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2005.02.27

スーパーカップ

昨日26日、サッカーJリーグチャンピオンの横浜マリノスと天皇杯優勝の東京ヴェルディが戦うスーパーカップがありました。
結果は2−2の末のPK戦で、東京Vが勝ちました。
面白かった(^.^)
本当に面白い試合内容でした。
とくに目を瞠ったのは、やはりワシントン(ブラジル人だけれどワシントン、、、っていつも通りのつまらないこと考えています(^^;)
前半は、ゴール目指して突破するも、中澤の身体を張った守りにどうにもゴールすることができませんでした。
何回も、あわや〜〜〜と言うシーンがあったのですが、得点できない姿に、なんとなくチアゴ(サンフレッチェのFWだった選手)を思い出したりしましたが、、、
うううう〜〜〜〜んんん。
これは中澤の勝ちかと思って観ていました。
ジーコさんも来ているからなぁ。
そういう意味では代表を狙っている選手たちは活躍していました。(とくに相馬が素晴らしい活躍をしていた印象があります)
そして後半は試合が動きに動いて、
まずは東京Vのワシントンが先制。
しかし、横浜も後半終了間際にたてつづけに2点を入れて、これで試合は終わりか、、、と思いました。
が、
が、
運命の女神はロスタイムギリギリでワシントンにもう一回チャンスを与えました。
小林のシュートこぼれ球→ワシントン拾う→背中で相手DFを抑え反転→軽やかにシュート。
那須はなすすべも無く(^^;)、中澤は置いてきぼりでした。
こうして見応えのあるゴールを決め、同点。
そしてPKへと進んだのですが、、、
本当に素晴らしい活躍をしたワシントン選手に惜しみない拍手を贈ります。
東京Vの皆さん、おめでとうございます。
いやぁ〜〜〜それにしても手強い。
ワシントンには要注意。
どうか、お手柔らかに。
さてさて来週から始まるJリーグ、また楽しみが増えました(^.^)

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2005.02.25

ババァ発言

石原知事『ババァ』発言訴訟の判決が24日、東京地裁でありました。裁判長は「憲法の理念と相いれない見解だが、個々人を対象としておらず、精神的苦痛を与える内容とはいえない」と原告(都内在住の女性ら百三十一人が石原知事に、一人十一万円の損害賠償などを求めたの請求を棄却しました。
〜〜〜〜〜〜〜〜
石原知事は2001年11月発売の女性週刊誌のインタビュー記事で、知人の大学院教授の言葉を引用しながら、
「文明がもたらした最もあしき有害なものはババァなんだそうだ。女性が生殖能力を失っても生きてるってのは、無駄で罪です、って」と発言。
「なるほどとは思うけど、政治家としては言えないわね」と付け加えた。別の会議でも同趣旨の発言をした。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

判決にあたり裁判長は
「不適切な表現が用いられ、女性の多くが不愉快な感情を抱いたと推測される」と発言を批判。
「不用意だったが、極めて多数の者を対象とし、個々人の権利や利益への影響は薄くなる」と述べました。
 原告らは判決後「結果は残念だが、(判決は)許されない発言と認めている。石原知事は判決をよく読んで謝罪してほしい」と発言。
 石原知事側は「コメントを出す予定はない」としています。

うううう〜〜〜〜〜んんん。
石原さ〜〜〜〜ん。
なんて言うのか聞きたいよ。すごく聞きたい。
さて、それにしてもねぇ。
そもそもの発言も大学教授はそのような趣旨は言っていないそうです。
石原さんがご自分の趣旨に合わして発言されたのでしょうが、なぁんだか悲しくなるような発言ですね。
人間に対して暖かくない。優しくない。
石原さんにとって「役に立つ」人間とは一体どんな人のことなのかなぁ?
石原さんが今まで築いてきた人間関係ってどんなものなのだろうか???
私は都知事としての石原さんより、個人としての彼の生きざまや人生観や、それを培ってきた土壌にすごく興味をもちます。
石原さんのお母さんや、奥さんってどの様な方なのかな???

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大学入試

今日から国公立大:2次試験が始まります。
 今年の2次試験の志願者数は50万7978人だそうです。募集人員に対する志願倍率は90年の大学入試センター試験導入以降、最低の5.0倍(昨年5.3倍)ということです。
少子化、さらには授業料の高騰。そして大学は出たもののその先が見えないということで、だんだん志願倍率は減少しているのでしょうか。
今、企業などでは2007年問題ということで、団塊世代が定年退職すると同時に以後を担う人材の不足を危惧する声が出ています。
ところが、大学でも2007年問題というのが秘かに浸透していて、大学人は戦々恐々としているのです。
何故?と思われるでしょう。
実はこの年から本格的「ゆとり教育」の子どもたちが大手を振って受験、入学、そして大学生になるのです。
「うわぁあああああ、、、ゆとり世代がやってくる〜〜〜〜」と息を顰めておののいています(ちょっとオーバーかなぁ?(^^;)
しかし、教育課程があからさまに減少させられた授業で育った学生を受けいるには大学人は、しばらくは戸惑うことでしょう。

