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2005.12.31

うわっ〜〜もう紅白だぁ!

うわッ〜
もう紅白。
12月31日、19時38分。

もうクタクタ。
今朝は早くから起きて、
まず洗濯。
そして掃除の最後の仕上げ。
午後はおせち作り。
瞬く間に過ぎていく時間との格闘。
息つく暇も無い。

気がつけば夕方4時。
おお〜〜〜そうだ、風呂掃除があった。
まだ風呂も洗っていない。
と、いうことで慌てて風呂へ行けば、
な、、なんと風呂の排水が溢れている。
えええ???
洗濯機の排水も溢れている。
ええええ====

どうしよう。
排水が詰まっている。
うわっ〜〜〜
どうしよう。
空気パッコンパッコンしたら、
ますます逆流。
うわっ〜〜〜〜
助けて!!!!

すぐに電話に直行。
水道屋さんに電話して、
待つこと1時間。
イライラ、イライラ。
ようやく水道屋さんが来てくださり、
きっちりと直して下さいました。
ホッ。
年末、年始ってトラブルが多い、
やっと直してもらい、気がつけば、
もう紅白。

と、いうわけで、
相変わらずあたふたしながら今年も過ぎていきます。
あと、4時間あまり、、、

思えばあまりにいろんなことがあったけれど、
来年はいい年でありますように。

今年はいろいろ有り難うございました。
来年も宜しくお願いいたします。

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2005.12.30

米兵ひき逃げ

米兵ひき逃げ:再び不透明なまま決着か 問題点浮き彫りにと言うニュース。
テレビではあまり報道されていませんが、
深刻なニュースです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 日米地位協定に基づく「公務中」を盾に、米兵は即日釈放された−−。東京都八王子市で起きた米兵によるひき逃げ事件。沖縄県では昨年8月、宜野湾市内の大学構内に米軍の大型輸送ヘリが墜落し、米軍は同協定を根拠に現場を封鎖、沖縄県警の機体の検証を拒んだ。今回、ひき逃げ事件という悪質な事件でも原因関係の究明が不透明なまま決着しかねず、協定の問題点が改めて浮き彫りになった。
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
日本の法律ではひき逃げは重罪です。
犯人は誰であろうと罪の重さは同じです。
しかし、
この国では米軍は特別であることが、改めて分かりました。
今回の事件で。
残念な事です。
そして、とても恥ずかしい事です。
さて、今回の犯人が釈放された理由は「公務中」だそうです。
公務中です。
はぁっ???
私は目を疑いました。
公務中。
公務中なら人をひいてもいいのか。
何をしてもいいのか???
今回の事件。
米軍によれば、厚木基地から横田基地に「備品をとるため」に行く途中で事故をおこしたと説明。
そして当の水兵は、子どもたちをひいた後、
車をとめて、けがをした子どもの様子をみることも、救急車をよぶこともしていません。
逃亡しました。
そして米軍は逃亡まで「公務」だというのでしょうかね?
さて、
どのような行為を「公務中」とするかは、日米合意に「詳細な了解が記録」されています(外務省「日米地位協定の考え方」増補版)。しかし、一般にはまったく秘密にされています。
また、その考え方も私たちのものとは大きく違っているようです。
なにしろ「公務中」なら何をしてもいいのだから、、、
私たち日本人が公務中だったら赦されるだろうか?
思えば思うほど米軍の特権が振りかざされている気がしてなりません。
そもそも米軍の公務って何だのだろう?
と、踏み込んで考えたいのですが、
今、年末なので、ちょっと思ったことをつらつらと書きました。
この記事。
いずれ補充していきたいと思っています。
そんなわけで、今回はコメントもお返事できそうにないので、受け付けませんが、
ご了承下さいね。

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年末報道特集を見て思ったこと

年末。
大忙しの年の瀬。
私もやはり忙しく慌ただしく過しています。
そんなわけでブログも滞っています。
その間、いろんな事がありました。
電車事故があって、五人の方が亡くなったニュース。
ご冥福をお祈りいたします。
原因究明については、今後されると思いますが、
なんとか今後に繋がる形で改善してもらいたいものです。
また、マンション偽装も、
年が明けて小嶋さんの証人喚問とか、、、
これも目が離せません。

あれやこれやと忙しくしながらニュースを横目に見て仕事をしていました。
年末の特集は歌番と「一年を振り返る」報道が多いのですが、
今年のニュースで気になったのは、やはり「小泉劇場」でした。
ふっ〜〜〜
ため息です。
特に無節操とも思われるのは某テレビ局の企画。
朝の時間二時間あまりを使って
「変人小泉さん」の研究
と、銘打って、いろんなコメンテターがあれやこれやと論評。
一応は小泉さんの手法に反対、批判の方々ですが、
しかし、その舌鋒は弱い。
迫力がない。
説得力がない。
隔靴掻痒。
何故?
理由は簡単です。
小泉さんの土俵の上で相撲をとっているから、(局の方針かぁ)
です。
「変人小泉」特集ということで、その生い立ちに始まり、
揚げ句は織田信長やら角福戦争にまで至ってビデオを流されたら、
コメンテターは、そこに関してのみの思いや感想になります。
小泉さんが横須賀生まれで、だからアメリカに弱い、なぁんて事が解明されても一体どんな意味があるのか?
あっ、そう。
としか言いようがない。
小泉さんが孤独で頑固で、その他いろんな性格だとしても、だからナニ?
結局、小泉さんの宣伝????
と、腹立しい思いで見ていました。

私たちにとって大切なことは、
小泉さんの性格が云々ではない。
小泉さんのやって来たこと、やろうとしていることの徹底解明です。
小泉さんがどんなにスーパーかもしれませんが、
一人の人間が、政治や社会を動かすわけではありません。
小泉さんの裏にいるもの、動かしている者、
その実態を暴くことこそが、大切であり意味があると私は思うのです。

そう言えば、この局のおとといの夜の報道特集もひどかった。
自民党の新人議員二十名がスタジオにやってきて、
司会者の質問に答えるのですが、
司会者の質問、そのものが「国民の意思の代弁」とは言い難いものがあったのでは、と思いました。
また、それを答える議員の方も、自民党だけというのは、やはりどう考えても報道の姿勢としては間違っていると思います。
この局は堕ちましたねぇ、、、

と、いうわけで、
FMがわりにテレビをつけながら掃除をしていた私の、
ちょっとした雑感です。

本当は「米軍ひき逃げ事件」も書きたいのですが、
時間があるかどうか、、、

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2005.12.28

ナイスステップな研究者

科学技術に貢献した10人を選定 文科省研究所と言うニュース。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 科学技術の分野で著しい功績をあげたり、理科離れ対策に貢献したりした研究者や教育者の中から、文部科学省・科学技術政策研究所が05年の「ナイス ステップ」な10人・グループを選び、27日発表した。野口聡一宇宙飛行士や著名な研究者のほか、独創的な理科教育を実践する高校の生徒、教諭が入った。
初の試みで、約2000人の研究者の意見を参考に研究、プロジェクト、理解増進・教育の3部門で選考。
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜
林崎良英・理化学研究所プロジェクトディレクター(「がらくた」とされてきたDNAの領域に、役に立つ部分があることを見つけた。
鈴木厚人・東北大副学長(地球ニュートリノを世界で初めて検出。)
秋田県立大館鳳鳴高校・高田典雅教諭(産廃処理施設や農業研修施設などを訪ねて現場で技術を学び、思考力や創造性を養う教育を続ける。)
高柳広・東京医科歯科大教授(『骨免疫学』を開拓)
ヘンシュ・貴雄・理研ディレクター(脳の発達の仕組み解明)
末広潔・海洋研究開発機構理事(スマトラ沖大地震の海底をハイビジョン撮影)
辻井博彦・放射線医学総合研究所重粒子医科学センター長(がんの重粒子線治療で2500症例達成)鳥養映子・山梨大教授(『女子高校生夏の学校』企画)
茂木健一郎博士=ソニー・コンピュータ・サイエンス研究所(脳科学とクオリアの研究)

キラリと光るナイスステップな研究者として選ばれた方々です。
おめでとうございます!!!


ニュースによれば、
高田教諭は「理科離れと言うが、生徒は興味を持てば、とことん挑戦する。選定を励みに、10〜20年後にすごい研究者が一人でも出ることを期待したい」とのお話をされたそうですが、
本当にそうだと思います。

理科離れ、リカバナレと言われますが、
子どもたちが理科から離れているわけではなく、
現場の教育が子どもたちから「理科の実践」を奪ったのではと感じることが多々ある私です。
実際、子どもたちと一緒に、
理科の実験や簡単な工作を行うと、
彼らのイキイキとした目、
柔らかい発想。
次から次へと質問が飛び出すのです。
型どおりに考えてしまう私には到底及びもつかない答えが返ってきます。
そんな時は、
いつもながら、「子どもっていいな〜〜〜」と感心することしきり。
子どもは決して理科から離れていません。
離れたくはないのです。
なぜなら、理科の実験は自分が今いる環境について密接な事柄を学ぶ手がかりなのです。
空気、音、光り、電気、、、、、
どれをとっても子どもたちにとっては、
手に取ることができる身近な素材であり遊びであり、
そして不思議であるのです。
彼らの興味は尽きない。
そんな彼らの無尽蔵とも言える才能を、
健やかに育て伸ばす教育を学校で保障できたら、
この国の未来はどんなに明るいだろう、、、
と、思うのです。

そんなことをつらつら思いながら、
このニュースを読みました。

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2005.12.26

サッカー日本代表メンバー選出

日本代表候補トレーニングキャンプ(宮崎)・海外遠征(米国)メンバーが発表されました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

GK 土肥 洋一      
GK 川口 能活      
GK 曽ヶ端 準      
 
DF 田中 誠       
DF 宮本 恒靖      
DF 三都主 アレサンドロ 
DF 中澤 佑ニ      
DF 坪井 慶介      
DF 村井 慎二      
DF 加地 亮       
DF 駒野 友一     
DF 茂庭 照幸      
 
MF 福西 崇史      
MF 小笠原 満男     
MF 本山 雅志      
MF 遠藤 保仁      
MF 阿部 勇樹      
MF 長谷部 誠      
 
FW 鈴木 隆行      
FW 久保 竜彦      
FW 巻 誠一郎      
FW 佐藤 寿人      
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

うわっ〜〜〜
寿人が選ばれた!!!
選ばれたよ。本当に。
やった!!!

イヤ、選ばれるとは確信していたのだけれど、
発表までは心配でした。
今日は朝からソワソワ。
公式サイトや掲示板をあちこち、ウロウロ。
ようやく、
情報が届いたのは4時半。
公式サイトが重くてなかなか開かなくなって、
確かめようのないまま、あっちこっちと相変わらずウロウロ。
そして、やっと開いた公式で、しっかり確認。
佐藤寿人の代表入り。
よかった!
駒野も選ばれたし、
久保もいる。
凄いよ。広島。
と、相変わらず身びいきで感動している私。

もっとも、選ばれても活躍できるかどうかは未知数ですが、
それでも佐藤寿人のようなタイプの選手には、
評価が器を大きくしていき、
大きくなった器にさらに評価がついていくと思うので、
今回のジーコさんの選出は実に嬉しい。

久保と寿人のFW。
そして駒野がクロスをあげる。
うわっ〜〜〜
お酒がなくても酔っ払いそう。
今からワクワク。
楽しみが増えました。

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2005.12.25

年賀状書き

今日はクリスマス。
だが、我が家では年賀状書きで一日が過ぎました。
クリスマスソングのCDをかけながら、せっせと謹賀新年。
今年頂いた年賀状を見ながら、
ついつい思い出に耽って、
あんなこと、こんなこと。

あああ〜〜〜いけない。
いけない。
書かなければ。
と、思いつつ、また見てしまう。
平静は無沙汰ばかりの私。
不義理の私。
せめて
一年に一度のご挨拶ぐらいは、しっかりと、
と思ってはいるのですが、なかなか年内に書くのは大変。
でも、今日は頑張って書いたのです。
一応。
あの人、この人。
お世話になった方に。

引っ越しが多い我が家では、
その度に年賀状を出す方が多くなり、
いつの間にか住所録は一杯に。
パソコンに入れておいたデーターも引っ越しの時に消えてしまい、
今では手書きの住所録を元に書いています。

こうして書き進むにつれ、
いろんな方に出会い、お世話になったと改めて思います。
そしてこれからもそうであろうとも思います。
沢山の方に出会い、
多くを学んでいきたいと思いながら年賀状を書きました。

来年は戌年。
よい年でありますように!!!

