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2005.11.17

白リン爆弾

米軍、イラクで「白リン爆弾」使用認める 「通常兵器」とというニュースが飛び込んで来ました。
思わず、ため息〜〜〜

=========

米国防総省は15日、昨年11月のイラク・ファルージャ大攻勢の際、高熱で人体を焼くことのできる白リン爆弾を武装勢力拠点に対し使ったことを認めた。
イタリア国営放送が8日に報道した内容を部分的に認めたものだが、
白リン爆弾を市民にも無差別に使ったとする報道は否定した。
また白リン爆弾は化学兵器ではないと強調。

国防総省のベナブル報道官は、
見えにくい標的を浮き上がらせるなどのために白リン爆弾を使ったほか、武装勢力拠点に対して発火性の高い武器として使ったこともあると認めた。
一方で、「市民に対しては使っていない」と繰り返した。

ベナブル報道官は、陸軍機関紙の今年3〜4月号に掲載されたファルージャ戦記を報道陣に示した。ファルージャ戦に参加した士官や兵士たちが、戦闘法や使用武器・兵器について説明しているこの記事で、兵士たちは白リン爆弾は略号「WP(white phosphorus)」と呼び、「WPは効果的で使いやすい武器だった」「武装勢力を隠れ場所から引き出す作戦で使った」「塹壕やクモの巣状の穴に隠れている(武装勢力に)対する心理的武器としても有効だった」などと書いている。
米国務省は当初、白リン爆弾を敵対勢力に使ったことはなく、あくまでも「照明弾」や煙幕として空中に放ったのみだと公式サイトでコメントしていたが、後にこのコメントは誤りだったと訂正。その上で、「米軍はファルージャをはじめイラクのいかなる場所でも、違法な兵器は使っていない」と強調していた。
兵器として使われる白リン爆弾は、酸素に触れると高熱を発して黄色い炎となって発火し、濃い白煙を上げる。人体に触れると重度の火傷を引き起こす。
(上記ニュース 一部抜粋、言葉の説明のため瀬戸が一部改変)
=============

聖戦。
自由のための戦い。
民主主義を守るための戦い。
平和のための戦い。

山ほどの美辞麗句を述べ、
山ほどの大義を作り上げ、
山ほどの反対を押し切って、
イラク戦争は行われました、、、

開戦以来、今までに、

山ほどの嘘が暴かれ、
山ほどの破壊が行われ、
山ほどの死体が積み上げられ、
そして、
山ほどの「人間としての誇りと尊厳」が崩され、
恨み、憎しみが山ほど積りました、、、
山ほどのものを失いました、、、

何故?
理由は簡単です。
イラク戦争をすることで大儲けをする一部の人間がいた。
と、いうそれだけだったのです。

私たちは、
今、生きていることの責任を、どの様な形で未来に引き渡したらいいのだろう?

知っていて黙っていた。
分かっていたけれど、力が足りなかった。
許しておくれ〜〜〜
と、自分たちの罪を贖うしかないのか〜〜〜
断罪のために、
今、
のたうち回るしかないのか、、、

私たちは、
今、生きていることの責任を、どの様な形で未来に引き渡したらいいのだろう?
いや、
引き渡すような未来があるのか?
人類はたえて戦争の無かった時代はない。
これから2000年後も、3000年後も、
人類は同じ過ちを繰り返しているのだろうか???

私たちは、
今、生きていることの責任を、どの様な形で未来に引き渡したらいいのだろう?
私には、今はわからない。
しかし、
わからないままに、やはり私にも出来ることは、ただひとつ。
戦争の罪を告発すること。
し続けること。
そして、
再びおこらないように祈ること。


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コメント

< 山ほどの嘘が暴かれ、
山ほどの破壊が行われ、
山ほどの死体が積み上げられ、
そして、
山ほどの「人間としての誇りと尊厳」が崩され、
恨み、憎しみが山ほど積りました、、、
山ほどのものを失いました、、、


