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2005.08.31

8月の空

♪青い空は青いままで
  子どもらに伝えたい
  燃える八月の朝 
  影まで燃え尽きた
  父の母の 兄弟たちの
  命の重みを 肩に背負って 胸に抱いて

青い空は青いままで
  子どもらに伝えたい
  あの夜 星は黙って
  連れ去って行った
  父の母の 兄弟たちの
  命の重みを 今流す灯篭の 光に込めて

青い空は青いままで
  子どもらに伝えたい
  全ての国から
  戦(いくさ)の火を消して
  平和と愛と 友情の
  命の輝きを この堅い握手と 
  うたごえに込めて
  うたごえに込めて
〜〜〜〜〜〜〜
今日で8月は終わりです。
抜けるような青い空はなく、前線の影響でしょうか、今日はどんよりと曇り。
時々日が射しますが、柔らかな光は確実に夏の終わりを告げています。
明日から新学期を迎える子ども達は大忙しのことと思います。
体調を崩さず、元気に登校して下さいね。
さてさて、
8月の空と言えば私が思い浮かべるのは、やはり上にあげた
〜青い空は青いままで子どもらに伝えたい〜〜です。
この歌を歌うと、2番目の歌詞で涙が出ます。
ーーーーー
 あの夜 星は黙って
  連れ去って行った
  父の母の 兄弟たちの
  命の重みを 今流す灯篭の 光に込めて
ーーーーーー
あの夜、星は黙って連れ去ったはずがない。
阿鼻叫喚に包まれさながら地獄の中でのたうち回った人々。
その人々の苦しみ、嘆き、哀しみを思い、
その上で星は黙って優しく救われない魂を救っていた、、、
そんな気がしてなりません。
命の重みを思うとき、
恩讐のかなたに目をやり、考えを及ばさないといけないことを改めて思うのです。
ーーーーーー
全ての国から
  戦(いくさ)の火を消して
  平和と愛と 友情の
  命の輝きを この堅い握手と 
  うたごえに込めて
  うたごえに込めて
ーーーーーー

暑い、熱い8月は過ぎていく。
しかし、
青い空を青いままで次代に受け渡す作業はまだまだ続きます。

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2005.08.30

15分の謎

ブログ仲間のkouheiさん。
読売新聞の社説について解説を加えながら、時事問題を丁寧に繙いてくれる「目からウロコ」のブログです。
そのkouheiさんの■総選挙 小泉パフォーマンス「皆さん賛成でしょう。、、、私は不思議でなりません。」が面白い。
是非ご覧ください。
やったり!!!
と言う感じで嬉しくなります。
やはり、小泉さんのレトリックには、
小泉さんのレトリックで対応するのが一番かと思います。
昨日行われた党首討論会も、相変わらずのはぐらかし。
「私はいつだってハッキリ、正直に言っているのですよ〜〜〜〜」と声高に言う。
しかし、
都合が悪くなれば
「適切に判断します」
の一点張り。
いつの間にか小泉さんの術中にはまり
「小泉劇場」は幕を閉じるといういつものパターンでした。

そんなわけで、kouheiさんにあやかり
私も気になっていたことを一つ
「不思議でなりません」調に作ってみました。
(記者団の間で当時15分の謎と言われた空白時間 2時14分〜2時29分
総理が電話していた相手が首相官邸筋から判明。)

〜〜〜〜〜〜
「日本は独立国家ですよね」 みなさん賛成でしょう。
「選挙は公明正大でなければならない」みなさん賛成でしょ。
それなのに、なぜ8月8日、総理は自民党役員会を中座。
ブッシュさんに電話。
経済界首脳に電話。
総選挙決定に先立ちなぜアメリカ大統領に報告了解を得るのか?
私は不思議でなりません。

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総選挙メドレー

今日8月30日は第44階衆議院総選挙の公示日です。
公示前から、何かと注目を浴びている今回の選挙。
さぁ〜〜〜いよいよ本番。
各候補者、応援の皆さんも力が入ります。
そんな候補者に、私から尊敬の念をこめて贈るささやかなプレゼント。
「総選挙メドレー」
では、お耳汚し、いやお目汚しとは存じますが、
是非最後までご覧ください。
できれば、ご一緒に唱和を。

========
♪新しい朝が来た 公示の朝だ
緊張に胸がなり 街頭演説
マイクの声に 気持ちをこめて
我が党の公約 開けよ
それ 一 二 三
(ラジオ体操のうた)

==街頭演説こころえ==
第一!
よーい!
腕を大きく上にあげて
遠くの人に向かい
よろしく!!!
はい!

手足の曲げのばし腕を
大きく降って足も
しっかり曲げのばし
左右の人にもアピール

胸の運動!
大きく胸を開いて! 
みんなお友達と呼かけましょ

次に前に深く、ふかくおじぎをして
ペッコペッコ
お願いします。
腕を左右にねじって
大きく大きく
腕を元気良く手を降ります。
上のビルから見ている人にも
よろしくお願いしま〜〜す。

軽く手を振り!
いち・に、さん・し!
さらに
よろしく! おねがいしま〜〜〜す
(ラジオ体操から、、、ちなみに嘉門達夫さんは議員体操という素晴らしい歌を作っています。)

==さぁ、準備が出来たら、いよいよ選挙カーに乗って、
いざ街頭へ。==

♪ 選挙カーに 乗り込めば  イェ・イェ・イェ  イェイ イェイ、 イェイェイェ イェ!
駅前に立ってマイク持てば、 イェ・イェ・イェ  イェイ イェイ、 イェイェイェ イェ!
郵政、政権、交代 オシャレにシックにクールビズ
わんさか わんさか わんさか わんさか、  イェーイ  イェーイ  イェイ イェーイ !
(レナウン娘より)

==選挙カーを降りて誰彼かまわず握手をする==

♪この人だれです 知らない人
名前も知らない 人ですが、
とにかくニッコリ笑います。

この人だれです 知らない人
名前も知らない 人ですが、
とにかく握手で「お願いします」
(日立の木より)

==次々と街頭演説をこなす==

♪車をガンガンガンかきならし
(ガン ガン ガン)
よその車をスイスイスイスイおいぬいて
(スイ スイ スイ)
選挙カーは どこへ行く
候補者をのせて どこへ行く

狭い横町の 遊園地に
有権者がきっと 待っている
苦しいことも あるでしょ
悲しいことも あるでしょ
だけどワタシは 皆さんの味方
私が当選すれば 笑っちゃおう
すすめ 
候補者名しかいわんカー
郵政しかいわんカー
公約いわんカー
(ひょっこりひょうたん島)

==休むまもなく、車の中で食事==

♪しばしもやまず マイク持ち名前連呼
飛び散る火の花 はしる対立候補
相手を罵しる声にも力が入る
体をのりだす 町の候補者
(村の鍛冶屋より)


==そして、夜は地元演説会==

♪エッサ エッサ エッサホイ サッサ
夜は演説会だ ホイサッサ
後援会の皆さん ごきげんよ
郵政、政権だけぶらさげて ソレ
ヤットコ ドッコイ ホイサッサ
ホーイ ホイホイ ホイサッサ
(お猿のかごやより)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


あああ〜〜〜長い一日だった。
こうして候補者の一日は過ぎ、また明日、新しい戦いが始まる。
頑張れ!!!!
候補者の皆さん。

ときに
公約はいつ言うの?

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2005.08.29

母たち

イラク戦争で息子を亡くしたことから反戦を訴えることで一躍有名になった反戦の母。
シンディ・シーハンさん。
彼女の訴えは「磁石の役割」と言われ、アメリカ各地にも共感を呼んでいます。
ブッシュさんは米、必死の世論対策ということで、この運動に危機感を覚え、
「戦時とは犠牲の時であり、重荷は兵士の家族にのしかかる」と、犠牲を強いることを強調。
ううううう????????
ブッシュさん。
そんなに国民に犠牲を強いるのなら、まずご自分と、ご家族から戦地に赴いてみたら如何でしょうか?
人の命よりも守るべきものとは何か?
私はブッシュさんに聞きたい。
貴方が言う「イラクの国民の平和を取り戻すため」に「自国民の命と犠牲」を強いることの矛盾をどのように反戦の母たちに納得させるのだろうか?
それとも彼女たちを、米国版「靖国の母」「九段の母」たちに仕立てようとするのだろうか?