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2005.12.24

茶の味

茶の味という映画のビデオを観ました。
作文を教えていた高校生が、
将来、映画監督になりたいと言うのです。
映画が大好きで、いろんな映画を観ている彼が、
この夏、感動した映画を観たと、大感激していました。
その映画の名前が「茶の味」です。
ビデオが擦り切れるくらい何回も観たと言っていました。
「いいすっよ==茶の味。
絶対、観てください。
映像技術が何といっても大胆でいい。
音楽も、いいし、ストリーもジワッとくるんです。
とにかくみんないいんです。
日本映画っていいなぁ」と。
その時は私はまだ観ていなかったので、
何とも評価はできませんでした。
私も日本映画は好きなので、話は盛り上がりました。
私は彼に、
秘密がいい」と勧めていました。

その後、すっかり忘れていた「茶の味」。
ところが今月のWOWOWで放送される。
と、いうことで早速ビデオ録画。
忙しくて、なかなか観ることができない私のまえには、
録ったビデオが山のようにあるんです。
いつしか何を録ったか忘れて上書きする なんてしょっちゅなのですが、
が、
今回は彼との約束があるので、しっかり観ました。

なんだか前振りが長くなりましたが、
茶の味の感想。
ズバリ。
面白かった!!!
う〜〜〜〜ん。これはなかなか面白かった。
まだご覧になっていない方がいらしたら、是非、ぜひご覧ください。
と、いうわけでネタバレにならない程度に感想を思いついたまま書きます。

全体がやさしく懐かしい田園風景。
淡い色使いと大胆な構図。
思いもかけない展開。
時間の流れにメリハリがあって、間の取り方がうまい。
と言った技術面でも優れているのですが、
話の縦糸、横糸を績ぐ人々の言い難き可笑しみが笑いと静かな感動を誘います。
およそ人が持っている悩み。
主人公たちもそれぞれに抱えています。
そして、どこか自分の抱える悩みを斜に見る事で、
自己と他との境界をユラリ、ゆらりと揺れ動くアンバランスが危なっかしげで、
観ている方はハラハラ。
どの人物もみんな真面目で、普通じゃない。
そこが、非現実的な場面展開と、とても良くマッチしています。
最後まで、この映画はどこへ行くのかと不安と期待に包まれながら終わります。
終わったあとの充実感を考えると、
この映画のテーマは、

だと私は思います。
家族の愛、
男女の愛、
自分への愛、
そして全てを受け入れる愛。
が、テーマではと私は思います。

茶の味。
渋くて、さっぱりとして地味な茶の味。
そして親しめば親しむほど味わい深い茶の味。
観た後、
爽やか気持ちで一杯になりました。

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科学論文も偽装?

ES細胞「論文データは偽造」と言うニュース。
とんでもないニュースが舞い込んで来ました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
韓国の胚(はい)性幹細胞(ES細胞)研究疑惑で、ソウル大の調査委員会は23日、黄禹錫(ファン・ウソク)教授の05年の論文データは捏造(ねつぞう)だったと断定する中間結果を発表した。実際にES細胞が存在していたかどうかはっきりせず、数日後に専門機関によるDNA鑑定の結果が出るとした。黄教授は同日、「教授を辞職する」と表明した。再生医療に不可欠な技術として世界の注目を集めた研究成果が「でっち上げ」とされたことで、韓国が目指す「バイオ立国」の推進に影響が出るのは避けられない情勢だ。
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

一体、何を考えているんだろう?
この人は。
科学と言えども無謬ではないとは誰でも知っています。
電子顕微鏡写真で、凄い発見したと思ったのですが、
実はゴミだったとか、
まぁ、そんなことは山ほどあるわけです。
だから論文を発表する時は、
誰でもが追試験をできるように、
方法はしっかりと書かなければならないのです。

今回のようにデーターを捏造して発表しても、
いずれ明らかになる嘘をどうして最初に気がつかなかったのだろうか?
科学の世界も、
成果優先、結果優先になりつつあるということなのでしょうか?
論文を書いてなんぼの世界になってきているのでしょうか?
基礎研究は隅に、追いやられ
派手な実験、研究が注目を浴びるようになってきたこの世界の常識が、
今回の問題を生み出したのかもしれません。
このセンセイは、問題外としても、
多くのこれからの科学者にとって、
この件は大きな警告を発していると思います。

この問題については、これから真相が解明されて来ると思いますので、
また考えていきたいと思います。
まずは感想まで。

以前、科学について書いた記事を載せておきますので、
お時間がありましたらご覧ください。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜
アダムとイブとそしてヘソ
科学と常識
科学はロマンから
科学的とは何か
それでも地球は回っている

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2005.12.22

国民投票案

 自民、公明、民主の実務担当者が20日、来年一月に召集される通常国会で、改憲のための国民投票法案の成立を目指すことで一致ました。
公明の太田氏、憲法改正の国民投票は条文ごとにと主張。
共産党は、
赤旗の記事で、
「自公民三党による国民投票法案は、「海外で戦争をする国」を狙う九条改憲の条件づくりだ」として反対。
社民党首、国民投票法案「提出阻止する」と強調。

このニュース。
すごく、すごく大切なニュースなので、
私はネット検索で各党や新聞、また「国民投票」に関してブロガーの方がどのように述べているかずっと調べていました。
いろいろ参考にさせていただきました。

内容に関しては、各党のサイトをご覧ください。
その主張や考え方がわかります。
今回はネットサーフィンで見つけた赤旗の記事を読んで頭がクラクラしました。
ちょっと長くなりますが、
大切なことなので、全ての文を以下に引用します。
是非、ご覧ください。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 もともと同日の会合は、自民党の中山太郎衆院憲法特別委員長を中心に、自民党の船田元・憲法調査会長、民主党の枝野幸男憲法調査会長、公明党の太田昭宏憲法調査会座長らの「私的」な集まりとされており、「何か正式な決定をするところではない」(民主党関係者)とされていました。改憲手続き法案の合意が既成事実化され、党内手続きが後回しにされていることへの不満ももれています。

 しかし、自公民三党の実務担当者が、国民投票法案の次期通常国会での成立を確認しあったことで、早期に三党間での法案作成作業を開始する動きがつくられようとしていることは重大です。

 背景には、自民党が新憲法草案を出した(十月二十八日)後、民主党、公明党からも相次いで改憲へ向けて踏みこんだ態度表明がなされるなど、九条改悪へ向けて議論が急加速していることがあります。

 民主党は自民党の新憲法草案発表の翌日、党憲法調査会の「憲法提言」を発表(十月二十九日)、九条二項削除の方向を明確にしました。さらに、民主党の前原誠司代表は訪米中の講演で「一千カイリ以遠のシーレーン防衛で集団的自衛権の行使を可能とするために憲法改正が必要だ」と発言(八日、日本時間九日)。自民党でも言えないような親米改憲の発言をして、周囲を驚かせています。

 さらに講演の翌日には「憲法改正を必要だと考えている政党にとって与野党はない」とのべました。

 公明党も、太田氏が二十日の講演で「九条改正は避けられない」と明言。九条に国際貢献の規定を付け加えるとし、九条二項の変質の方向を改めて明らかにするとともに、来年中に改憲案を取りまとめるとしました。

 こうした流れの中で、国民投票法案の整備を急ぐのは、まさに同法案が九条改悪の条件づくりであることを浮き彫りにするものです。すでに自民・公明両党と民主党の間では、共同の法案作成をめぐって、投票運動におけるメディア規制と投票資格年齢についての調整が残るだけとされているだけに、今回の三党実務者間での合意の持つ意味は重大です。(中祖寅一)
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
これは大変。
私たちの知らないところで、
確実に憲法改正の動きが蠢動している。
それも、九条二項に焦点をあてて。

国民投票。
まるで、それは国民の総意を測り、
国民に問う粧いを呈している。
が、
その実態は果たしてそうだろうか?

9条の会の運動は全国的に広がりを見せ、
またブログや草の根メディアの会でも九条の会の集まりに賛同者が集っています。

私たちは、いまだ憲法を変えることを納得してはいない。
認めてはいない。

憲法を変えたその先に何が待っているか、、、
その向こうにあるものが何かしっかりと見極めていない今日。
おいそれと「平和憲法」を手放すことは出来ない。
してはならない。
私の中の緊急を知らせるアラームが鳴り響く。
これは大変、、、と。
世の中、耐震強度偽装問題で人々の目が奪われている、
そんな中、ひっそりと重要な法案や事例が数々作られていく気がしてなりません。

憲法の問題は、
それこそ日本の構造、屋台骨です。
偽装やごまかしはともかく、
じっくり、ゆっくりと考えていきたいものです。
今、こうも急いで憲法を変えることは、
私たちが営々と築き上げてきた平和を、
無残に切り崩していくことだと私は思います。
私は、
現憲法9条の精神を支持します!!!
この問題。
もっと、もっと突き詰めて話あうことが大切だと思います。
後戻りのできないこの大切な問題を、
しっかりとこれからも見ていくつもりです。
今までの記事もお時間がありましたらご覧ください。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
SOS日本国憲法
シビリアンコントロール
宗教
憲法の理念
NPT会議
今日は何の日
国家と憲法
日本国憲法
標榜するもの
原爆60年 オークリッジでは
「戦争と有事法制」という本
自衛隊法改正の中味を見る
笑う者は誰か
自民党改憲案

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一陽来復

今日は冬至です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
太陽黄経が270度のときで、北半球では太陽の南中高度が最も低く、一年の間で昼が最も短く夜が最も長くなる日(実際には数日ずれる。詳しくは昼を参照)。『暦便覧』では「日南の限りを行て、日の短きの至りなれば也」と説明している。
日本では、この日に柚子湯に入り小豆粥や南瓜を食べると風邪をひかないと言われている。中国北方では餃子を、南方では湯圓(餡の入った団子をゆでたもの)を食べる習慣がある。
(wikipediaより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

昔の人は、冬至を「一陽来復」と言い、
人間の魂が一時的に死に、太陽が帰り来て再生すると考えました。
そして、イヤなこと、悪いことはこの日を境にして、
改善、よい方に向かうとしました。
ゆず湯に入りながら、
「一陽来復、いちようらいふく」
と唱えると良い事があるそうです。

寒くて身も心も縮こまるこの季節。
暗くて長い夜。
日の光を懐かしみながら、
人々はやがてやってくるであろう生命の季節、春をひたすら待っていたのでしょうか?

一陽来復。
味わいのある言葉です。

今年もいろんなことがありました。
一年前の記事を読んでいたら、
昨年の漢字は「災」でした。
確かに、心を痛める事件や事故、災害が多くありました。
しかし、
今年もやはり悲しい出来事が多くあったように思います。
そして、今年の漢字は
「愛」
です。
いいですね、、、
愛ですかぁ。

悲しいことや辛いことはあっても、
やさしさや思いやりは忘れたくない。

そんな思いで、
今年の冬至の日は
「愛」を思っています。

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2005.12.21

〇六年度予算の財務省原案

小泉内閣は20日、閣議で〇六年度予算の財務省原案を了承。

予算全体の規模を示す一般会計は〇五年当初予算比3%減の79兆6860億円と4年ぶりの減少。
政策経費である一般歳出も1・9%減の46兆3660億円と、二年連続の減少。

国債の新規発行額は、〇五年度当初より4兆4170億円少ない29兆9730億円となり、
歳入の国債依存度は37・6%と四年ぶりに30%台に低下。

私たちの生活に一番影響のある増税については、谷垣禎一財務相は以下のように語っています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
来年以降の増税論議への「土台を固める」予算と位置付けている。定率減税縮小・全廃などの増税が国民に負担増を強いる形となっており、政府に一段の歳出削減を求める声が強まりそうだ。
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
やっぱりするんですか、、、
サラリーマン増税。
選挙公約はなんだったのですかね、、、
定率減税の全廃(3.3兆円の国民負担増)。
これは痛い。
来年早々にある確定申告。
この時、用紙とにらめっこしながら計算。
定率減税の有り難みがジワジワと身に染みてくる一瞬。
もう、あの喜びはないのか〜〜〜
ひたすら かさばる税金の計算か。
辛いな。

さらに辛いのが、社会保障分野。
高齢化で見込まれた8000億円の自然増分を、医療制度改悪や診療報酬の引き下げなどで1893億円増にまで圧縮。
社会保障費の伸びを0・9%増に抑えました。
また〇六年度には、70歳以上の高齢者のうち、一定以上の所得がある人の医療費の窓口負担を二割から三割に引き上げ。
さらに、〇八年度には70歳から74歳の窓口負担を一割から二割に引き上げる予定。
高齢者は露骨に取られていく仕組みが出来ていきそうです。
歳を取ると、あちこちが痛くなる。
心細くもなる。
いきおい医者に通って、病気は勿論、心のケアだって求めるのは人のとして当然のことだと思います。
ひだまりのような安らぎを求めて、医者に通うお年寄りから医療費をドンドン取り上がることは、
医者に行くなと言うことなのでしょうか?
ね。
谷垣さん。

私個人としては、
無駄使いや思いやり予算など、もっと見直すべきところはいっぱいあると思うのですが、、、

相変わらずの公共事業関係費。
伸び率が高いのは三大都市圏環状道路整備(22%増)、スーパー中枢港湾(36・9%増)、大都市圏拠点空港(28・8%増)です。
無駄遣いの典型と報道でも紹介されている関西空港二期工事の施設整備費には、実に114億円を計上。
米軍への「思いやり予算」には2326億円を計上。
「ミサイル防衛」システムの導入経費として1399億円。

何を優先して、
どこを切り捨てしているか、
政府の考えが示される予算。
今年も、また
庶民には冷たい予算が組まれ、
来年は冷え込む生活が予想されます。

小泉さんになって、
いいことないなぁ〜〜〜

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Jリーグアウォーズ

昨日12月20日Jリーグの年間表彰式Jリーグアウォーズが横浜アリーナにて開催されました。
表彰一覧は公式サイトでご覧ください。


さて、
広島ファンの私にとっては、
佐藤寿人選手がベストイレブンに選ばれたことは、とてもハッピーなニュースでした。
日本人得点王として活躍した寿人。
選ばれて当然と私は秘かに思っていたのですが、
やはり、こうして本当に選ばれると嬉しいの一言に尽きます。
さらに佐藤選手のコメントが素晴らしかったと身贔屓の私は、これまた二重に喜んでいました。
まずは、
一番のサポーターである奥さんをはじめとする家族に感謝。
次に育ててくれたジェフユナイテッド千葉・セレッソ大阪・ベガルタ仙台、そしてサンフレッチェ広島の皆さんに感謝のコメント。

偉い。

聞いていてとても気持ちのいいものでした。
会場からも思わず拍手。

選手は誰でも、サポーターやファンには感謝しているものとは思うのです。
しかし、
大舞台に立ったとき、あのような感謝の発言が出来るということは、
日常、普段から、佐藤選手の中には、
家族や周囲への感謝があるからだと思うのです。
人は咄嗟の時に、平生の自分がでるものと思います。
そう言う意味で、
佐藤選手のコメントはひときわ爽やかであったと思います。

J2で苦労して、苦労して、それでも頑張ってきた佐藤選手。
おめでとうございます。

またそう言う意味では、セレッソ大阪の古橋選手も素敵だと私は思います!
全て環境が整い、その中で才能を伸ばすことが出来る人も、それはそれで幸せだと思いますが、
逆境の中で大切に、ゆっくりと自分の能力を育てた人からは、
学ぶべき物は実に多い。

なお、今回いいなぁ〜〜〜と思った賞の一つに、
Join賞(チェアマン特別賞) 「神達彩花ちゃんを救う会」の募金活動を支援した全てのサポーター
があります。
彩花ちゃんの手術が無事成功しました。ということで、あやかちゃんを救う会のサイトでは、手術の成功を報告。
マスコミでも取り上がられたこのニュースは、
多くのサポーターやファン、そして人々に大きな力づけと励ましを与えてくれました。
これからも大変でしょうが、まずは一山を超えたあやかちゃん。
頑張ったね!
本当に良かった。
確実に成長していくあやかちゃんの姿は、
私たちの喜びであります。
どうぞ、お健やかに!!!

