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2005.09.09

重陽の節句

今日、9月9日は重陽の節句です。
ただ、本来は旧暦なので、今なら10月です。
〜〜〜〜〜〜〜
重陽」とは9月9日にあたり、菊に長寿を祈る日です。陽(奇数)が重なる日そして、奇数の中でも一番大きな数字という意味で重陽といわれています。日本では奈良時代から宮中や寺院で菊を観賞する宴が行われています。
(日本文化いろは事典より引用)
〜〜〜〜〜〜〜〜
別名「菊の節句」とも言われ、長生き、無病息災を祈る日であります。
菊は花の咲く時期が長いうえ生命力溢れ、どこにでも咲く花です。
そんなところから、昔の人々にとって、馴染みも有りやがて「長寿の花」になったのでしょうか?
「菊」の漢字は、散らばった米を 1ヶ所に集める、の意だそうです。
菊の花弁を米に 見立てたものらしいです。
漢名の「菊」は”究極、最終”を意味し、 一年の一番終わりに咲くことから名づけられました。
人生の究極を、美しく、あでやかに飾りたいという願いも伝わってきます。

と、いうことで「菊」にまつわる歌を調べてみました。
花の短歌集
というサイトが充実しています。
興味のある方はご覧ください。

 
==父母が 殿の後方(しりへ)の百代草(ももよぐさ)
百代いでませ わが来たるまで==
(百代草=菊) 万葉集 生玉部足国(いくたまべのたりくに)から

万葉集では、まだ「菊」という言葉は無いそうです。


〜〜心あてに 折らばや折らむ 初霜の 置きまどはせる 白菊の花〜〜
古今集 凡河内躬恒 詠む
美しい歌です。

〜〜植ゑしとき 花まちどほに ありし菊 うつろふ秋に あはむとやみし〜〜
古今集巻五 大江千里詠む
花を待つ心と、行く秋が目に浮かびます。

〜〜 あきかぜの 吹上にたてる 白菊は 花かあらぬか なみのよするか〜〜
菅原道真

〜〜秋のきく おのずからなる 華は見で うるさく人の 作りなすかな〜〜
橘曙覧(江戸末期の国学者)


〜〜我心 いぶせき時は さ庭べの 黄菊白菊 我をなぐさむ〜〜
正岡子規


〜〜水色に 塗りたる如き おほぞらと 白き野菊の つづく路かな〜〜
与謝野晶子

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コメント

 私は「菊」といえば伊藤左千夫の「野菊の墓」を連想します。ヒロインの「民子」と吾が初恋の君の名が同音だったからです。半世紀以上経っても忘れられないとはどういうことでありましょうか?

投稿: hitoriyogari | 2005.09.09 15:39

hitoriyogari さん。
こんばんは。

うわっ〜〜〜
素敵なエピソード。
そうですか、、、
タミさんと、初恋の人とが同じお名前でしたか(^.^)
いいですね。
私は舞台になった松戸に住んでいて、矢切の渡しも行ったことがあります。
はかなく、悲しい透明な物語ですね、、、

>半世紀以上経っても忘れられないとはどういうことでありましょうか?

はいはい(^.^)
素敵です。
いつまでも、柔らかいお心をお持ちで、いいですね。
また、こっそりとお話お聞かせくださいね。
楽しみにしています。
では。

投稿: せとともこ | 2005.09.09 19:00

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重陽の節句について調べてみました。 五節句の1つ最後を飾るのが、この『重陽の節句(ちょうようのせっく)』、「粟の節句」ともいわれています。「重陽」とは9月9日にあたり、菊に長寿を祈る日です。陽(奇数)が重なる日。奇数の中でも一番大きな数字9という意味で重陽といわれています。古来中国では、奇数は良いことを表す陽数、偶数は悪いことを示す陰数と考え、その奇数が連なる日をお祝いしたのが五節句の始まり。その中でも一番大きな陽数9が重なる9月9日を、陽が重なると書いて「重陽の節句」と定め、不老長寿や繁栄を願って... [続きを読む]

受信: 2007.09.02 10:43

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