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2005.05.23

傭兵

傭兵といえば私が思出すのは栗本薫のグイン・サーガ「紅の傭兵、イシュトバーン」。
小説の中の遠い話のように思っていた その傭兵という職業が、つい10日くらい前は日本中の人々の耳目をさらっていました。
そう、斎藤昭彦さんという民間警備会社に勤めていらっしゃる方が、イラクの武装勢力に拘束されたというニュースです。
斎藤さんの無事を祈りつつ、固唾をのんで事の成り行きを見守っていたのですが、その後今日に至まで音沙汰がありません。
日本に届くニュースは、かなり深刻な現地の実際ばかり。ますます泥沼化しているのでしょうか?
心配です。
どうか、斎藤さん。無事でいらっしゃいますように、、、
また、いまだ平安が訪れぬイラクの方々のことも気にかかります。

さて、それにしても私たちはその背景は見逃してはいけません。
数多くの傭兵という名の民間警備員の方達が今、イラクで活動しているということは何を示しているのか???
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国際ジャーナリストの田中宇氏は
「今回は、米軍の兵力が4割も足りないことが、傭兵が入っている要因。危険地帯が多く、警備が必要なためだ。戦争の外注化は、もとは軍備など軍産複合事業を指したが、今回は統治に失敗した結果。イラク戦争が生んだ新しい形態ではないか」と指摘する。
(上述イラク情勢より抜粋)
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小説グイン・サーガなら豹頭王グインが解決してくれるのだろうが、
現実は、豹頭王ならぬライオン(?)総理はどのように、イラク問題を解決してくれるのか???
イラク派遣部隊 第1陣が帰国というニュースが先日ながれました。
自衛隊のみなさん。お疲れさまでした。
なお、現地に残っていられる隊員の方も無事、帰国なさることを祈っています。
さらに、今後このような海外派遣に遭遇することのないような国際社会を築くために小泉さん、ご奮闘なさることを希望します。

それにしても、とても気になるその後の斎藤さんの安否。
ひたすらご無事を祈るばかりです。

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