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2005.12.20

異常気象

異常気象なのでしょうか?
今回の寒気の南下 。

気象庁の観測によると、19日午後2時までに全国40カ所で十二月の最大積雪量を更新。
十月末の三カ月予報(十二月—二月)では「気温は平年並みか、高め」と発表。
北陸の降雪量が「多い」確率は20%と予測していました。また、十一月末の三カ月予報でも「十二月の気温は平年並みかやや寒いが、一月は高い」としていました。
しかし、
今月17日発表の一カ月予報では「寒さは一月中旬まで続く」と修正。
寒気の南下は今後一カ月はつづく可能性があるそうです。

では記録ずくめの大雪になった理由は何か?
気象庁気候情報課は、
北極で寒気が蓄積と放出をくりかえす「北極振動」という現象と、
気温変化に大きな影響を及ぼす偏西風(北極を中心に西から東へ吹く風)が南側に大きく蛇行した現象とが結びついたことに注目します。
北極振動 (Arctic Oscillation: AO)とは北極圏とそれを取り巻く中緯度帯の間の気圧場の南北の振動のことを言います。
今までは異常気象と言えば、低緯度のエルニーニョが注目されていましたが、
大気変動で卓越する現象は北極振動であり、その物理的実態や力学的成因を解明することは、異常気象の研究において重要な課題と近年はされています。

さて今回の寒気は、
蛇行した偏西風は「北極振動」で流れ出した寒気を日本列島にひきこむかたちになり、北極からの強い寒気が日本列島に南下。
日本海で水蒸気が供給され、積乱雲が大きく発達したところに放出された寒気が南下。水蒸気の供給をうけ湿った重い雪が降ることになったそうです。
気象庁によると、偏西風は南北蛇行型が発達して日本に影響すると、
冬は今回の豪雪、
夏ならば冷夏や長雨などの異常気象をもたらす原因となることがわかっています。
しかし、南北蛇行パターンがどのような形となるのかの予測は難しいそうです。

世界気象機関が最近発表した報告によれば、今年は史上最高の暑さだったとか。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
世界気象機関(WMO、本部・ジュネーブ)は15日、05年の気象に関するまとめを発表した。それによると、世界の年間平均気温は、資料が存在する1861年以降で2番目に高く、北半球に限れば最も暑かった年になりそうだという。特に、6月と10月は世界全体で、史上最高の平均気温を記録したことがわかった。
今年はまだ半月ほど残っており、確定ではないが、世界の陸地の平均気温は、基準とする1961〜90年の平均気温の14度を0.48度上回る見通しで、98年の0.54度に次ぐ2番目。北半球は0.65度で史上最高、南半球では0.32度で史上4番目となると推定している。特に高い地域も、アフリカ、オーストラリア、ブラジル、中国、米国と広範囲にわたる。
米国などで多数の犠牲者を出したハリケーンについても、記録的な年だった。大西洋で発生した26の熱帯性低気圧のうち、最大風速が32.7メートル以上の呼称であるハリケーンの数は14。いずれも史上最多だという。北極の海氷の面積も79年から2004年の間の平均より20%減少し、衛星観測が始まった79年以降で最低レベルとなった。
WMOは「地球温暖化による熱波の発生は、今後も増えるとみられる。一方で、洪水の被害を受ける地域では降水量が増加する危険性もある」と指摘している。
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ということで最後に、
温暖化に警鐘を鳴らしています。
異常気象が益々進み、深刻な被害をもたらしていることを、
私たちは毎年のようにニュース知ります。
世界のどこかで、
異常気象が起きている。
何故?
その原因の一つに温暖化があり、
その温暖化の原因が何か、、、
とまで考えが及んだとき、
私たちが「何をなすべきか」は自ずと答えが出てきそうです。

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ニューホライズン探査機

初の冥王星探査機、年明けに打ち上げされるそうです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
米航空宇宙局(NASA)は19日、太陽系の第9惑星の冥王星を調べる無人探査機「ニューホライズンズ」を来年1月17日から2月14日の間に打ち上げる、と発表した。順調に飛行を続ければ、9年後の15年半ばには冥王星に接近する。

 冥王星は1930年に発見された。太陽から最も遠いため、観測は難しく、これまでに到達した探査機はない。NASAによると、ニューホライズンズは、冥王星と、その衛星カロンの大気や地形などを調査する。その後、冥王星の軌道付近で小天体が集まっている「エッジワース・カイパーベルト」も探査する。太陽から遠く離れた場所では太陽光発電に頼ることができないため、動力にプルトニウム電池を利用する。

(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
New Horizons Web Siteに詳しい情報が載っていますので、
興味のあるかたは是非ご覧ください。

来年早々の1月12日。
アメリカ、フロリダ州 ケープカナベラルの 41番発射台(LC-41)から アトラスVロケットによって、 04時07分に打ち上げられる予定のニューホライズン探査機。

まず2007年2月25日頃、木星に接近する予定。
その 最接近時には木星半径の32倍以内を、秒速21kmで通過 するということ。
勿論、木星の観測も行われます。

木星から冥王星までの間のコースで、「セントール天体」(Centaur objects. ケンタウルス天体とも)にも接近できる可能性もあるとのこと。
軌道上最も太陽に近い点が木星軌道の外側にあり、軌道長半径が海王星軌道内にあるような天体を 「セントール天体」とよんでいます。

そして、いよいよ冥王星接近は2015年7月14日頃。
地球を出ること15年。
冥王星から約9600kmのところを秒速11kmで通過の予定。 衛星カロンにも27000kmほどに接近します。 2017年から2020年にはカイパーベルト天体にも接近。

うわっ〜〜〜
ワクワクしませんか?
冥王星への旅。
実に15年。
探査機は、黙々と目的に向かい宇宙に飛び立つ。
虚空の彼方にある星を目指して。
吸い込まれるように消えていく探査機を待っている星ぼしにはどんなドラマがあるのだろう?
その誕生と存在の証を解明するために探査機は太陽から離れ、ひたすら飛ぶ。
途中、木星があり、海王星があり、得体のしれない冥王星へと行く。

遠い昔、人々が焦がれた宇宙へ、
今、さらなる一歩を踏み出そうとしている。

私たちの夢と憧れと科学を持って、
星への探検物語は始まる。
この探検が実り多いものであることを祈らずにはおれない。
そして、地球で待っている私たちの15年後に思いを寄せると、
私たち自身が、
幸せであることを祈らずにはおれない。


南西の空にひときわ煌めく金星を仰ぎながら、
ワクワク、ソワソワと待つ楽しみが出来たと今は嬉しく思っています。
楽しみだぁ〜〜〜

冥王星かぁ。
彼方にある星です。

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2005.12.19

米大統領、令状なしの通信傍受を許可認める

米大統領、令状なしの通信傍受を許可認める 30回以上と言うニュース。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ワシントン(CNN) ブッシュ米大統領は17日、恒例のラジオ演説を異例の映像付き生中継で行い、国家安全保障局(NSA)が裁判所による令状なしに、大統領令のみにもとづいて通信傍受を繰り返していた問題について、米国の安全保障のために同時多発テロ以降30回以上も許可してきたと認め、その必要性を強調した。

NSAが01年の同時多発テロ以降、米国内と海外の国際電話や電子メールなどを大統領令のみにもとづいて通信傍受してきた問題については、ニューヨーク・タイムズ紙が16日に報道。CNNもこれを確認した。

ブッシュ大統領は演説で、NSAによる通信傍受を許可することは、大統領としての自分の「憲法上の責任と権限」に「十分に合致する」ものだと強調。「アルカイダや関連テロ組織につながりがあると分かっている人々の海外との通信を傍受するよう」NSAに認めていたのは「テロ攻撃を察知し防止するためだ」として、同時多発テロ以降、「30回以上、この計画を許可してきた。この国がアルカイダや関連組織の脅威にさらされている限り、許可し続ける」と言明した。

その上で大統領は、一連の報道が、米国の国家利益と安全保障を損なうものだと批判。「この秘密作戦の存在がマスコミによって明らかにされた。その結果、敵にわたるべきでなかったこの情報が敵のものになってしまった。この作戦を政府の承認なしに公表したことで、米国の安全保障が損なわれ、市民が危険にさらされることになった」と述べた。

大統領の演説を聞いた野党・民主党のファインゴールド上院議員は、大統領の行動は違法だとして、「悲しい日だ」と話した。またテロリスト監視のために通信傍受が必要な場合には、既存の外国諜報活動監視法に基づき裁判所に令状請求すれば済むことだと批判した。

人権侵害と批判の強い愛国法の延長を審議している上院では、新たに発覚したこの通信傍受の問題で多くの民主党議員が政府批判を強めている。

一方で大統領は、「審議引き延ばしはやめ、上院は延長を可決すべきだ」と述べ、愛国法の延長を早期可決するよう呼びかけた。

(上記ニュース全文掲載)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ブッシュさん。
どこどこまでも行きますね、、、
堕ちていくのかな?
ブッシュさん。

ブッシュさん。
大好きな自由を守るため、平和を守るためと、
何回も何回も演説で言われる。
しかし、ブッシュさん。
あなたの自由とは、
平和とは一体何なのか?

今、あなたは
あなたが利用、駆使したその情報で、
ご自分がからめ取られていくその恐怖を覚えていらっしゃる者と思います。
他人の言動を盗聴をして、監視。
偽の情報を流してイラク戦争突入。
そして3万人の無辜の命が犠牲になりました。
罪深いことです。
あなたの神は、それでもあなたを赦すのだろうか?
あなたの神の求めるものは、
多くの血と涙と恨みからしか得られないのだろうか???
あなたの神はそうかもしれない。
しかし、
それはアメリカ人のそれとは違う。

アメリカの多くの
多くの国民は善良で明るくて、陽気でそして闊達。
何よりも自由を愛し、
自由を誇りにしている。
そんなアメリカ人の威信をあなたは今回傷つけたことを
お気づきでしょうか?
ブッシュさん。

ブッシュさん。
日本のお経にはこんな言葉があります。
「多欲の人は利を求むることが多き故に苦悩もまた多し」(遺教経より)
あなたの聖書はなんと書かれているのだろう?

ブッシュさん。
人はいつまでも騙し通せはしない。

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小泉さんの本音

消費税率上げ「2007年度はない」と、小泉さんが答弁。
しかし、上記ニュースでは、以下のように解釈。
〜〜〜〜〜〜〜〜
2008年度以降になるとの認識を示した。引き上げの判断は「全体の財政状況、歳出削減の進み具合を見てからだ」と語り、当面は歳出削減の徹底を優先させる姿勢を強調した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
(中略)
首相らが07年度の消費税率引き上げに否定的な考えを示したのは、歳出削減を徹底する狙いに加え、07年春から夏にかけての統一地方選や参院選への悪影響を懸念しているとみられる。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
なるほど、
なるほど。
選挙ですか。
なるほど。
そりゃ、今のママでは、参議院、ちょっと厳しくなることは予想されます。
国民も先の衆議院での自民党の圧倒的な勝利には危惧を覚え、
そこへ持ってきての、耐震強度偽装問題。
とくに、民主党の長妻さん、馬淵さんが熱い。
小泉さんの七光りも自民党の○○議員にはきかなかった。

このままいけば、
次の参議院は厳しいものになる。
それに、社会保障の切り捨てや所得税の増税は、提案できなくなる。
まずは、赤字、赤字、赤字を言い続け、社会保障をばっさり切り、
所得税をトコトン絞り上げて、そこからさぁ〜〜
消費税は、
と、いう算段をなさったのでしょうか?
また、
一方、国外に目をやれば、
問題は山積。
頼りのブッシュさんも相変わらずの低支持率でいつもながらのパロディーも出る始末。
ニューヨークタイムズにもすっぱ抜かれたブッシュさん。
めぐみさんの問題も、暗礁。
東アジア首脳会議でも、もう一つ。
そんな小泉さん。
こりゃ、ちょっと強気の政策は危ういかな?
とかとか考えて、
一応、07年度の消費税率は上げないよ。
しかし、08年度以降はわからないよ。
と、曖昧に言えばなんとかなるさ〜〜〜〜
と、判断したのでしょうか?
小泉さん。

