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2005.11.06

雨の神護寺

神護寺に行って来ました。
「京都の紅葉は神護寺から」と夫によるとそう言う言葉があるそうです。
そこで、
朝、早く起きて
夫と二人で車に乗って嵯峨野方面に向かいました。
雨のためか、あるいは早いので、まだ観光客も出ていないのか道はすいていました。
駐車場に車を置いて、
茶屋のひとに教わった道を降りていくと、
いよいよ人はまばら。
モミジが色づき始めて、雨にけぶる遠くの山とマッチして墨絵のような雰囲気。
石を組んだ階段を足元に気をつけ気をつけ、降りること10分。
朱色に塗られた橋が目の前に広がります。
まだモミジは緑色の方が多くて、
川から上がってくる水煙と、山から下りてくるもやが相混ざっている橋を渡ると、
もうすぐそこに神護寺。
いえいえ。
ずっとずっと上にあります。
まだまだ。
雨は降ってくるし、もうやめようか。
まぁ、行けるところまで行こうか、、、
夫と話ながらブラブラ。
上から下りてきた夫婦連れの方が、
「まだまだ、大変よ」
と声をかけてくれて、やっぱりやめようか。
行こうか、やめようか、、、
と、思っているうちに、
後ろから団体の方が大勢みえました。
なぁんとなく後ろから押される恰好になり、
足は前へ前へ、、、
夫には先に行ってもらい、私はゆっくりと自分のペースで階段の手すりにしがみつきながら登っていきました。
雨に濡れた石の階段は滑りやすく、私にはかなり辛いものがあります。
もう、やめようか、、、
と、思った途端、
後ろから見えた二人の女の方(東京の方)が、話しかけてくださいました。
私も答えたり、問うたりしながら階段を登っていくうちに、
上から来た夫と合流。
旅は道連れとは言いますが、本当にあの方たちがいらっしゃらなかったら、
私は途中で諦めて、階段を下りていたと思います。
そして、
そして、
苦労の甲斐あって、
ついに、
ついに、
神護寺につきました!!!
=========

平安京造宮(794〜)の最高責任者(造宮大夫)であった和気清麿公が、今の愛宕神社の前身、愛宕山白雲寺などとともに建てた愛宕五坊の一つです。当初「高雄山寺」と呼ばれていましたが、天長元年(824)、河内(大阪府)の神願寺(清麿公創立)の地が、よごれた所でふさわしくないという理由から「高雄山寺」に合併され、「神護国祚真護寺」と称したのが始まりです。これより先、和気一族は、叡山の最澄(伝教大師)や空海(弘法大師)をこの寺に招いて活躍の場としました。その為、時の仏教界に新風を送ることとなり、平安仏教の発祥地となりました。ことに弘法大師は唐(中国)より帰朝して、大同4年(809)に入山、以来14年間住持して、真言宗立教の基礎を築いた所でもあります。のちの東寺や高野山金剛峰寺と並ぶ霊さつであり、弘法大師を初代としています。

京都高尾の自然とやすらぎサイトより抜粋)
===========
和気清麿、、、、
うわっ====
歴史で学んだよ、知っているよ。教科書に載っているね。
なぁんて、分けの分からない(^^;)こと言いながら、
神護寺の境内を歩きました。
雨に打たれて、モミジはいよいよその色を増しているようです。
赤は赤。
緑は緑。
薄ピンクに染まっているものは淡いピンクに。
そのグラデーションが鈍色に重く垂れ下がっている空にしっとりと納まっていました。
葉の先から滴るしずくが光ります。
雨は音をたてながら降りしきり、
周りの音を吸収していきます。

本尊は国宝の薬師如来です。
夫と家族の名前をみんな思い出して、
友人たちも思い出してみんなの安全を祈願してきました。
その後、
厄除けと言われる「かわらけ投げ」もしてきました。
私のかわらけは木にひっかりましたが、夫が投げたのは、きれいに放物線を描いて峡谷に消えていきました。
これで厄除けもしっかり終了。
観光客も次第に増えてきました。

この地に最澄や空海が立った。
この山や木を見たのです。

そして、今私はここに立っている。
ここかしこに染まる紅葉に囲まれて、
大いなる自然に抱かれて、、、

それは、
とても雄大でありながら繊細で、
ドラマチックな光景でした。

紅葉の京都を撮り続けている夫の写真も下記のフォトログに載せていますので、
お時間がある方はご覧ください。

http://aranxp.ddo.jp/seto/2005/11/post_24.html

http://aranxp.ddo.jp/seto/2005/11/post_25.html

http://aranxp.ddo.jp/seto/2005/11/post_26.html

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コメント

TBありがとうございました。
そして、目も覚める鮮やかな楓を見せてもらえて、嬉しいです。もう、こんなに綺麗に染まっているのはさすが神護寺ですね。
かわらけ投げ、学生のときに友だちとやったなあ・・・と懐かしく思い出しました。

投稿: 龍3 | 2005.11.07 12:05

龍3 さん。
お元気ですか?
これから、寒くなりますので、うんとこ気をつけてくださいね。
一病息災といいますから、
絶対、
絶対、
無理をなさらないように!!!
写真のかわいい彼のためにも。
(ますますかわいくなっていきますね 将来楽しみです)

そうそう、紅葉はこれからが本番でしょうか。
宇治川の一帯を今日は攻めましたが、まだでした。

あっ、それとブログで知り合いになったモツニさんというかたが、
小説を書かれています。
http://msaicc.at.webry.info/
透明感溢れる、まるでニーチェのような筆致の小説です。
もし、お時間がおありでしたらご覧くださいね。

では、また。

投稿: せとともこ | 2005.11.08 13:22

 はじめまして、素敵な記事でTBありがとうございます。
 ご主人様のお写真、拝見させていただきました。雨に濡れ、ほんのり色づき始めた様子が、はじらっているようでかわいいですね。

 私も紅葉は、時期か時間をずらして、眺めに行こうとおもっています。
 ひっそりとした、秋の1コマを、おとどけできるとよいのですが(^-^)

投稿: winter-cosmos | 2005.11.12 10:49

winter-cosmosさん。
こんにちは。
コメント有り難うございます。
それと、遅ればせながら、「カメムシ君」のトラックバックも^^;

winter-cosmosさんのブログは、本当に優雅ですね。
カメムシ君さえも。
お名前のように、凛としていて、広大です。
とても楽しく拝見させていただきました。
「ひっそりとした、秋の1コマ」
楽しみにしています(^.^)

今、京都は大変ですね。
記事にも書かれていましたが、
明日のブッシュさんのために、、、
あの方は、秋の京都には似合わない。
と、私は思っています!
と、いうことでまた、、、

投稿: せとともこ | 2005.11.14 13:30

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