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2005.01.08

ふるさとの山

〜ふるさとの山に向かいて言うことなし ふるさとの山はありがたきかな(石川啄木)〜

お正月をふるさとで迎えた私たちは、故郷の山々を見ながら帰路に着きました。
遠くに雪を頂いた吾妻小富士。
前に右にといろんな顔を見ながら進むと、やがて安達太良がキラキラと輝いてきます。
高村光太郎が「本当の空」と言った安達太良の空を光る阿武隈川が映し出していました。
安達太良が遠くになった頃、目の前には磐梯山が現れてきます。
チョコレートケーキのうえにホワイトチョコをまぶしたような磐梯は、まだ雪が降り足らないような顔をしていました。
故郷の山々をあとにさらに走れば、いつの間にか日本海のおだやかな海が現れ、そしてさらにさらに遠くに、日本アルプスの峻烈な山が空いっぱいに並んで迎えてくれます。
畑や田んぼには雪が残り、日の光を受けて輝き、ずっと連なった先には青くて銀色の日本の屋根が見えてきます。
トンネルをくぐったその先の景色が冬だったり、春だったりと、移り変わりを楽しみながら帰途につきました。
〜ふるさとの山に向かいて言うことなし ふるさとの山はありがたきかな〜
啄木の心境にちょっと近くなった一日でした。
故郷を愛し、自然を慈しみ、その大いなるものに感嘆することは、「ありのまま」のことのように思います。
愛国心なんて今更、声たかく叫んでいる人々にとって、国とは何か?愛とは何か?というような質問を発することは無駄なのかもしれませんが、、、
教育基本法にことさらに盛り込もうとしている、「郷土と国の愛」。
今年もしっかりとこの動きを見ていかなければなりません。
「心のノート」の行き着く先とともに。

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