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2005.11.21

豆で四角で柔らかく

昨日、醍醐寺の紅葉を見てきました。
空海の孫弟子理源大師聖宝が醍醐山上に草庵を営んだのに始まるといういわれの古いこの寺は、
紅葉というよりは、三宝院の国宝や重要文化財を見に来る観光客が多いのではと思われます。
昨日は、修行の若い僧が何人も、柿色の袈裟を着てあちこちでお経を詠んでいる姿が目に入りました。
夏、来たときは閑散としていたお寺の境内でしたが、
今はカメラを持った観光客でいっぱい。
紅葉は、まだ早いかなぁという感じでしたが、
空を見上げると、
一面に赤や黄色や緑色のモミジの葉っぱが重なっていて、
天井のようになっている光景は、なかなか幻想的でした。
モミジは葉っぱの隅々までが、
神経を行き渡らせているように、しっかり、確かに輝いています。
その後、金堂で、お坊様の法話があり、
たまたまその折に金堂にいたので、聞くことができました。

「今ごろを小春といいますが、
今日はポカポカ暖かい小春日和ですね、、、」
と始まり、
家族の大切さや人への思いの大切さをお話しくださいました。
「隠元和尚の有名な言葉
世の中は 豆で四角で 柔らかで 豆腐のように 変わらぬぞよし
というのがあって、
世の中、人間は豆に働き、頑固でそれでいて柔軟、
まるで豆腐のようにいつでも、どこでも、だれにでも愛されるのがいい」
というお話を教わりました。
「最後にお土産に、この言葉をおうちにお持ち帰りください。
常楽我浄。
即ち、いつも時間を大切、今を大切に、
楽しいことも苦しいことも、
我と人と、
ともに浄く」
ということで日々の感謝を説いて最後の〆となさいました。

夫は、
「豆で四角で柔らかく、、、
おおお〜〜〜まるで俺のことだ」
と一人で嬉しそうに言っていましたが、
はたしてどうやら〜〜〜
私は噴き出しそうになりながら、
夫の話を聞いていました。

〜〜手や足の汚れは 常に洗えども
 心の垢を洗うものなし〜〜
ということで、
目で紅葉をみて洗い、
耳で法話を聞いて洗い、
後は、なかなかに落ちぬ心の垢を洗うのに、
苦心惨憺の私です。

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