私は、先日「九段の母」という歌の歌詞を噛みしめながら胸がいっぱいになりました。
再び母たちにこのような涙を流させたくはない。
流してはいけない。
と、強く思ったものです。
自らが生んだ命は、
自らの手で守り育てたい、、、、
それは米国の母たちも同じであろうと思いながら、
このニュースを読みました。

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夏休みもあと僅か

夏休みもあと今日を残して3日。
宿題に追われてあたふたと駆け回っている子ども達の姿が目に浮かびます。
毎年のことながら、
ことながら、
どうして、もっと早くやらなかったのか、、、、と後悔。
後悔ばかりしていて、一向に手は進まない^^;
気持ちだけが焦ります。
そんな子どもたちを目の前にして、私もこのところ大忙しです。
夏休み自由研究に読書感想文の指導。
加えて一学期の復讐(休み明けにすぐ試験があるから)
おかげで私も、理科のおさらいに、読書の量が増えたり(童話から海辺のカフカまで)と有意義に過すことができます。
今年は、スライム作ったり、万華鏡の勉強をしたり植物の種を集めたりしました。
とくにスライムは、物理専門の夫から「物性」つまりマヨネーズから液晶まで物質の性質という視点で教えてもらいました。
それはとても興味ある話で私自身がワクワクしました。
その感動をすぐ 新たな感覚で子どもたちに不思議とともに伝えることができました。
読書感想文も、子どもたちの素直な感性と輝く表現を導き出すために、
かなり、
かなり、
私も粘りました。
しかし、
最終的には子どもは自分の言葉で仕上げます。
一憂、一憂しながらも^^;
作品は徐々に出来上がり、
あと、もう一歩。
苦労した分、喜びも一入。
夏休み最後の週も慌ただしく過ぎていく予感を抱きながら、
今日も子ども達と向き合っていました(^.^)
そして、明日も明後日も、、、

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2005.08.26

無計画の計画

独身のころ、一人旅が好きでした。
泊まるところも、行き先も決めずブラリと電車に乗って、気が向いたところで降りる。
降り立った駅で最初にすることは、宿探し。
若い女(そのころは私も十分若かったのです)一人旅は敬遠されがちになる、もっと前のことだから
大抵は安い民宿は予約できます。
どうしても取れないときはユースがあるから、そんなに心配はいりません。
以前も書きましたが、
晩秋の信州が一番好きでした。
しかし、人との出会いでは、
夏の上高地とか、四国とか、それぞれに楽しい思い出があります。
上高地では、夜中大雨になり交通機関が寸断。
みんなで歩いて下りました。
どこまで歩いたかは覚えていないのですが、
完全武装して目だけ出して、ひたすら歩きました。
ぜんぜん知らない人たちなのに、いつのまにか友達になります。
幽霊が出るので有名な釜トンネルでは、
お互いにお互いの顔を見て、
ぎゃーーーー
とか
きゃーーーー
とか。
大阪から来たという若い二人組みの女の人と気があって、連絡先交換。
「また、大阪に遊びに来てね、、、」
「うん、必ず」
と、言って別れました。
その半年後、本当に行った私。
「あら、本当に来るとは思わなかった。」と言われながらも、家族中でもてなしてくれました。
今でも大切なお友達です。
高知でもぜんぜん知らない3人組(男2人女1人いとこ同士)が足摺岬から高知市まで車で
送ってくれました。ご飯までご馳走してくれて、、、
とかとか。
旅の思い出は楽しく輝いているそんな時代でした。
人の好意を好意とあっさり、素直に受け止めることができた良き時代。
「無計画の計画」がワクワク、ハラハラ。
終着駅に着き日常が始まるそのとき、
また新しい旅への思いをいっぱいにして両親の待つ家に帰りました。

今、
旅立とうとするわが子を目の前にして、
ようやく両親の思いの深さを知るとともに、
あのころのような安全が保障され、
人のやさしさが信じられた時代を、
わが子達の世代にも送らねばと思うのです。
無計画の計画から、計り知れない人生の財産を得る子どもたちのために。

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2005.08.24

ロスタイム

2−1でサンフレッチェ広島が大宮アルディジャに勝ちました!!!
私はテレビ放送がないのでネットを見ながら、
広島に声援を送っていました。
と、いうわけで内容はサッパリわかりません。
さて、このネット情報。
ずっとそばにいると、何も出来ないので、
今日はあきらめようと、
ネットの前からはなれて、自分の仕事をやりました。
後半、30分、
まだ1−1のまま。
今日はここまでか、、、

そこうするうちに時間が経ち、
「もう試合終わった?」と時計を見た瞬間、
子どもがとんできました。
「かぁさん。
ロスタイムで入れたよ、、、、」
「ワッ〜〜〜誰が?」
「さっ?
ネットがやたら騒いでいるから」
ほんと?
もう一度、ネットのあちこちを見て確認。
入っていました。
確かに。
ジニィーニョが入れました。
ロスタイムで。

その後J速報で確認。
すごいゴールでしたね。
それにしても、ロスタイムで入れるなんて、広島強くなりましたね。
この調子で、最後まで乗り切ってほしいものですが、
選手のみなさん、お疲れが出ませんように、、、

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処暑と風

遅くなりましたが、昨日8月23日は暦の上では処暑
暑さが止まり、吹く風に秋を感じる候となります。
有名な
秋きぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる(藤原敏行・古今集169)は立秋の候に謳われました。
また、
〜〜夏と秋と行きかふ空の通ひ路は かたへ涼しき風やふくらん (躬恒・古今集168)〜〜
「夏と秋とがすれ違う空の道。片側は涼しい風が吹いているんだろうなあ」と言う意味ですが、
これは、夏の終わりのうたです。旧暦6月に詠まれたそうです。
夏と秋の行きかふ空の通ひ路という表現が素敵です。

〜〜この寝ぬる夜の間に秋は来にけらし 朝けの風の昨日にも似ぬ ( 藤原季通・新古今287 )〜〜
意味は、「ああ、夜のうちに秋が来たのですね、明け方の風が昨日とは似ても似つかない」
と言うようです。

〜〜秋風の草葉そよぎて吹くなへに ほのかにしつるひぐらしの声 後撰集253より〜〜
〜〜秋風のうち吹きそむる夕暮は そらに心ぞわびしかりける 後撰集221より〜〜
秋風が吹きはじめる夕暮は、空を眺めてもぼんやり切なく、ひぐらしの声もひときわ淋しく響きます。

秋の空は風情と共に変わりやすいようです。
人の心も同じか?
恋のうたでは、
〜〜わが背子が衣の裾を吹き返し うらめづらしき秋の初風  古今集171より〜〜
あなたの衣の裾を吹き返す、心ひかれる秋の初風ということで、
心の襞の細やかな移り変わりが吹く風とともに伝わります。


また台風の特異日でもあります。
台風11号が北上、夕方頃から次第に雨が強まる
と、いうことで台風の進路にあたる地方の方はくれぐれもご注意ください。
台風はいきなり風が強くなるので、今から準備をなさってください。

〜〜 風吹きて、海は荒(あ)るとも、明日と言はば、久しくあるべし、君がまにまに〜〜
意味は、風が吹いて海が荒れていてあなたに「(お逢いするのは)明日にしましょ」と言ました。
が、
(やはり)待ち遠しいですよね。
(ですから)あなたの思うようになさってください。
ね。
ということです。
なかなかいいですね〜〜〜
昔の人の熱い思いは台風もなんのその、、、、ですか。

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♪チャラリ〜口から出まかせ

♪口からでまかせ

選挙になれば浮動票
まずは、主婦層切り崩そう。
「台所から政治へ、すみずみまで行き渡った政治を。
主婦の味方○○党」
「あら、主婦のことパラサイトワイフって言ってたじゃない」

