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2005.05.01

夏はきぬ

♪夏はきぬ

1 卯(う)の花(はな)の におうかきねに
時鳥(ほととぎす) 早(はや)もき鳴(な)きて
しのび音(ね)もらす
夏(なつ)はきぬ
 
2 五月雨(さみだれ)の そそぐ山田(やまだ)に
早乙女(さおとめ)が 裳裾(もすそ)ぬらして
玉苗(たまなえ)植(う)うる
夏はきぬ
 
3 橘(たちばな)の かおる軒(のき)ばの
窓(まど)ちかく ほたるとびかい
おこたり諌(いさ)むる
夏はきぬ
 
4 楝(おうち)散(ち)る 川辺(かわべ)の宿(やど)の
門(かど)遠(とお)く 水鶏(くいな)声(こえ)して
夕日(ゆうひ)涼(すず)しき
夏はきぬ
 
5 五月(さつき)やみ ほたるとびかい
水鶏(くいな)鳴き 卯(う)の花さきて
早苗(さなえ)植えわたす
夏はきぬ
  
いよいよ今日から五月。
新緑の季節です。
吹く風からも緑の香りがして、晴れ晴れとしてきます。
五月は「さつき」とも呼び、皐月とも書きます。
〜〜〜〜〜〜〜
皐月は、耕作を意味する古語「さ」から、稲作の月として「さつき」になった。
早苗を植える月「早苗月(さなえづき)」が略され、「さつき」になったとする説もあるが、「早苗」の「さ」も耕作の「さ」が語源とされる。
漢字「皐」には、「神に捧げる稲」という意味があるため、皐月が当てられたと思われる。
植物のサツキは、「五月に咲くツツジ」という意味から、「サツキツツジ」と呼ばれるようになり、略され「サツキ」となった。
(語源辞典から引用)
〜〜〜〜〜〜〜〜
花は咲き誇り、鳥達は歌い、人々は動く、そんな息吹のこの時期は万葉の昔から歌にも多く詠まれています。
〜〜霍公鳥(ホトトギス)いたくな鳴きそ汝が声を五月の玉にあへ貫くまでに(万葉集1465)〜〜

自然の大きな力が息づいてくるこの季節。
あなたは、何を思い、なにを感じていますか???

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コメント

『万葉集』の五月は旧暦の五月ですから、「新緑の五月」ではないと思うのですが・・・・。同じ文字を書いても、旧暦と新暦の五月はほぼ一月のずれがあります。そのあたりを正確に。

投稿: マーヤン | 2015.12.07 22:00

マーヤンさん。
こんにちは。
コメントありがとございます。
お返事遅くなりごめんなさい。
年末はなんだかバタバタしてしまいますね。
さて、ご指摘の旧暦と新暦。
了解です。
ただ、この歌に関しては、
旧暦、新暦を超えて「自然」を愛でる喜びが伝わってくるかと思い、
あえて紹介させていただきました。

投稿: せとともこ | 2015.12.15 17:25

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