瀬戸さん
忙しく、ニュースを見ることもままならず、落ち着いて新聞を読めば武力行使推進論があふれている、、、こんな中でも反戦の世論は根強いものがあります。

反戦と平和のバーナーを作ってみました。TBで送ります。

投稿: kouhei | 2005.11.18 00:05

kouhei さん。
こんにちは。
コメント、トラックバック有り難うございます。

早速、拝見を致しました。
いいものができましたね(^.^)
私は、自分のブログには、写真やバーナーは貼らないという拘りをもっているので、
私は貼りません。
しかし、
この提案は素敵なので、
記事に書いてもよろしいでしょうか?
お返事待っています。
では、、、

投稿: せとともこ | 2005.11.18 15:05

 私の考えは「平和」のメッセージに9条を持つ日本国憲法を守ろうの旗印をしっかりと結びつけるべきだとうことです。

逆に「平和」だけでは弱いと言いたいのです。
下記エントリーについて訂正をするつもりはありません。
紹介いただければ幸いです。

■9条を中心にした平和憲法を守るためネットでの連携も必要ではないか

 しかし方法などについて提案したいとは思っていません。私にはそんな力はありません。
9条の会は「一人ひとりができる、あらゆる努力を」と語っています。その上で連携を考えられればと思っています。

質問の答えになったでしょうか。

バーナーについてはほんのいたずらです。自由にどうぞ。

それと下記の文章、心から賛同します。

< 聖戦。
自由のための戦い。
民主主義を守るための戦い。
平和のための戦い。

山ほどの美辞麗句を述べ、
山ほどの大義を作り上げ、
山ほどの反対を押し切って、
イラク戦争は行われました、、、

投稿: kouhei | 2005.11.18 20:40

kouhei さん。
こんにちは。

kouhei さんの意図、しっかり理解致しました。
私が勘違いしたのです。
ごめんなさい。
なにしろ、ついせんだってから、ブログでいろいろあった矢先だから^^;

>私の考えは「平和」のメッセージに9条を持つ日本国憲法を守ろうの旗印をしっかりと結びつけるべきだとうことです。

はい。
私も全く同意見です。
今、私の住んでいる地域はなかなか先進的なところで、あちこちに
「9条の会」があります。
私も時間が許す限り、勉強させていただいています。
とても力になります。
励みになります。

以前から、私はブログで書いていますように、
私自身の考えは「生活者」としての実生活の方に軸足があります。
ネット上でのあれこれは、参考、刺激になります。
また広く学ぶことが出来ます。
が、私自身は小さな周りへの声かけから始めています。
またその大切さをしみじみと感じている今日この頃です。

と、いうわけで、
これからもいろんなアドバイス、ご意見お聞かせくださいね。
では、、、また。

投稿: せとともこ | 2005.11.19 15:52

白燐弾は化学兵器ではありませんし、中国軍もロシア軍も、陸自も持ってるはずです。というか、100年近く昔から一般的に使われているのですが…。
どうして今になってこんなに問題視されているのでしょう?特定通常兵器使用禁止制限条約の毒性化学物質の一覧の中にも白燐は含まれていませんし…。

何か別の兵器と勘違いされていませんか?

投稿: 夏目 | 2005.11.22 01:38

夏目さん。
こんばんは。
コメント有り難うございます。

そうですか、、、
白りん弾以外で、別の兵器である可能性もあるのですか?

いずれにしても私が述べたいことは、
「戦争」がもたらす災禍です。
どの兵器であるとか、そう言うことではなく、
無辜の民が巻き込まれ、
また当事者である兵士たちも、ある意味では犠牲者では無いかと思うのです。
私は、いつも述べていますように
国際社会において、力の制裁ではなく対話が成立するような時代を作っていけたらと願っています。