♪ チャラリ〜口から出まかせ
なんとか、その場は誤魔化して

選挙になれば浮動票
まずは、主婦層切り崩そう。
「おくさぁーーーーん。
郵政が民営化されたら、税金の使い途が減り、家計が楽になりますよ。
苦しい家計の味方、主婦の味方○○党」
「あら、主婦、高齢者ってIQ低いって言ったのダ〜〜〜レ?」

♪ チャラリ〜口から出まかせ
なんとか、その場は誤魔化して
口から出まかせ
顔から冷や汗
目から本音
(主婦よ、、、お前を必要とするのは
一票だけなんだーーーー)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ああああ=====
あんまり主婦をバカにするなぁ〜〜〜〜〜

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2005.08.23

選挙模様

9月11日の衆議院総選挙に先立ち、
各党はそれぞれの公約を発表。
また、刺客という言葉が出たり、新しい党が出来たりと、
なかなか賑やかな選挙模様。
酉年は政局が大荒れするといいますが、、、
この選挙は「郵政民営化賛成か反対かを問う選挙」と総理は位置づけ、
白と黒をつけようと主張。
つまり国民は、
投票の時、
郵政民営化反対なら、反対議員に。
賛成なら賛成の方に投票して、民意を示せ、、、というわけです。
しかし、
連日の国会外の動き、発言を見ていると、
誰が白で誰が黒か、次第にぼけてきて、灰色に近くなってきています。
オセロゲームのように、相手に囲まれたらあっさりと、黒から白へ、白から黒へ変わりそうな気配。
国民は候補者の真意がわからないまま投票。
選挙が終わり、国会が開かれたら、いつの間にかみんな白とか^^;
オセロゲーム以上に先が読めません。
私はオセロというより、「ベンハムのこま」模様のような気がしてなりません。
表面は、白と黒でしかないが、
回せば、いろんな色が出てくる、不思議なベンハムのコマ。
単純に「白、黒」をつける選挙に仕立てられていますが、
本当のところは、
もっと、もっと多くの色が隠されているのです。
(争点が郵政だけでないことは候補者の方も多くの方々も、本当は知っている。
しかし、戦略として郵政が表にたっていることも知っている。)
総理自らが言われるように、
「郵政は入り口」
なのです。
安心して入り口からコンニチハと入ろうものなら、その奥に待っているのはナニ?
大増税?
改憲?
福祉バッサバッサと切り捨て?

これは怖い。
こんなはずじゃなかったのに、、、なぁんて言っても遅いのです。
こうならないためには、
しっかり、
しっかり、
各党の「お約束」を読むことが大切です。
白と黒の表面模様から出てくる本当の隠された色を見分けていくことが大切だと思います。
(もっとも、お約束そのものが玉虫色ですが^^;)
そのためには、
テレビ、マスコミも、もっと政策をドンドン伝えていってもらいたいと思うのですが、、、

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2005.08.20

勝ちましたよ 鹿島に!!!

勝ったのですよ。
勝ったのですよ。
鹿島に。
あの鹿島に。
首位の鹿島に。


サンフレッチェ広島は今日、鹿島スタジアムで鹿島と対戦。
なにしろ首位独走していた鹿島との試合ということで、我が家も朝から気合いが入っていました。
なぜかしら、夕飯はスタジアムモードということで、お昼から出来合いの唐揚げや枝豆やらを買込んできました。
おにぎりを握って、ビールをいっぱい冷やして、
万全で、テレビ前に集合。
そして、6時半にキックオフ。
おおお====久しぶりに見る紫の選手たち。
そして鹿島まで応援にいっているサポーターの皆さん。
そして聞こえてくる懐かしいサンフレ応援歌。
Jリーグは始まった。
始まったんだと実感。
嬉しさと心配との相半ばのうちに試合は進み、
いつの間にか鹿島の選手がレッドカードで退場。
こうなると、俄然強くなるはずの広島。
と、思いきや、実は一人少ないと力が発揮できないのが広島クォリティ。
テレビのアナウンサーや解説者も言うんだよね。
「鹿島、数の少なさを感じさせません。」
ううううう↓↓↓
うわっ====
これで前半終了かと思ったところで、佐藤寿人選手が、
華麗な、本当に華麗なプレーで一点!!!!
やった!!!!!
凄いよ
寿人。
やるよ、寿人。

そして後半、
初めは広島は押すんです。
押すんです、攻めるのですが、もう一つ得点に結びつかない。
そうこうするうちに、そこはそれ鹿島ですよ。
一点を入れられて、同点。
いや〜〜〜〜な予感。
このまま、終わる、いや最悪の場合は、、、
なぁんて考えたくないことを思ったりする間もあらばこそ、
いつの間にかトコトントンと広島、と鹿島双方から新たに退場者が出て、
あらあらあら、、、
時間はロスタイム。
と、
そこでやってくれたのです。
マエシュンが。
前俊が入れたのです。
うわっ〜〜〜〜〜↑↑↑
我が家は、まるで家中が躍っているように、歓喜の雄叫びに包まれました(^.^)
前俊。
やったよ〜〜〜〜〜
そして、試合終了のホィッスルがなり、
2−1で広島は勝ちました。
よかった!!!
本当に良かった。

これから始まる熱い試合の幕開けにピッタシの力のこもった、
そしてハラハラ、ドキドキの試合でした(^.^)

選手の皆さん。
有り難うございました。
サポーターの皆さんもお疲れさま。

鹿島の選手、サポーターの皆さん。
私は広島ファンなのですが、、そんな私でも審判は?????
でした。
これから続く試合、お互いに頑張っていきましょう。
これからもよろしくお願いいたします。

そういえば、
新潟戦。桑兄ぃが初ゴ〜〜〜〜ル。
おめでとう!!!
桑原選手(^.^)

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2005.08.19

月に一番近い日

今日は今年一番、月の距離が最短になります。
〜〜〜〜〜〜
15時 月の距離が最近(0.930、35万7389km、視直径33'26")
〜〜〜〜〜
お昼の3時なので残念ながら、最短の月にお目にはかかれませんが、
明日は満月。
今日、明日と空に輝く月の姿をお楽しみください。
ところで、あなたには月の中には何が住んでいますか?
たとえば、
ウサギとか。
あるいはカニとか。
また仙人とか、、、
月にはいろんな楽しい住人がいるようです。
欠けたり満ちたりしながら形を変えていく夜空の月は、
遠い昔の人々の思いを育むには十分、魅力的だったことでしょう。
そして、それは勿論、
21世紀にネオン輝く夜空を仰ぎ見ている私たちにとっても同じです。
もし、今夜が晴れていたら、是非空を見上げてください。
赤く、青く、そして銀色に鈍く光る月の光をご覧ください。

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トマドイ旋風

リリリ〜〜ン
リリリ〜〜〜ン
「はい、こちら議員派遣センターです。」
「あっ、自分党の大泉ですが、今度の選挙で、議員を調達したいのだが、、」
「ああ、、、毎度お世話になっています。自分党の大泉さんですねぇ。
ところで、どんなタイプが宜しいでしょうか?」
「そうだね、、、、
やっぱり選挙っていうと浮動票。
浮動票なら若者と主婦だなぁ、、、この辺に人気あるタイプなら誰でもいいよ、、、」
「そうですねぇ。主婦ターゲットなら、やはり今 はやりのカリスマ美容師とか、カリスマ占い師とか、まぁなんでもカリスマをつけたらいいので、、、そうだ、カリスマ主婦でいい人がいますよ」
「ほんと?じゃ、それで一つ」
「あと、若者なら、やっぱりネット情報に強いあのあたりがいいのでは?」
「ううう、、、、んんん。まぁちょっと難もありそうだが、まぁいいか」
「そうそう、話題性という意味では、タレントの東西南北あたりも捨てがたいですよ」
「よし!!!それでいく。
まぁまかせる。
取り急ぎ90人ばかり見繕ってくれ」
「はい!!!!毎度有り難うございます。
早速、カタログお持ちします」
「じゃ、頼む」

