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2005.09.19

モーターサイクル・ダイアリーズ

THE MOTORCYCLE DIARIESと言う映画を夫と観てきました。
〜〜〜〜〜〜〜〜
中古のバイクで雪のアンデスを越え、マチュピチュ遺跡、そして密航してアマゾン河へ・・・伝説の革命家チェ・ゲバラの無鉄砲で情熱的な青春の日々を「セントラル・ステーション」の名匠ウォルター・サレスが描くロードムービーの傑作!
本年度カンヌ映画祭正式出品作品。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
と、いうことで映画はチェ・ゲバラが、若き日、冒険を通して人々の貧困、民族の問題などを考えていく、そして後の革命家の礎が出来るまでの過程を友情を通しながら描いています。
私は、今までチェ・ゲバラと言う人は名前くらいしか知らなかったので、「へぇ〜〜〜〜こんな人だったんだ」と改めて感激。
話は実話から採っているにもかかわらず漫画チックでロマンチックでファンタジックで、そしてやはりリアルでした。
アンデスの山脈が美しい。
南アメリカ大陸の広大な大地にゆったりと流れるアマゾン。
そこをポンコツのバイクで走り、走り、やがてバイクは壊れる。
仕方がない二人は歩き、ヒッチハイクをしてひたすら目的地へと進む。
その間、多くの人々に出会い、考える。
抜けるようなアンデスの空に、人々のうつろな眼差しが対比して悲しい。
そして、ゲバラが考えるきっかけになった出来事はいっぱいあった。
が、
私には、「ハンセン氏病」の患者たちとの交流が、印象的でした。
当時、ハンセン氏病は伝染病ではないとわかりつつも、やはり患者さんは隔離され差別されていました。
そこへ医療のボランティアとして訪問した若きゲバラ。
手袋はしないで握手する。
抱き合う。
サッカーをする。
ごくごく普通に彼等と触れ合う中で、今までの医療チームや修道女までが変わってくる。
偏見がなくなる。
その様が実に淡々と平凡に当たり前に描かれていたことです。
やはり、
違う。
違うのですね。
「事をなした人は」。

感動と共に、
では自分が出来るか?
ひたすら、ひたすら献身的に人のために生きることに意義を見いだせるかと言われれば、
答えは、「難しい」としか言えません。
また、彼が行おうとした革命についても、私は今は勉強不足なので、
その評価を下すことは出来ません。
しかし、
ゲバラは、確かに貧しい者、弱い者の味方であったと、私はこの映画を通して知りました。
私自身は、ゲバラのようなスーパーな生き方はできません。
が、
それでも、自分ができる僅かなこと、小さな事をしていきたいと思うのです。
それは、
ほんの些細なことでも、日常の中から喜びと楽しみを見つけていくことでは、と考えています。
感動し、想像し、作っていく事の大切さを、子どもらに伝えていく仕事。
ここに私は私の意義を認め、これからもずっとしていきたい、、、と改めて思わせるよな清々しい映画でした。

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コメント

こんにちは。
トラバしようと思ったら、「エンピツ」サイトは出来なかったのでした。
ここです。
http://www.enpitu.ne.jp/usr4/bin/day?id=41646&pg=20050327
原作本と映画との関連について書いています。

投稿: くま | 2005.09.24 21:04

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» モーターサイクルダイヤリーズ [たつし’s くま・シネマ倶楽部]
恵比寿ガーデンシネマ1。ウォルター・サレス監督。ガエル・ガルシア・ベルナル主演。 [続きを読む]

受信: 2005.09.19 20:54

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