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2005.03.31

何故 私がイラク戦争は間違いだったのでは、と思うか

今、私は「イラク戦争は間違いではなかったか」と思っています。
まず、何故そう思うかについて、ニュースソースを明らかにしながら述べていきます。
1,イラク戦争とは何か
イラク戦争
イラン・イラク戦争
イラク基礎研究
私にはイラクの友人がいます。彼女の家族はフセイン時代に全て国外に出て、今は日本に住んでいます。
彼女曰く「フセイン時代、知識人は殆ど国外へ脱出した」そうです。
確かに、フセインの圧政は、遠く日本にいる私には及びもつかないものです。
さて、こうした中、アメリカはイラク戦争へと踏み切りました。
その大方の理由が大量破壊兵器保有というものでした。
2,大量破壊兵器について
イラクは国連の査察を受け入れていないと思っている人が大勢いますが、実は2003年の1月9日にはブリクス国連監視検証査察委員会委員長が大量破壊兵器の決定的証拠は見つからずと証言しているのです。また2003年3月7日にはエルバラダイ国際原子力機関事務局長がイラクのウラン購入疑惑はありえないと報告。2003年3月15日には仏独露はイラクへの武力行使には正当な理由がないという共同声明を行っていることはすでにニュースであの時流されていました。
つまり、戦争を起こした時点から、アメリカ、イギリスの言い分は破綻していたのです。
戦後も最終報告で大量破壊兵器が見つからなかったことは既にニュースで流されました。
さて、この大量破壊兵器保有という理由についてですが、
「正義、大義」を述べるのなら何故、自ら大量破壊兵器を持っているという北朝鮮にも、イラクの時のように積極的に宣戦布告をしようとしないのか?
私はフセインも金正日も独裁者という意味で、国民を抑圧していることは変わらないと思います。
何故、イラクだったのか?北朝鮮の人々は解放しなくていいのでしょうか?
それは、やはりイラクの石油利権のような「うまみ」がないからでしょう。
と、いうことは正義や大義はただの名分に過ぎず、結局は己の欲のために、無辜の民の命を奪ったということになりませんか?
ただ、ここで誤解のないようにはっきりと書きますが、北朝鮮を攻めろとは言っていません。
あくまで、アメリカのイラク攻撃の理由についての言及です。
個人的には、イラクもアメリカも北朝鮮も、どこの国も平和で、国民が安心して暮らせることを祈っています。
3,イラクの戦後の民主化についてはどうか?
イラク議会が空転、議長選出できずというニュースがつい最近流れたことは御存知だと思います。
イラク選挙直後については特派員報告が、その混迷を述べています。
勿論、イラクの人々にとって初めての選挙ですから、混迷は当然です。なお、婦人参政権については、大いに前進であるとは思います。ただ選挙以外の状況では、女性の立場はかなり厳しいものがあることは既に書いておきました。
これに関しては追記で、イラクの女性の現状報告の記事を貼っておきます。
大変な思い、いのちを賭けて選挙した一般のイラクの人々のためにも、イラク議会が早く動き出すことを願っています。
4,安全な世の中になったか?
イラク治安情勢
なお、連日テロや爆撃ニュースが届いてきていますが、これに関してはあまりに多いので割愛します。
興味のある方は「イラク戦争」で検索して下さい。
5,イラクの経済
イラク占領経済の崩壊
国際機関もイラクの経済復興には力を入れているようです。
まだまだイラクの人々の生活の保障は得られていません。
6,民族の問題
大量虐殺の実態
なども参照として読ませていただきました。
民族の問題は、どの国でも難しく当事者では分からないことが多いので、私自身はこれに関しては、何とも言えません。ただ、だからこそ当事者に任せるしかないのではと思います。
7,アメリカ国民の反応は?
イラク反戦の会を初めとして、
アメリカ兵も矛盾を抱えています。彼等とて戦争に賛成しているのではないのです。
イラク帰還兵の多くはPTSD(心的外傷後ストレス障害)になっているという現状も報告されています。
大統領選挙の時も、世論は分かれましたが、3月16日には多くのアメリカ人はイラク戦争は間違いではなかったか?そしてその上で一刻も早いイラクの復興を望んでいるという記事がありました。
また、深刻な問題としては、石油の高騰、戦費流出にともなう経済赤字などでもイラク戦争の疑問を持っているアメリカ人は多いようです。
また日本経済にとっても良い事は何一つないことはすでに2003年に予見されています。
反戦運動がますます高まる中、ブッシュ大統領もその誤りを認めざるを得なくなりました。
私は個人的にはアメリカの明るくて元気で楽しい大らかな国民性は好きです。
アパートのプールで友達になった人たち。子どもが病気で駆けつけた病院の女医さん。
ニューヨークで助けてくれた人々。
個人的にはアメリカの思い出はとても楽しいものです。
しかし、
現アメリカ政府のやり方については、間違っていたと思います。
一体、この戦争でイラクのどれくらいの人々が幸せになったのか?
どれくらいの血が流されたのか、、、