リリ====ンンン
リリーーーーーンンン
「はい、こちら議員派遣センターです」
「あ、困窮芯党の、、、、、」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

以前、イラク戦争の戦争請負人「傭兵」について多くのブログやネットで話題になりましたが、
今回の選挙の候補者のお名前を見ながら、なんとなく傭兵さんを思い出しました。
「雇われ議員さん」を。

「いや、、、君ね。
君は白票さえ入れてくれればいいんだよ。
枯木も山の、、、
あっ、失礼。
人気は国会の賑わいだから、、、」
なぁんて事にならないようにして欲しい。
マドンナ旋風ならぬトマドイ旋風が国会に巻起こりませんように、、、

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2005.08.18

政治を見る視角

今日は、次の選挙にあたって、何をどの様に評価するかを考えていきたいと思います。
と、いうわけでタイトルは、
「政治を見る視角」(阿部謹也「 ヨーロッパを見る視角」から、ちょっとお借りしました)
急浮上して時の言葉になった「刺客」ではありません^^;
さて、政治を見る視角は、
ズバリ、
誰が、自分の利益の代弁者か、、、ということではと思うのです。
一口に国民と言っても、
大財閥から、働く人まで。
男、女と言う性別。
年齢や環境様々です。
そんな中で、自分との関わりで、もっとも大切なものを守ってくれる人、代弁者は誰かという視点を持つことではと考えます。
と、いうわけで、今日は小泉さんの4年間をおさらいしていきます。
まず私たちの生活と関わりの深い税金、年金、医療制度などについて見ます。
次に景気回復について考えていきます。
(今回は外交は考えません。)
1税金、
・所得税の老年者控除廃止、公的年金等控除の縮小・廃止=05年1月から実施
・消費税免税点を3000万円から1000万円に引き下げ=04年4月実施
・雇用保険料引き上げ=02年10月、05年4月実施
・雇用保険の失業給付削減=03年5月実施
(しかし、今後消費税率の値上げや、各種控除廃止は行われます)
2年金
・物価スライドで年金額を0.9%削減=03年4月実施
・物価スライドで年金額を0.3%削減=04年4月実施
厚生年金保険料引き上げ=04年10月実施、以後2017年まで毎年9月実施
国民年金保険料の月額280円引き上げ=05年4月実施、以降2017年まで毎年4月実施
(議員年金は手つかずです)
3医療、介護、健康保険
・健保サラリーマン本人3割負担の導入=2003年4月実施
・お年寄りの患者1割負担の徹底=02年10月実施
・介護保険法による施設入所者の居住費、食費の全額自己負担=05年10月実施予定
(病気にもなれません)
4福祉
・老齢加算の段階的縮小・廃止=04年4月から3年間で
・母子加算の削減=05年4月実施
・児童扶養手当制度を、閣議決定による施行令で削減=02年8月から実施
・同じく支給開始から5年後に最大で半額削減=03年4月法施行、実際の適用は08年4月から
5その他
・国立大学授業料値上げ=05年4月実施
(国立大学は独立法人になりました)

次に景気回復ではどの様な政策を行ったか?
「不良債権の早期処理」という名目で中小企業、零細企業をバンバン切り捨ててきました。
深刻な事態は年間の自殺者は4〇〇〇人超!(週刊ダイヤモンド』6月11日号)というニュースにさえなりました。
この4年間で中小企業の倒産は6万6千件を超え、同じ時期に中小企業向け貸し出しは55兆円も減ってしまいました。
また、「規制緩和」の名のもとに大型店の出店・退店の時間や深夜営業を野放しにしたり、下請けに対する単価の切り下げや無理な納期の押し付けなど親企業の横暴勝手を放置してきました。
(我が家の近くの店も一軒はつぶれ、もう一軒は8月20日で店をたたみます)
日本の経済を真の意味で支えている中小・零細企業は苛められてきました。
これは働く人にとっても同様でした。
リストラ・人減らし支援の政策は、ついに 完全失業者はほぼ300万人という深刻な雇用状態を生み出しました。パートや派遣など非正規雇用はついに労働者の32・3%と過去最高。(総務省の労働力調査、05年1—3月平均)
深刻なのは若者で先が見えないトンネル状態は続いています。
(大学はでたものの、、、)
完全失業者の3人に1人、100万人が20代。
就職も進学もしない「ニート」(無業者)の増大が社会問題化しています。
このような現象が増大していったのは小泉内閣になってからです。
しかし、大企業には甘い。
一番の注目はやはりトヨタ。
2005年3月期決算でトヨタ自動車が二期連続1兆円の純利益(最終利益)を出しました。
その他の大企業も3分の1が過去最高の収益(経常利益)をあげています。

小泉さんは、今回の総選挙の争点を「郵政民営化」に絞り込み、「郵政は構造改革の本丸」と言う。
しかし、小泉さんの言う構造改革が、国民にとって、本当に有り難い、やさしい改革なのだろうか?
この4年間、随分痛みを押しつけられて来たなぁというのが、私の感想です。
今回の選挙は、
郵政だけに焦点を絞らないで、広く見ていきたいと思いました。
また、自民党か民主党かというオルタネティブにも問題を矮小化しないで、
私自身の利益の代弁者は誰か?と言う点をしっかりと見据えて
さらに今後どのようなことが私たちを待っているのかも考えて、
一票を投じなければと思いました。

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2005.08.17

2−1で勝ちました

サッカー日本代表は今日イランとの試合で2−1と勝ち、
第1位で、ドイツへ行くことになりました。
さて、内容は、と聞かれると、そうですね、、、
いわゆるレギュラーといわれた選手たち。
なんとなくたるんでいた先輩チームでしたが、先日の東アジア選手権で若手が使われ、危機感を感じたのか、大いに奮起。
当初からファイト溢れるプレーでした。
そして、先制点はあの加持さん。
加持さんが入れました。
その後もオウンゴールもどきの大黒さんのゴール?ということで、ジーコジャパンは勝利をおさめました。
勝ちはしたものの、まだまだ課題はいっぱいあります。
本番ドイツは決して楽ではありません。
あと残された時間で弱点を強化してもらいたいです。
今日はもう遅いので、明日時間が許せば冴えた頭で(そんなときあるか?)
書きます。
とりあえず、結果のみ報告とさせていただきました。

日本チャチャチャ

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2005.08.16

五山送り火

今、五山送り火から帰ってきました。
私は、6時頃、夫と今出川で待ち合わせ。
既に沢山の人が出ています。
河合橋をわたり鴨川べりに家族分の場所とり。
学生さんのような団体がシートを広げて、そこで麻雀をやっています。
こっちではベンチに腰掛けた夫婦がビール片手に座っています。
その隣では、浴衣姿の彼女と彼が通路にベッタリと座っています。
私も持参のいすに座り、マンウオッチングをしながら、時間の経つのを待ちます。
金色だった雲は次第に茜色にたなびき、
合間から星が瞬く。
川風はちょっと寒ささえ感じるように個性的に吹く。
人はいよいよ多くなり。
闇と共に吸い込まれていく。
肝心の大文字は、あちこちで点火の準備か鋭い光を放つ。
七時半。
あと30分。
手持ちのビールを飲み干し、
小さなお寿司も食べてしまい、後は本番を待つだけ。
前の学生はますます盛り上がっているようで、暗闇の中から高らかな笑いが聞える。
そして、ついに点火2分前。
夫がデジカメの用意。
そして、赤い火のチロチロと燃える中
大文字が山に浮かび上がる。ゆっくりと。確実に。
八時ちょうど。
おおお〜〜〜〜〜
これが大文字。
まさに大文字。
確かに大文字。
もっとも大の字だけなのだが、、、
多くの人を飲み込み、
多くの人々の思いを焦がし、
火は天に向かい、煙は空にかき消される。
今年も京都の夏は大文字とともに終わる。
先祖の御霊を弔いながら、、、