つまり私たちは猿山のサルよろしく朝三暮四ということなのでしょうか?
小泉さんのシナリオでは私たちは、お猿さんかぁ〜〜〜

「消費税を上げるぞ」
「ブーブー」
「ノーノー」
「ううう〜〜〜んん。じゃ、福祉を切り捨て、税金を上げてからにするよ」
「うんうん」

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Jユースサハラカップ

昨日19日。世間の大方のサッカーファンは天皇杯かトヨタカップに注目しているものと思われますが、若者たちの試合も静かに確実に行われています。
私は夫と昨日は長居第2陸上競技場まで足を運んでユースの応援に行きました。
Jユースサハラカップ準々決勝。
サンフレッチェユースとG大阪ユースとの戦いを観戦するためです。
結果はPK戦で残念ながら敗れ、4年連続の決勝進出を逃しました。

昨日は寒かった!
なにしろ日本列島59年ぶりの大寒波とかで、
北から南まですっぽりと寒気の中に入り、
朝、相当の決意をして家を出ました。
完全防備。
帽子、マフラー、手袋、ひざ掛け、使い捨てカイロ。
水筒には暖かい飲み物を用意して、いざ出発〜〜〜〜

長居に着いたのは試合開始30分前。
お日様が出て、そこだけはポカポカ。
しかし風は冷たい。
ピューピュー。
ブルブル。
肩を落とし、背中を丸めて、なるべく表面積を小さくして風に向かって歩くこと10分。
スタジアムに着けば、もうサポーターや観客の皆さんが、
立錐の余地もないくらい席を占めている、、、
なぁんてことはありません。
どの場所が一番風を防ぐことができるかなどと不埒なことを考えて、
結局サポーターの隣に座りました。
やっぱり、こう寒いと音だけでも景気よくやらねば、、、
待つ間も寒さがジンジンと足から上がってきます。
コンビニで買ってきたおでんをアッという間に食べて、
食べてしまえば、後は寒さが募っていくだけ。
試合が始まる前から、
「帰りは絶対、串カツを食べて帰ろう」と固く決意。
と、まぁそんな寒さの試練をしている間にも時間は経ち、
いよいよ試合開始。
試合が始まるや否や、急に後ろの席が
賑やかになりました。
キャ〜〜〜
ギャ〜〜〜〜
いけっ=====
後ろを振り返るとどうも選手の保護者の方のようです。
「コラッ===○○、起きあがれ!!!」
と、叫んでいます。
開始間もなく、なんとなくの相手の攻撃で先制されました。
「アラッ〜〜〜うちの子、まだ一回もボールに触っていない」
とかとか、、、
なんとも微笑ましい声援に思わず私はニコリ。
ユースならではの牧歌的な雰囲気が楽しい。
試合はその後、広島は押していたのですが、前半は無得点。
ハーフタイム。
寒さがまた浸みてきた。
ジワリ、ジワリ、、、と。
絶対、
絶対、
帰りは串カツ食べるぞ!!!
さらに固い決意。
やがて後半が始まり、早々に広島は怒涛の攻撃で一点を返します。
同点。
その後、何回も何回も何回も攻撃を仕掛けたのですが、ガンバユースの固い守りにあい、
引き分け。
そして、PK戦。
うわっ〜〜〜〜
去年を思い出す。
イヤな予感。
残念なことにこの予感は的中して、広島は負けました。
残念。
本当に残念。
すっごく良い試合していたのに、、、
攻めて、攻めて、攻めていたのですが。

勝負はいつだってどちらかが勝ち、
一方が負ける厳然たる事実があるのですが、
やはり負けると哀しくて辛い。
しかし、この経験を活かして、
さらに大きく強くなっていってもらいたいとファンの私は大きく、大きく
何度もいつまでも拍手していました。
応援席のみんなが総立ちで選手にエールを送っていました。
「♪さぁ、、立ち上がろう〜〜〜
広島、ヒロシマ、ひろしま、、、、」
と、力一杯の歌を選手の皆さんに送りました。

素敵な試合をありがとう。
ノビノビとした試合でした。
フレッシュでピュアで、エネルギッシューでした。
若者らしい、真剣な試合は観ていて本当に楽しかった。
とても素敵な試合でしたよ。
これからも、
これからも、
頑張って下さい。
応援しています。


そうそう、
帰りは勇んで串カツやに行ったのですが、
お休みでした。
ああああ〜〜〜〜
残念。
長居の串カツ、おいしんだよなぁ。

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2005.12.18

南米代表サンパウロが優勝 

南米代表サンパウロが優勝 サッカー世界クラブ選手権ということで、
今日はサッカー三昧。
実はユースの試合観戦のために長居スタジアムまで行ってきました。
その観戦記は明日書きたいと思っていますが、、、
さて、サッカー世界クラブ選手権。
こたつに入りながらのテレビ観戦。
凍るようなスタジアムで応援してきた身には、天国、極楽。
寒いだろうなぁ〜〜〜と観客席を見ながらビールを飲む幸せ。
尤も、どんなに寒くてもスタジアムは楽しいのですが、、、ね。
さてさて試合の内容は、前半27分にサンパウロが先制。
その後は、リバプールが押しに、押しに押したのですが、
一点を守り抜かれてサンパウロが優勝。
何回もゴールを割ったのですが、オフサイド。
すべて幻のゴールで終わりました。
術中にはまっているのでしょうか。
サンパウロの方が試合巧者の感がしました。
と、いうわけで、納得のいく勝利を収めたサンパウロの選手のみなさん。
おめでとうございます。
リバプールの選手のみなさん。
最後の手に汗握るプレーは迫力があって素敵でした。
有り難うございました。
そして、
そして、
やっぱり、今回シドニーから出場したカズさん。
イチバンかっこよかった、
と、私は思っています。

ああ、、、
面白かった。
今年もトヨタカップが終わり、後は天皇杯かぁ、、、
広島は残念ながら負けたけれど、やはり気になります。
優勝の行方が。

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忘れられた子どもたち 子供白書より

ユニセフがこの14日、2006年版子供白書を発表ました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
白書では、貧困や社会的文化的性差(ジェンダー)、障害、戦争、エイズ感染などを背景とした差別や虐待にさらされ、公的サービスから取り残された「忘れられた子供たち」の存在に焦点を当てた。中国を除く途上国では、出生登録等が整備・実施されていないために、子供の2人に1人は法的に存在しないことになっているという。

 問題解決には15年までに、貧困・飢餓の半減や初等教育の発展などを目指すMDGsに沿った(1)貧困と不平等の解消(2)武力紛争の予防(3)差別を禁止する法律の導入・施行(4)能力育成など子供たちに焦点を当てた予算配分——が不可欠と指摘している。
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

2015年までに一日一ドル未満で生活する人口を半減することなどを定めた国連ミレニアム開発目標が実現すれば、五歳未満で死亡する子どもの数を未達成の場合より三百八十万人減らすことができると述べ、取り組みを急ぐよう求めました。

エイズに関しても深刻です。
エイズで親を失った子どもの八割超がサハラ以南のアフリカに住んでいます。
また、武力紛争は目に見えての悲劇を生み出しています。
死亡した民間人のうち約八割が子どもや女性だったことも白書では列挙しています。
貧困や紛争などは、最悪の場合、子どもたちを売春、犯罪、性的な虐待、過酷な搾取労働などに巻き込み、家族や社会、公共機関との関係を失わせることを強調。
人間の尊厳を奪っていきます。
これを「姿の見えない存在」と言い表し、警鐘をならしています。
その社会が健全かどうかの指標として、
弱者といわれる立場の検証があります。
子ども、お年寄り、女性などなど、、、
今、
世界の中で子どもたちが声なき声で訴えている。
叫んでいる、、、
忘れられた子どもたちが日々生まれていくこの現状をしっかりと見つめていく必要を感じます。

白書では、
子どもが置かれた状況を改善する上で、
「各国政府が第一の責務をもつ」ことを呼びかけ、政府が子どもの実態調査、改善のための立法、財政措置、支援プログラムを進める必要性を提起。その上で国際機構や市民社会と協力し、子ども自身のプログラム参加も促しながら問題を克服していくよう訴えています。
この問題は、大きな視点、長いスパンで考えていかなければなりません。

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真央さん 優勝

浅田真央が優勝、SP・フリーともに1位・フィギュアGPということです。
おめでとうございます。
15歳の浅田選手。
可愛くて、チャーミングで、
ちょっとコケティッシュで魅力一杯の浅田真央ちゃん。
それこそ真珠のような汗を光らせてインタビューに応じている姿が真剣で、私は応援していました。
年齢制限でオリンピックには出場は出来ないとか、、、
残念で仕方がありません。
が、
特例を作るとキリがないので仕方ないのでしょう。
次の大会にはさらに成長をしてあでやかになっているであろう浅田選手を見ることが出来るだろうと、今から楽しみにしています。

トリノまで後わずか。
日本選手の活躍を祈っています。

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2005.12.16

ありがとう カズ

シドニー、2−1で勝ち5位にになりました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
サッカーの世界クラブ選手権(トヨタカップ)第5日は16日、5位決定戦が東京・国立競技場であり、オセアニア代表のシドニー(豪州)とアフリカ代表のアルアハリ(エジプト)が対戦。シドニーが2—1(前半1—1)で勝った。シドニーのFW三浦知良は1回戦に続いて先発し、フル出場した。
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
と、いうことで、カズが所属しているシドニーは5位。

面白かった。
とくに後半も後半。
カズ、あわや交代劇?
という場面。
スタジアム中のブーイング。
監督もこれには脱帽。
結局、カズの交代はなくなり、フル出場。
その後の5分ばかりは、
カズのイキイキとしたプレーを見ることができました。
そして、
チームは勝利を納め、
カズのシドニーでの活躍に大きな花を咲かせました。
おめでとう!
カズ。

それにしても、
それにしても、
カズは凄い。
そんな月並みな言葉しか浮かびません。
彼の偉大な功績に対しては。
彼の真摯なサッカーへの思いに対しては。

カズが走り、
カズが蹴る。
そしてカズが踊る。
そのカズに魅了されるサポーター、ファン。
何故?
何故なら、
カズは草分けであり、
パイオニアであり、
そして現役である。
いつまでも現役である、そんな予感がするカズに私たちはワクワクするのです。

もう、走ることができない。
もう蹴ることができない。
もう踊らない。
それでも、
カズはカズなのです。
素敵です。
本当に素晴らしい!!!

ありがとう。
カズ。

今度は横浜でも
また素敵なプレーを見せてください。
応援しています。

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大増税時代の幕開け

与党、来年度税制改正大綱を決定・実質増税は2兆円超ということで、
いよいよ大増税時代の幕開けです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
所得税と個人住民税の定率減税を07年に廃止し、企業向け減税はIT(情報技術)投資促進税制の廃止など大企業向け中心にほぼ半減。平年度ベースで2兆円を超える実質増税となる。
自民党税制調査会の柳沢伯夫会長は同日の記者会見で「財政再建と景気対策の中立のところまで戻した」と強調した。

 与党は景気回復が続いていることを踏まえ、税制改正の軸足を景気対策型から「財政重視」に移しつつある。大綱では消費税について「07年度をめどに消費税を含む税体系の抜本的改革を実現させるべく取り組んでいく」と明記。来年度は税率上げを含む論議が最大の焦点となる。

(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ううう????
景気回復が続いている?
あなたは実感できますか?
景気回復を、ご自分の生活で、
あるいは周りの方々から。
私は残念ながら
できません。
今、日本列島を猛烈な勢いで襲っている寒波よりお寒い台所事情です。

では、この中身をもう少し見ましょう。

定率減税が全廃されるとのこと。
実施されれば、
年収500万円のサラリーマン四人家族のモデルケースでは、
年間35000円の増税になります。
また話題の
酒税体系の見直し。
現行の10種類の酒類分類を四分類に簡素化。ビール風アルコール飲料、いわゆる「第三のビール」の税額を最大3.8円引き上げます。
たばこ税については、一本一円相当増税することを盛り込みました。
さらにさらに、
大綱は、消費税増税について、「実現させるべく、取り組んでいく」と、より強い表現に変わりました。
つまり取りやすいところ、確実に取れるところからは、
ドンドンとりまっせ。
と、いうことです。

では、政府の言う「景気回復」。
果たして、本当に回復しているのか?
私の財布事情とは別に客観的に見た場合、日本商工会議所や日本百貨店協会など、経済団体からも反対・慎重意見が出ています。
つまり家計の可処分所得を削り取ってきた現やり方では、消費が冷え込んでいるからです。
実際、
大企業・大銀行は過去最高益を更新しています。
一方、民間給与の総額は下がり続けています。
大企業の数字で景気回復と判断され、
税金を納めろと言われても、
給料は上がらないのだから、庶民には景気回復は無関係です。
もちろん、
深刻な財政破綻については、
なんとかしなければならないとは私も思うのですが、
だからといって、
即、税金というのは、
「いかがなものか」
と、代議士先生の言葉じゃないが思います。
どうして、
景気回復の判断材料になった大企業から、もっと取らないのだろう?
空前の利益をかせぎ、昨年末時点で82兆円の余剰資金を抱える企業からは?
また、
株を動かすだけで大もうけを上げている企業。
株式売買益には、わずか10%の特例税率だけ。

無駄を見直せば、もっと財源は捻出されるのでは。
と思います。
いずれにしても、
お寒い、
おさむい台所事情はまだまだ続きそうです。

 

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仰木監督

前オリックス監督の仰木彬さん死去というニュースを今朝、FMで聴いてビックリ。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
まだお若い。
まだまだいろんなことをして頂きたかった。
その突然の死に関係者の方の嘆きや哀しみは大きいと思います。

