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2005.11.07

湾岸戦争症候群

「湾岸戦争症候群」認める=有無論争が再び激化というニュースを見ました。
湾岸戦争は1990年から1991年に起きました。
テレビゲームを見ているように、ミサイルがバンバン落とされ、町が燃えていく様子をCNNの実況中継見ていたことが思い出されます。
さて、この湾岸戦争。
その後の国際社会に大きな影響を与えたことは言うまでもありません。
その中でも、今大きくクローズアップされているのが、
「湾岸戦争症候群」。

さてこのほど、「湾岸戦争症候群」をめぐって、英国の裁判所がこのほど、元兵士1人が同症候群を患っていると認定し、障害年金の支給を命ずる裁定を出しました。
英国防省はこれまでの立場では、医学的根拠がないとして湾岸戦争症候群の存在を否定。
今回、同症候群の存在を裁判所が公式に認めたことで、今後さらに多くの認定の可能性が出てきました。
国防省は1日声明を出し、
「現状では湾岸戦争症候群を個別の医学的症状と認める適切な医学的基礎がないのは事実だ」としながらも、
「それは、元兵士があらゆる障害補償を受けるのを妨げるわけではない」と表明。
英国の湾岸戦争退役軍人の団体によると、障害年金を申請した7500人のうち、1500人が湾岸戦争症候群を訴えています。

湾岸戦争症候群の原因については、対生物・化学兵器用のワクチンの摂取や、米軍が使用した劣化ウラン弾の放射性粒子の吸入などが、専門家によって指摘されています。

また、同様の症状が、
今回のイラク戦争の帰還兵にも出ているという報告も在ります。

いずれにしても、
戦争という過酷な環境に追いやられて、
「人を殺す」
ことを任務とさせられる兵士たちが、
正常な感覚のまま、帰還するとは思えません。
自己嫌悪、
自己撞着、
自己否定、
現実逃避
、、、、、
諸々の感情を抱えて帰還した兵士たち。
そして、さらに体にも変調をきたす兵士も少なくない数にのぼっているそうです。

戦争という人間性を否定し、
尊厳をことごとく覆えす犯罪の、その先にあるものを、
しっかりと検証していくべきでは、、、
と、思いました。
今まだ、戦地で生活をしている多くの兵士の方に思いも寄せました。

得るところが一つもない戦争の悲劇がもたらした罪の一つとして
私は告発していきたいと考えています。

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