この一年がさらによい年であることを祈りながら、、、
京の夜は更けていきました。

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クラブ進駐軍

終戦記念日を迎えた昨日。
テレビや新聞ではいろんな特集が組まれていました。
私もNHKの討論番組を見ながら、色々考えました。
「アジアの中の日本について」。
そんな中、今日は、ちょっと前の映画この世の外へクラブ進駐軍について書きます。
(実は、昨年この映画を見たとき書こうと思いながら、つい書きそびれたので内容の詳細については、多くの方が書かれているのでご覧ください。個人的にはオダギリ・ジョーが良かった(^.^))
この映画は、簡単にいえば
終戦後の混乱の中、音楽を通して成長、復帰していく若者たちの生きざまを縦糸に、
勝者のアメリカにも、アメリカの抱える憂鬱があり、日本には日本で傷の癒えないまま生活に追われていく現実を横糸にして作られています。
ジャズが淡く、哀しく観ているものの心に染み入ってきます。
登場人物全てが暗い過去を背負っています。
それぞれの人生がアンソロジーのように描かれ、そのいずれもが悲しい。
当時、誰もがそうであったように。
そして、終戦を迎え、人々は今までの価値観を全て捨て、
敵と思っていたアメリカを受け入れ、アメリカの文化を認めていく。
そこには、
逞しさとともに喪失の大きさが描かれていました。
「ラッキーでストライク」から出来たバンドの名前が自らの生きざまを揶揄しているようで、それがまた観ている者の胸に迫ってきます。
そして、矛盾は解決されないまま、アメリカ軍はまた朝鮮戦争への道を進みます。
新たな喪失へと向かうわけです。
私は、この映画を観ながら、
鳴り響くジャズ「ダニーボーイ」とは別に、映画「愛と悲しみのボレロ」のあの何度も繰り返されるメロディーを思い出しました。
人は、同じ過ちを再びするものなのか、、、この映画は強烈に人々に訴えてくるようです。

人は、一人ひとり違うこと。そして国が違っても理解しあえること。
そして、歴史の大きな流れの中で揉まれながら、のたうち回りながら、
それでも生きていくためには、
何を誇りとし、何を生きがいとしていくかを切々と訴えてくる映画。
戦争がもたらすものは悲劇と喪失しかないことを、メッセジーとする
「クラブ進駐軍」。
昨日60回目の終戦記念日を迎え、
ふと以前観たこの映画を思い出しました。

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イラク新憲法草案延長

注目されていたイラク新憲法の起草期限が1週間延長され、22日となりました。
移行政府のジャファリ首相は議会閉会後に記者会見し、連邦制の在り方と石油など天然資源収入の分配法について各派の合意が得られなかったと説明した(NIKKEI NET)と、いうことです。
7月には、憲法起草委が、テロ受け4委員が活動停止など、その制定が危ぶまれていました。
なんとか、最大多数の最大幸福が保障されるような憲法の制定を祈っています。
なお、この憲法について、イラクの女性たちの反対の運動も紹介しておきます。
女権を厳しく制限―「離婚だ」と3回言えば離縁成立と言うことです。これについては、ラムズフェルド米国防長官も、「人口の半分(女性)を適切に扱わなければ、その国は、将来、大きな過ちを犯すことになる」と主張しました。

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2005.08.15

終戦の証明

今日は60年目の終戦記念日です。
全国戦没者追悼式では天皇、皇后両陛下をはじめ、遺族ら約6300人が参列し、戦没者の冥福を祈り、平和への誓いを新たにしたというニュースを見ました。
小泉純一郎首相は式辞の中で、「戦後60年の節目にあたる本日、改めて過去の戦争への反省」を示したそうです。
一方、国内外の関心を集めた靖国参拝は超党派「参拝議員の会」47人 昨年より少なくということで、総理は今日の参拝は見合わせたようです。
首相談話の中で小泉さんは、以下の様に明記。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
前略
また、我が国は、かつて植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。こうした歴史の事実を謙虚に受け止め、改めて痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明するとともに、先の大戦における内外のすべての犠牲者に謹んで哀悼の意を表します。悲惨な戦争の教訓を風化させず、二度と戦火を交えることなく世界の平和と繁栄に貢献していく決意です。
中略
とりわけ一衣帯水の間にある中国や韓国をはじめとするアジア諸国とは、ともに手を携えてこの地域の平和を維持し、発展を目指すことが必要だと考えます。過去を直視して、歴史を正しく認識し、アジア諸国との相互理解と信頼に基づいた未来志向の協力関係を構築していきたいと考えています。
中略
戦後60年という節目のこの年に、平和を愛する我が国は、志を同じくするすべての国々とともに人類全体の平和と繁栄を実現するため全力を尽くすことを改めて表明いたします。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
と、いうことです。

今年の追悼式は、戦没者の父母の出席はなく、子どもの世代になっているということで、時の流れを改めて感じます。
戦後60年かぁ〜〜〜
時の流れを語るには十分な時間が過ぎました。
時の試練を重ねるにも十分な時間が過ぎました。
忘れ去られたもの。
置き去りにされたもの。
未だ癒えぬ傷を負うもの。
記憶は風化し、変質していく。
それぞれの思いで生きぬ抜いてきた60年と思えば、
それだけで今、
ここに生きていらっしゃる先輩方への思いは、尊敬に値するには十分です。

そして「あの戦争は終わった」ということの証明は、
「再び戦争をしない」ということの誓いではないかと私は思います。
憲法9条、戦争放棄、平和への誓い。
この精神こそが、
「終戦の証明」であると私は信じています。

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2005.08.14

イラクは今

イラクで子供含む15人死亡、米軍が発砲かという事件がありました。
また 自衛隊が駐留しているサマワでも7月のデモに続き、8月に入っても7日千人規模のデモがありました。
生活インフラの早急な復旧を求めるものです。
今回のデモの特徴は、その参加者が一般市民であることです。
従来のデモが「対米強硬派」とされるイスラム教シーア派指導者のサドル師支持者が中心だったのに対して様変わりしつつあります。
比較的安全とされていたサマワも今、混迷のただなかにあります。
こうした中での自衛隊の活動が懸念されます。
隊員のみなさん、家族の方々のお気持ちを思うと胸が痛くなります。
実際、現地での自衛隊に対する不信、不満は高まっています。
 自衛隊の駐留当初、多くの住民が大規模な復興プロジェクトや雇用創出などへの期待からこれを歓迎しました。現在も一部住民が駐留を支持しているのは事実。しかし、駐留開始から一年半以上も経過しながら一向に改善しない生活環境のなか、自衛隊への不満は高まっています。
自衛隊を標的にしたと見られる攻撃があったことは記憶に新しいところです。
綿井健陽さんのサイトに詳しく状況が載っています。
こうした中、七月下旬にはサマワの日本友好協会が解散しました。
同サイトには、自衛隊に厳しい状況が報告されていますので、どうぞご覧ください。
こんな中イタリア部隊、イラクから撤退開始 1カ月前倒しということで、遂にイタリアもイラクから撤退。
イラクは今、時なら砂嵐に見舞われたと先日ニュースで伝えられていました。
もうもうと砂煙の舞うイラクの地。
まだまだ先が見えてこない。
遠く、イラクの地でご苦労なさっている自衛隊の方々のことを思うと、一刻も早い解決を願わざるを得ません。
(今、電話がなり用事が出来ましたので、この続きはまた書きます)

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2005.08.13

国民生活白書

国民生活白書が発表されました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 竹中平蔵経済財政担当相は12日の閣議に、2005年版の国民生活白書を提出した。
出生率が低下している要因を分析し、
結婚しても子供を多く持てない夫婦が増えたと指摘。
背景にパートやアルバイトで生活する低所得の若年者の増加があるとみている。
雇用環境を是正し、子育てしやすい社会の実現が課題になると訴えた。

 竹中経財相は白書の冒頭で
「若年世代の自立を促し、少子化の流れを変えることが重要」と強調した。
こうした問題意識に基づき、子育て世代(20—49歳)の現状を分析した。

 所得でみると、年収400万円未満の世帯が子供を持てない傾向が強いことを明らかにした。
400万円未満で子供がいない家庭は全体の2割を超え、
それ以上の所得階層が1割前後にとどまっているのに比べ倍近いと指摘した。

