2プラス2=?
ワシントンでの日米安全保障協議委員会(2プラス2)で在日米軍再編に関する「中間報告」が合意されました。
中身は、上記リンクのニュースをご覧ください。
しばし、
呆然。
次第に、その内容が頭に入ってきたときには、
「日本はどこへいくのか?」
という不安は消し飛んで、
現実のものになってきたという恐怖で戦いていました。
私は、慄然としながらその中身を読んだのですが、
大野功統防衛庁長官の反応は違っています(あたりまえかぁ)
今回の協議について「日米同盟の変革に向けたまさに歴史的なプロセス(過程)だ」と強調。
日米同盟が「互いに共同して世界の安全保障環境の改善に向けて努力する」という「新しい役割」を持っていると強く述べ、
協議の狙いが日米安保体制の地球的規模での拡大にあるとしています。
一方、アメリカは、ラムズフェルド米国防長官。
彼はニコニコです。
日本のいっそうの「国際的貢献」を求めました。
では、もっと内容を見てみましょう。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
自衛隊のイラク派兵問題
ラムズフェルド長官が「日本は貴重な貢献をしてきた」と評価。
大野長官は「イラク特措法の延長は(米側と)十分に連携をとりながら、主体的に判断する」と表明。
在日米軍の基地従業員の労務費や施設建設費、光熱水料、訓練費などいわゆる地位協定。
日本側に負担義務のない経費を「思いやり予算」(在日米軍駐留経費負担)として支出。
1978年度以降、総計4兆7000億円以上を負担してきました。
さらに“第二の思いやり予算”というべきSACO経費も負担。
(SACO経費とは、1996年の沖縄に関する特別行動委員会(SACO)最終報告を実施するための経費のこと。)
在日米軍基地の再編。
普天間基地に代わる新基地のキャンプ・シュワブ沿岸への建設や、厚木基地(神奈川県)の空母艦載機の岩国基地(山口県)への移転など。
大野防衛庁長官は、満面に笑みをたたえ、
会談に臨んでいましたが、
自国に、他国の軍隊が乗り込み、
さらにその経費の殆どを負担することが、
そんなに嬉しいのかな???
と、思いながらテレビを見ていました。
しっかし、
大野さん。
地元の理解もえぬまま
安請け合いした感がしますが、
国民より、米国の方が大切なのでしょうか?
| 固定リンク
| コメント (4)
| トラックバック (3)
最近のコメント