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2005.06.29

イラクへの主権移譲1年

米大統領演説:
「米国民は揺るがない」イラク民主化へ決意
ということで、
〜〜〜〜〜〜〜
28日夜(日本時間29日朝)、イラクへの主権移譲1年(6月30日)に合わせ、ノースカロライナ州フォートブラッグ基地で演説。
「イラクでの作業は困難で危険だ」と認めた上で、「米国の決意が試される困難な時期もあるだろうが、米国民は揺るがない」と語り、イラク民主化に向けた強い決意を表明。「敵が勝利する唯一の道は、我々が9・11の教訓を忘れたときだ」と訴えた。
中略
ーーブッシュ米大統領の演説要旨は次の通り。

 イラクでの任務は明確だ。テロリストを倒し、イラクの民主化を助け、中東に自由を拡大し、子孫の平和のために暴力の根を断ち切ることだ。イラクでの作業は困難で危険だが、犠牲を払う価値はある。米国の将来の安全にとって死活的だ。
 テロリストは、無実の人々を殺すことはできるが、自由の進展を止めることはできない。彼らに勝ち目があるとすれば、それは、我々が9・11テロの教訓を忘れてしまった時だ。
 イラクの経済と社会基盤を再建しようとするイラク人たちへの支援を続けていく。イラク人が、自国の治安と安定に、より大きな責任を担えるようにする。
 我々は多くの進展を成し遂げたが、まだ多くの課題が残っている。イラク治安部隊の育成をできるだけ早く進める。治安部隊育成のため、新たな3段階の措置を取る。
(1)多国籍軍との共同作戦を通じた技術指導
(2)イラク部隊内に米軍との連絡役となる「移行チーム」の設置
(3)対テロ戦闘能力を高めるための移行政府内務省、国防省との協力だ。

 米軍の撤退日程を明確にすることは、イラク人や敵に誤ったメッセージを送る。我々は、必要とされる間、イラクに残る。イラク人主導による戦闘に導くのが米国の戦略だ。米軍増派は、この戦略を損ない、駐留長期化を招く。
 (中東という)死活的に重要な地域での自由の台頭は、原理主義が育つ条件を取り除き、我が国をより安全にする。
 我々は、勝利を収めるまで、世界中でのテロリストとの戦いを続ける。

(毎日新聞 2005年6月29日 11時43分より抜粋)
〜〜〜〜〜〜〜〜
だ、そうです。
さて、ではイラクの現状はどうでしょうか?
イラク戦争 に、刻一刻と変わるイラクのニュースが伝わってきます。
日本の自衛隊が駐留しているサマワでも、デモや爆発やら、物騒な情報が届いてきます。
また、
イラクに駐留している外国軍の数は減少の一方です。
 これまで「多国籍軍」という名のもとの有志連合に加わったのは米英を含めて38カ国。
すでに16カ国が撤退を完了するか撤退を開始しています。撤退を予定・計画している国がさらに4カ国あります。
 派兵継続国は米英や日本、韓国など18カ国です。
〜〜〜〜〜
 ・撤退または撤退を開始 16カ国
 ニカラグア、ドミニカ共和国、スペイン、ホンジュラス、ノルウェー、フィリピン、ニュージーランド、タイ、ハンガリー、ポルトガル、モルドバ、トンガ、シンガポール、オランダ(2月撤退開始)ポーランド(2月撤退開始) ウクライナ(3月撤退開始)

・ 撤退を予定・計画 4カ国
 エルサルバドル、チェコ、イタリア、ブルガリア

・ 派兵継続 18カ国
 アメリカ、イギリス、ルーマニア、デンマーク、アゼルバイジャン、スロバキア、ラトビア、リトアニア、アルバニア、グルジア、エストニア、マケドニア、カザフスタン、韓国、日本、オーストラリア、モンゴル、アルメニア
〜〜〜〜〜〜〜

ブッシュさぁ〜〜〜〜ん。
「我々は、勝利を収めるまで、世界中でのテロリストとの戦いを続ける。」
それでは、いつまでたっても「憎しみの連鎖」は絶ち消えない。
戦いのロンドを舞っているうちに、
やがて、舞台は廃墟と化している。
そっ、そんな世界はSFか映画だけにして下さい。

「うでが落ちたな、ブッシュ」
スーハー  スーハー
「そういうお前も、フセイン」
スーハー  スーハー
(二人ともダークサイドに堕ちています)
(^^;

もう、これ以上、尊い命が犠牲になることがないように、
憎しみが増幅することのないように、
どうか、どうか、考え直してください。
グジャグジャになったイラクは、もうアメリカでは復興しないくらい反米感情が高まっています。
その一つひとつを「掃討作戦」なんて、無理な話です。
国連というか国際社会の良識に頼るしか、もう方法はないのです。
アメリカだけで、アメリカの言うところの「正義」を、いや力を振りかざすことは、もうやめにしませんか?
すでにダウニング街メモなどで、その大義は破綻しています。
貴方の言う「正義」の何を信じればいいのでしょうか?
ブッシュさん。

 

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コメント

 「グジャグジャになったイラクは、もうアメリカでは復興しない」のに国連の良識なら、復興が可能だという。なにか根拠があるのだろうか?
 イラクの現状は、むしろ国連中心主義の破綻の象徴だと思う。

投稿: 罵愚 | 2005.06.29 17:54

> 罵愚氏

 いい歳して、他人のブログに粘着するのやめませんか。削除されないからってブログ主に甘えないほうがいいと思いますよ。

「イラクの現状は、むしろ国連中心主義の破綻の象徴」?それこそ根拠ないでしょう?

国連はイラクへの武力行使容認してないし
国連やIATAの査察も完了してなかったのに開戦した
開戦の根拠とした大量破壊兵器はどこにもなかった
イラクの民主化とか、安定とかはあとでとってつけた
理由じゃないですか?

投稿: 罵愚を知るもの | 2005.06.30 02:09

 TBが迷惑なら、TB欄を削除すればいいのです。政治ブログを作るようなオーナーは、反論歓迎ではないのでしょうか?一方的な宣伝の道具としてのブログなんだろうかね。それなら、それで、また批判の対象になるのだが。
 イラクの話題については、あなたの脳細胞はパンクしている。戦争終結の話題と、開戦理由と、現在の戦況をごちゃ混ぜにした議論だ。もうすこし、論点が理解できるようになったら、わたしのブログへいらっしゃい。

投稿: 罵愚 | 2005.06.30 03:35

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