 若い世代に低所得層が増えていると分析。
パートやアルバイトに就いた04年の大卒者の割合は全体の24%に達し、5年前より10ポイントほど上昇したと試算している。
こうした層は年収が正社員の同世代に比べ約3割の120万円と少ない。
NIKKEI NETより引用
〜〜〜〜〜〜〜〜〜

もっと詳しく分析してみましょう。
興味のある方は上のホームページをご覧ください。
さて内容は、以下のとおりです。
男性34歳以下、女性24歳意かで格差が拡大。
ジニ係数によれば、
1997年から2002年の間で、20歳から24歳の男性0.19から0.221。
女性は0.217から0.237に拡大。その原因は、NIKKEI NETも指摘するように、
パート・アルバイトの増加だとされています。
また、子ども一人あたりの子育て費用は22年間で1302万円。
若い世代の所得は増えていない。
格差は広がる。
と、いうことでますます子育てが困難な時代の到来を予想させます。

子どもは社会の財産です。
次代を担う子どもたちを産み、育てる若い世代の応援を物心面で支える必要と責任が国にはあると思います。
雇用の問題をはじめとして、
抜本的な解決を探っていきたいものです。
これについては、また私なりに考えていきたいと思います。
今日は、白書の中身のみにとどめておきます。

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2005.08.12

見上げてごらん夜の星を

♪見上げてごらん 夜の星を
 小さな星の 小さな光りが
 ささやかな幸せを うたってる

 見上げてごらん 夜の星を
 ぼくらのように 名もない星が
 ささやかな幸せを 祈ってる

 手をつなごう ぼくと
 追いかけよう 夢を
 二人なら 苦しくなんかないさ

日航機墜落から20年。
それに先立ち、昨日520人の犠牲者の冥福を祈る灯ろう流しが、墜落現場ふもとの群馬県上野村でありました。遺族らは犠牲者の一人である歌手、坂本九さんの歌「見上げてごらん夜の星を」を口ずさみ、亡き人を思ったというニュースを見ました。
あれから20年が経ったのですね、、、
あの時、固唾をのんでテレビに見入っていました。
全員絶望かという悲しい知らせの後、
生存者がいると伝えられた時の喜びを今も思い出します。
懸命の救出劇をハラハラしながら見ていたものです。
生存者がいたということは、本当に大きな喜びでありました。
と、同時に犠牲になった方々の無念を思い冥福を祈りました。
その中のお一人が歌手の坂本九さん。
先日、みのさん司会のクイズ番組で、奥様の柏木由紀子さんとお嬢様が出演されているのを見ました。
健やかにお育ちのお嬢様でした。
九さんの話になった時、奥様の柏木さんがソッと目頭を押さえられた事が印象に残っています。
国民的歌手といわれた九チャンのあまりに突然の死は日本中を悲しみに包みました。
また、亡くなられた多くの方、一人一人の人生と残された遺族の生活が知らされる度に新しい涙が出たものです。
時は流れ、
もう20年ですか、、、
再び亡くなった方への思いを新たにすることと、再び同様の事故がないことを祈るばかりです。

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今晩 ペルセウス座流星群が極大

夏の流星でお馴染みのペルセウス座流星群が今晩、極大になります。
〜〜〜〜〜〜〜〜
このペルセウス座流星群の出現期間は長く、すでに7月下旬ごろから飛び始め、8月20日ごろまで続く。今年のピークは8月13日の2時から4時ごろと予想されているので、月の沈む22時以降は要注目だ。明るい流星の中には痕を残すものもあり、流星自身はもちろん、痕も見ものとなることだろう。

ペルセウス座は秋の宵の北の空で高く見える星座だが、北よりに位置する星座なので、8月12日ごろの宵の北東の空低くにはもう姿を見せている。したがって翌13日の夜明け前までほぼ一晩中観測できることになる。この夏は上弦の月が出ているが、月没が早いので宵のころ以外はあまり気にせず観測できそうだ。ちなみに東京の場合での月没は、11日は21時31分、12日は22時0分、13日は22時34分、14日は23時17分となっている。
(上記サイトより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
夏の流星は、都会では淡いロマンをよびますが、
山の上とか、海の近くで行楽している方には、日常から離れたもう一つの贈り物のような気がします。
満天の星降るような夜空の下で、本物の流れ星をお楽しみ下さい。
(天気が良いことを祈っています)
先日、野口さんが無事宇宙から帰還。
本当に良かった。
はてしなく広がる宇宙への思いは未来に羽ばたくような躍動感があります。
しかし、それは昔の人も同様でありました。
〜〜〜〜〜〜〜〜
星は すばる。ひこぼし。ゆふづつ。よばひ星、すこしをかし。尾だになからましかば、まいて。
(枕草子より)
〜〜〜〜〜〜〜〜
これについては少々おもしろい話がありますので、
興味のある方は「枕草子」の中の星世界というサイトをご覧ください。
=========
 よばひ星は一般には流星のこととされます。
 「尾をひかなければいいのに」という文で、清少納言が流星と彗星を勘違いしていたという説と、よばひ星とは彗星のことであったという説もありますが、私はよばひ星は流星として、尾とは流星の残す光筋や痕を差し、当時流星は夜這いをしたい男性の気持ちから生まれると考えられていたことから、「尾を引いて人の目にとまることがなければいいのに」という、当時の女性感情の表れではないか、と考えています。
(上記サイトより引用)
========

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2005.08.11

2006年度予算の概算要求基準

2006年度予算の概算要求基準が政府の臨時閣議で了解されました。
さてその内容は?
〜〜〜〜〜〜〜
政策的経費である一般歳出の上限は47兆5430億円と前年のシーリング(48兆2000億円)に比べて抑制し、歳出改革路線を継続する。社会保障費で約8000億円と見込まれる自然増分は、そのうち2200億円を削減する。
〜〜〜〜〜〜〜
と、いうことです。
これに先立ち
首相は9日、首相官邸で谷垣禎一財務相と会談し、
シーリングについて
(1)社会保障関係費は約8000億円と見込まれる自然増分を前年度と同じ2200億円圧縮する
(2)公共投資関係費も昨年と同様、前年度比3%削減する——などの方針を指示しました(NIKKEI NETより)

小泉総理は郵政民営化などをめぐり「小さな政府」を目指すとかねてから言っています。
それは予算面でも同じで、国民生活にしわ寄せ、痛みの押しつけを就任以来し続けています。
小泉さん初の予算編成では(02年度予算概算要求基準)で、
社会保障費の3000億円圧縮を打ち出しました。
その後、毎年の概算要求基準に社会保障費の2200億円圧縮をものの見事に連続して盛り込んできました。
2005年度予算の場合、具体化されたのは、
介護保険の施設入所者に食費・居住費の自己負担を求めるものでした。
更に もっと大幅な圧縮案が経済財政諮問会議などで議論されています。
社会保障関係費の伸びを名目経済成長率に連動させて抑制する手法です。
財務省はこの手法で来年度予算の社会保障費の自然増分を4000億〜5000億円圧縮することを主張。
具体的には70歳以上の高齢者の医療費自己負担(現行1割)の2〜3割への引き上げなどが検討されてきました。
 社会保障費の伸びを経済成長の伸びにあわせて抑制し、
マイナス成長なら社会保障費もマイナスという考え方は、「小さな政府」というよりは「冷たい政府」だと思います。
国の予算は国民の為に使われない。
しかし、
国民の財布の中味はドンドン、国に取られていく。
私たちが払った税金は一体どこへいくんでしょうか?
小泉さぁ〜〜〜ん。
竹中さぁ〜〜〜〜ん。
私にでも分かるように教えてください。
まっまさか、自分の思い通りにならなかったら、
総選挙して、その都度税金を使うためプールしておく、、、なぁんてことはありませんよねぇ^^;

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2005.08.10

何故私がイラク戦争に拘るか

私は、イラク戦争に拘り続けています。
今までは戦争の原因や戦禍の実態について。
これからは、二度と戦争が起きないためにはどのようにしたらいいかという解決策を中心に。