さて、以上のように多方面から見た結果、
私はイラク戦争が間違っていたと結論します。

一刻も早い「平和、安全」なイラクになってもらいたいと心から思っています。
なお参考として記者の目:イラク戦争2年 布施広(論説室)もリンクしておきます。是非目を通してみて下さい。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 2年というより3年半が過ぎたのである。03年3月に始まったイラク戦争の背景には01年9月の米同時多発テロがある。2度の激震を経た世界はいまだ着地点を模索し、米国や欧州、イスラムなどの価値観がせめぎ合う。「日本人として考える」ことが、今ほど大切な時代はないと思う。民族主義を鼓吹するわけではない。偏った情報や分析に惑わされず、じっくりと腰を落として冷静に考えたいと思うのだ。
 テロや戦争が続けば人の考え方も荒っぽくなる。身勝手にもなる。イラクの選挙が成功したからイラク戦争は正しかった、などと主張する人々がいる。戦争を批判すると、ではフセイン(元大統領)の復権を望むのか、と言う人もいる。単純であることに気付かない、あるいは恥じないでいい時代に、私たちは生きているのではないか。
中略
フセイン元大統領を批判することに異存はないが、彼を悪とし米国は善だとする「善悪二元論」では、結局のところ「鬼畜米英」といったスローガンの域を出ない。米政権に根を張るネオコン(新保守主義派)はユダヤ教と結び付き、大統領選で強い影響力を持ったキリスト教右派もイスラムに厳しい。イスラエルの繁栄が救世主の再来を促すと信じるキリスト教徒(クリスチャン・シオニスト)は、米国に何百万、何千万の規模で存在するという。
 一方、米国と同盟関係にある日本特有の問題として、寺島実郎氏(日本総合研究所理事長)は「仕方ないんじゃないか症候群」を指摘する。米国についていくしかないという「自虐的な自己納得の中で歩んでいく危険性」を認識すべきだというのだが、「自虐的」とは限るまい。テレビを見ていると、なかば本能的に米政府の意向を代弁したがる日本人もいるようだから。
 流されずに、納得がいくまで考えることにしよう。後世の人から「単純・短絡の時代」と総括されないために。
 こうした特殊事情はイラク攻撃の動機と無関係ではないだろう。だが、米国でも大統領の支持率は低迷している。イラク戦争に対する人々の漠たる疑問を解消するには、単純な善悪二元論では無理なのである。

記者の目:イラク戦争2年 布施広(論説室)より抜粋
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私たちは、今私たち自身が試されている時期にきていると思います。
よくよく、よくよく考え、みていかなければなりません。

