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2005.03.29

国際婦人デーを終えて

3月8日は国際女性デーでした。
1908年、パンと参政権を求めてアメリカの女性たちが立ち上がった日を記念して、その後3月8日は「国際女性デー」となり世界各地の女性たちが平和と女性の権利を求めて集います。
時代を反映して、女性たちの掲げる要求もその時々で違ってきます。
また、国によっても違うのは当然です。
そんな中、2年前は世界各地の女性が声をそろえ、大にして求めたのは「平和」でした。
女性は、いつの時代でも「性」という属性に脅かされ蹂躙されてきた苦い歴史があります。
それが戦時下であればなおさらです。
人間としての尊厳が失われ、理性の喪失は極限に追い込まれていきます。
そんな辛く悲しい歴史を乗り越え、さらによりよい未来を求めるために、女性がその権利を訴える第一番目の項目は「性から解放」であることは言うまでもありません。
また、もう一つの側面から考えても女性は、第一番目に平和を望んでいます。
「夫を、我が子を戦場に送り出したくはない」という願いから。
今年の国際女性デーも各地で平和を掲げて盛り上がりました。
中でも注目を浴びたのは、
イラクの女性はいまということで、アフガニスタン女性革命協会のアミナ・シャムスさん、イラク女性自由協会のライラ・モハマドさんの話です。フセイン政権下にあって女性は抑圧されてきたことは事実です。しかし2年後の今、イラクの女性は幸せかというと、「何も変わっていない」とアムネスティはつい2月22日に発表しました(この記事は期限が過ぎて、もう閲覧できません)。
また、私が同日、最も心を痛めた記事はフランスからの「性的暴力」に対しての生々しい報告でした。
後をたたないDVの実態があからさまに描かれていました。
パキスタンからも、カイロからも、もちろんアメリカからも多くの女性たちの真剣な声が寄せられていました。
私は以前から女性問題、とりわけ「母性」については関心があり、自分なりに随分長い間勉強をしてきました。
このブログでも何回か取り上げてきたのですが、
その都度書き、
さらに今回も書きます。
「女性が真の意味で平等でないということは、とりもなおさず男性にとっても不幸なことである」ということを。
「性」は属性です。
区別されるものではありますが、差別されるものではありません。
私は、私の周りにいる人々、私と関わって下さる人々、そしてブログで知り合いになることができたアナタに声を大にして言います。
「私は、女性の権利が、尊厳が、女性というそれだけで、いささかも傷つくことのないような世の中にしていくために、努力をしていきたいです。」と。

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