さて、いずれにしても受験生の皆さん。
リラックスして気負うことなく、平生の力を出されますように。
ブログを通してお祈りしています。

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2005.02.24

メーキングビデオ

ファンタジーが大好きな我が子は今ロードオブザリングのDVDに夢中です。
未公開映像やメーキングが収録されていて私も一緒になってワクワクしながら観ています。
トールキンの原作「指輪物語」を読んだのはもう10年前。
あの時は、いつかきっと面白くなると期待を込めて読み進んでいました。
結局、最後まで期待だけを抱えて本を閉じたのですが(^^;
そして映画になると聞いた時は、どんな風にあの難解な本を映像にするのかと少々心配までしたのです。
が、
公開された映画は、原作を遥かに超えた(私の中では、、、です)作品でした。
わからなかった物語のあらすじがしっかりわかりました(^^;
監督のピーター・ジャクソンさんの凄さには感動していました。
そして今回、メーキングビデオを見てその感動を新たにしています。
監督は勿論、スタッフ、キャストすべての人がこの作品に注ぎ込んだ熱意がビビ〜〜〜ンと伝わってきます。愛情が静かに伝わります。
今、映像はCG技術の発達で、とんでもなく空想的な場面も作り出されるのですが、
ジャクソンさん以下、全てのスタッフは、できるだけそうした処理はしない方針。
そこで、現地でのロケや、ミニチュアの建物を作ったり、試行錯誤の繰り返し。そうした苦労話がビデオには鏤められています。
同じセリフを何回も取り直したり、光のあて方を考えたり、、、と。
そうか、、、こうしてあの映画ができたのか!こうしてあの場面が作られたのかと思うと感慨も一入です。
今、我が家の話題はナルニアの映画化ですが、どんな出来になるか楽しみでもあり心配でもあり、、、

先日、映画監督の小出正之さんからトラックバックいただきました。
小出さんの作品はまだ見ていない私ですが、今度機会を見つけて、拝見させていただこうと思っています。楽しみです(^.^)
映画に限らず、作品を創造する仕事とはなんと素敵なことかと思っています。
自分を美しく表現する。
心をありのままに捉える。
現実を鋭く観察する。
そして最後はやはり「愛」でしょうか、、、
素敵ですね。
創造することって。

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2005.02.23

君の名は

「野党」と呼ばないでと民主党の先生方は言っているそうです。
そういう君の名は?
「政権準備政党」
だそうです。

政権準備党ねぇ〜〜〜
まぁ、野党ということで政権批判ばかりするのではなく、次期政権を担うための予備軍、準備をするのだという意図はわかるのですが、、、
自らの党内からも形に拘るより中味をと言う声が出ています。
この頃の民主党って存在感が無くなった気がします。
なぜなら、自民党と言っていることの違いが鮮明でなくなったように思うのです。
民主党の先生方が言わなくても、国民は見ているのではないでしょうか?
「民主党は補完政党」だって。
なぁんだか、このニュース、「語るに落ちた」感がしてなりません。
おおーーーーい。
もっと国民の方を見てくれよ〜〜〜
と、声を大きくして叫びたい。
大切なことは何か?
今の民主党の先生方は忘れているような気がします。
私たちの生活の苦しさをもっと分かってください。
消費税を上げるなんて言わないでください。

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2005.02.22

植草さん

植草元教授に懲役4月求刑、弁護側は無罪主張というニュースを朝のワイドショーで見ました。
まぁ、素直な感想は「マッタク、、、(^^;」です。
真相がいずれであれ。
女性のコメンテーターがとても良い事を仰いました。
「彼がどんなに無実を主張しても、所持品に痴漢のDVDが沢山あったということは、それだけである種の罪ではないか。そもそも痴漢行為というのは罪である。それを容認するようなDVDを所持していることは、自分がする、しないはともかく痴漢行為そのものを認めていることでは、、、」と。
なるほど。
私もその通りだと思います。
彼は天地神明にかけて自らの無罪を主張しています。
しかし一方では自分の趣向(?)も認めているわけですが(^^;
人にはそれぞれの性癖というか趣味があるからとやかくいう筋合いではないのでしょうが、、、
が、反社会的な痴漢行為を煽るようなDVD愛好者とするなら、それはやはり社会倫理的には問題ありかなぁ?とも思うのですがどうでしょうか?
さて、私はこの事件は植草さんそのものとは別のところで二つの問題を感じています。
一つは以前も書いた「痴漢冤罪」です。
もう一つは、被害に遭う女性たちのその後の心の問題です。
痴漢は普通現行犯逮捕ということなのですが、満員電車なので痴漢行為したと言われて、捕まったらこの様に言われるそうです。
「認めたら帰してやる」と。ここで大概は面倒くさくて認める。
もし否認したら起訴される、、、ということらしいのですが、
このシステムっておかしいのではと思います。
冤罪でその後の人生が大きく変わった人も多数あると思います。
植草さんも利益誘導があったと主張していますが、なんとかこの機会に改善できないものでしょうか。
さて、もう一つの被害に遭った女性の心痛を思うと悲しくなります。
痴漢行為って、人間の尊厳を奪うものであると改めて思うのです。
やっぱり絶対に許せない行為であると思います。
このような悲しい事が起こらないような社会になってほしい。
本当に。ほんとうに願わずにはいられません。

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2005.02.21

関心 意欲を算数で測る?

算数と数学というタイトルでブログを書いていらっしゃる matheduさんから「関心 意欲 態度」という記事のトラックバックをいただきました。
早速拝見。
記事を、読ませていただいてビックリ(*_*)(目が点になりました)
はぁっぁあああああ〜〜〜〜
です。
お時間のある方は是非ご覧ください。

先日の国語の関心、、、、と言い、
出題者は本気で問題作っているのか???と疑ってしまいます。
以前、私は国語教育の必要性という記事を書いたことがあります。
あの時も表面的な正解を求めることになんの意義があるのかと疑問を投げかけたことがありますが、
その当時よりさらに深刻な事態に直面している気がします。
算数であれ、国語であれ、あるいはなんであれ子どもたちの「関心 意欲」をテストで測ることなんて出来るはずがないと私は思います。
こんな愚かしい問題を子どもたちにぶつける前に、もっとやるべきことが一杯横たわっています。
まずは、図形を教える時間を増やす、とか国語の作文指導を充実させるとか、、、
その方が子どもたちの関心や意欲は伸びるのでは、と私は考えます。