私はこの頃野球はあまり見ていないので、
ここ最近の仰木監督についてはあまり知らないのですが、
昨年、イチローが偉業を成し遂げたときの監督のお顔を思い出します。

以前は所沢近辺に住んでいたことがある私は、
西武ライオンズファンで、
かなり球場に足を運んでいました。
仰木監督は敵。
だったのです。
知将でならした監督の駆け引きが面白くて、
ワクワク、ハラハラしながら応援をしていたことを思い出します。
そんな手強い仰木監督。
阪神大震災の折、
「がんばろう神戸」など野球を通して、
被災なさった方々への励ましはあまりにも有名。
スポーツが人々に与える勇気や力を実践で証明してくださいました。
また、
多くの選手を育てました。
これから、まだまだ多くの、多くの〜〜
監督の薫陶を待っている未来の大選手たちが控えていたのに、、、
残念なことです。
しかし、
仰木監督の偉業を思うとき、
感謝でお送りするのが一番ふさわしい。

仰木さん。
本当に、
ほんとうに、
有り難うございました。
どうぞ、安らかにお眠りください。

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2005.12.15

♪もみの木


もみの木 もみの木 おいやしげれる
もみの木 もみの木 おいやしげれる
こかげをさまよい かたりしおもいで
もみの木 もみの木 今なおこいし

乙女よ 乙女よ 汝は何処に
乙女よ 乙女よ 汝は何処に
こかげをさまよい 誓いし幸の日
乙女よ 乙女よ 汝は何処に行きし

クリスマスが近づいてくると、
クリスマスソングがあちこちで聞こえてきます。
そんな楽しい歌の中にあった一つが「もみの木」。
ドイツの深くて、暗く寒い冬を思い出します。
ケルンの大聖堂のクリスマスツリーを見に、田舎から電車で行きました。
高くて、広くて、寒い電車の駅。
待っているだけでブルブル。
ようやく来た電車に乗ってケルンに着けば冷たい雨が降っていました。
やがてみぞれになるであろうその雨に打たれながら、
家族と、クリスマスプレゼントを探して、うろうろ歩きました。
大聖堂の前の大きなクリスマスツリーは、
柔らかで暖かい光りに包まれています。
その周りにお店やさんが一杯出ていて、
お客相手に丁々発止。

寒くて、
暗くて、
明けないドイツの夜はこれからますます深くなります。
やさしくて、せつなくて、美しい「もみの木」のメロディーがよく似合う。

さてさて、そんなケルン。
日本代表キャンプに最も近い開催地ということで、
サッカー日本代表と浅からぬ縁(?)のある町なのでしょうか?

来年のW杯。
楽しみです。

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大量破壊兵器は誤り

米大統領、大量破壊兵器「情報誤り」と言うニュース。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
大統領は「機密情報の大半は結果的に間違っていた」と認め、さらに「イラク戦争に踏み切った決断に責任を持っている」と述べ、開戦の決断は正しかったと強調した。機密情報の間違いについても情報機関改革などを通じて改善することを改めて約束した。

 発言は、イラク戦争開戦の最大の根拠としてブッシュ政権が掲げたWMD情報の取り扱いに関して政権の責任を認めたものではない。情報機関の判断の誤りにもかかわらず、開戦を決断したブッシュ政権の決断自体は正しかったと開き直るものだ。
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
アメリカ国内でも、イラク開戦の大義や、
その後のイラク国内の混迷、泥沼化の責任を問う声が大きくなり、
さすがのブッシュさんも、持ちこたえられなくなったのでしょうか。
しかし、
なお、その決断は正しかったとの開き直り。
どこが、どの様に正しかったのか、の説明は演説には述べられていませんでした。

15日国民議会選に向け、
さらに緊張の高まっている現地イラク。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
一方、選挙関係者への襲撃も続いている。西部ラマディでは13日、スンニ派の「イラク自由進歩党」のミズハル・ドレイミ党首が銃撃を受け、死亡した。同氏は04年の日本人3人拉致事件の際、解放交渉の「仲介役」を自称してメディアに登場したことで知られる。また、中部ティクリートでは14日、投票所が約30分間銃撃を受けた。
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
こうした中、
サマワ陸自宿営地付近に着弾か 隊員・施設に被害なしなどのニュースが新たに伝わってくれば、
自衛隊の方々の安全が心配されます。


さてイラク戦争、日本の判断の正当性改めて主張 官房長官ということで、日本政府はイラク開戦は間違いでなかったと発表したようです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「イラクが過去実際に大量破壊兵器を使用した事実や国連の査察団が指摘した数々の未解決の問題にかんがみれば、イラクへの武力行使が開始された当時、大量破壊兵器があると(米国や日本政府が)想定するに足る理由があった」と強調。
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
アメリカでさえ、大量破壊兵器は間違いであると認めた今、
(それが操作されていた情報であることは露呈しています)
なお、当時はそう判断せざるを得なかったと言う日本政府。
この弁をそのまま信用するなら、
日本って、相当にアメリカに信用されていないのですね。
この期に及んでまだ正しい情報を教えてもらえない。
不憫な使いっ走りなのか、、、
アメリカにとって日本は。
そう言えば、
ブッシュさんの二期目の大統領就任の折のパロディーにも小泉さん登場しなかったなぁ〜〜〜
なぁんて思い出しています。

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証人喚問 雑感

耐震偽装問題をめぐる証人喚問が昨日14日、行われました。
渦中の姉歯氏や総研の内河さんなどが出て答弁。
昨日は、忙しくて中継を見ることが出来なかった私は、
ビデオに録って、今、こま切れのようにワンシーン、ワンシーンを見ています。
きっこさんの迫力と情報量と筆力には遠く及ばないので、問題点のあれこれはきっこさんにお任せして、
私は雑感をつらつらと書き連ねていこうと思います。

本当の悪は誰か???
内河さんや、それにかかわる政治家の臭いがプンプンとする今回の事件。
確かに内河さん。
相当、悪そうです。
今朝の朝ズバで司会のみのさんが、
「晩節を汚す」と内河さんのことを言われていましたが、
私は、テレビのみのさんに向かって、
「違う、ちがう。
晩節になる前から汚れた生き方をしていたんだよ。この人は」
と言っていました。
内河さんの今の心境は、こうした状況に追い込まれたことへの反省ではなく、
恨みと罵りと焦りと怒りで一杯だろうと想像しています。
お金はタンマリあるだろうが、
人としての「格」を思うとき、気の毒でもあります。

さて、こんな内河さんのことは、おいといて、
今、あちこちでも話題になっているように、
「規制緩和」の結果の一つであることを忘れてはいけないと思うのです。
果実はどこに 「規制緩和」を追うということでシリーズで連載、その1が建築基準法でした。
建築基準法や規制緩和で検索下さい。
詳しい情報を載せたサイトが見つかると思います。

規制緩和の先にこうした旨み、甘みをむさぼり食おうという者が跋扈することは、
疑問の余地がありません。
では、問題をさらに先に進めるならば、
規制緩和を求めた者、
規制緩和を強いた者、仕掛人は誰か?
と、疑問は膨らみます。

答えは財界とアメリカの対日要求です。
食と森の認証のサイトから引用します。
長いですが、お付き合いください。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 アメリカ政府が日本政府に宛てた『規制撤廃要望書:日本における規制撤廃、競争政策、透明性及びその他の政府慣行に関する日本政府への米国政府要望書』がある。
 通信産業や自動車、フィルムなど、個別の分野でアメリカからの自由化要求があることは、新聞報道でも伝わってくる。

 しかし、この『規制撤廃要望書』を読むと、約40ページにわたり、金融、医療機器・医薬品、構造問題、電気通信、政府慣行など、多岐の分野について、そして日本の法規なども含め具体的な指摘がなされており、アメリカの要求がいかに包括的で詳細に及んでいるかがわかる。

 この文書は、1994年から98年まで、毎年秋に出されているが、年を追うごとにより具体的に、そして、優先順位や実行期限を明記した緻密な内容へと変化してきている。 さらに注目すべき点は、昨今の日本の規制緩和政策が、いかに米国の要望リストに酷似しているか、ということである。
(中略)
 一つ目の例は、98年、実に48年ぶりに行われた建築基準法の抜本改正である。

 住宅分野に関する米国政府の過去の要望を見ると、一貫して、製品や建築の基準・認可方法を、従来の仕様(工法、材料、寸法など)を重視したものから、性能(耐震性、防火性など)に基づくものに改めるべき、と主張している。

 そして、実際の性能が同等であれば、米国製品も日本製品も同じように認可すべきである、また、米国機関による検査や認可を、日本のそれと同様に受け入れるよう要求している。

 例えば、1997年の要望書にある「性能に基づく(製品)試験方法および手続の導入」や「建築基準法を性能規定化するための国会への法案提出(1998年3月31日まで)」などがそれである。

 この背景には、海外で認められている製品や建築技術を使用する場合でも、建設大臣の認可を受ける必要があり、これが認定に時間がかかる非関税障壁になっている、という批判がある。

 さて、これを受けた形でなされた日本政府の対応が、1998年3月17日の建築基準法改正案の国会提出である。

 3月31日まで、という米国要望の期限もきっちり守っていると同時に、この改正案のポイントの一つが「性能規定の導入」となっている。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

なお詳しくは「規制撤廃要望書:日本における規制撤廃、競争政策、透明性及びその他の政府慣行に関する日本政府への米国政府要望書」などで検索下さい。

また今多くの方に読まれている
拒否できない日本 アメリカの日本改造が進んでいるなども是非ご覧下さい。

と、まぁそんなわけで今日の犯罪があるわけです。

総研の内河さん。
来るところまで、行くところまで行ったら、
全部、話たほうが宜しいと思いますよ。
所詮、あなたもコマの一つだったのだから、、、

なお以前に書いた関連記事を載せておきます。
お時間がございましたらご覧ください。
これからも、この問題については、考えていきたいと思っています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
建築基準法
骨太偽装国会?
第2回参考人招致

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2005.12.14

トヨタカップ準決勝

サンパウロが決勝進出、アルイテハド下す トヨタ杯ということで、トヨタカップは
南米代表のサンパウロ(ブラジル)が3―2でアジア代表のアルイテハド(サウジアラビア)を下しました。
まずは、決勝進出を決めたサンパウロ。
ゴールキーパーのセニがカッコイイ。
私はケビン・コスナーに似ていると一人で思っていました。
と、まぁそんなことはどうでもいいのですが、
この試合。オモシロかった。
レベルが高かった。
負けたとはいえアルイテハド、スゴかったと私は思いました。
パスが繋がる。
攻守の切れがいい。
そしてなによりもサッカーが好きという感じが伝わってきました。
とてもいいチームだったと思います。
さて、明日はリバプール(イングランド)―デポルティボ・サプリサ(コスタリカ)の対戦。
これまた目が離せません。

両チームの選手のみなさん。
素敵な試合をありがとう!

 

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2005.12.13

ゲド戦記 映画化

スタジオジブリが新作『ゲド戦記』発表と言うことで、
来年7月に劇場公開。
楽しみです。
ゲド戦記は、子どもが小さい頃、読み聞かせをしていた本の一つです。
私は何故かゲド戦記というと、夏至と冬至を思うのです。
日本民話の八郎とか三コとかぶるのです。
影絵の雰囲気と背景の素朴さ、自然と人間と神との融合の時代設定が重なるのでしょうか。
また、本棚から出して読み直そうとイソイソとしています。
どんな風になるのかな?

そう言えばナルニアはアメリカで公開。
評判はまずまずのようです。
日本では来年3月。
ワクワク。
テレビ版のナルニアを見たことのある私にとっては、
映画のキャスト、とくにルーシーは気になるところ。
一応、予告編では、イメージ通りの可愛い女の子のようですね、、、

ファンタジーがドンドン映画化され、
夢と希望と、冒険が子どもたちの心の中に、
すんなりと入っていったらいいなぁ〜〜〜と思いながら、
劇場公開を首長くして待っています。

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異常と正常

紗也乃さんの葬儀営まれる 京都・小6殺害と言うニュース。
どのように、なんと書いていいのか、言葉が上手く見つかりません。
元気に塾に行った我が子の変わり果てた姿を目にしたご両親の胸のうちを思うにつけ、
短絡的な犯人の行動に怒りを覚えます。
どうぞ、安らかにお眠りください。
と、
ご冥福を祈る言葉だけが先へ先へと出てきて、
哀しみを募らせます。
何回も、どの局でも流されるテレビの映像を見ながら、
やり場のない怒りを感じています。
たとえようのない哀しみで一杯になります。
そして、居ても立ってもいられない不安がシンシンと浸みてくるのです。
何故?
こうした惨しい事件が、こうもこうも連続で起こるのだろう?
何故?
弱くて可憐な子どもたちの命があさっりと奪われていくのだろうと、、、

今回の事件でも、テレビ番組は多くの識者をゲストに向かえ、
犯人の異常性を「心の闇」と評して、
日常に潜む危険について「子どもたちが狙われている」というタイトルでセンセショーナルに取り上げていました。
しかし、どの番組を見ても、
誰の意見を聞いても、
本当のところは分かりません。
何故なら、
みんな限られた情報の中での解釈で、本人ではないから。
情報の解釈をする場合、誰もが陥りやすい主観的な意見からの呪縛にからめ取られている識者の見解は、説得力と迫力に欠けます。
如何に客観的に情報を処理するか。
マスコミのそんな存在意義が問われています。
残念ながら、
勧善懲悪方式のような気がしてなりません。
それでは、いつまでたっても問題の解決にはならない。
泥棒を捕まえてから縄をなうと言ったものです。
尤も、マスコミはそれでいいのでしょうが、識者はもっと識者らしい答弁が欲しい。