追記
8,イラク人の人権について
イラク情勢ニュースにはサダムもひどかったが、占領軍も変わらないと述べています。
いまだ、イラクの人々にとって人権確保はまだまだなのでしょうか?
9,参戦した国々は・・・
イラク戦争に反対した国々も、もちろん人道的立場ばかりでないことは当然ですが、
今、多くの国がイラクから撤退しています。
10,テロへの報復という名分について
もともと9.11テロはアルカイダの反抗ということは公の事実です。しかしイラクとアルカイダの関係については,
当初は疑われていましたが、その後の捜査で明らかな関係は見つかっていません。
しかも、そのアルカイダとの関係も怪しいという記事はすでに流れたのも周知の事実です。
ブッシュ親子の自作自演という記事も参照してください。事の真偽は不明ですが、大統領の危機管理は議会で糾弾されています。
11,現在のイラクの女性たち
さてさて、イラクの女性問題については、とても痛ましい現状が報告されています。
イラクの女性めぐる環境、改善みられず=アムネスティ
米軍に拘束された女性に性的な暴行
イラクの女性は参政権を得たかもしれませんが、「性」における蹂躙、抑圧は今も続いています。
これは、看過できない事実、許すことはできない事実です。サダムの時代も今も、根本的なことは変わっていないのです。
12,現在のイラクの人たちはどう考えているのか
最後に、最も大切なイラクの人々の気持ちはどうなのかは、「あの戦争はなんだったのか」等に述べられている通りです。

なお、酒井啓子さんのブログや、
数字で知るイラクの現状なども参考にさせていただきました。
13、環境問題や劣化ウランについて。
戦争が最大の環境破壊であることは異論のないところです。
また、劣化ウランや地雷など、戦後もなお恐怖に震える人々の実態についてもしっかりと考えていきたいと思います。
戦争か平和か、、、この問題については、これからも考えていくつもりです。

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コメント

 つまり、あなたは心を痛めつつ、フセイン政権を放置して、イラク人の運命はフセインに任せておくべきだった、ということだな、

投稿: 罵愚 | 2005.04.02 03:23

>フセイン元大統領を批判することに異存はないが、彼を悪とし米国は善だとする「善悪二元論」では、結局のところ「鬼畜米英」といったスローガンの域を出ない。

↑上の記事のリンク「記者の目:イラク戦争2年 布施広」参照

投稿: アオ星 | 2005.04.02 06:53

「イラクの民主化」、「女性の権利」、「世界秩序」などと「イラク民衆の命(+アメリカ他の軍人や民間人)」「国際世論」などを天秤にかけたときに、「イラク民衆の命」の方が重いと判定したということだと思います。もちろん、「イラク民衆の命」の代わりに置くものがあれば置いてみて判断するでしょう。一方、「石油」や「軍事産業の利益」も一緒に天秤にかけている人には違う天秤の振れ方が見えると思います。

投稿: yoshihiroueda | 2005.04.02 21:50

 議論の土台を間違えているんだよ。智子先生と、アオ星さんと、yoshihirouedaさんのお話は、はじめに嫌米感情と、国内の政治権力に反抗するスタンスがあって、そこから、都合のいい情報だけをピックアップして羅列したにすぎない。問題はむしろ、あなたたちに都合のわるい情報が、どうして見聞できないかの疑問だ。米軍管理下のアドブレイグの人道問題は批判にさらされるのに、おなじ場所で起きた、フセイン政権下の人道犯罪は、どうしてあなたたちの、話題にならないのかの疑問だよ。あたかも、フセインやアルカイダの支配下では、平和な市民生活がいとなまれていたという前提で、あなたたちのおとぎ話は、はじまっている。ネオナチの論理なんだよ。
 あなたたちが大好きな平和憲法では、この部分を「専制と従属、圧迫と偏狭」と表現しているのだが、この専制主義に対抗する自由主義の対処マニュアルは、政治的にも法的にも、第二次大戦のニュールンベルグ裁判以降、その対応は確立している。たしかに、いろいろと脱輪したケースはあるし、あたらしい法解釈が必要な事態もあったが、全体像としてのアメリカの行動も、そのほかの自由主義諸国の対応も、容認できないほどのものではないし、ましてや違法なものではない。
 くりかえすが、専制政権への対応は、法的にもマニュアルとしても、確立されている。おなじ種類の悲惨な状況は、世界各地に散在する。ご近所に北鮮をもつわれわれは、すぐに納得がいく。北鮮のむこうには、共産中国もある。おそらく、中国の共産主義政権が、最後の専制主義政権になるのだろうという予感は、あなたたちも共有していると思う。
 人道犯罪に関する、基礎的な知識を欠落させた反論や批判は、勘弁してくださいよ。それをわきまえたうえでの議論なら、いくらでもつきあいます。
 なお、智子先生は、議論がきらいなようだから、同文を、わたしのブログに掲載しておきます。ここへの掲載をはばかるような、アグレッシブなResなら、そちらにどうぞ。