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憲法の理念

日本国憲法の理念について、考えてみました。
〜〜日本国憲法の各条項の背後には、いくつもの国のあり方についての理念が存在している。その中で、日本国憲法の各条項にもっとも強く影響を及ぼしているのが、民主主義と自由主義という政治的理念であり、このほかに平和主義がある。日本国憲法は各国の近代憲法に共通の理念を背景にしている。〜〜
と、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』には書いてあります。
現憲法に貫かれている理念が民主主義と自由主義、そして平和主義というなら、何故変える必要があるのだろう???
現憲法を変えるということは理念を変えるということです。
では、どんな理念を私たちは持つべきだというのだろうか???
憲法が古い、制度疲労しているという言葉をよく耳にします。
しかし、憲法はそもそも理念であり理想であるのだから、現実が変わってきたら、その都度、「我々はどの様にすべきか?」と憲法の精神に立ち戻るために存在しているものでは、と私は思うのです。
時々の問題、情勢に関しては法律がきめ細かにあるし、不足ならば補えばいいとも思います。
高らかに国民主権と基本的人権の尊重と戦争放棄を謳った日本国憲法を今、変えなければならない必然性が私には、どうにも見えてきません。
「9条」を邪魔者扱いしている人たちの影が見え隠れしてくるだけです。
私は今は、憲法を守っていく人々に拍手を贈る側に立っているような気がします。
なぜなら、現憲法の理念に賛成だからです。
いろんな意見があるかもしれませんが、私はやはり戦争放棄は人類の英知であると今も信じているのです。
多くの国の規範になるような、そんな日本でありたいと願っているのです。
なお、最後に「理念とは何か?」を辞書で調べましたので、書いておきます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
goo辞書
(1)物事のあるべき状態についての基本的な考え。
「教育の—」
(2)〔哲〕〔(ドイツ) Idee〕理性の働きとして得られる最高概念。
新明解国語辞典
何を最高のものとするかについての根本的な考え

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2005.02.19

たけくらべ

樋口一葉のたけくらべを読んでいます。
はっきり言って難しい〜〜〜
まず文体が擬古文で書かれています。一葉は和歌の勉強を幼いときからしていたので平安調の文学には慣れ親しんでいたのです。
そもそも「たけくらべ」と言う題名からして「伊勢物語」から取られたものです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
むかし、田舎わたらひしける人の子ども、井のもとに出でてあそびけるを、大人になりにければ、おとこも女も、恥ぢかはしてありけれど、おとこはこの女をこそ得めと思ふ、女はこのおとこをと思ひつゝ、親のあはすれども、聞かでなんありける。さて、この隣のおとこのもとよりかくなん。
筒井つの井筒にかけしまろがたけ過ぎにけらしな妹見ざるまに
女、返し、
くらべこし振分髪も肩すぎぬ君ならずして誰があぐべき
などいひいひて、つゐに本意のごとくあひにけり。
(伊勢物語二十三段より)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
これは、幼なじみの男女が、成長するにつけ、お互いに恥ずかしくなり、本音を言うことが出来ない。そこで和歌に詠んで思いを告げたという話です。
一葉のたけくらべは、この二人の男女の相聞歌から取られて名がつきました。
主人公は幼馴染みの男女。美登利と信如です。
あらすじは簡単です。
吉原に近い大音寺界隈の子ども達仲間では、二組の派閥が対立していた。
お祭りの日、この二組が乱闘をする。
その影で、主人公の美登利と竜華寺の信如はお互いの気持ちを言い出せないままに、
別々の人生を歩いていくことになる。
御本山に入って修行をするという信如と花魁に出る美登利。
初見世のその日。水仙の作り花が格子門の外から入れられている。

ただそれだけの話なのです。
淡々と時間は流れ、人物も全て輪郭がボンヤリとしていて、いつのまにか終わっているのですが、
読み終えた後は、切なさと歯がゆさが残ります。
時代に翻弄され、貧乏に押しつぶされ、それでも生きていく人々のやりきれない様が浮き彫りになってきます。しかし、それだけではないのです。そこから這い上がってくる熱くてしたたかな知恵が描かれています。
パステルカラーのように曖昧な色づかいの登場人物に比して、話のところどころにあでやかな対称が鏤められています。
白い水仙と、深紅の友仙。
お寺と遊郭。
その違いが強烈な分、主人公の曖昧さに隠れている思いの深さを見透かすことができます。
この小説が出て、一葉は女流文学の頂点に立ちました。
初めは難解なこの小説。
読み解くほどに深さ、美しさが伝わってきます。

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枝を折る

  梅の花を折りてひとにおくりける
〜〜君ならで誰にか見せむ梅の花色をも香をも知る人ぞ知る〜〜
       (紀友則 古今和歌集)

〜〜折りつれば袖こそにほへ梅の花ありとやここにうぐひすのなく〜〜
      (詠み人知らず 古今和歌集)

月夜に梅の花を折りてと人のいひければ、折るとてよめる
〜〜月夜にはそれとも見えず梅の花香をたづねてぞしるべかりける〜〜
     (凡河内躬恒   古今和歌集)

春の夜、梅の花をよめる
〜〜春の夜の闇はあやなし梅の花色こそみえね香やはかくるる〜〜
   (凡河内躬恒   古今和歌集)

むかしの人は花の香りに寄せて、愛しいひとへの思いを歌に込めたようです。
今と違って、夜は暗い。
闇の中、漂ってくる花の香にも心ときめかせていたのでしょう。

雨水も過ぎ、季節はもう春。
自然は淡いピンクとさわやかな緑に色づいてきます。
心の荷物をソッとそこにおいて弾んでみませんか???

