イラクの大惨事
スンニ派過激派関与?宗派対立激化か イラク7百人死亡と言うことで報じられたこのニュース。
時間を追う毎に犠牲者の数が増えるばかりです。
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治安当局者は、一日以降の捜索で遺体が発見される可能性を指摘しており、死者数はさらに増大する恐れがある。
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犠牲になられた方の多くがパニック状態で、一気に逃げようとして混乱。
川から転落、将棋倒しということですが、
勿論、本当の原因、背景はそんなことではありません。
ズバリ
シーア派を狙ったテロ
です。
イラク戦争以降、シーア派を狙ったテロが繰り返されていたという現実があります。
2003年3月のシーア派の最重要行事のアシュラ最中に同時多発テロ。140人が犠牲。
2003年8月 南部ナジャフで自動車爆弾テロ。ムハマド・バキル氏を含む120人以上が犠牲。
こうしたテロの目的は、新生イラクの現状を認めず、シーア派自体を異端とみなすスンニ派過激派の格好のテロの標的となり、大量殺りくによって、シーア派信徒の報復心をあおり、内戦状態に持ち込むことであるという見方があります。
こうした背景の中、
シーア派信徒が「宗教行事は狙われている」という意識を常に持っていて、
迫撃砲攻撃があった時点で、すでに危機意識が高まり、パニック状態になったと思うと胸が塞がる思いです。
つい先日、憲法草案について書こうと思って、途中まで書きながら、
時間がなくてアップ出来なかった記事が、今 私のパソコンのデスクトップに置かれたままです。
書くスピードに追いつかないくらい状況は変化し、
悪くなっています。
やりきれない思いが増すばかりのイラク。
憲法草案修正の可能性があるとうことで、この問題はさらに混迷を深めていく模様です。
しかし、
目を離さず、しっかりとみていきたいと思います。
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