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2005.02.19

枝を折る

  梅の花を折りてひとにおくりける
〜〜君ならで誰にか見せむ梅の花色をも香をも知る人ぞ知る〜〜
       (紀友則 古今和歌集)

〜〜折りつれば袖こそにほへ梅の花ありとやここにうぐひすのなく〜〜
      (詠み人知らず 古今和歌集)

月夜に梅の花を折りてと人のいひければ、折るとてよめる
〜〜月夜にはそれとも見えず梅の花香をたづねてぞしるべかりける〜〜
     (凡河内躬恒   古今和歌集)

春の夜、梅の花をよめる
〜〜春の夜の闇はあやなし梅の花色こそみえね香やはかくるる〜〜
   (凡河内躬恒   古今和歌集)

むかしの人は花の香りに寄せて、愛しいひとへの思いを歌に込めたようです。
今と違って、夜は暗い。
闇の中、漂ってくる花の香にも心ときめかせていたのでしょう。

雨水も過ぎ、季節はもう春。
自然は淡いピンクとさわやかな緑に色づいてきます。
心の荷物をソッとそこにおいて弾んでみませんか???

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コメント

瀬戸智子さん、こんにちわ、

ごぶさたしております。

1月に子どもの学校で百人一首の大会があったので、大分練習につきあわされました。

しかし、つきあいでも読んでみると和歌って奥深いですよね。掛詞とか学校で習ったときには意味すら分かっていませんでしたが、いま接するとその奥行きを感じます。百人一首の順番にも工夫があるのがわかりました。

ちなみに、百人一首をおぼえるために編集しなおしてA4表裏一枚で収まるようにしました。

http://homepage2.nifty.com/hhirayama/hyakunin.doc

ご笑納ください。

投稿: ひでき | 2005.02.23 15:01

ひできさん。
こんにちは。
コメント有り難うございます。
早速、百人一首拝見を致しました。
今度、子どもたちにもやらせてみようと思います。
有り難うございます。
私は高校の時はカルタ部でした。
あの時は歌の意味とか考えもせず、ひたすら早く札を取る事ばかりに熱中していましたが、この頃、和歌や俳句など読むほどに味わいが出てくると感動しています。百人一首も良い歌がいっぱいありますね。
さて、「鬱病」のほうは如何ですか???
私もブログを書きながら、ネットで知り合った自分のお友達、周りの方々との関わりの中で揉まれ、たゆたい、そして修行もして大きくなるのかと思っていることしきりです。
文字を通しての文化。
今、黎明期なのでしょうか???
今後、いかように流れていくのか、気になるところです。
これからも素敵な記事、いっぱい書いてくださいね。
いつも刺激を受けています。
では、、、
お嬢ちゃんにもよろしく。

投稿: せとともこ | 2005.02.25 13:37

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» 百人天女 [屋上者の島へ]
春の夜の闇はあやなし梅の花 色こそ見えね香やはかくるる (凡河内躬恒) 梅が香におどろかれつつ春の夜の 闇こそ人はあくがらしけれ (和泉式部) 梅の花の香りは、古来から春の夜のなまめかしい闇と切っても切れない関係にあるけれど、先人たちが詠んできた歌が、私たちの春の夜に対する伝統的な感受性に大きな影響を及ぼしているとはいえないかしら? 古今集の歌人が「春の夜の闇はあやなし」と詠んだとたんに、それはもう、決定的に艶っぽいものとみんなに了解されたような。「あやなし(不条理な)」という... [続きを読む]

受信: 2006.03.07 00:13

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