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2005.07.08

MAZE(迷路)

昨夜から今日、ずっとニュース、報道番組やネット情報を見ていました。
ロンドン同時テロについてです。
その中で皆さんが異口同音に言われていることは「テロ」への怒り。
無差別に罪なき人々を殺害した犯人への憤りです。
私も、
「まったくその通り」
と、怒りを新たにしています。
犯人たちの、理由や或いはあるのかもしれない正義など絶対認めることは出来ないし、許すことも出来ません。

未だ、情報が錯綜する中、早速識者と言われるお馴染みの先生方が、
犯人像、動機、背景また今後もこの様な犯行が実行されるのか?
我が国ではどうか?
どうすれば防げるか?
などを討論、議論しています。

それを見ながら私はなんとなく以前書いた記事クラインの壷を思い出しました。
この壷はメビウスの輪の三次元版です。
興味のある方は、
ここをご覧ください。
自分では正しい道を辿っている積もり。
しかし、気がついたらまた元に戻っている。
そんなメビウスの輪。
三次元の世界に住んでいる私たちは、上から輪の限りない循環をすぐ見て取ることができる。
しかし、もう一つ次元が上がったクラインの壷では、私たちは抜け道を見つけることができない。
同じところを何度もなんども、なんども辿っていく、、、
ただ、辿るだけ。
解決は4次元空間に住む異星人にお任せするしかないのか?????

ロンドンの町は公園や庭園があちこちにあって、それはそれは美しい町です。
人々はこよなく花を愛し、庭でくつろぎの緩やかな時間を過します。
そんなロンドンは「迷路」と呼ばれることがあります。
一端、入ってしまったら出口が見つからないMAZE(迷路).
しかし、花に囲まれた嬉しい迷路は、昨日は恐怖と叫びに変わりました。
本当に哀しいことです。

だが、しかし、
本当に迷路に入り右往左往しているのは、実はこの時代、時間と空間を共にしている私たちみんなではと思います。
全体の見えないまま、よりよき解決の糸口や、出口が見えない気がします。

今後、この様なことが二度と起こらないように、
再び罪なき人の犠牲が重ねられることがないために、
と、誰もが願う。
だがしかし、
私たちがすべきことは何か?
それが何か、未だわからない。
ただ、
「力」
ではないことを、私の本能と理性が叫んでいます。
悪を憎むこと、許さないことが即ち力の制圧ではないことを、あの9・11で、私たちはすでに学んでいる。
イラク戦争の泥沼を知っている。
では、どうすればいいか???
「会話」?
貧困の格差をなくすこと?
姿無き犯人は何を目指しているのだろうか?

この動きは、しばらく見ていく必要があります。
また、考えがまとまったら書きます。
亡くなった方への哀悼の意と、
いずれ迷路から出ることを祈りながら、今日はここまで。

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