« あの選挙はなんだったのか? | トップページ | 総理とチルドレン »

2005.10.11

ポストマン

郵政法案が衆院可決、参院へ 200票の大差でということです。
まぁ予想通りということです。
参議院も多分、通過。
もし反対で衆議院に差し戻っても、2/3の賛成で法案成立。
郵便局は民営化されることとなるのです。

昨年の9月小泉さんの国作りという記事を書いたことがあります。
その中で、私はディウ”ィッド・ブリン作「ポストマン」に思いを寄せています。
〜〜〜〜〜〜〜
核戦争後の地球。
全て荒廃して、人類は、なにもかも失った。
それは、心とて同じであった。
人々は、憂え、哀しみ、恐れ、嘆き、呪いながら、
日々を暮らしていく。
そんな中で、主人公であるひとりの男が、
単なる偶然から、郵便配達人の衣装と、配らずに取り残された手紙を、
手に入れることになる。
そして、男は、
「この手紙を、受取人に渡そう」と決意したことから、
ポストマンは、始まるのです、、、、、
ひょっとしたら、この手紙を待っている人がいるかもしれない。
その思いから、始まった一歩は、
やがて、人々に
「新しい国がまたできたのか」
という希望を与えることになります。
なにしろ、
郵便が、届いたのだから。
郵便事業がある、ということは、
国家がある、
ということだからです。
どんなに、山奥でも、小島でも、
届けてくれる郵便やさんがいるということは、
国が健全に機能していることの証なのです。
希望を失い、恐怖におびえる人々にとって、
「国が自分たちを忘れていない」という事実が、
どんなにか、光であり、力であるかを語ってくれます。
郵便は、
どこでも、いつでも、だれにでも、
届くやさしい心使いなのです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

一年前のこの記事を読み返しながら、
ため息の出る私です。
この国の進む道はいずこか、、、
私には、
今は視界が暗くて杳として見えてきません。
夜明けはまだ遠い。
しかし、
明けない夜はないことを信じながら、、、

今晩はここまでにします。

|

« あの選挙はなんだったのか? | トップページ | 総理とチルドレン »

コメント

せとさん、こんにちは。
連投ですみません。
とてもいいお話ですね。
今、小泉さんの政策を支持されている方々の多くは、やはりこのようなことは、そういったところまで追い詰められなければ分からないのかもしれません。
そう遠くない未来に、このように感じることがあるかも知れません・・・・。
多くのお年寄りや社会的弱者の方々はおそらくは・・・・。
このような国づくりを黙って見過ごしてはいけない、とこの文章を読ませて頂きまして強く思いました。有難うございます。

投稿: 田舎の神主 | 2005.10.13 16:32

はじめまして、いつも拝見しております。

昨日郵便やさんがたった1枚の葉書を我が家のポストに配達しに来てくれました。
たったそれだけなのに、今はすごくありがたく思いました。

この間、「郵政民営化すれば国の借金がなくなる」・・・というような考えをお持ちの方のブログを偶然垣間見ましたら、なんとも言えない言葉が書かれていました。

それは「郵便局がなくなったらお年寄りが困る」という意見に対して、「あと数年しか生きられない奴らのために国の借金を放置しておくのか」という内容でした。

以前にも「ATMがあれば問題ない」という若い方の文章も読んだのですが、自分が高齢者や体が不自由になった時のことを考えていないというか・・・なんとも思いやりのないことだと気分が沈みました。

最近何かがおかしい気がします。

投稿: あしゃん | 2005.10.13 20:26

田舎の神主 さん。
あしゃんさん。
こんにちは。
コメント有り難うございます。


田舎の神主 さん。
>このような国づくりを黙って見過ごしてはいけない、

私もそう思います。
小泉さんは長期の展望にたって政策を立ているとは思えません。
イラク自衛隊派遣にしても、パッチワークのように時限立法をドンドン作り、事実を作り上げていくのは得意ですが、
長い目で見たとき、この国がどうなるかなぁんて一つも考えていないし、責任も持っていません。
子どもたちの時代がどんな時代かを考えたとき、今声を出す必要を強く思います。
これからもよろしくお願いいたします。
では、、、
何回も書きますが、子どもたち、お大切に!!!


あしゃんさん。
ブログ拝見いたしました。
季節を感じさせる柔らかい背景と真摯なあなたの思いが書かれている丁寧なブログですね。
これからも伺いますね。
楽しみです。

>昨日郵便やさんがたった1枚の葉書を我が家のポストに配達しに来てくれました。
たったそれだけなのに、今はすごくありがたく思いました。

そうですよね。
今まで当たり前と思っていたことが、もう当たり前ではなくなるのでしょうか。
あしゃんさんが書かれていた切手シートの値上げ。
存じませんでした。
ただ、前にカードを作り直してもらったとき、
「今までは無料だったが、これからは1000円かかる」と言われた記憶があります。
こうして、少し筒値が上がってくるのでしょうね。いろんなものが、、、
大変な世の中になりそうです^^;
私は無力で、いつも落ち込んでいるのですが、書くことが出来る間は書こうと思いますので、これからもよろしくお願いいたします。
では、、、
季節柄ご自愛下さい。

投稿: せとともこ | 2005.10.14 16:47

こんばんは、お返事ありがとうございます。
こちらこそ、ブログ新米ですので(^_^;)
どうぞよろしくお願いします。

せとさんのお話は優しくて分かりやすい言葉なので、とてもためになります。
無力と言わず、されど無理せずこれからも書いていってほしいと思います。

ブログを見ていただいてありがとうございます。丁寧ですか?(照)
私は難しいことは書けませんが、
気になることを言葉にしていきたいと思います。
や、もう・・・背景は「選べるテンプレート」なもので、実は3回ほど変更したのです////

カードの再発行・・・そういえば聞きました。
幸い私は再発行したことがないんですけど。
(そのうち両替も手数料をとられるのかな・・・)
ますます、節約生活しないといけなくなりますね。
(20円硬貨で1000万円出す方もいるのに)

それではまたお邪魔します(^_^)/~

投稿: あしゃん | 2005.10.14 21:32

あしゃん さん。
こんばんは。

>私は難しいことは書けませんが、
気になることを言葉にしていきたいと思います。

私も同じです。
自分の思いとか、伝えたいこと、書かねばならないことを綴っていこうと思います。細々ですが書いて行きたいと思いますので、これからもお付き合いお願いいたします(^.^)

じゃ〜〜〜またね。

投稿: せとともこ | 2005.10.15 19:47

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/15797/6353383

この記事へのトラックバック一覧です: ポストマン:

» ■読売朝日毎日の全国紙は最後まで郵政民営化を社説で持ち上げ続けた。、、なぜ?? [読売新聞の社説はどうなの・・2 (2005年度版)]
 ブログ世に倦む日日よりTBいただいた下記エントリーはとても力を感じた。「テレビは郵政民営化反対論は排除して放送しようとしなかった。」に補足して言えば読売朝日毎日の全国紙は最後まで郵政民営化を社説で持ち上げ続けた。地方紙には郵政資金の使い道や郵便サービスに焦点を当てた記述がみられた。国民生活や無駄な公共工事に対するまじめな批判も見られた、それに比べ、大新聞は体制の圧力に屈した民営化推進社説ばかりであった。  私のように郵便局のあり方など全く関心がなかったものも、いくつかの文章を読み比べれば政府のねら... [続きを読む]

受信: 2005.10.12 01:40

« あの選挙はなんだったのか? | トップページ | 総理とチルドレン »