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2005.03.16

日本の高校生

「今が楽しければ」将来に希望抱く高校生は24%
自己中心で刹那的−日本の高校生 米中に比べ際立つ低さ
財団法人日本青少年研究所が昨年9月から12月にかけて、日本、アメリカ、中国の3か国35の高校で行い、3649人が回答したものです。
まぁ、将来の希望や勉強時間、また国への思いなどについての調査でした。
結果は日本の高校生は「勉強は学校だけ」が4割、「毎日友とメール」が5割。無断外泊を容認も7割というもので、アメリカや中国の高校生に比べて、かなりのんびりと暮らしているようです。
私も我が子に照らし合わせるなら、「そうだろうな、、、」と思います。
先日も子どものクラスの保護者会で、こんな話題で盛り上がりました。
試験にならなければ勉強はしない。部屋に入ったと思ったら机の上をキレイに掃除し出す。
机がきれいになったらキッチンにきてお茶を飲む。
勉強を始めると15分でお菓子を食べに来る。
友達とメールのやりとり、しかもそのメールの中身は一語文「行く?」「うん」「時間は?」「朝10時」とかとか。
うわっ〜〜〜いずこも同じ。ということで共感の輪はクラス中に広がりました。
今回の調査結果を見ても「まぁ、こんなものか」と驚きません。
むしろ、気になったのはこの調査結果から識者が導き出そうとしている方針の方が、なんとなくきな臭くてイヤですねぇ。
このような比較調査結果からまともな方針、方向が出てくるのでしょうか?
さて、今の高校生は「ゆとり」の子たちなのです。
教育行政は、いつだって膏薬を付け替えるように、方針をパッパッと付けては捨て、捨てては付けてきました。
通過駅の一つに「ゆとり教育」があって、彼等はそれに乗せられた子たちです。
ゆとり号は名前はゆとりですがスピードは超特急。
薄っぺらな中味でサービスは一切なし。
あっと言う間に終着駅に着いたのですが、気がつくと多くの子どもたちは途中下車。
降りた子たちはトボトボとまだ歩いています。
無事終着駅まで着た子たちも、途中いろんなものを振り落として来たのです。
こんな日本の教育行政の中で、識者たちは何を彼等に期待していたのだろうか?
そして、期待外れの結果を誰のセイだと言うのだろうか?
少なくとも森隆夫・お茶の水女子大名誉教授のコメントは違うと私は思います。
〜〜 高校生になって自国に誇りを持てないのは、情けないこと。〜〜
と森先生は言う。しかし私たち大人が彼等に模範を見せているのだろか?
〜〜自分自身にも誇りを持っておらず、胸を張って生きていないのではないか。〜〜
子どもたちの7割をものを考えない子にしようとしたのは誰だったのか?
〜〜少子化に加え、数少ない子供の質が低下する「劣子化」が今の日本の問題。〜〜
劣子???冷たい言葉だねxxxっぇ。
〜〜子供の教育は一義的には家庭が行うもの。まずは親に対する信念調査を実施して、親が子供や国の将来についてどのように考えているか把握し、親を啓蒙(けいもう)する必要がある。〜〜
政治家や教育者は、模範になるような生きざまをしているのだろうか???

私は、高校生の実態よりも、識者の実態を見て背筋を寒くしました。
子どもたちにとって、一番大切なこと「信頼を寄せ、寄せられる関係」を大人や社会と築くことです。
子どもは調教する対象ではありません。
一緒に作っていく同伴者なのです。
こうした温かい視点で、今後の方針を決めていくことを切に願っています。

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コメント

おじゃまします
今の社会は問題が山積ですね
何時から道を外れたのでしょうか
多くの人は戦後教育と答えますね
そして、東洋人が西洋人の真似を強要されたと
今も、西洋の真似をしています
どこかに無理があるのでしょう
敗戦国の悲しい現実かも
遠い未来の歴史書に今はどう書かれるのでしょうかね

投稿: 桜もち | 2005.03.16 21:48

桜もち さん。
こんにちは。
コメント有り難うございます。
そうですね、、、
いつの時代から道が外れてきたのでしょうか?
自衛隊の前身、警察予備隊が1950年に作られたその頃に端を発するのか、あるいは終戦まもなくか、、、
いずれにしても戦争をどうしてもしたがっている強力な意思を持っている者がどこかにいるのでしょね〜〜〜
遠い、未来の子どもたちに何を残せるか?
今が踏ん張りどころかもしれません。
よくよく事態を見守る必要がありますね。
また、いろいろご意見お聞かせくださいね。
では、、、

投稿: せとともこ | 2005.03.17 17:23

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