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2005.02.18

コブラゴールド

自衛隊がコブラゴールドに正式参加検討ということです。
また、そのための予算が今国会で計上される可能性もあるということです。
コブラゴールドは1992年、アメリカとタイの二国間で行った合同軍事演習です。
今ではシンガポール、フィリピンなども参加しています。
内容は、ジャングルでの生き残りや海からの上陸などを訓練するそうです。
「国際協力、平和維持活動の機会が増えている」ことをあげ、その訓練のためと防衛庁は述べています。
たしかに、新潟の地震や、タイ・インドネシア大津波のさいの自衛隊のみなさんの活躍には感謝で一杯です。
本当に有り難うございました。
災害の折には、こうした自衛隊の組織力、機動力の必要さ、大切さを思います。
ただ、私が心配と言うか、不安なのは、自衛隊の力が軍事の方に向いていくのではということです。
憲法に関しても様々な議論、考えがある中で、今、自衛隊が合同軍事演習を行うということは、
先に道筋を作ってしまうのでは?と思うのです。
憲法問題。
もっとゆっくり、丁寧に考えていきたいのです。
なにしろ事は戦争に関わることだから。

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最古の銀河団

最古の銀河団発見というニュースを見つけてワクワクしています。
宇宙が誕生したのは137億年前。
今回見つかった銀河は、地球から127億光年離れた南天のクジラ座の方向です。
縦横5億光年、奥行き1億光年の範囲に515個の銀河が発見され、さらにその中に集中しているところが観測されました。詳しい調査で、直径300万光年の中に6個の銀河があり、宇宙誕生10億年の間にできたものということです。
すごい〜〜〜〜
私たちの想像もつかない遠い、とおい宇宙の彼方に、ず〜〜〜っと昔からある銀河の先輩たちが息づいている。
ひょっとしたら、生命が、知性が脈打っているかもしれない。
私たちはこの宇宙で独りぼっちではない。
どこかにまだ見ぬ友人がいるかもしれない。
これから出会いの時が来るかもしれない。
なぁんて素敵なのだろう。
ドキドキ、ワクワク。
広い、ひろい宇宙。
遠い、とおい宇宙。
おおお〜〜〜い。人間たちよ。
あんまり小さな事にクヨクヨするなよ。
仲良くやれよーーーーって、声をかけてくれているような気がします。
今晩、久しぶりに夜空を仰ごうか、、、晴れるといいのですが。
ちょっくら彗星も気になるし。

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2005.02.17

関心、意欲、態度ってナ〜〜ニ?

競争のひずみを拡大させ、物議を醸している東京都の「一斉学力テスト」。
内容よりは結果だけが目に付くこのやり方に、どれほどの意味があるのだろうと思いつつ行方を見守っている私です。
ところで、都にしてもあるいは文科省にしてもやたら子どもたちの「関心、意欲、態度」をテストしたいようです。
今回、都が実施した小学校5年生対象の問題を見て私は目を瞠ってしまいました。
というか、しばらくは開いた口がふさがらなかったのですが(^^;
なにはともあれ問題を紹介します。
〜〜〜〜〜〜〜〜
話し合いに参加して、話を聞くときとき、あなたはどの様なことに気をつけますか?1〜4のうちアナタに一番近いものを一つ選んでください。
1,ほかの人と発言と自分の考えを比べながら聞くようにしている
2,なんの話し合いか考えながら聞く
3,相手の言いたいことは何か考えながら聞く
4,自分の考えと同じ人の発言だけ聞く
(瀬戸一部書き換えましたが、内容は同じです)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
さて、あなたならどれを選びますか?
因みに正解は1,2,3いずれでもいいそうです。

はぁっっ(^^;(^^;(^^;

なんだかバカらしくて、まともに「関心、意欲、態度ってなんだ?」と考えていた自分がアホに見えます。
出題者の考える「関心、、、、、」ってものはこんなものだったのかぁ。
こんなに浅くて、上っ面で、中味のないものでよかったのか、と呆れるばかりです。
子どもたちのこと、バカにしているよなぁ、、、これって。
私は言いたい。
出題者の皆さん。
あなたたちこそ、問題にあたり、子どもたちの将来を考えるにあたり、
その「関心、意欲、態度」を測られるべきでは、、、と。
子どもはあなたたちが思っている以上に賢く、思慮深いことを知って下さい。
そもそも「関心、、、、、、」をテストで測る事自体が愚の骨頂だと思います。
本来あるべき教育の姿は、
大人が子どもに添うべきものです。
今のような、大人の規範に子どもを詰め込むことは教育ではありません。
どうか、
どうか、もう一度、子どもそのものを、ありのままに見て下さい。
そしてそこから出発して下さい。
お願いします。
都の教育委員会の方々、あるいは文科省の方々、どうかもう一度見直してください。

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2005.02.16

国立(?)大学授業料

授業料値上げを決めている大学が、全国国立大学の5割以上。
また検討している大学なども考えると、軒並み授業料値上げの実態となりそうです。
この値上がり幅はちょっと異常です。
1975年を100とした場合、
消費者物価指数は180。
私大授業料は447,8。
国立大学は1446,7.
その突出ぶりは目を瞠るもがあります。
勿論、私学はもともとの授業料が高いと言うこともあったのですが、それにしても、、、
谷垣財務相は「国立大学と私立大学の格差是正」ということを理由に、国立大学の学費値上げを言っています。
しかし、それを言うなら、私学助成金を増やして、私立大学の授業料を安く、国立並みにと考えてもいいのではな意でしょうか?谷垣さん。
この様な高学費を大学に課していたら、いずれ日本の大学は衰退していくような気がしてなりません。
学問は、国がまっさきに保障していかなければならない事だと私は思います。
どうか、
どうか、もう一度見直してください。谷垣財務相。
子どもたちは、時代を担う大切な宝物なのです。
丁寧に、ゆっくりと豊かに育て上げるのが大人である私たちの責任ではないでしょうか。