さてさて、
私は今回の犯人。
普通の人だと思います。
私や、あなたや、そのまた隣にいる普通の人です。
人は、誰でも生きていく中でストレスに晒され、思うようにいかないことだらけ。
そのストレスと如何に向き合い、折り合いを付けていくか、、、
誰だって、朝起きたら「チョウチョ===チョウチョ〜〜〜」と焦点の合わない目で歌ている可能性はあります。
その異常と正常の狭間で揺れ動きながらバランスをとって生きています。
時には怒り、時には力にまかせてしまうこともあります。
時には言葉で人を傷つけ、言葉で傷つけられ恨むこともあります。
そんな繰り返しの中で人は生きている。
異常と正常とは紙一重。
その中でストレスを発散する知恵を身につけていくものと思います。
そんな危険な自分の中での撞着。
しかし、
この犯人は一線を超えてしまった。
何故?
答えは、
幼いからではないかと思います。
これに関しては教育関係の識者の方も言われていました。
少なくとも、マスコミが取材しているような近所住民の語る異常性は、問題の本質を見失わせると思います。
単に幼いのではないでしょうか?
では、何故幼いか?
と、言う次なる質問になったとき、
社会の問題、親子の問題へと移っていくと思います。
社会の問題としては、
やはり学歴重視の日本が抱える病理の一つではと考えます。
勝ち組、負け組で二極化されようとしている今日の日本。
幼い頃からギュギュで勉強してきた。
しかし大切な何かを育てることを忘れたのでしょうか?
その判断材料が、ますます学歴であるとしたら、心の闇より社会の闇に光をあてることが先決ではないでしょうか?
次に親子問題。
この問題も社会の問題と不可分です。
世の中、世間と言われる実態はないが厳然とある評価に振り回されながら、
いつの間にか、世間の目で自分を評価することに安心してしまった親たちのなんと多いことか。
しかし、一人ひとり子どもたちは違う。
型にはめることは楽だけれど、丁寧ではない。

いつの間にか、
私たちは社会においても、
異常と正常の綱引きの中で翻弄されてきたのでしょう。

本来、自由とは自らが由って立つことなのに、、、
自由にものを考えられなくなったのかもしれません。
残念なことです。

この事件。
いろんな意味で、私たちに警告を発していると私は思います。
まだまだ追求していく必要がありそうです。
今回はここまでとしますが、
今後もこの問題、考えていきたいと思います。
どうぞ、おつきあいください。

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2005.12.12

義経最終回

昨日11日、大河ドラマ義経の最終回。
一年間、お馴染みになったタッキーの義経。
タッキー、マツケン、その他のみなさん。
お疲れ様でした。

さて、一年間を通して見た私の感想。
「浅かった、
めめしかった。」
です。
全体が浅い。
登場人物の多くがめめしい。
何故か?
それは、脚本家が、人物を捉えるときの視点が、
感情にドップリと漬かり過ぎているからでは、と思います。
そして、全ての人物が、一度思い込んだ感情にズット振り回され続ける。
平清盛。新しき国を作りたい(ただ、それだけ)
院。  自分を守ることだけ。
頼朝。 武士の世を作る。徹底的に情を排除したいが、できない。
義経の部下。 何も考えず、疑わず御曹司についていく。(一人ひとりに物語がない)
そして、
義経。
ひたすら、ひたすら、ひたすら、
新しき国を目指す、
ひたすら、ひたすら、ひたすら、
よい人。
そして、物語は美しく単調に進んでいきました。

うううう〜〜〜〜んんん。
人物像、感情の浮き沈みの描き方が甘い。表面的。
どうして自分の感情をトコトン、トコトン掘り探らないのだろう?
徹底的に、頼朝を恨み、罵り、己の悲運を嘆きながら、
落ちていく義経がそこには描かれていない。
ひたすら美しい、御曹司がいるだけ。
何かと言えば「新しき国」と言う御曹司が。

頼朝についてもそれは言えているよう思うのです。
情に捉えられ、情に絡まれ、情に溺れていく、
そんな弱さを、最終回、頼朝の涙で表したいと脚本家は思ったのだろうか?
しかし、それは、ドラマのテーマをさらに曖昧にしたと思います。
「あんたね、、、泣くくらいなら、義経を討ったりなんかするなよなぁ」って感じで、
私は、頼朝の最後の涙には怒っていました。
あれは蛇足だと思います。
視聴者を泣かせようと、
感動的に作ろうとし過ぎたのでしょうか。
視聴者が泣く前に、当事者たちが泣いてどうすんねん!と思っていたのですが、、、

全体に、中途半端な装丁で最後まできた感がします。
全国あちこちに散らばっている義経伝節に拘りすぎたのか?
ならば、徹底的にオカルトチックにするとか、
あるいは親子、兄弟、男女の愛を詳らかに描くとか、、、
はたまた怒涛のように動く時代に奔流されていく人々の「国造り」物語にするか、
いろんな切り方はあったろうに。
この全てをとろうとして、
全てが半端でした。

そんなわけで、
感動も中ぐらいでしたが、
ただ、一人ひとりの俳優さんは、みんな迫力があり、
好演なさっていたと思います。
それだけに、
脚本の持っていきかたが残念だった、、、
と、私は思います。
これは、
あくまで私の感想です。

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今晩はシドニーFC戦

FIFAクラブワールドチャンピオンシップが昨日から始まりました。
一回戦は、
アジア代表アルイテハド(サウジアラビア)とアフリカ代表アルアハリ(エジプト)の試合。
結果は1-0でアルイテハドが勝利しました。
私は、八時からNHK大河ドラマを見ようと思っていたので、
前半の途中までしか見ることが出来ませんでした。
と、いうわけで感想を書くことができませんが、
国立、雪がふっていましたね、、、
寒そう〜〜〜〜
とくにアフリカの代表には辛かったろうな、、、
さて、今日はシドニーFC vs ディポルティーボ・サプリサ(コスタリカ)の試合がスタジアムで行われます。
これは、見なければ。
KAZUがいる。
さらに懐かしいコリカもいる!
先日、仕事でオーストラリアに出張していた夫は、
Aリーグの公式戦、シドニーFC対メルボルン・ヴィクトリーの試合を観てきたそうです。
夫の観戦記と、本人の話を聞いたところによると、
「KAZUはチームにメンタリティーの部分でも大きく貢献しているように見えた。
また、コリカは広島時代よりさらにレベルアップしていた」
と、いうことです。
KAZUって、偉いなぁ〜〜
技術や能力もさる事ながら、
心の問題、周囲を巻き込んでポジティブに挑戦していくところは、
本当に頭が下がります。
KAZUとかゴンって、本当に尊敬に値するなぁ〜〜〜
と思います。
我が広島も、一番弱いとされているメンタル面。
ここが強くなると、さらに逞しくなると思うのですが、、、
森崎カズに私は秘かに、イヤ堂々と期待しているのです。
経験が自信を生み、
自信が力を呼ぶ。
と、思います。
森崎おにぃちゃん。
カズに続けぇ!

さてさて、
いずれにしても、今晩のサッカー、楽しみです(^.^)

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2005.12.10

来年は風林火山

甲府がJ1初昇格を果たしました。
おめでとうございます。

いやぁ、、、それにしても凄い試合でした。
バレー選手のダブルハットトリック。
つまり6点を一試合で取りました。
J史上初とのこと。

私も今日はテレビにくぎ付けで見ていました。
甲府。
チームが上手くいっている、
選手の一人ひとりが何をやるか分かっている。
とても明解なチームでした。
一方、柏は???
ううう〜〜〜〜んんん。
ちょっと厳しいものがありました。
解説の方ではありませんが、
多くのサポーターに失礼な試合をしていると思いました。
一人、ひとりがバラバラというか、やる気がないと言うか、
本当にチームを愛しているのか!
と、喝の一つも二つも入れて、
目を覚ませ!!!
って、感じでしたね、、、全体の動きが。

残念でしたが、
柏は来年はJ2。
弱点を克服して、
早々にJ1に上がってきてください。
応援しています。

さて、
ヴァンフォーレ甲府
このチームは、一時はチーム存続の危機に見舞われたこともあります。
が、
選手、サポーターの熱い思いが一つになり、
危機を乗り越え、乗り越え、
強くなったチームです。
ど根性のチーム。
打たれ強いJ2のチーム。
甲府が昇格したことは、
他のチームにも良い意味での刺激になり、
それは取りもなおさず、日本のサッカーのレベル向上に繋がります。
まさに、下剋上。
うかうかしてはいられません。

来年のサッカーが楽しみです。

そう言えば、
さ来年の大河ドラマは
風林火山

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
其疾如風(その疾きこと風の如く)
其徐如林(その徐なること林の如く)
侵掠如火(侵掠すること火の如く)
不動如山(動かざること山の如く)
難知如陰(知りがたきこと陰の如く)
動如雷震(動くこと雷の震うが如し)

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2005.12.09

立川反戦ビラ訴訟

立川反戦ビラ訴訟の判決が出ました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
自衛隊のイラク派遣に反対するビラを配るため昨年1〜2月、東京都立川市の防衛庁官舎に立ち入ったとして住居侵入罪に問われた市民団体メンバー3人の控訴審で、東京高裁は9日、無罪とした東京地裁八王子支部判決(04年12月)を破棄し、罰金10万〜20万円の逆転有罪判決を言い渡した。中川武隆裁判長は「ビラによる政治的意見の表明が言論の自由により保障されるとしても、投かんのため管理者の意思に反して建造物等に立ち入ってよいということにはならない」と述べた。弁護側は即日、上告した。
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

うううう??????
これは厳しい判決が出た、
と、言うのが私の第一印象です。

ビラまき。
ポストに投函。
逮捕。

うわっ〜〜〜
私の家のポストには、
山ほどのビラ、チラシが入っています。
子どもに見せたくないものが多くて困っています。
と、言うわけで、当然自治会では、掲示板を設置。
「無断でポストにチラシを置くな、、、」
とかとか。
でも、そんな掲示板、
だ〜〜〜れも守っていません。
かなり大きな字で書いてあるんですがねぇ。

今回の判決の一つ。
〜〜表現の自由が尊重されるとしても、他人の権利を侵害してよいことにはならない〜〜

あああ、、、
それって、すごく賛成です。
表現の自由が尊重されているのでしょうか?我が家の近くの中学校。
朝は子どもたちよりも指導の先生の声が大きい。
「おらおらおら、、、
お前ら。
外にはみ出すな〜〜〜
こらっ
○○」
って具合で、そりゃ凄いですよ。子どもたちより煩い。
これ、表現の自由です。
しっかし、結構、他人の権利侵害しています。
とくに子どもの小さい家なんかは。
(騒音ってトラブルの元です)

と、
と、
言うわけで、
表現の自由やら、他人の権利侵害は判断が難しい。

しかし、
ビラまき、ポストへの投函は、
どんな他人の利益の侵害なのかな?
有罪になるくらいの???
えっ?
自衛隊官舎だったから?
えっ?
「イラク派兵反対ビラ」だったから?

なぁんてことはないよね。
まっさか。

あっ、
ポストが一杯になって、郵便物や新聞が入らない?
あっ、
もっと他の楽しい(?)チラシが入らないから?
あっ
後、何があるっけ???

さて、
二つ目の判決。
〜〜居住者から抗議を受けながら同じ行為を繰り返した〜〜

我がマンションの例のビラまき、チラシ配りの人から見たら、
なんの、なんの。これしき。
めげないですよ。
彼等は。
なにしろ仕事だから。

こうして、
高裁判決を見ると、
とてもじゃないが、
「ああ、そうですか」とは思いません。

そして、
そして、
この判決は、これからの私たちの生活にかなり苛しい何かを
課すような気がしてなりません。
つまり、
それは、
「おかみにはさからうなよ」
とか。とか。

おおお
えんがちょ
です。
なんかこの頃、
えんがちょばかり書いているなぁ私。

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牛肉輸入再開

輸入再開条件を正式決定/農水省がBSE対策本部ということで、
政府は12日に輸入再開を正式に決めるとのこと。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
政府の決定後、米国では日本向けに輸出できる食肉処理施設の認定を開始。その後、輸出用の食肉処理が始まり、年内にも輸入牛肉が日本に入る見通しだ。
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
いよいよ、輸入牛肉が店頭に並びます。
いやぁ、イヤなら国産でいいんですよ。
自分で判断して、
自分で選んでください。
自己責任ですよ、、、
ってことなのでしょうか
ねぇ???

さて、
米産牛肉輸入再開を受けて、
厚労相は検査体制強化を表明しました。
これって、
安全
ってこと???

ううう????
なんだか、この頃安全という言葉の意味が分からなくなりました。
そもそも、この答申案。
本当に安全なんて太鼓判押しているの?
いえいえ。
「米国産と国産では危険性が同等かどうかについては、
科学的同等性を評価することは困難」としているのです。
1,危険部位の除去
2、生後20ヶ月齢以下
という条件下での「リスクの差が非常に小さい」とされています。
しかし、
この二つの条件が本当に守られているかどうかは、
確認が極めて困難なことは、既に明らかです。

安全なんだよ。
絶対、大丈夫だよ。
絶対。
あっ、
でもね。
もしかしたら危険な部位もあるかもしれないから、
ちょっとだけ、
ちょっとだけ検査するね。
ちょっとだよ。
だから気にしないで、、、

ということでしょうか?

ううう????
ダメだ!
気になる。
絶対。
気になる!
安全かどうか。
気になる。
気になる。
気になる。

加工品はどうなるんだろう?