投稿: 罵愚 | 2005.04.03 04:55

こんにちは。
TBさせていただきました。
私は民衆が圧政から解放されたことは、イラク戦争の成果だと思います。
「破壊兵器がない」=「戦争は間違い」
という結論を出すのは早すぎると思います。

投稿: ko-bar-ber | 2005.04.03 06:54

↑人道犯罪への対処の仕方が、ブッシュのあんながさつなやり方以外にやりようがなかったって事?アホか。戦争の打ち上げるきれいな花火にまだ目がくらんでいるみたいだな。平和な社会の無力な市民達が、全てを一気に変えてくれる強大な力に自己仮託してるって言う構図だ。情けねえ。分を知れよ。イラクの国民にしか言えないことを勝手に代弁するんじゃねえ。
ちょっとづつ、俺らにできることからやっていこうぜ。ブッシュさんは手助け要らないみたいだからね。彼には君らの応援も要らない。助けが要るのはイラクの人たちのほうだ。
瀬戸さんのこのエントリは役にたってますよ。手口が汚すぎた、今の状況が良くないという確認ですからね。少しでも良くしようという動きは全てこの認識から始まる。
どんな崇高な目的も手段の汚さを正当化しない。おれも気をつけなきゃ。罵倒という醜い手段を使っちゃったよ。

投稿: u' | 2005.04.03 10:37

コメント、トラックバック有り難うございます。

私が言いたかったのは、
「戦争そのもの」が、間違いであったという事です。
フセインの方が良い、いやアメリカの方が良いという議論をしたいのではありません。また、 大量破壊兵器が無いから戦争は間違いだったと単純に結びつけようともしていません。
勿論、当時フセインの人道犯罪に対してはとても憤慨していました。
(一言もフセイン政権が正しかったとは言っていません。そうとられたのであれば言葉が足りませんでしたね)
イラクの民衆の解放も、心から望んでいました。
・・・しかし、イラクの人々を救うには「戦争」しか無かったのでしょうか?
民主化するのに「銃」は必要無かったのではないか、と言いたいのです。
当時、国連が主導でイラク問題を解決しようとしていたのは、御存知だと思います。
そこを多くの反対を押し切り、無意味に戦争を起こしたことを批判しているのです。
他に方法は無かったのでしょうか?「銃」でしか解決できない問題だったのでしょうか、、、?
私は、「戦争」は、どちらの国にも悲劇と不幸な結果しか導かないと思っています。
また、本当の意味で「イラクの人々のイラクの人々によるイラクの人々のための民主化」が進むことを願っています。

「「戦争」という解決方法そのものが間違いであり、それ以外の方法をこれからの国際社会は探していくべきだ」、
ということこそ私が真に言いたいことであり、理想であり持論であり、願いです。

これ以上の議論は意味がないようなので、この内容に関しては、これ以降コメントを控えさせていただきます。
どちらの意見に理があるかは、ここをご覧になっている他の方のご判断にお任せしようと思います。

投稿: せとともこ | 2005.04.03 11:58

 瀬戸先生も、u' さんも、人道犯罪に対する基礎的な知識を欠落させた議論ですな。国際社会が放置しておいたら、自決権を回復して自力解決ができたのなら、人道犯罪は国際問題にはならないのですよ。
 まぁ、話題に対応した知識と知的能力を蓄えてください。

投稿: 罵愚 | 2005.04.03 16:35

>u' さん
では、他にどんな手段がありましたか?
「俺らにできることからやっていこうぜ」とは、具体的に何をするのですか?
あなたは夢や希望のような奇麗事だけを述べているように思えます。現実は理想だけ語っていても何も変わりませんよ。
ただ批判や罵倒するだけでは虚しくありませんか?