戦後生まれの私たちを称して「戦争を知らない世代」とか「平和ボケした世代」とか言う人たちがいます。
しかし、
果たしてそうだろうか?
私たちは戦争を知らない世代だろうか?
平和の中でお目出たく呆けているだろうか?
私は否と思います。
確かに、只今の自分の生活が戦争に脅かされてはいません。
生と死のギリギリの中で生き抜くことを余儀なくされてもいません。
そういう意味では戦争を体験はしていません。
平和が保障されている中で安穏と暮らしているのかもしれません。
が、
私たちは、世界中ここかしこで今も起きている戦争、紛争については知っています。
新聞、テレビなどで送られて来る映像で、その凄まじさは手に取るようにわかり胸を痛めます。
私はこの間、イラク戦争に拘り続けています。
戦争というものが如何に破壊的で不毛で何をも見いださないことを、この目で見続けています。
さらに戦争がもたらす罪科は何代にも引き継がれていくことも知りました。
人の恨みや憎しみという感情だけでなく、地球の環境を破壊しているということも含めて、私たちは「イラク戦争の証人」だと思っています。
たとえば、日本でいうなら先の大戦が侵略か進出かで議論が分かれ、その後の憲法や教育基本法にまで意見が及び、さらには教科書問題にまで至っています。
いずれが真実かは、もっともっと調査する必要があると思います。
しかし、
2003年3月19日に開戦されたイラク戦争に関しては、私たちは目の当たりに見ていたのです。
その後次第に明らかにされてくる真実を知るにつけ、歴史の証人としての私たちの責任を感ぜざるをえません。
そして、次代に伝えなければならないとも思うのです。
戦争を体験はしていないが、戦争を知っている世代の責任として。
戦争することの罪を。
平和を守ることは、眠りを許さないくらい大切であることを。
私はこれまでも、これからも、こうした理由で「イラク戦争」に拘り続けていきます。
今までにこのブログで書いたイラク関係の記事と平和に関しての記事の一部を下に掲載致します。
お時間がありましたらご覧ください。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
イラク関係
何故 私がイラク戦争は間違いだったのでは、と思うか
ダウニング街メモ
イラク世界民衆法廷
イラクへの主権移譲1年

憲法、自衛隊関係
憲法の理念
NPT会議
今日は何の日
国家と憲法
日本国憲法
標榜するもの
原爆60年 オークリッジでは
「戦争と有事法制」という本
自衛隊法改正の中味を見る

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平和への誓い

第二次世界大戦終結から60年。
今年は世界中で節目の行事が行われています。
日本でも8月6日、9日の「原爆の日」を迎え平和式典が行われました。
またテレビでも平和番組がこの時期は数々組まれています。
日々の雑多な出来事に追われ、
本来は、人間としての最低限の生きる保障である平和について考えること、心を砕くことをつい忘れがちになります。
そして、毎年やってくる夏の平和式典で思いを新たにする私です。
広島にいたころは幼い我が子を連れて、祈念式典に参加していました。
引っ越してからは、テレビで8時15分(長崎の11時2分は、何かと忙しくて出来なくて申し訳なく思っています)に黙祷。
私には、この時期いつも思い出す言葉があるのです。
それは、広島に引っ越した初めての日。
タクシーに乗ったとき、運転手さんと色々話をしているうちに話題は原爆の日になりました。
「そうですよね、、、広島は平和の町だから」と言った私に運転手さんは少々怒りの声で次のように語りました。
「貴女たち よそから来た人は8月6日に大勢で広島にやって来て、我が物顔で町を闊歩する。広島の町はそのため交通をはじめ、みんなパンク状態。そして6日が終わると潮が引いたように人がいなくなる。
しかし、我々広島に住んでいるものは、毎日被爆と闘っている人を身近に感じている。
何も8月6日だけが平和の日じゃないんだ、、、」と。
私は胸をえぐられるような思いで、その言葉を聞いていました。
そして、今も忘れません。

ヒロシマにあって原爆は人々の心の奥深いところにまで染みていき、立ち上がりそして生活そのものとしていかなければなりませんでした。
平和式典に参列する人々は、やがて自分たちの町に帰っていく。
しかし、
広島の人々は、そこで原爆と共に生きていかなければならない。
吸う空気、吐く空気、その隅々まで原爆と共にある。
それは、もう哀しみとか憎しみとか恨みではなく、
「そのもの」なのです。
そして、広島の人々は私たちに訴えているのです。
「本当はソッとしていて欲しい。
しかし、忘れないで下さい。
いつまでも、いつだって、この事実を覚えていて下さい」と。
今年も平和式典は終わりました。
しかし、
私たちは、決して忘れてはならないし、たとえ忘れたとしても、
同じことを再び行ってはならない事を、誓わなければならない、、、
そんなことを考えて、昨日は長崎の日を迎えました。
なお、昨年の8月6日にブログに書いた薄れていく記憶もお時間があったらご覧ください。

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2005.08.09

仁義なき解散

ご存じのように衆議院解散が昨日行われました。
「殿、ご乱心」
と、感じた方も多かったのではないかと思うような仁義なき解散。
昨日は、この一連の展開をずっと見ていました。
また、新聞やブログでの皆さんのご意見を拝見しました。
自分でも考え続けた結論は、
「小泉さんの国会私物化」
です。
私はこの間、ブログで郵政民営化は反対の立場を表明しつつ、その根拠を私なりに明らかにしてきました。
したがって参議院の否決は、「よし」とするものです。
しかし、
その後の政府の、とくに小泉さんのやり方は認めることができません。
多くの方が仰っているように、
郵政より大事な懸案が山ほどあるこの時期の解散に対しての疑問です。
郵政と衆議院解散が秤のうえで同じ重さだとは到底思えません。
小泉さんは昨日も言う。
「郵政事業は公務員がやらなければならないのか?民間でもいいではないか」と。
そして、
「国民に問いたい」と言う。
確かに、
たしかに。
国民の声を聞いて頂きたい。
本当に、聞いて下さい。
小泉さん。
そして出来ることなら、ご自分の思い通りにならなかった郵政民営化だけの「国民の声」ではなく、
広く、深く、今国民が抱えている苦悩の声、生の声を聞いてください。
8月6日、ヒロシマの日。
貴方は、被爆者の声を聞こうとはなさらず、美術館においでになった。
昨年のこと、沖縄で米軍機墜落のおり、貴方は如何だったか???
数え上げれば枚挙に暇がないくらい、貴方は「国民の声」を聞いては来なかった。
そんな貴方が今言う。
「国民の声」と。
一体、貴方にとって国民とは誰なのか?????
昨夜の貴方の演説を見ながら、そんなことを思った私です。
地動説と天動説には、ビックリしました。今度はガリレオかぁ〜
(こうした時には必ず使う中国の故事成語はさすがお使いにならなかったのには笑いましたが^^;)
いずれにしても争点を郵政だけに限らないで、今の日本が抱える多くの問題を問うと言う意味で、
今回の、総選挙、折角のチャンスと思って、私たち国民もしっかりと見て行く必要を感じます。
国会議員だけのせいにしてはいけないのも事実ですから、、、
まだまだ、書きたいのですが、用事があるので、続きはまたいずれ。
では。

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2005.08.07

中澤さぁ〜〜〜ん

勝ちました。
勝ちました日本代表。
韓国代表との試合。
1−0で、勝ちました。
よかった!
すごい!!
うれしい!!!