投稿: せとともこ | 2005.11.22 20:25

せとともこ 様:
災禍をもたらしているのは、米軍だけではありません。むしろ、民間人に偽装し、民間人を盾にして米軍やイラク軍に攻撃を仕掛けたり、民衆の集まる市場などで爆弾テロを引き起こす過激派こそが、民衆をもっとも苦しめている存在である事は明白です。戦争の災禍を論じるのであれば、米軍よりも過激派を重点的に批判すべきではないでしょうか。そして、今米軍がイラクから去ってしまったら、そんな暴力主義者の暗躍を止める事が出来なくなる現実もあります。
対話での解決を目指すことは非常に重要ですが、イラクに関しては既に不可能です。二年前の、イラク戦争が始まった時点で「対話」は無効となってしまいました。既にイラクには国内の過激派のみならず、周辺国から侵入してちた無関係なテロリスト達が「米国くたばれ!アメリカ人は一人残らず死んでしまえ!」と叫びながら無差別に民衆を爆殺すらしているのです。
イラクの平和実現に少しでも有効な議論を望まれるのであれば、虚構を根拠に米軍を非難するのは逆効果だと思いませんか。

さて、このエントリー(が引用している内容)に関して申し上げたい事は…
・「白燐弾」は存在するが、「白燐爆弾」という兵器は存在しない。共同通信の誤訳かと思われる。
・白燐が燃えると発生するガス(五酸化二燐)は、完全な無害ではないが毒ガスのような毒性も無い(食品に入っている乾燥剤に近い)。
・「米軍は残虐兵器である白燐弾を民間人に使用し、虐殺している。」という誤った報道をベースにしているこのエントリーで、さらに大国(アメリカ)や米軍を非難するためには、「白燐弾」以外の彼らの具体的な「悪事」を提示する必要がある。
・「白燐弾」に関しては、少なくとも確たる証拠が無い状況で、米軍はせとともこ様から虐殺者であるかのように「濡れ衣」を着せられました。現地で命がけでテロリストと戦っている彼らに対して、何か思う事はありませんか。

思うにこの報道は、反戦と反米の区別が付かない人たちによって作り出された、反米感情を煽るためのメソッドの一つではないかと思います。
私も身の程知らずにblogを持ち、イラクの平和実現に関する議論に参加することがありますが、この「白燐弾」に関する誤解を解くために多大な労力を費やし、本質に迫る議論に行き着く前に力尽きてしまうのが現状です。非常にもどかしいです。

最後に、この問題に関する有用なURLを用意しました。ぜひともご覧ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E7%87%90%E5%BC%BE
http://mltr.e-city.tv/faq01h02.html

乱文失礼しました。

投稿: 夏目 | 2005.11.24 00:18

夏目さん。
こんばんは。
コメント有り難うございました。

さて、ご紹介頂いたweb、
早速拝見いたしました。
とても参考になりました。

なるほど、、、
と思ったり、そうなのか?と思ったり、
いろいろ考えさせられました。
有り難うございます。
今回の白りんや、あるいは劣化ウランや、生物兵器やら、様々の意見がある中で、
どの情報をとり、どう解釈するか、
難しい問題だと改めて思いました。
多分、
夏目さんも私も
「多くの方が平和で幸せになれたらいい」という思いは同じだと思いました。
貴方が、非常にもどかしい思いをなさっていることが、文面から読み取れました。
とても、分かる気がします。

白りん爆弾か、、、
この問題、私も考えてみます。

さてさて、もう一つ。
私は決してテロ集団の暴挙を許してはいません。
罪のない人々をなんの斟酌もなしに殺戮する彼等を決して認めはしません。
と、同時に一方の当事者のアメリカに対しても、
「そろそろ戦争はやめませんか、、、」
という思いも強くしているのです。

いずれにしても、
これ以上、無益な戦争が起こりませんように、と祈らずにはいられない私です。

投稿: せとともこ | 2005.11.24 19:07

私が追及したい点はただ一つ「白燐弾に、上記ドキュメンタリー番組で報じられているような残虐な殺傷効果が本当にあるのか?」これだけです。
アメリカを非難さえ出来るのならば、根拠がどんな嘘でも出鱈目でもオーケーという発想は到底受け入れられるものではありません。
殺戮者の汚名を着せられたイラクの米兵達に心底同情します。

投稿: 夏目 | 2005.11.27 22:52

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