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2005.03.17

日本の高校生 その2

昨日、日本の高校生と言うことで日米中3カ国の高校生の意識調査結果について書いてみました。
そこでこの話題で我が子とちょっとした花が咲きました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ねぇ、今の子って学校でしか勉強しないんだって」と私。
「そりゃそうだよ。学校でわかることしか習っていないんだもん。」
「なるほど、、、そうか。」とヘンに納得。
「今の子たちって君が代知らないんだって」と私。
「まぁ、卒業式の時なんかは歌うのかもしれないけれど、僕はどっちかっていうと小学校の時歌った"旅立ちの歌"が良かったなぁ、、、あれ歌っている時、涙出てきたよ。友達も結構泣いてたよ。」
「へぇ〜〜〜じゃ愛国心ってどう思う」と私は子どもにふってみました。
「う〜〜〜〜ん。愛国心ねぇ。正しくないし、間違いを犯したとも思うのだけれど昔の政治家の方が純粋に国を愛していたと思うんだ〜〜〜だからそれが戦争への道に突き進んだのだけれど国民は純粋に誠実に追いていったのだろうな。戦争はいけないけれどねぇ。それに比べると今の政治家って自分の欲というか、私利私欲で自分のことしか考えていない。そんな人が政治を動かしていて愛国心って言われてもなぁ〜〜〜」と子ども。
「おおおお===凄いね。そうだよね。堤さんみたいに税金払わなくても許したり、賄賂もらったり、セクハラしたり、、、そんな政治家から国を愛せなんて言われてもねぇ〜〜〜」
〜〜〜〜〜〜〜〜
とかとか話をしていました。
子ども達はしっかりと世の中の動きを見ているのだと改めて思ったものです。
私は後から一人でこの問題を考えました。
まず学力。
確かに子どもが言うように彼等の世代は「学校で勉強すれば十分」ということで、小学校はろくろく宿題も出ませんでした。習っていることは「みんなが100点」取れるような内容です。
当然テストの平均点はみんなスゴク良いのです。
しかし親たちの間では確実に不安が広がり 少なからぬ子は塾に通って学校とは別の問題をしていました。
いわゆる「出来る子」にとって、学校の勉強は簡単だから家での復習や予習の習慣は定着しませんでした。
学校で理解する時間がなかった子たちも、放課後の先生によるアフタケアーがないまま、家では宿題もないのでそのままです。
こうして、子どもたちは理解しても 、しなくても家での勉強をしないまま高校生になっている子が多いのです。
これは「ゆとり教育」が生んだ現象では と私は思います。
また愛国心にしてもそうです。
言葉だけが躍り、意味がないまま子どもたちに押しつけようとしている今の現状では、子どもたちはシラジラと見ているのです。
だれも国を愛していないのではないのです。
愛する国の方が混迷をしているというのが実態に則しているのではないでしょうか???
先の調査結果を分析するならば、まずは政治家、大人が襟を正すべきでしょ。
子どもたちは警鐘をならしてくれていると見るべきではないでしょうか???
誠実に対応することが今、切に求められている気がしてなりません。

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コメント

 こんにちは。
 TBありがとうございました。

 愛国心問題についてのせとさんご自身と、お子様のお考えに、まったく共感しました。
 
 異常な愛国主義は困り者(というか排除すべき)ですが、最低限は持ち合わせていなければ国家の破滅をもたらします。
 だから必要以上に祖国に対して卑屈になってはいけないのですよね。お子さまの昔の政治家のお話を聞いて、しみじみ思いました。アジア諸国の人々を恐怖に陥れたことは断罪されるべきだけれども、国を愛する気持ちを持った政治家は必要なのかな、と。
 そして押し付けられるのでなく、立派な日本人を見て自分の国に誇りを持っていくことで、健全な愛国心が育つんだと改めて思いました。
 
 無理やり国旗や国歌を強制したり、教育制度に組み込んだり、形だけ靖国神社に参拝したり、南京虐殺事件はなかったんだ~と叫んだりするような偏執的な愛国主義では、真の愛国心を養えないと思います。

それにしてもお子様、すごい観察眼をお持ちですね~。将来有望です(本気で言ってます)。

投稿: あっくん | 2005.03.17 19:55

あっくんさん。
こんにちは。
コメント、ならびにトラックバック有り難うございました。
ブログを拝見いたしました。
やさしくて、春のような淡い雰囲気と、朝風が吹いているような素敵なブログでしたよ。
さて、この頃、とみに思うことは、大人のツケを子どもが荷わされていることです。
定見のないまま、教育行政はゆとりに踏み切り、その揚げ句、彼等のことを「勉強しない世代」とレッテルを貼りました。
子どもたちにとっては、本当にいい迷惑です。
こうして、教育をあっちやり、こっちやりしながら、いつの間にか、考えない子どもたち、考えさせられない子どもたちが出来上がってくるのでしょうか?
怖いことです。
歴史の事実も、あっくんさんが仰るように、改竄して、いずれキレイサッパリと消えるのでしょうか?
本当に、ほんとうに今、踏ん張り時と思います。
しっかりと行く末を見ていかなければ〜〜〜
なお、高校生の息子、褒めていただいて何やら恥しいです(^^;
生まれたときから反抗期(?)のような息子で、顔を会せるとケンカしています(^^;
今、春休み。頭がイタ〜〜〜イ。
しかし、あの子なりに色々考えているんだと思いました。
子どもって、本当にしっかりと観察しているんでしょうね。
こちらが教えられます。
そういう意味でも大人である私たちの責任を感じます。
これからも、いろいろご意見お聞かせくださいね。
では。また。
お体、お大切に。

投稿: せとともこ | 2005.03.18 15:27

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