花祭り
今日、4月8日は花祭り。
ここに詳しく載っています。
私は花祭りというと、幼い頃、白い象の上に乗っているお釈迦様の姿をあしらった山車を引いたことを思い出します。
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♪昔も昔三千年 花咲き匂う 春八日
響き渡ったその声は 天にも地にも我一人
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こんな歌を歌いながら、お寺からお寺を廻るのです。あの頃は今のような交通事情ではないので、方々で山車が町を練り歩いていました。子ども心に「天にも地にも我一人」が妙に気になっていたことを思い出します。
そして、最後はお釈迦様に甘茶をかけて、自分も頂きます。
花祭りの歌では
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♪何年たっても変わらずに 咲いたまこもの法の花
かわける人にふりまいた 甘露の水は限りない
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とあります。
私は「甘茶ってあんまりおいしくないな」と思いながら飲んでいました。
遠い昔の思い出です。
さて、今日はローマ法王の葬儀の日でもあります。
生まれて来る者、死する者。
世の常であります。
そこにはなんの計らいも無い。
ひたすら「流れ行く時」があるだけです。
人は、その厳然たる事実の前に謙虚であらねばならない、、、
そんなことを思いながら、甘茶(花粉症対策の甜茶というところが、しまらない(^^;)を頂いています。
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コメント
感激です。もう50年近く昔のことです、花祭りの日に花で飾った小さなお堂の中に立たれたお釈迦様に甘茶をかけながら練り歩きました。夜は提灯行列、終わるとお菓子の包みをいただいて子どもらは帰りました。その時に歌っていた『お釈迦様の歌』歌詞の所々しか記憶になく、知りたかったのです。是非、歌詞の全部をお教えいただけませんでしょうか?どうぞよろしくお願い申しあげます。 甲斐ヒロミ 拝
投稿: 甲斐ヒロミ | 2012.09.21 13:12
甲斐ヒロミさん。
こんにちは。
以前の記事にコメント頂き、嬉しく思っています♪
本当に旧き佳き時代でしたよね。
と、言うか、幼い日の懐かしい思い出って、それはそれは美しく豊かに感じるものなのでしょうが。
私ももう一度エントリーを読み、あなたのコメントを読み、なつかし思いでいっぱいになりました。
さて、花祭りの歌詞ですが、
以下のものでよろしいでしょうか???
お確かめください。
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花祭り行進曲
作詞 赤尾白嶺 作曲成瀬鉄治
一
むかしもむかし 三千年
花咲きにおう 春八日
ひびきわたった ひと声は
天にも地にも われひとり
二
りっぱな国に うまれ出で
富も位もありながら
ひとりお城を ぬけ出でて
六年にある 御苦行
三
まるい世界の まんなかで
おしえの門を うちひらき
かわけるひとに ふりまいた
甘露の水は かぎりなし
四
なん年たっても かわらずに
さいたままなる 法の花
きれいなひとつを むねにさし
われらもまけずに はげみましょう
投稿: せとともこ | 2012.09.21 16:04