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2005.09.27

それでも私は疑っている

これでも「郵政民営化」に反対しますか
と、竹中さんに問われたら、
「それでも私は疑っている」
と、私は答えます。
26日特別国会へ再提出された法案は、先の通常国会で廃案となった法案の骨格を維持したものということです。
つまり、
つまり、
変わらないということは、
先の国会で、野党議員に突っ込まれて返答に窮していた小泉さんや竹中さんが出したあの法案なのです。
以前、
何を見るべきかという記事で私はあの郵政民営化法案に反対する自分の意見を書きました。
その論拠も同時に書きました。
その疑問点が改善されず不問に付されたまま法案が通過するということは、失敗の可能性、国民へのツケが重くのしかかるかもしれないことへの責任は皆無ということなのでしょうか?
「やってみなければわからない」と竹中さんも小泉さんも何度も言っていたあの映像が鮮明に蘇ります。
「やってみなければわからない、、、」
かぁ。
〜〜〜〜〜〜〜〜
郵政民営化で公務員が減らせると言う。
しかし郵政事業には人件費も含めて税金は一円も投入されていないことは何度も国会で言われていたが、、、
現在、郵政公社は法人税の代わりに利益の50%を国庫納付金として国に納めている。
(利益の50%というのは、大企業が払う法人税と法人事業税の実効税率40%よりも重い負担)。
小泉首相は所信表明演説で、株式の売却が財政再建に貢献すると言う。しかし、この売却が長期にわたって国民に利益をうむかはやってみなければわからない。
むしろ、貯金・保険会社の株式売却は、アメリカ資本に大もうけを約束する機会にならないのか?
やってみなければわからない。
郵便局のネットワークは維持する」と言う。
民営化法案によると、貯金・保険は株式を完全処分し、全国共通サービスの提供義務を廃止。赤字や利益の薄い地域を保護するかどうかはやってみなければわからない。

わからない、わからない。
担当機関に任せる。
という印象が強かった先の国会答弁。
今度の特別国会では、この疑問に対してどの様に答えてくれるのか注目です。

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コメント

>郵政事業には人件費も含めて税金は一円も投入されていない=民間でもできる。
公務員の身分でなくてもよいはずです。
見えない負担が一世帯あたり約23.00円なり

>現在、郵政公社は法人税の代わりに利益の50%を国庫納付金として国に納めている。
今年からだろうね。過去に於いては払っていません。
郵政にぶら下がっているファミリー企業の無駄はどう考えますか。
もっと多くの国庫納付金を収められるでしょうね。

現在も、郵貯、簡保資金が財政融資資金の特例として、直接融資で地方公共団体に流れています。
入り口を閉めないと無駄な郵政資金が流れ続けます。

投稿: Chobi | 2005.09.27 15:11

 竹中大臣のリンク先より。
>[1]350兆円が民間のものになる
 国民のものから、企業のものに。おそらくは外資のものに。
>[2]2万4000のコンビニチェーン
 過疎地の店舗で、めったにしか売れない商品をはたして置くのか?
>[3]公務員が減る
 公務員を減らすことが目的というのは本末転倒では?
>[4]国の財政に貢献する
 税金や預金保険料の支払い義務と、民営化とは基本的に別問題。

 この人は現場をご存知ないというか何というか。そういえば「みんなの経済学」でも『みんなが欲しがらなくなれば高級ブランドバッグも値段が下がる』というトンデモ理論をふりかざしていましたし。高級ブランドはブランドイメージを維持するために値下げなんまずしません。

投稿: 評論評論家 | 2005.09.27 21:49

瀬戸さん、こんばんは、はじめまして。
田舎の神主と申します。
今回の記事を始め、過去ログを興味深く拝読させていただきました。
私も似たような考えを持っていたものですから思わずコメントさせていただきます。初コメントでいきなりの長文になるかも知れませんがどうかご容赦頂きたいと存じます。

