〜ふるさとの山に向かいて言うことなし ふるさとの山はありがたきかな〜
啄木の心境にちょっと近くなった一日でした。
故郷を愛し、自然を慈しみ、その大いなるものに感嘆することは、「ありのまま」のことのように思います。
愛国心なんて今更、声たかく叫んでいる人々にとって、国とは何か?愛とは何か?というような質問を発することは無駄なのかもしれませんが、、、
教育基本法にことさらに盛り込もうとしている、「郷土と国の愛」。
今年もしっかりとこの動きを見ていかなければなりません。
「心のノート」の行き着く先とともに。

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2005.01.07

七草粥

「七日、雪間の若菜摘み、青やかにて、例はさしもさるもの目近からぬ所にもて騒ぎたるこそ、をかしけれ。」
と清少納言が枕草子でも書いている七草粥。
今日、一月七日は、この七草粥の日です。
昔から正月七日に七草粥を食べるとその年は無病息災でいられるという言い伝えがあります。
そもそものいわれは、中国から来ているのでしょうか?
 中国では、一月七日を「人日(じんじつ)」と言います。
 人日とは「人を殺さない日」の意で、中国では昔からこの日、刑を行わなかったのだそうです。
また、 この日の風習の一つに、七種類の菜でお吸い物を作る風習がありました。
 七草は、中国の人日の一月七日という期日と七種の菜で作られるお吸い物を食べる風習が今に伝わったものでしょうか。
いずれにしても、春早々、若菜を摘みながら、一年の幸せを祈った昔の人の思いが偲ばれます。
〜〜〜〜〜〜〜
君がため 春の野に出でて 若菜つむ 我が衣手に 雪は降りつつ
(きみがため はるののにいでて わかなつむ わがころもでに ゆきはふりつつ)
光孝天皇詠む 百人一首より

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2005.01.06

アダムとイブとそしてヘソ

世界中で最も有名な夫婦、アダムとイブにヘソがあったかどうか?
ルネッサンスの画家たちは真剣にこの問題について悩みました。
「われわれが普通ヘソと呼んでいる、あのねじれた、ないし複雑な形をした突起をしたもの」を人類最初の夫婦がもっていたかどうかをめぐっての論争は、創世記が書かれて以来、現在に至るまで熱心なファンダーメンタリストの間では続いているそうです。
この愉快な論争、あるいはコートニー・ブラウン教授の透視能力などなど、ユニークではあるが、はたして科学かどうかという疑問を投げかけている本が、
マーティン・ガードナーの「インチキ科学の解読法」です。
私たちは、科学という言葉には、弱く、甘い。
つい、そんなものかと受け入れてしまいがちです。
しかし、そこには大きな罠があって、ウカウカと入り込んでしまい、抜けられなくなることもあります。
人はいつでも真理を求め、
真理の前に敬虔で、謙虚であらんとします。
だがしかし、その真理とて、人間が作ったものであることも、頭の一方の片隅に置いておかなければなりません。
そんな警告と啓蒙を込めたのが、「インチキ科学の解読法」です。
正しい、間違っているはともかく、あなたに新しい物の見方を提示してくれるかもしれません。

さて、先の問題、あなたはアダムとイブにおへそはあったと思いますか?
私?
私は、もちろんあったと思います。
キリスト教は一神教ですが、私はどちらかというと多神教、八百万(やおろづ)の神々が好きです。
(好みの問題ではないか(^^;)
森羅万象、どこにも神というか精霊が宿っていると言う方がロマンがあり、好きです。
もっとも、日本にもアダムとイブほどではありませんが、イザナギ、イザナミの夫婦が「国作り」をしていますが、
こちらはちゃんと服を着ているので、よかった、よかった(^^;
年末、年始とキリスト教徒になったり(?)仏教徒になったり(?)神道になったり(?)と、忙しかった私。
イザナギとイザナミなら笑って許してくれるだろうか???
まぁ、おおらかでいいかぁ。日本人って。
いつものろぶさんの神様の憂鬱という記事を拝見しながら、神様も大変だなぁと納得。
そしてキリスト教と神道の有名な夫婦のことを思い出しました。

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2005.01.05

マックホルツ彗星

マックホルツ彗星
が、一月6〜10日、肉眼で観察できる距離まで接近してきました。
七日から九日にかけては、スバルのそばを通過します。夜八時頃から観測することができます。
スバルは清少納言が枕草子で「星はすばる」と言い、星ぼしの中で一番いいと謳った星団です。秋から冬にかけて、青白く南の空高くキラキラ輝きます。
周りには、もっと明るく華やかに輝く星がいっぱいあるにもかかわらず、この星は何か人を惹き付けるものがあります。それはこの星が持つ哀しい伝説を思い出させるためか、いにしえの才女を思い出すからかわかりません。
肌を切り裂くような冬の寒さになんともマッチしている星がオリオンとスバルです。
このスバルのそばをボツーと輝いて通過するのが、マックホルツ彗星です。
天上高く繰り広がられる冬の星達の競演、
宇宙からアナタへの贈り物、
是非ご覧ください。
寒さ対策をお忘れなく!!!

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年の初めのためしとて

♪年の初めの ためし(例)とて
 終りなき世の めでたさを
 松竹立てて 門ごとに
 祝う今日こそ 楽しけれ
(一月一日より)

明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、先に書いた唱歌一月一日は、実は皇室の繁栄を祈る歌だということをご存じでしたか?
作詞者は第80代出雲國造(こくそう)・出雲大社宮司の千家尊福(せんげたかとみ)、作曲者は宮内省の雅楽長であった上真行(うえさねみち)氏なのです。
二番目の歌詞は、
♪初日の光 さし出でて 四方(よも)に輝く 今朝の空
 君がみかげに 比(たぐ)えつつ 仰ぎ見るこそ 尊とけれ
〜〜〜〜〜〜
というのです。
もともとは、
〜初日のひかり 明(あきら)けく 治まる御代の 今朝の空」〜
でした。しかし、「明けく治まる」=「明治」が終わってしまい、大正となったので、現在の歌詞に変わったそうです。
そして、この歌は、今日1月5日、出雲大社で行われる説教始祭(せっきょうはじめさい) で、全員で歌うそうです。
私たちは、国歌かどうかということで「君が代」ばかりを問題にして、とやかく議論していますが、
実は生活のあちこちに「皇室」が鏤められているのです。
もっとも、多くの人はさして気にもとめないくらい、今ではこの歌の起源は曖昧になっていくようですが、、、

それはそれとして、
皆さんにとって、今年の「年の初め」は如何でしたか?
私は、夫の実家、私の実家へ行きました。
普段は遠く離れて住んでいる親の顔を見、声を聞き、
日常から離れ、ゆったりしたお正月の時を過ごしました。
我が子にとっても、祖父や祖母と過ごした時間はとても有意義なものでした。
初もうでやおせち料理の由来などを教えてもらい、その合理性を今更ながら知ることができました。
日本のお正月の伝統を親の代から子へ、そして孫へと伝たえることが出来たひとときでした。
伝えていくもの、消えていくものをしみじみと噛みしめました。
敬虔で豊かな年の初めの行事を、行いながら、
今年が平和で実りの多い年であることを祈らずにはおられませんでした。
本当に、
ほんとうに、
今年が素敵な年でありますように!!!

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