>瀬戸さん
「「戦争」という解決方法そのものが間違いであり、それ以外の方法をこれからの国際社会は探していくべきだ」としていますが、あなたもu'さんと同じです。
他にどんな解決方法がありましたか?
今でも戦争以外の手段を探しているのですか?

私も「してもいい戦争」は存在しないと思いますが、戦争は最終手段として許されるべきものだと思います。
もしも戦争がなかったら、あなた達が「何をするべきか?」と考えている間にも、罪なき人々が弾圧され、粛清され続けます。
「理想であり持論であり、願いです」と書いていますが、そのとおりです。
だれもが平和に暮らす権利があります。
しかし、理想を語っているだけでは、現状は打破できません。
もっと現実を見つめてください。

投稿: ko-bar-ber | 2005.04.03 19:23

罵愚さんはどうでもいいけど、ko-bar-berさんには一つだけ言いたい。汚い手段を選ぶのなら、せめてその汚さを引き受けろよって事。正当化しないでくれ。戦争で起きた人死にや、ばら撒かれた憎しみの種を、まるで環境ノイズであるかのように振り払う手つきがカチンとくるんだ。

人様のブログでこんなやり取りするなんてほんと申し訳ない。コメントはこれっきりにします。

投稿: u' | 2005.04.04 01:04

 自分から公開したプライバシーを、批判の道具に使ってはいけない。きれいなイメージのままにしまっておいて欲しいという。さらされたくないプライバシーなら、はじめから公開するなよ!権利には義務や責任がともなう。プライバシーの権利を主張するのなら、それを守る義務や責任も果たしなさいよ、というのがわたしの返答でした。
 まったくおなじ返答を、今回のu'さんにも進呈したい。ブログって、コメントやTBを期待して設置するものでしょう。まして、そこで政治的発言をすれば、反対意見や批判がコメントされるのは、民主主義社会では、むしろ当然だよ。それを「人様のブログでこんなやり取りするなんてほんと申し訳ない」なんて、どこかズレている。批判や反論を拒否するのなら、そういう設定にしておけばいいのだ。つまり、ここでも、自己責任を果たすのが先決だと思う。
 自分の主張やPRだけはしておいて、批判や反論を拒否する,一方通行の対話を好むのは、瀬戸先生もu'さんも、基本的には民主主義になじまない、ファッショな性格の持ち主だからだろう。あるいは、コミュニストと表現したほうが正確なのかも知れない。いずれにしても、ブッシュよりフセインにシンパシーを感じる専制主義者の性格を内蔵している。

 ここまでは前置きです。前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。
 瀬戸先生は、人道犯罪に関する基礎的な知識を欠落させている。今回のコメントで、u'さんも同様なのがよくわかる。イラクでは事前に、フセインの人道犯罪や侵略戦争があった。ブッシュのイラク戦争は、それへの干渉戦争だった。この干渉の部分だけを輪切りにして取り出して非難することで、あなたたちの主張は成立っている。
 人道犯罪と侵略戦争だけは、国際社会からの懲罰戦争の理由になるという、現在の国際社会の常識を欠落させているから、米軍の戦時犯罪だけがクローズアップされた議論を、臆面もなくつづけられる。はっきりいって、非常識な愚論だと思う。こんな教師に、教室を荒らされるのはゴメンだ。

投稿: 罵愚 | 2005.04.04 04:04

この記事へのコメントは終了しました。

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