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京都議定書発効

今日2月16日、地球温暖化防止のための京都議定書が発効します。
2012年までに二酸化炭素などの温室効果ガスを1990年比で5%削減する義務が課せられます。
いよいよと言うかようやくという感がします。
ただアメリカ合衆国はブッシュ政権になって離脱。
また日本などでも一部では削減義務化に反対の意見や、まずは米国が加入するまで待とうという意見などがあります。
現実として、京都議定書が中味を伴うのは、まだまだ先のような気配をみせています。
しかし、確実に地球は温暖化の方向に進んでいます。
利益優先の考えは、もう行き着くところにきていると思います。
日本はホスト国として、イニシアチィブを発揮してもらいたいです。

さて、個人としても出来るささやかな事は何か?
今一度、真剣に考える時期にも来ています。
もう一度、自分の環境、周囲を見渡し、まずはファンヒーターを消しました。
魁より始めよ。
ほんのちょっとでも、意識して生活する必要を感じています。

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2005.02.14

検査結果はすぐに聞くべし

今朝、花粉症の薬をいただこうと思って、近所の医院に行きました。
去年の夏、体中に蕁麻疹が出て、慌てて駆けつけた医院です。
その折、アレルギー検査をしていただいたのですが、結果が出るまでに、私の発疹はおさまりました。
その後、風邪でもひいてから、ついでに血液検査の結果を聞けばいいやぁ〜〜〜とカルーーイ気持ちでいました。
以後、風邪も引かず過ごしていて、すっかり忘れていたのですが、今日、そろそろ花粉症のクスリを貰おうと思ってお医者さんにいきました。
そして、しっかり、叱られて来ました。
「検査の結果は、すぐに聞きに来てくださいよ。どうしても忙しいなら電話でもいいから、、、
アナタのような患者が多いのです。
結果をすぐに聞きに来ないで、そのくせ、なにかあったら、検査していたのに、どうしてわからなかった、、、裁判だぁとか騒ぐんです。
薬だけくれ、、、という患者もいますが、うちは絶対そんなことはしません。例えば血圧が高い人がいて、降血剤を飲んでいて、血圧が下がったにも拘わらず、医者の診断もしないで、なお薬を飲み続ける人がいる。そして薬だけくれと言う。ダメだというとケチと罵しる。
そして医療ミスだぁ、、、裁判だぁ、、、と騒ぐ患者が本当に多い。
うちは、そんなことにならないように、薬は診断しなければ出さない、検査結果は、送らない。
と、言う方針なのだーーーー」
と言われていました。
お話を伺いながら、自分の自己判断の甘さを反省。
確かにお医者さんの仰るとおり。
言うことを聞かないくせに、悪くなれば医者のせいにするところ、なきにしもあらず。
まぁ、医療ミスって、今話題で、みんな医者に不信を抱いている現状の中で、
今日のお医者さんは必死に「患者と医療チーム」との連携、信頼を話されていました。
お話を伺いながら、ちょっと、反省。
これからは、検査結果は、すぐに聞きに行こう〜〜〜
本当は当たり前のことなのにねぇ(^^;

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バレンタインディー

今日2月14日は、バレンタインディー。
私も例年は夫と子どもにプレゼントしていましたが、今年は一日延ばして、
我が家のバレンタインディーは15日。
残って安くなったチョコレートです(^^;
こんなのって、イミナ〜〜〜イ、とか心こもっていないとかとか思われるかもしれませんが、
本人達には、以前から通告しています。
「14日まではチョコレート高いから、次の日にするね、、、」
多分(?)事務の方から義理って大きく書いてはないけれど、しっかり義理であるチョコをちょっこともらう夫は「いいよ、、、」と言っていましたが、、、
この頃は友チョコとかで女子同士でプレゼントしあっているようですが、、、
毎年のことながら、「もらった」「あげた」で大にぎわいのバレンタインディー。
うまくお店やさんに乗せられているなぁと思いつつも、やっぱり楽しい一日です。
皆さんは、もうどなたかに差し上げましたか?
いただきましたか????

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2005.02.12

鞍馬山

今日、鞍馬山に行ってきました。
NHKの大河ドラマの「義経」の影響か沢山の観光客が見えていました。
私は、初めてこの山に登った(?)ので、その由来などは知らなかったのですが、
鞍馬山って、なかなか面白い。信仰の対象が宇宙エネルギーなのです。
尊天という宇宙エネルギーが我々をいかし、存在させている。
その力、働きが愛と光りと力になって我々にふり注ぐ。
一人ひとりが尊天に気づき、自分の霊性に目覚め高め、輝かせるという教えです。
したがってどの宗教にも属していません。
いわば、宇宙と自分ーーーなのです。
歴史深い杉木立のみちを歩いていくと、
そこここに歌碑が立っています。
牛若がここで過ごしたという史実に基づき、遠い日のかの人を懐かしむ歌が沢山ありました。
季節は早春。
まだ風が強く、時折雪もちらつく中、鞍馬の山を歩きながら、自然と、宇宙に親しみました。
その後、鞍馬温泉にいき、露天風呂に入りました。
そこでも、旅行客が沢山見えていました。
かわいいお嬢ちゃん連れのお母さんと親しくお話をさせていただいたりと、
鞍馬の天狗さんとお嬢ちゃんによる縁で、楽しいひとときを過ごしました。
また、機会があればお会いしようねと言ってお別れしましたが、
素敵な出会いのあった楽しいひとときでした。
(露天風呂の外で待っていた夫にはちょっと申し訳ありませんでしたが(^^;)

