« 何を見るべきか | トップページ | MAZE(迷路) »

2005.07.07

7月7日

今日は七夕。
昨年はこのブログではかささぎの渡せる橋と言うタイトルで、七夕にまつわる数多くの話や歌から百人一首をとりあげました。
今年は、七夕の由来を書こうとネット検索していたら、七夕伝承雑記という充実サイトを発見。
この行事の由来、また昔から人々がこの日を楽しんだ模様など多方面から書かれてあります。興味のある方は是非ご覧ください。
さて、このサイトを読みながら一番私の関心を呼んだのは、
七夕という伝統行事は、中国の伝説と日本古来の棚機津女(たなばたつめ)信仰とが見事に融和したものであるという箇所です。
〜〜〜〜〜〜
現在の地球上に多発する民族紛争・宗教紛争は異質な文化同士の激突であると見ることができよう。この意味において、異質な文化を融合させた七夕の民俗を持っていることを我々は誇りとしてよいのではあるまいか。
(上記サイトより抜粋)
〜〜〜〜〜〜

なるほどその通りだと思います。
民族、宗教、文化が違えば価値観や正義が違うのは当然です。
いずれが正しく、いずれが誤りと言うことはないのではと考えます。
世界中にあまた見られる紛争は、異質なものを排除しようという考えから端を発しているものが多いと思います。
民族や宗教は、理解、同化することは長い時間とエネルギーが必要とされますが、文化は、あっさりと融和、受け入れることが出来る数少ないものだと思います。
私たちは、古来より「やおろずの神々」に親しみ、多くの神話が日本書紀や古事記に記されています。
自然の中に息づく精霊の物語は、読む者、聞く者に果てしないロマンを思い起こさせるに十分です。
また、一方大陸から伝わってきた数々の哲学、文学を受け入れ華やかな王朝文化を築いたのも私たちの先祖です。
美しいもの、輝くもの、しめやかなもの、全てを受け入れ、溶かし、そして己の知性に磨き上げた古代の人々の英知。
そこには、排他的な思想は微塵もない。
そこには、己を良しとし、他を悪ろしと考えるものは誰もいない。
あるのは、ただ自然への謙虚さと、よりよく生きることへの真摯な姿勢だけだったのではないでしょうか?
68年前の今日7月7日。
後に言う廬溝橋事件が起きた日でもあります。
この日を境に、戦線は拡大していきます。

歴史の事実を見つめながら、
どうしようもない「やるせなさ」を感じながら、
だからこそ
星に願いを託したい今日七夕の日です。
「世界中の人たちに平和がおとずれますように」

|

« 何を見るべきか | トップページ | MAZE(迷路) »

コメント

七夕にはいろんな願いが込められてるんですねー。
勉強になりました。

投稿: しるし | 2005.07.07 17:24

 矢張りお天気を言うなら、旧暦の7月7日は8月11日ですから確率からいっても8月の方でしょう。「どうか、ハイパーインフレが来ませんように」と祈りましょう。

投稿: hitoriyogari | 2005.07.07 17:43

しるしさん。
hitoriyogari さん。
こんにちは。

しるしさん。
トラックバック有り難うございました。
本当に楽しいリズミカルなブログ、拝見していて、こちらもハミングしてしまいそう。
本当は、もっと楽しいお話書きたかったのに、、、
御存知のように、昨日夕方、なんだか悲しく騒がしい事件がロンドンでありました。
この先、どうなるのでしょ?
しるしさんのブログのように歌がみんなの心にやさしく響けばいいのに、、、
なんだかまとまらなくてゴメン。
また遊びに行きますね。
では。

hitoriyogari さん。
ひこ星さんと織り姫さんは8月の方がほんにいいですね、、、
昨夜は、星に願った短冊がまさに吹き飛ぶような悲しい出来事がありましたね。
本当にため息が出ます。
どうすれば「悪の連鎖」が断ち切れるのか????
お星さま、教えて〜〜〜〜

では、、、

投稿: せとともこ | 2005.07.08 17:36

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/15797/4866503

この記事へのトラックバック一覧です: 7月7日:

» 七夕に聞きたい♪ [こころのたべもの]
今日は七夕です。七夕祭りは、七月七日の夜、天の川に隔てられた彦星と織姫が、年に一度だけ会うという伝説にちなんだもの。七夕と言えば子供の頃歌った、♪笹の葉さらさら 軒端に揺れる お星様きらきら 金銀砂子のイメージがありますね。今日は、短冊に書いた願いが叶いそうな、七... [続きを読む]

受信: 2005.07.07 17:31

» 瀬戸智子先生批判・異質との共存 [罵愚と話そう「日本からの発言」]
http://ts.way-nifty.com/makura/2005/07/post_1b4b.htmlへのTBです。   「現在の地球上に多発する民族紛争・宗教紛争は異質な文化同士の激突であると見ることができよう」という認識は、ハンチントンの文明の衝突論の二番煎じだと思う。「民族、宗教、文化が違えば価値観や正義が違うのは当然」「いずれが正しく、いずれが誤りと言うことはない」というあたりまでは、同意できる。しかし「民族や宗教は、理解、同化することは長い時間とエネルギーが必要とされますが...... [続きを読む]

受信: 2005.07.08 04:07

« 何を見るべきか | トップページ | MAZE(迷路) »