さて、内容については、
良かったと思います。
前半は、両チームともボール回しが早くて、攻守がクルクル変わり、目が離せない試合で時間が瞬く間にすぎました。
(アナウンサーと解説の松木さんに突っ込みを入れる間もないくらい)
駒野は、あんまりボールに絡むシーンがなくて、少々イライラ。
もっと、駒野つかえ====とかテレビに向かって騒いでいました。
そして、後半、
負傷した坪井選手に代わって中澤センセイが入りました。
(坪井選手、大丈夫か心配です)
するとどうでしょ。
チームがいっぺんに変わったようにイキイキ。とくに両サイドが上に上がることができて、
いい位置でボールをまわすことができるようになった気がします。
村井選手、駒野クン、良かったよ 。
DF,FW、みんな心を一つにして、いいプレーができたと思います。
そして、87分。
コーナをとった日本は小笠原がキック。
それにあわせて見事中澤の頭がゴ〜〜〜ンとボールにあたり、
(と、思ったのですが実は足でした。みんとさんからご指摘を受けました。訂正いたします)
韓国のGKの足の間をスルスル。
ゴ〜〜〜〜ル。
うわっ〜〜〜〜〜〜
やった!!!!!!
やったよ。ついに。
興奮さめやらぬ会場と一体になって騒いでいた私。
そして、試合は終了。
1−0で勝ちました。
見ていて、とても楽しかった。
本当に選手の皆さん。
すてきなプレーを
ありがとうございました。
本当はもっと書きたいのですが、今日はここまで。
最後に、
なかざわさん。かっこ良かったよ〜〜〜

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東アジア選手権

今日、8月7日サッカー東アジア選手権最終戦、韓国との試合があります。
前回の中国戦と同じメンバーで戦うということで、
サンフレッチェ広島の駒野選手も先発確定か(^.^)
本人も「まず自分から仕掛けることが先になる」とか「こっちもどんどん攻め上がっていくようにしたい」と意欲的にコメント。これはかなり期待できます。
今晩の試合が楽しみです。
さて、そんな駒野選手を初めとして、先日の中国戦は新しいメンバーで臨んだジーコジャパン。
私は韓国まで応援に行ってきました。
会場はサッカー専用スタジアムで、当然屋根付き。
雨の心配はないというものの、やはり晴れているに越したことはないのですが、当日の朝は曇り。
さらにソウルからの高速バスの中では叩きつけるように雨が降り、イヤァ〜〜〜〜な予感。
ところが、バスが目的地に着いたときは、もう雨は上がり、暑さも引いていてなかなか過しやすい天候になっていました。
ホテルに荷物を置いてスタジアムにタクシーで直行。
降りると目の前には銀色に輝くスタジアムがありました。
まずはチケットを購入しようと窓口へ行くと、なんと50,000ウォンのチケットが30,000ウォンに値引き。
あらら、ビックリ。
こんなこと日本じゃありえない。
代表の試合、それも女子代表と二本立て、メインスタンドで3000円くらいで見ることができるなんて、
し・あ・わ・せ(^.^)
座席は中国サイドしかなかったのですが、実際の観客は韓国人と、当日券購入の日本人ばかりでした。
私は隣に座った韓国人の親子とすぐに友達になりました。
名前を日本語やハングルで書きあったり、時々はお互いに英語で話したりと、
手振り身振り、顔、すべて使っての意思交換。
私が来ていた代表ユニフォームのエンブレムのカラスに興味を持って「何」と聞きます。
crowと言ったのですが、あんまり分かってもらえなかったので、
「カァ〜カァ〜」と言いながら手をバタバタさせたら、何故かうけました^^;
こんな、あんなをお互いに話して楽しい一時を過しているうちに、
いよいよ女子の試合開始。
サワさんをはじめとして日本女子も健闘したのですが、結果は引き分け。
そして、7時を回った頃から、観客も次第に増えてきました。
そうこうするうちに先発メンバーの発表。
ジーコさんの本物を見たりとしているうちに、時間は過ぎ、8時20分
キックオフ。
日本代表は立ち上がりから積極的。
我らが駒野が目の前にいます。
専用スタジアムなので、選手が近い。
彼らの声も聞こえるのですが、応援も選手に伝わります。
私は腹式呼吸で、力いっぱい、
こまの======
と声援。
周り中の人が振り向きますが、ものともせず、もう一回、
こ・ま・の〜〜〜〜〜〜
ああ、、、きもちよかった。
駒野は積極的に上に上がろうとしますが、なかなかタイミングがあわず、
ちょっと控えめなプレーもありましたが、いきなりの招集に、いきなりの本番。
それを考えれば、指定席にドッカと座っていたカジさんと遜色ないと思いました。
前半37分、右サイドからの趙旭日のアーリークロスに合わせた李金羽に先制点を許すと周りの韓国人がウワッ〜〜〜と歓声。続いて43分には張永海にFKのボールを叩き込まれて日本は前半で2失点。
ガック。
ロッカーに戻るとき、お兄さんたち(ツネさんとか、、、)がピッチに出てきて、各選手の肩をトントン。
後半もメンバーは変わリませんでした。
立ち上がりから相手を押し込みます。
サイドが変わって駒野が遠くなった。
そして14分、右サイドやや角度のある位置でもらったFKのボールを蹴るのは阿部→GK李雷雷が反応→キャッチできず→飛び込んだ茂庭が頭で押し込んでゴール。
前の席の日本の女の子たちが、
キャ〜〜〜と歓声。
周りの韓国人も拍手をしてくれました。
その後玉田、大黒を投入。
ジーコ監督は後半29分には3枚目の切り札としてお気に入りの三都主を投入。
なかなかチャンスにならずこのまま終わるかと思った後半42分、田中達がシュート。このボールがゴールネットをゆらして、
同点。
結果は2−2の同点で終わりました。
勝ち点1で、この大会での優勝は遠のいた感がしましたが、(実際、次の日の韓国ー北朝鮮戦で決定的になったのですが)
新しいメンバーが加わったチームにしては、なかなかパワフルだったと思います。
次に続く予感がします。

と、いうわけで今晩も応援にますます力の入る私です。
ニッポン ちゃちゃちゃ

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2005.08.06

夾竹桃のうた

夾竹桃のうた
♪夏に咲く花 夾竹桃 戦争終えたその日から
母と子どものおもいをこめて ヒロシマの野にもえている
空に太陽が輝くかぎり
つげよう世界に 原爆反対を

夏に咲く花 夾竹桃 武器をすてたあの日から
若者たちの願いにみちて 長崎の丘にもえている
空に太陽が輝くかぎり
つげよう世界に 原爆反対を

夏に咲く花 夾竹桃 祖国の胸に沖縄を
日本の夜明けつげる日を 迎えるためにもえている
空に太陽が輝くかぎり
つげよう平和と独立を
ーーーーーーーーーー

今日8月6日はヒロシマの日。
60年前の今日、ヒロシマの町に原爆が投下されました。
その瞬間、全ての音は消え、色は消え、光に吸収されました。
燎原と化したヒロシマ。
生きとし生けるもの、全ての生命と運命を奪った原爆。
その後75年は、ヒロシマには、生き物は育たないと言われた、その一年後。
原爆の土地に、育った木があった。
それが、
夾竹桃です。
赤く、白く天に向かって咲くその花は、人々に「生きる力」を与えました。
以来、広島市の花となった「夾竹桃」
この花は、強い毒性もあります。
が、
生きること、
生き抜くこと、
を、原爆の地に伝えるには、この花の持つ毒さえ力です。
人々は喘ぎ、傷つき、もだえ、苦しみながら水を求めたように、
地から育つ夾竹桃にどんなにか慰められたことか、、、

戦後60年、この歴史の日を、
どの様な思いで私たちは迎えただろうか。
戦争と平和と一口に言っても、それは人の数だけ思いがあることでしょう。
しかし、
人間の思いや計らいの関知せぬところで、
夾竹桃の花は、
何をか語り、
何をか答えるか、、、

今、ここに在るということの責任を感じながら、
夾竹桃を思い出したヒロシマの一日でした。

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2005.08.05

今 帰ってきました

今、韓国から帰ってきました。
サッカー東アジア選手権、vs中国戦を観戦。
注目のサンフレッチェ広島の駒野選手の初舞台。
しっかり、見てきました。
今日は、もう遅いので、明日以降試合観戦記、
続いて韓国の旅についてあれこれと思いつくまま書きたいと思います。

そういえば、明日は8月6日ですねぇ、、、

古い記憶に新しい記憶を重ねて、
今年もまた「あの日」がやってきます。
それぞれの思いの中で。

では、また。

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