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書くということ

今、受験シーズン真っただ中。
私も何人かの子どもたちのお手伝いをさせていただいているので、この頃大忙し。
ブログもつい停滞しがちです(^^;
そんな折、ある高校入試問題で、梅棹忠夫さんの「知的生産の技術」の一節が載っていました。
それは、「観察ノート」という内容でした。
レオナルドダビンチの膨大なスケッチを収めた観察ノートに端を発して、著者である梅棹さんも、どこへ行かれるにも手帳を持参。
なんでもかんでも書き込むようにしていくうちに、「書くということは物事を観察することである」ということに気づいたと、書いてありました。
ふうーーーん。なるほど。
この「知的生産、、、」は随分前に読んだのですが、今こうして読んでみると新たな感慨を覚えます。
そうか、、、書くということは、物事を詳細に観察すること、纏めることなのですね。
それは、とりもなおさず「自分を見つめ、自分を知る」ことにつながるのでは、、、と考えました。
良いことは、なんでも「真似しい」の私(すぐに飽きるのですが(^^;、、、たとえば、健康。みのさんがこう言った、ああ言ったと大忙し。すぐに飛びつき、気がついたら元に戻っています(^^;)
ちょっと、観察ノート、作ってみようかと秘かに決意。
いつまで続くことやら???

ところで
いつも思うのですが、入試問題から学ぶことって沢山あります。
問題は、出題者がワルイ、、、
と、いうことかぁ。

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2005.02.09

ジーコ様 大黒様

終わりました(ホッ)
2−1でまずは初戦を無事に終え、ちょとだけドイツに近づいたでしょうか?
いえいえ、まだまだ油断はできません。
さて、全体の印象は、「やはり本番は楽じゃないなぁ」です。
相手チームは強かった。
しなやかで、粘り強くて果敢でした。
反町さんに似たユン監督。
(息子にどこが似ていると聞かれたので、眼鏡とコートと答えたら夫にじゃ顔似てないじゃんか、、、と言われました)
サンフレッチェのおなじみリハンジェ。
新潟から名古屋にうつったアンヨンハッ。
みんな渾身の力をこめてぶつかってきました。
後半16分には、追いつかれ
嫌〜〜〜な予感。
パスはつながらないし、時間は迫ってくるし、ミスも出てくるし。
代表の悪いところだけが目立ってきました。
ひいてきた相手チームに、ひょっとしたらこのまま引き分けかとも思いましたが、
交代選手に海外組が入り、高原や俊輔に期待が集まりました。
そして、
そして、
だいこくさまが入った、、、
若い大黒選手。俊輔君に似ている(どこが?ヘアースタイルが、、、)。
彼が福を持ってきました!!!
ロスタイムに得点!!!!
すごい。
すごい。
ああああ===
だいこくさま。
ありがとう!!!
本当によかった。
得点に結びついた大黒さんもよかったけれど、それを支えた福西さんや、陰でがんばっていた俊輔さんも忘れてはなりません。
今日の結果は日本が勝ちましたが、
相手の北朝鮮のチームも素晴らしいチームなので、今後もがんばってほしいものです。
さぁ〜〜いよいよイラン戦。
ますます目が離せません。
それにしても、、、
やぱっり頭をよぎるのは、
「ジーコさん。あなたは神?」

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前半終了

前半終了。
1−0で日本がリード。
試合間もない時間帯のFKで小笠原選手の一点。
これで試合は日本ペース!!!
と、思いきや、
うううう=====んんん。
どうもいかんなぁ。
その後が。
お〜〜〜〜い。
サントス。
加地。
なにしてる。
それから、
それから、
福西ー遠藤。消えてる。
ううううう====んん。
お〜〜〜〜〜い。
がんばれよ。
あっっ、
今から後半。
ではこの後はまた後で。

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2005.02.08

主婦川柳

第18回サラリーマン川柳ベスト100が発表されました。
さすが選りすぐりとあって、どの作品も傑作です。
毎年のことながら世相反映ということで、今年のサラ川はオレオレサギやヨン様が登場。
読みながら、笑ってしまいました。
皆さん、才能あるな〜〜〜
どの作品も、作者の顔が見えるようにイキイキとしていて、なおかつ自分にもあてはまり、「スゴイ」と思わず唸ってしまいました。
そこで、私も無い知恵絞って、「主婦川柳」

〜〜脳味噌の皺はどこいく 顔にいく〜〜
〜〜家のローン、何年たっても上三桁、変わらない〜〜
〜〜初対面、名刺代わりに昔の写真〜〜
〜〜お互いにホッとしている結婚前の騙しあい〜〜
〜〜目がかすみ、この頃嬉しい鏡の前〜〜
〜〜診察券、財布の中ででかい顔〜〜


お粗末。
自分で作ってみると、
やっぱりサラ川の凄さがわかりました(^^;