やはり今回の法案自体に多くの欠陥を持っている以上修正は施すべきであると私も考えております。
・・・基、そもそも民営化自体に疑問を感じております。
瀬戸さんの疑問は全く持ってごもっともでありますが、確かに上でchobiさんが指摘されているような事柄も事実としてあることは間違いありません。然しながらそれが民営化に因って解決されるべき問題であるとは私は考えてはおりません。
現状下で必要なことは郵便法の改正であり、特定郵便局などの体質改善策であると考えています。
それと民間に投下される郵貯、簡保の345兆円ですが、市場の現状では資金需要はマイナスであり、そのような巨額資金の投下は日本の景気の回復に役立つとはやはり思えませんよね。
公社で納めている国庫納付金も以前に実績が無いのは郵政公社自体の歴史が浅いからであり今年度から納め始めると言うのであれば郵政公社自体の経営が軌道に乗り始めていると考えていいのではないのでしょうか。・・・軌道に乗り始めた企業を身売りするオーナーは普通はいないと思いますし、わざわざ税金をかけて黒字転換させたばかりの公社をなぜこのタイミングで民営化なのか私にも理解できません。
ファミリー企業の問題についてもその処遇をハッキリさせる法律を作ればいいのでは・・・?
道路公団民営化で前例があるように民営化してもその問題点を抜本的に見直さなければ何も解決しないですよね。
ですからやはり今回は民営化云々ではなく、「法案自体に問題がある。」と私も考えています。
だらだらと長文で失礼致しました。
これからもちょくちょく勉強させていただきたいと思いますのでまた参ります。かしこ

投稿: 田舎の神主 | 2005.09.28 00:10

Chobi さん。
評論評論家 さん、
田舎の神主 さん。
こんにちは。
コメント有り難うございます。


Chobi さん。
先日もコメントいただいて有り難うございました。
お返事しようと思いながら、世の中の動きがアレヨアレヨと思っている間に、バタバタしてしまいました。
実はとても気にしていたので、またコメント頂けて嬉しく思っています。
さてさて、頂いたコメントの内容。
私も、いろんな意味で税金の無駄使いやら、国が抱えている借金やらについては憂慮しています。
どのようにして解決をして、次代の人たちに豊かな物を残していくかと私なりに考えています。
そうしたとき、いきなり出てきた郵政民営化。
以前から小さい政府の主流になっていたように、私たちは誤魔化されていますが、そもそも「骨太方針2005」の公務員「改革」には郵政は一つも述べられていません。
勿論、総理も竹中さんも郵政公社の一円も払っていない事を御存知なのだから、改めて述べる必要もありませんでした。ところが、いつの間にか公務員=郵政公社職員のような構図を作り上げて、「小さい政府」をガンガン言い出したことは御存知だと思います。
また、郵政公社職員の基礎年金給付の370億円を国庫に頼らず自己負担しています。しかし、民営化されるとこれが国庫からの持ち出しに変わることも御存知だと思います。
また政府の試算に寄れば、公社のままでは10年間で国庫納付金は4.7兆円。民営化では4.3兆円でした。これも先の国会では何回も問いただされながら、答えが出ませんでした。政府自ら認めていることも御存知だと思います。
無駄な郵政資金の横ながしについては、もっと構造的な改革は必要としますが、それが民営化であることの理由にはならないと私は考えています。
「財政投融資計画」を作成している政府や与党の責任は如何なのでしょうか?
この問題、私たちの生活にもっとも身近な問題なのでこれからも考えていきたいと思います。
また、ご意見お聞かせください。


評論評論家 さん。
>『みんなが欲しがらなくなれば高級ブランドバッグも値段が下がる』というトンデモ理論をふりかざしていましたし。高級ブランドはブランドイメージを維持するために値下げなんまずしません。

そうですよね、、
私もそう思います。
庶民感覚からもっとも遠い人々が庶民の虎の子を食いつぶす気がしてなりません。
これからも、この動き見ていきたいと思います。
またコメント下さいね。
待っています。


田舎の神主 さん。
はじめまして。
とても力強いコメント有り難うございます。
私も全く同意見です。
これからもいろいろお教え下さいね。
さて、ブログを拝見いたしました。
とてもかわいい子どもたちが微笑ましい。
無邪気なあの笑顔を守るために私たち大人は何をするべきか、、、何を残すか。
責任を感じます。
また、子どもたちの様子などもお知らせくださいね。
では。

投稿: せとともこ | 2005.09.28 16:36

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