そっれにしても、
弱いねぇ。
この国は。
アメリカに、、、

以前の関連記事です。
〜〜〜〜〜〜〜〜
ドナドナド〜ナ、どうなるの?
こんな話しを聞きました。
私はエリン・ブロコビッチじゃないけれど
食の安全
カエルとウシ
そこのけ そこのけ お牛が通る
BSE問題再び
これは大変、モウ大変

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イラク特別措置法 基本計画を変更

イラク自衛隊派遣、1年再延長決定ということで、
政府は、イラク特別措置法にもとづく基本計画を変更。
期間は12月15日から来年12月14日までです。
〜〜〜〜〜〜〜〜
小泉首相は記者会見で「できるだけ早くイラク人が自らの力で安全面、治安面においても改善する状況を作り出して欲しい」と述べ、基本的には早期撤退が望ましいとの考えを示した。
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
基本的には早期撤退が望ましい、、、ねぇ。
基本計画を二度も変更する総理の口から、基本的なぁんて言葉が出ても、
信じられない。」
小泉さん。
貴方、口で言うことは楽だけれど、
実際にイラクに赴かれている自衛隊員の身になったら、
これはなかなか辛いものがあります。
「あと、ちょっと。」「もうちょっと」
と、思っての任務。
やっと終着点が見えたかと思ったら、
あっとと〜〜〜
消えた。
蜃気楼のように消えて、
遠くに、それらしいものが見える。
おい、まだ行くのか
いつまで行くんだ?
砂漠で過す日々は、一体いつまで続くか?

基本的に早期撤退が望ましい、、、と言うことらしいです。
やれやれ。

さて、何回も何回も書いているイラク情勢。
当初イラクに38国が軍隊を送りましたが、相ついで撤退。
大義が崩れたからです。理由は。
派兵継続を表明している国はいまや20国余り。

そして、日本が送っているサマワ。
「非戦闘地域」です?
と、誰が信じているか、、、なぁ。
サマワは今や「非戦闘地域」とは言えないのは政府も認めるところ。
さらに英豪軍が撤収すれ、あるいは軍隊の人数を減らすとかすれば、
イラク特措法が義務付けた「(自衛隊員の)安全の確保」はどこへいくのでしょうか?
大前提の、
自衛隊員の安全確保は??
しかし、
しかし、
出ました、小泉節が。
記者会見で「英豪軍と緊密に連絡をとって治安状況を十分考えて活動する。適切に判断する」と。
適切に、、、です。
また、
航空自衛隊はクウェートを拠点として、イラク南部のタリルなどの空港を往復し、米軍の兵員や軍事物資を空輸しています。空自は2004年3月から233回(日)空輸しました。
物資面での後方支援です。

ありがたいことですね。ブッシュさん。
自国は基地に開放してくれるは、
思いやり予算はガッポリとくれるは、
戦闘地へは、赴いてくれるは、
なんと有り難いことか、日本って。

そんなブッシュさんの米軍。
いまなお激しい空爆をくりかえしイラク民間人の命を多数奪っています。
開戦から今日まで、米英の研究者でつくる「イラク・ボディ・カウント」が犠牲者の数を発表。
日々更新。

イラク攻撃必要なかった ウルフォウィッツ氏が発言と言うニュースさえ伝わってくる今日。
適切に、、、とか、
望ましい、、、
なぁんて曖昧なことを言ってないで、
きっぱりと、
自衛隊撤退。
と、言って欲しい。

小泉さん。

使い捨てのカイロのように、
アメリカにグチャグチャ、シャカシャカに使われて、
ポイ捨てなぁんてことのないように、
しっかりと大局を見て欲しかった。

小泉さん。

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日本人得点王御存知ですか?

今日のめざましテレビのスポーツコーナーで、
ジーコージャパンの切り札?か、、、ということで、
日本人得点王の佐藤寿人選手の話題でした(^.^)
「日本人得点王、御存知ですか?」
それは、
サンフレッチェ広島のFW佐藤寿人選手です、、、
と、いうことでレポーターが寿人君にインタビュー。
「そうですね、、、
日の丸を背負ってプレーがしたいですね」
と、気合いを見せていました。

選ばれるといいなぁ、、、ヒサト。

ジ〜〜〜〜〜コさ〜〜〜〜ん。
ヒサトを選んでくださ〜〜〜〜い。

調子のいいときの寿人は、
誰も、止めることができない。
えっ?
悪いとき、、、、
うううう〜〜〜〜んんん^^;
まぁ、若い選手だから、調子のいいとき、悪いときの差が激しいのも事実ですが、
佐藤選手は、
モチベーションがあると、さらに自らに課題を与え、
上に向いていくタイプだと私は思います。
彼にチャンスを与えて欲しい。
絶対に、
奮起すると思います。
ジーーーコさん。
得点ランキング見ていますか???

さて、
昨日、J118クラブの監督、及び選手による投票結果を元にした優秀選手30名と優秀新人賞3名が決定しました。
サンフレッチェからは優秀選手として駒野選手と、佐藤選手が選ばれました。
二人も選ばれてニコニコ。
今回は選ばれなかったけれど、
森崎兄弟や、前田君のような若い選手も来年は是非選ばれるように、
頑張ってください。
下田選手も早く復帰して下さい。

さぁ〜〜〜
いよいよ明日は天皇杯。
楽しみです。

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2005.12.08

12月8日と言う日

今日12月8日は、
日本が米英に宣戦布告し、太平洋戦争を開始した日です。
日本軍はマレー半島北側のコタバルとハワイの真珠湾を攻撃。
64年前のことです。
この日を境に、
日本は戦争への道をひた走りに走りました。
侵略か侵攻か。
なお解決のつかないまま、
64年の今、
私たちの先輩たちの選択がいずれにしろ、
私たちは、次代には更なる悲劇をわたしてはいけない。


また、今日はレノンズデーでもあります。
25年前の今日、ジョン・レノンがニューヨークの自宅アパート前で熱狂的なファン、マーク・チャプマンにピストルで撃たれて死亡した日でもあります。
歌い継がれるイマジン。

その年の農事等雑事をしまう日ということで江戸時代には、
里芋・こんにゃく・にんじん・小豆を入れた「御事汁」を食べた御事納め
というのも今日。
また、針供養の日でもあります。

仏教では、
成道会(じょうどえ)でもあります。
釈迦が悟りを開いた日とされています。
ブッダガヤの菩提樹下で、
明けの明星の出現と共に忽然として開悟され、
仏陀(目覚めたる者)となられたのが12月8日とされます。
自帰依自灯明、法帰依法灯明の教え.
「汝らは、ただみずからを灯明とし、みずからを依処として、他人を依処とせず、法を灯明とし、法を依処として、他を依処とすることなくして、修行せんとするものこそ、わが比丘たちの中において最高処にあるものである」
今に新しいお釈迦様の教え。
自分自身を信じること。
他人に頼ることなく、
正しい法の教えを守ること。
を説いて、説いて、説いた釈迦。
今、極楽の上からご覧になったら、
どのように思われることだろうか、、、
まぁ、これも業と思われるかな?
さて、京都では大根炊き(だいこだき)と言って、大根を炊き、“五穀豊穣・減罪除災・祖先の供養を行いました。
今なお続いている民間信仰の一つです。

今日12月8日は、
いろんな意味で、
考えさせられる日です。

戦争と平和。
日常、平凡へのお礼。
そして、
生きることとは何か?
自分への問いかけ。
そんな今日、12月8日。
あなたは、
今日はどんな日でしたか?

私は、
気持ちてきには、
戦争と平和への思いを新たにしたのですが、
生活の中では、
年末の掃除開始日でした。
少しづつ、
少しだけ、
ほんのちょっこと、
誰も気がつかないくらい、ちょっと本棚を片付けました。

一日がとても早く忙しい。
心まで慌ただしく、セカセカ。
そんな折、
ふと窓の外に目をやれば、
遠くの山はまだ色づいている。
夕方の陽に照らされる山々、家並みは、
十分「秋」です。
冬ごもりなんてしていられない、、、

さぁ、、、
やること、
やれることから、
やり始めよう。

まずは、やっぱり
戦争、反対と
書くことから、、、かなぁ。

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イラク 自衛隊派遣延長

イラク派遣延長決定ということで、
今日8日午後の臨時閣議で決定される見通しです。
〜〜〜〜〜〜〜〜
基本計画は、派遣期間を今月十五日から来年十二月十四日まで延長する内容。「英豪軍など多国籍軍の活動状況、構成の変化など諸事情を見極めつつ適切に対処する」と明記し、撤収も含めて対応する考えを示した。派遣部隊の人員や構成などは変更しない。
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜

小泉さんは閣議後の記者会見で「国民の理解を求める」と言います。
これって変じゃないかなぁ?
国民の理解を求める前に、
国民を納得させる必要があると思います。
国民の多くが
ノー
と、意思を表明しているにもか拘わらず、
「決まったから、まぁ勘弁してよ。」
と、言われても、、、なぁ。

バグダッドの警察学校で男2人が自爆、36人死亡というようなニュースが連日飛び込んで来るイラク情勢。
混迷を深めています。

そもそも、この戦争の大義はなかったと私は思っています。
当時、アメリカ国内では、
「正義の戦争」と信じて、イラク国民の解放を疑わなかった善意の人々も、
長引く戦争と、
次々と明らかになってくる事実を照らして、
今では反対の声が多くなっています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ブッシュ大統領はイラクで米国の勝利を達成する計画を持っていると思うか」との質問。
「そう思う」と答えたのは41%
「そう思わない」と答えた55%。
ブッシュ氏のイラク情勢への対応についても、
「評価する」が「評価しない」を下回っています。
米世論調査機関ギャラップ社 11月30日調査
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
実際、アメリカ自身が撤退も視野に入れています。
米ホワイトハウスの国家安全保障会議が
「イラクにおける勝利のための国家戦略」と題する政策文書を11月30日に公表。
ーーーーーー
「予定表に沿って勝利した戦争はかつてない」とイラクからの撤退期限を示すことは否定しながら、「状況が変われば態勢も変わる」として、
「保証はできないものの、われわれが期待するのは、政治面での変化が進み、イラク治安部隊がますます経験を積めば、来年のうちに米軍の態勢が変わることだ」として、撤退に踏み出す可能性を示しました。
ーーーーーー
世界の中でも類をみない
米軍従属国の日本。
この期に及んでも、
イラク派遣撤退を自らは言い出せません。
哀れなことです。
小泉さん、、、
国民への理解、
何を言われるのだろうか?
「日本はアメリカの最後の州だから、
本国でできないことをやらなければならないんだよ。
分かってくれ!
アメリカのために、
金と命を投げ出してくれ!」
でしょうか?
ねぇ???

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2005.12.07

第2回参考人招致

衆議院国土交通委員会の「耐震強度偽装問題」の参考人招致が、
今日行われました。
疑惑の渦中の姉歯さんや、
黒幕筆頭と噂される総研の内河さんが、
欠席ということで、迫力の欠いたものになりました。
が、
が、
新たに浮かびあがったもの、見えてきた物もあります。
まず、一番はズバリ。
総研の内河さん。
です。
この人に関してはきっこさんの情報が凄い。
まだご覧になっていない方は是非どうぞ。
目が点になり、
口は開いたまま、しばらくは閉じることを忘れてしまいます。
頭がクラクラ、めまいがします。
地震が起きたように。
あの記事を読むと、、、民主党の国会議員も及ばない。

と、言うわけで内河さんに関してはきっこさんにお任せして、
私は、今回の耐震強度偽装問題。
何故見抜けなかったのか?
という、それこそ構造について考えていきたいと思います。
ズバリ、
行政と民間企業の間で法の解釈の違い。
ではと思うのです。
そしてこの隙間にモゾモゾと跋扈した者達がいたと考えます。
今日の参考人のお二人は、
民間検査機関の方でした。
彼等の言い訳とも後知恵とも附かない苦しい答弁の繰り返しを聞きながらも、
次第に明らかになったことは、
検査機関の役割の限定、制約です。
検査機関という名目ではあるものの、
その実態は、
マニュアル通り(おそらく監察官庁)に調査して、
それ以上のことを調査する権限や時間はないようです。
「与えられたマニュアル通りにやっている。
この通りにやっていても、絶対に今回のような偽装や疑惑は浮かび上がらない」
と答弁。
つまり、
役所は、構造建築士が悪さをするはずがない、という前提のもとで、
調査項目を作っているのでしょうか。


人間のすることだから、確かに間違いを犯すこともあります。
だが、
国が監査、検査を行っていたときは、
解釈の違いや責任の在り方などの隙はないので、
そこに旨みを見つける者はいなかったのでしょう。
民間に任せられてその瞬間に、
砂糖にたかる蟻たちは、あちらから、こちらから出てきた。
ウゾウゾと。
モゾモゾと。
その光景を想像すると、背筋が寒くなります。
えんがちょ!
えんがちょ!!
です。

さて、ここでもう一つ忘れていけないのは、民間委託は
「住民との調停機能を考慮しない」こともあります。
本来の建築確認機能は、
建築基準法にもとづいて建物の安全性をチェックするのは言うまでもありません。
さらに開発と住民生活との調停も考量に入れていることが使命、目的だったのです。
町には、マンションだけがあるのではありません。
地域の商店街、学校、公園、またその町の文化や伝統があります。
私が今住んでいる町は、
日本古来の伝統がひしめいている町です。
以前も書きましたが、
歩いていると歴史の方が、此方にぶつかってくるくらいあちこちに史跡や謂れがあります。
この町にマンションが建つと言うとき、
住民がこぞって反対をしました。
景観がグチャグチャになるのです。
私たち、日本人が愛して大切にして来た古都の歴史が、
もみくちゃにされるということでの反対運動でした。
この様なことが、
実は日本各地で起こっているのです。
民間は、スピードと利益があがれば、
後は野となれ山となれ、、、
です。
景観や歴史なんて関係ありません。