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愛のまぜご飯

素敵なブログの一つ愛のまぜご飯のheteheeteさん。
昨日、2月7日の記事に「ブログ卒業宣言?予告?」がありました。
なんだかとても淋しい。
そう思うのは私一人ではないと思いますが、、、
私が「愛のまぜご飯」というブログの存在を知ったのは、去年の「イラク人質事件」と相前後していたように思います。
あの事件では、ブログを初めとしてネットでは嵐のように賛否両論が吹き荒れました。
私もその折は、自分の感じたことや願いなどを綴ったのですが、
その時、heteheeteさんの思いや考えと相通じるところがあり、以後、ブログを拝見させていただいています。
彼女の感性は豊かで跳ねるようで、私の中では「子鹿のバンビ」です。
エロチックで、それでいて上品で、香り高い彼女の記事が大好きでした。
日々を泣いたり笑ったり怒ったりと、弾けるような思いで書かれていたheteheeteさん。
いろんなこと、一杯教えていただいて有り難う。
人は、今までいろんな人生を歩んで来たし、これからも歩かなければならない。
別れや出会いなんて、いつだって、どこだってあります。
辛いし寂しいけれど、いろんな事情があるのだから私には、「卒業やめて!!」とは言えない。
言えることは、「楽しいブログ、有り難う」ってお礼です。
これはheteheeteさんに限らず、多くのブログの仲間の方々にも「有り難う」といつも思っています。
縁あって「言葉」を通して知り合いになれた方々に、感謝の思いが改めてフツフツと湧いてきます。

ところで、
ところでheteさん。
卒業するのはいいとして、卒業したら次にまた、上に入学するって知ってる????
なぁ〜〜〜んて。

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2005.02.07

ネバーランド

ネバーランドという映画を観てきました。
ご覧になった方も多いと思います。
子どものための童話「ピーターパン」の作者ジェームズ・マシュー・バリ主人公。物語が出来るまでのエピソードが綴られている全体にソフトでゆったりとした映画でした。
感想はズバリ「やさしい映画」だったということです。
心がしっとりと、時間がゆったりと流れていくうちに映画は終わり、静かな充実感に包まれました。
夫の感想は、
「心を閉ざしていた人たちも、演劇を通して開いていくところが良かった」というところです。
子どもは、
「演劇を観ているうちに人々の表情が次第に柔らかくなっていくところが良かった」と言っていました。
さてこんなザッーとした感想のあと、ゆっくりとこの映画を再考するなら、
私にとっては二つの問題が提起されたように思います。
一つは、「演劇」あるいは芸術が人に与えるもの
もう一つは、ピーターパンの永遠のテーマ「子どもの心を持ったままの大人」についてです。
まず、一つ目から。
やはり演劇、芸術の持つ力が如何に偉大であるか、人々の心に何を残すか、またそれを生み出す芸術家のたゆまぬ努力への尊敬の念を新たにしました。
私も子どもが幼いときは、「子ども劇場」に入り、少しでも本物に触れさせたいと思いました。
今でも、幼い時に観た劇のことをしっかりと覚えています。
映画、演劇、音楽、絵画をはじめあらゆる芸術、またスポーツなどをしっかりと守り、育てていきたいと思いました。
さて、二番目の問題「大人になりきれない永遠の子ども」について。
作者は本当に子どもが好きだったのでしょう。
やさしくて、寛大で、信頼、また尊敬の念を持って子どもに対峙していく作者の姿からは、
曖昧なやさしさを感じました。
なぁんていうのか、現実逃避、、、っていうのか。
確かにネバーランドは、永遠の憧れであり、心の支えであり、よりどころです。
子どもが、子どもの時代にしっかりとネバーランドで遊び、豊かに、大きく心を成長させることは必要です。
しかし、
作者であるバリもまた、子どもであることに、私は問題を感じました。
勿論、だからこそあんなにピュアな作品が世に出てきたのも事実です。
それはそれとしても、私はやはり奥さんに同情してしまいます。
二人の価値観は違っていたのだろうし、その辺りは映画に克明には描かれていませんが、
バリさんは、大人の心を持った大人たちの物語を、現実の世界で書き上げていったら、あの夫婦も違った在り方があったかも、と思いました。
心の中に人はいつでも、どこでもネバーランドを持ち続け、
なお、心は大人になっていく、
真の大人とは何か???
考えさせられました。
そういった意味でもとても素敵な映画だった思います。

ジョニー・デップさん。アカデミーとれるといいな(^.^)

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2005.02.04

立春

今日は立春。
暦の上では春です。
しかし、「春は名のみの風の寒さ」。まだまだ寒い日が続きます。
私は昨日、と吉田神社の節分祭に行って来ました。
この頃は、子どももついてこないので、二人で出かけることが多くなりました。
さて、節分祭。
楽しかった〜〜〜
参道で賑わう人をかき分け、かきわけ、神社の中を歩きました。
お店がずらりと並び、縁起物がいっぱい売られていました。
私も、おみくじをしたり、とりさんの置物を買ったり、なかなか面白い体験をしました。
肝心の豆まきは、夜遅くなので、これは、家でやることにして、
その後、京大の生協でビールを飲んで(こっちがメインだったりして(^^;)帰ってきました。
家に帰って、豆まき、恵方巻、イワシ、こんにゃくと、忙しい節分の日。
子ども曰く「クリスマスより忙しい」。
全く。
本当はおそばも食べるのですが、もうお店には売り切れて、無かったのでカット。
形にこだわり、形を楽しんだいつも節分の夜も明け、
今日は立春。
こころなしかお日様も春の粧いのよう。
弾むようなこの季節。願わくば花粉が飛びませんように、、、

春は曙と清少納言は言いましたが、
春の夕暮れも、淡く、やさしい。
次第、しだいに移り変わる自然の色を楽しむ季節になりました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「見渡せば山もと霞む水無瀬川夕は秋と何思ひけむ」御鳥羽院

