イラクは今
イラクで子供含む15人死亡、米軍が発砲かという事件がありました。
また 自衛隊が駐留しているサマワでも7月のデモに続き、8月に入っても7日千人規模のデモがありました。
生活インフラの早急な復旧を求めるものです。
今回のデモの特徴は、その参加者が一般市民であることです。
従来のデモが「対米強硬派」とされるイスラム教シーア派指導者のサドル師支持者が中心だったのに対して様変わりしつつあります。
比較的安全とされていたサマワも今、混迷のただなかにあります。
こうした中での自衛隊の活動が懸念されます。
隊員のみなさん、家族の方々のお気持ちを思うと胸が痛くなります。
実際、現地での自衛隊に対する不信、不満は高まっています。
自衛隊の駐留当初、多くの住民が大規模な復興プロジェクトや雇用創出などへの期待からこれを歓迎しました。現在も一部住民が駐留を支持しているのは事実。しかし、駐留開始から一年半以上も経過しながら一向に改善しない生活環境のなか、自衛隊への不満は高まっています。
自衛隊を標的にしたと見られる攻撃があったことは記憶に新しいところです。
綿井健陽さんのサイトに詳しく状況が載っています。
こうした中、七月下旬にはサマワの日本友好協会が解散しました。
同サイトには、自衛隊に厳しい状況が報告されていますので、どうぞご覧ください。
こんな中イタリア部隊、イラクから撤退開始 1カ月前倒しということで、遂にイタリアもイラクから撤退。
イラクは今、時なら砂嵐に見舞われたと先日ニュースで伝えられていました。
もうもうと砂煙の舞うイラクの地。
まだまだ先が見えてこない。
遠く、イラクの地でご苦労なさっている自衛隊の方々のことを思うと、一刻も早い解決を願わざるを得ません。
(今、電話がなり用事が出来ましたので、この続きはまた書きます)
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