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2005.05.31

ニ子山親方

ニ子山親方が亡くなられました。
ご冥福をお祈りいたします。

今朝からテレビのワイドショーを見ながら思わず涙が出ました。
時間を遡っての映像。
そこには若くキリリとした親方があり、
相撲に夢中になった多くの方の思いがありました。
私も相撲は大好きでした。あの頃は。
学校から帰るなり、カバンをほったらかしにして、テレビに見入っていました。
私は雪国で育ったので、冬は早くから日がおち、寒く暗い。
滅入るあたりの景色とは裏腹に、テレビから流れてくる土俵の映像は明るく活気がみなぎっていました。
元気な掛け声に、行事のしきり。
場内の騒然としたざわめき。
その立ち会いまでの時間の長さが、ハラハラします。
顔やおなかをペッタンしながら、なんども塩をなめてのしきり。
そして、
「さぁ、時間いっぱい」というアナウンサーの声に場内が沸き立ちます。
見ている私も緊張は頂点に達します。
「のこった、のこった、、、、、」行事が声を出す。
マイクを握り締めて興奮するアナウンサーの声と共に、力士の気合いがこちらに伝わってきました。
贔屓の力士が勝っても負けても、清々しい熱気が一杯の場内を見ながら、
さらに更け行く冬の夜を過ごしたことを思い出しました。
貴ノ花時代の名場面が続々と流れてきます。
人間ニ子山親方が語られます。
力士誕生から、引退まで。
結婚から離婚まで。
親方になってから、次代に譲るまで。
と。
駆け抜けた人生。
享年55才。
あまりに若い。
あまりに早いその死を悼む多くの方の声を聞きながら、
あの時代を思い、私もひとり涙していました。
淋しい、、、
ひとつの時代を生き抜いた力士の物語は、
多くの方のそれぞれの物語と重なっていくものと思います。
ここに謹んで哀悼の意を表しながら、
またお礼をも込めて、、、
ニ子山親方。
やすらかにお眠りください。

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コメント

わしも、あの頃一番熱心に大相撲をテレビで観戦していました。
おじいちゃ(祖父)と、堀り炬燵にあたりながら「貴ノ花がんばれー!」と声援送ってました。
その祖父もとうになく、掘り炬燵の団欒も過ぎし想い出。
そして、亡くなった人はどこにいくのでしょうね。魂は死後も存在するのだろうか、安らかに眠るってどういうことだろう・・・
肉親、親しかった人、思い入れのあった有名人が逝くたびに、戸惑うわしです。

投稿: 龍3 | 2005.06.01 00:36

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» 貴ノ花(二子山親方)安らかに! [自分を見つめて。10年後の自分へ]
{/kaeru_fine/} 昨日、元大関貴ノ花の訃報が伝えられた。 享年55歳である。 本当に早い死だと思う。 私が、相撲を見るきっかけになった力士である。 私の両親は、相撲が好きで、シーズンになると 夕方の5時頃からNHKのテレビ中継を見始め、 当時、小学校だった私は、好きなアニメを見れなくて、 いらいらしていた頃を思い出します。 しかし、嫌々ながら相撲を見ていると目に止まる力士が。 それが貴ノ花�... [続きを読む]

受信: 2005.05.31 17:03

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