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2005.02.03

一週間後

昨日、2月2日 サッカーの国際親善試合、キリン・チャレンジカップが、埼玉スタジアムで行われました。結果は日本代表がシリア代表に3—0で快勝(^.^)。
いよいよ一週間後に本番が待っています。
9日、ワールドカップ(W杯)アジア最終予選B組初戦の北朝鮮戦がすぐそこに来ています。
カザフスタン戦に続き、快勝した代表、このままドイツまで突っ走ってもらいたいものです。
海外組に負けじと意地を見せている国内組の代表達。
ジーコ監督は、どんなフォーメションをとるか注目。
さて、昨日の試合は、カザフスタン戦と違って面白かった、という印象が残りました。
結果は3−0でしたが、シリア代表は、力があり、白熱した試合展開をみせてくれました。
攻撃サイドがあっちに、こっちにとうつりながら、何回も「あああ〜〜〜〜」「惜しい〜〜〜〜」の連発。
そして、前半終了間際の三都主の左クロス→鈴木が頭で合わせてゴ〜〜〜ル。
先制(^.^)
このまま試合は後半に突入。
相手選手1人が退場となり、やや日本ペース。
そして宮本がヘディングで2点目。
試合終了直前にも小笠原の3点目が入り、3−0で勝利(^.^)
小笠原、頑張っていたなぁ〜〜〜本当に、スゴイ。イキイキとプレーをしていました。
福西も良かったと思います。
サントス?
加地?
そりゃ、ツネさんがいたから、、、
ツネさんが入ると守りも安心のうえ、ジーコさんも指示を出さなくても良くなる(ツネさんは、影の監督だから)
うううう======んんんん。
ジーコさんの胸の内は?????
選手ならずとも気になるところ。
いずれにしても、
いずれにしても、
私に出来ることは、一生懸命応援することです。
ニッポン、チャチャチャ。

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2005.02.02

キャンドルマス

今日2月2日はキリスト教信者の方々はキャンドルマスと言って、今日でクリスマスシーズンを終えるとのこと。
キリストの生母マリアが天使ガブリエルから受胎告知を受けた日だそうです。
キリスト教の伝説によれば、
聖母マリアの生誕も、母アンナと父ヨアキムのくちずけによって生まれ、天使の運んで来る木の実で大きくなり、そして、清いまま神の子キリストを産んだそうです。
キリスト死後、マリアも昇天したとか。
キャンドルマスの由来は、「聖母マリアの清めの日」ということで、ろうそくをともして行列を行ったことからきているようです。
おいおい、、、、と思う部分もありますが(^^;、基本的には心温まる話です。
世の東西を問わず、今日、明日が寒い冬とのお別れ、新しい春を迎える日のようです。

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ライスよ おまえもか

〜〜ライスよ おまえもか
いやいや、そんなおまえだからこそ国務長官にしたんだよ〜〜

ライス米国務長官:
世界を変える外交方針−−「米の価値観に合わせ」と提唱

というニュースを見ました。
ライスさん。本領発揮です(^^;
「あるがままの世界を受容するのではなく、現実を変えるために米外交を展開するという方針を明示。」
と、言われてもねぇ、、、
さらに、「多くの国が旧弊を廃して新たな道に進むため米国の助けを欲していると指摘し、今こそ積極的な取り組みの好機だと力説」だそうです(^^;(^^;
うううう〜〜〜〜むむむ。
一方的な価値観の押しつけですねぇ。
米の助けを欲しているなんて、、、言われてもねぇ。
そりゃ、あなたはライスだからぁ、米でしょうが(^^;
強硬路線を強行(駄じゃれです、いつも通りのセンスのない(^^;)
ブッシュさんの右手か左手か知りませんが、とにかくひどいことになりそうな予感。
〜〜そこのけ、そこのけ米がとおる〜〜
鬼に金棒、ならぬブッシュにライス。
ただでさえアメリカに弱い小泉さん。
今度の国務長官はライスさんということで、「米」には二重に弱くなるのかな???
そして、そのしわ寄せはさらに国民にと、いう構図が透けて見える。
こんなときは悲観せずに、明日の節分に賭けよう。
「鬼はそ〜〜〜と。」
「ライスはアメリカ〜〜に」
「日本米はうち」
ちょっと、無理っぽいですね。我ながら(^^;(^^;(^^;

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2005.02.01

きさらぎ

今日から二月。
雪の二月です。新潟の雪が心配です。どうぞ、お気をつけください。
さて、この月は一年の中で、とても不思議な感じのする月です。
日数が短い。
それなのに、節分、立春、そしてバレンタインデーや雨水が控えていて(?)なんだかワクワクする月なのです。
それよりも何よりも、大寒が過ぎ、日ごとに明るくなり、暖かになる。
「もう、そこに来ているよ春が」と思わせる弾むような感覚と、
凍て付くような寒い朝に凛と襟を正す張り詰めた感覚とがバランスよく混じり合った、なんとも素敵な月なのです。
その名も「きさらぎ」。
きさらぎとは、語源辞典によると、以下のとおりです。
〜〜〜〜〜〜〜〜
寒さで着物を更に重ねて着ることから、「着更着(きさらぎ)」とする説が有力とされる。
その他、気候が陽気になる季節で、「気更来(きさらぎ)」「息更来(きさらぎ)」とする説。
草木が生えはじめる月で、「生更木(きさらぎ)」とする説。
草木の芽が張り出す月で、「草木張り月(くさきはりづき)」が転じたとする説がある。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
昔の人の「萌える思い」を感じる素敵な言葉です。
私の住んでいるところは、雪は降っていません。
しかし、空の雲は鉛色で、遠くの山が蒼くぼけて見えます。
まだまだ春は遠い。
しかし、春の跫がもうそこに聞こえます。

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