文月
今日から七月。
旧暦七月の異称を文月と言います。
語源の有力なものは以下の通りです。
(1)稲の「穂含月」(ほふみづき)だとする説「語意考」
(2)稲の穂の「含月」(ふくみづき)だとする説「大言海」
「あらたまの年の緒長く思い来し恋をつくさむ七月の七日夕は吾も悲しも」
(万葉集、巻十、雑歌、二〇八九)
とあり、七夕に因んだ呼びだと言うのが定説。
いずれにしても、七月は「星」の雰囲気があります。
梅雨空の合間。たなびく雲の切れ間から煌めく星の光は、一直線に見ているものの胸に飛び込んで来るような鋭さがあります。
夏の大三角形ほど派手ではなくてもかんむり座など見応えのある星達の饗宴を是非お楽しみください。
もうすぐ七夕。
あなたは、もう星にかける願いをお決めになりましたか?
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コメント
「文月」矢張りよく調べてくださいました。多分8月の11日が旧暦の7月7日となりますが、七夕に願いを込めた短冊に文を書くことから来ているという説もあります。 この歳になりますと「どうか安らかに眠らせてください」かな。 それから風来疎竹の件、ごもっともと思いますので、あなたの方針通りに進めてください。応援しています。
投稿: hitoriyogari | 2005.07.01 17:09
hitoriyogari さん。
こんばんは。
コメント有り難うございます。
七月になって雨ですね。
今までは干上がって雨が欲しいと思っていたのに、今は晴れを待っています。
勝手なものだ。
さてさて、私の短冊の中味。
まだまだ、hitoriyogari さんがお元気でいらっしゃいますように(^.^)
では、また。
投稿: せとともこ | 2005.07.02 21:29