また、防災に関しても然です。
雑誌『建築防災』に「建設行政の今後の課題について」という文章があります。
そこでは民間確認検査機関の業務にたいする住民からの「審査請求の増加」を指摘。
審査請求は、建築確認後の建物に対し、住民が条例や法律に違反しているなどとして異議を申し立てるもの。
東京都の建築審査会に対する審査請求は2003年度は20件あり、そのうち18件が民間機関にたいするもの。検査のあり方を整備することも課題になっています。

先日のテレビのワイドショーでも、
あるコメンテターが、
「民間は町作りには一切参加せず、金儲けばかりに走っている」と言っていました。

今回のマンション偽装事件。
まだまだ根は深く、
これからも新しい事実に目を奪われていくことと思います。
今後も成り行きを見守って行くつもりです。

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2005.12.06

古典の勉強

今、中学生、高校生は期末試験の時期です。
季節労働者(?)の私は大忙し。
(これから本格的な受験になるともっと忙しくなるのですが)

さて、今日は高校生と一緒に古文の勉強。
試験範囲は、日記文学。
主には更級日記を中心に。
「さぁ、日記文学っていろいろあるけれど、
まず作者って大切だから作者覚えようね。
はい、土佐日記は?」
「ううう====んんん。
しばらく待っても答えがない。
「紀貫之」と教えると
「えええええ誰、そんな人知らない」
と即、答えが返ってくる。
「おおおお、君は正しい。
私も会ったことがない。」
と言いながら次の質問。
「では、和泉式部日記の作者は?」
と聞くとすかさず答えが返ってくる。
「紫式部」
と^^;
おいおい。
そりゃないだろう。
まるで嘉門さんじゃないか、それじゃ。
========
嘉門さんの歌にあるんです。
「ゴッホの自画像、描いたのは?」
「ピカソ」
って^^;)

そんなボケと突っ込みをしながら
子どもたちに「古典」の面白さを伝えようと悪戦苦闘。

今日、教えた更級日記。
「若い頃は、物の考え方が幼かったなぁ、、、
もっと勉強しておけばよかった、、、、」
という内容でした。
子どもたちには、
この作者の意味するところを何回も伝えたのですが、
分かったことか、どうか。

若いということは、
限りない可能性があると同時に、
経験が未だ足りない危うさとのせめぎ合いの時期だと
つくづく思いました。
子どもたちと一緒に古典に触れながら、
昔も今も変わらぬ人の情愛を感じながら、
私自身が一番楽しみました!

それにしても、
もっと早くから勉強しろよなぁ〜〜〜
○○君。
○○ちゃん。
それから、あの子、この子。
み・ん・な

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骨太偽装国会?

悪忌陰、
善忌陰、
故悪之顕者禍浅、
而隠者禍深。
善之顕者功少、
而隠者功大。
(菜根譚138より)

意味は、以下のとおりです。
悪事は人目につかないところを忌み嫌い、
善行は反対に人目につくところを忌み嫌う。
そこで現れた悪事は禍の根も浅いが、
隠れた悪事はその根が深い。
同様に、
人目につくところに現れた善行はたかのしれたものであるが、
隠れた善行は、偉大である。


さてさて、
連日のマスコミの花形、「耐震強度偽装マンション事件」
特集では日々新しいニュースが更新されています。
またブログでも、多くの方が様々の思いや、
あるいはビックリする情報が満載に書かれているブログもあったりして、
国民の関心の高さを思わされます。
いずれにしても、
どなたもが思うように、これは「氷山の一角」であることは間違いありません。
あのマンション、このマンション。
調べれば、出てくるは、でてくるは、、、
欠陥マンションが。
そして同時に、
芋づる式に出てくるのでしょうね。
したっぱが。
切って落とされる哀れな小悪人が、山ほど出てくるかもしれません。
しかし、
しかし、
本当の悪に突き当たるだろうか?
突き止めることができるだろうか?
この国は、もはや自浄能力さえ失っているのでは、、、
と、不安になる昨今の政治。
耐震強度は、
マンションだけでなく、
国会にもあてはまるような気がしてなりません。
内側から腐り、
外圧(主にはアメリカ)に揺さぶられ、
グラグラと揺れ、、崩壊していく国会の秩序と機能。
「骨太改革」
そう言えば、そんな言葉あったけ?
今や死語に等しい骨太ですね、、、
さてさてさて、
本当の悪は、
いつでも、どこかに隠れて
さらなる禍の元になっていくのでしょうか?

姉歯氏関連のマンションの儚くもろい設計図を見ながら、
現国会の構図と、政治の在り方のプログラムになんと似ていることかと思った私です。
これを名付けて、
「骨太偽装国会」と言う。
骨はスカスカです。

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2005.12.05

本格的な冬

冬が来る
寒い、鋭い、強い、透明な冬が来る

ほら、又ろろろんとひびいた
連発銃の音

泣いても泣いても張がある
つめたい夜明の霜のこころ

不思議な生をつくづくと考へれば
ふと角兵衛が逆立ちをする

私達の愛を愛といってしまふのは止さう
も少し修道的で、も少し自由だ

冬が来る、冬が来る
魂をとどろかして、あの強い、鋭い、力の権化の冬が来る

(高村光太郎)


列島、大荒れ 北陸から山陰で大雪の恐れということで、
いよいよ本格的な冬がやってきます。
お風邪などひかれませんように、ご自愛ください。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
山里は 冬ぞさびしさ まさりける 
人目も草も かれぬと思へば(源宗芋朝臣)
 

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医は金なり、、、か?

「医療制度改革大綱」。が正式に決定。
さて、この中身を吟味してみると、
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
大綱は診療報酬の引き下げを打ち出しており、焦点は12月中旬ごろに決着する、過去最大のマイナスとみられる診療報酬の下げ幅に移る。
(中略)
診療報酬の下げ幅をめぐっては、社会保障費の伸びを5000億円圧縮するよう求める財務省と、これを3000億円弱にとどめたい厚労省の綱引きが本格化する。
 06年度の社会保障費の伸びは、来年10月から70歳以上の現役並み所得者の医療費窓口負担を2割から3割に引き上げるなどの負担増で約900億円圧縮する見通しが立った。診療報酬は1%減で750億円のカットが可能。診療報酬のうち、薬価は市場価格と公定価格の差額から既に1%以上の削減が見込まれ、治療に支払われる「本体部分」の下げ幅は2%をはさんだ攻防になりそうだ。
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
つまり、医療費の伸びを恒久的に抑えていくことです。
カギになるのはGDP(国内総生産)など経済指標との比較。
「大綱」は、5年後の給付費目標をあらかじめ決めておき、
伸びすぎを検証する「目安」とし、
目標の給付費を超えると、自動的に伸びすぎを抑制する見直しができるようにするというものです。
しかし、目標となる5年後の給付費をいくらにするかについては、
「大綱」は明示していません。
ここで財界は2010年度の給付費を30兆円以内という抑制目標を立て、
厚労省は32兆円程度を想定。

さらに、
かぜなど軽い病気の患者負担を増やす「保険免責制」は見送られましたが、
医療費が高額となる重病人の負担増となる自己負担限度額の引き上げは厚労省案どおり盛り込まれました。
つまり「高額療養費」と呼ばれる制度で、
上限を超える負担は後から払い戻しがあります。70歳以上と70歳未満で自己負担限度額の仕組みが分かれています。
詳しく言うなら、
現行制度では、70歳未満で所得が一般(月額56万円未満)の人の一カ月の負担限度額は、7万2300円(定額部分です。
これに治療にかかった医療費か24万1000円を引いた額の1%(定率部分)が上乗せされます。定額部分は、標準的な月額報酬(給与)の25%相当として設定されています。これを賞与(ボーナス)も含めた総報酬を基準にするという名目で、8万100円に引き上げをはかります。

医療費抑制は高齢者をねらいうちにします。
病院窓口で支払う自己負担を1割にしているのは優遇しすぎているという考えで、2割に引き上げられます。
さらに一定所得以上の方にも負担が増えます。
長期入院費もあがります。

ううう〜〜〜〜んんん
辛いですね。
医は仁術、
と言う言葉は、そのうち死語になりそうです。
ドクター・コトを求めて、
孤島へ行きたくなるよ====
なぁんて話が本気で出てくるくらい、
この国の福祉や医療の考え方は冷い、、、

肉体は、歳と共に衰え、病気になるものです。
勿論、若くてもそうですが、
特に高齢者を狙い撃ちにするこの案は、
厳しいものを感じます、、、ね。
やさしくないんだよね。
考え方が。

いつ、いかなる時に押し寄せてくるかわからない病気に対して、
不安を募らせることのないよう、
安心して良い医療を受けていただけるようなシステムが、
この国では、もはやできないのだろうか?

この国の政府は、
二言目には、
「赤字」
「小さい政府」
「改革」
と言うが、
それを言うたびに、
何か大切なものを失っていているのではないでしょうか?
如何でしょうか・
小泉さん。

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自衛隊派遣延長?

イラク自衛隊派遣の閣議決定が8日、行われます。
これに先立ちイラク南部サマワを視察した額賀福志郎防衛庁長官は、上記のニュースによると次のように答弁。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
現地の治安情勢について「総じて安定しているようだ。英豪軍の皆さんから『これまでのサマワ地域、ムサンナ州の治安部隊については教育の成果もあり、段々と当事者能力が付いてきている』と報告を受けた」と説明。学校建設など陸自の支援活動についても「現地の関係者を指導して立派な校舎、6つの教室を造り、地域住民から非常に感謝され、200人の子供たちも目を輝かせていた」と成果を強調した。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
一方、額賀氏が視察を終え、安全と言ったサマワで、
)陸自車列にデモ隊が投石・サマワ近郊という出来事がありました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
現地警察などによると、デモ隊は、イスラム教シーア派の反米指導者サドル師派の民兵組織「マハディ軍」のメンバーら。サドル師派は陸自を「占領軍とみなす」との姿勢で、ハッサン知事とも敵対。デモの参加者は「日本にノー」「州知事にノー」などとスローガンを叫んだ。
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

すでにアメリカ本国では、ブッシュ大統領のイラク戦争の大義は、
地に堕ち、
米軍撤退の声が日増しに大きくなっています。
また、ロンドンでも3日、環境問題、温暖化問題のデモ行進が行われ、
その中で、
「米、英のイラク戦争による浪費、ならびに環境破壊」の声が上がっています。
一方、
当のイラクが不安定な状態に未だ晒されています。

こんななか、
「イラクはほぼ安定、治安は保たれている」と報告している防衛庁長官。
その先には、
「自衛隊派遣延長」のプログラムが敷かれているのは明らかです。

国内もいろんな意味で騒然としている今、
アメリカ言いなりになって、
足元を大切にしない小泉さんの改革は、
ガタガタと崩れていく予感がしてなりません。
国民、全部を巻き添えにして、、、

あああ〜〜〜
えんがちょ。
です。
こんな政治は。

小泉さん。
やれ、オペラだ。
それ歌舞伎だ。
と、うち興じているそのお金は、
私たちの涙と汗なのでしょうか?
そして、
次に決められるであろう自衛隊延長。
命を張って、イラクの地に赴かれる自衛隊の皆さん。
昼夜、緊張が敷かれている勤務。
自衛隊の方々が、戦闘地で活動しているその時、
総理はどこにいらっしゃるのだろうか?

あああ〜〜〜
こんな冷たい政治。
えんがちょです。

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2005.12.04

ニミッツ級原子力空母ジョージ・ワシントン

米海軍は2日、神奈川県の横須賀基地を母港とし、2008年に退役する通常型空母キティホークの後継に、ニミッツ級原子力空母ジョージ・ワシントンを配備すると正式発表したと言うニュースを見ました。
これは日本への初の原子力空母配備計画となります。
ジョージ・ワシントンの横須賀配備について
「前進配備の海軍部隊に配属した古い艦船を、より新しく能力のある艦船に代えるもの」であり、
「西太平洋における予想のつかない安全保障環境を考慮」したものだと米海軍は指摘。
また、空母が交代しても、艦載機部隊の前進配備とその構成には変化はないとも説明しています。

ジョージ・ワシントンは1992年7月に就役。
原子炉二基を搭載。排水量約九七、〇〇〇トン、全長332・85メートル

さて、このニュース。
当然横須賀市民に広がる不安ということで地元の自治会などで反対決議が上がっています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 決議は「原子力空母が配備されれば巨大な原子炉が東京湾内の人口過密地域に存在することになる。県民、市民の安全を脅かすもので決して容認できない」と原子炉事故の危険性を指摘。

 「基地から北五キロに位置する湘南鷹取の住民は、原子力空母の原子炉が事故を起こしたなら、南風に乗った放射能によって五分以内に被ばくする」と強い不安と危機感を訴え、配備合意を撤回し、通常型空母の継続配備を米国政府に求めるよう要請している。

(東京新聞より)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

原子力空母の横須賀配備を許せば、
世界で唯一の米空母の海外母港という異常な事態が半永久的に固定化されます。
それでなくても首都近辺にこんなに多くの米軍基地を抱えている国は日本だけです。
それが、今度は、基地ではなく、
海外母港なのですよ。
母港。
つまり、アメリカだということですかねぇ。
横須賀は、、、
しかも、原子力空母です。
地球的規模での“殴り込み”戦争の根拠地としていっそう強化されることになります。
二基の原子炉が燃やす核燃料を動力として航行する空母ジョージ・ワシントン。
熱出力は、日本国内で稼働している原発の原子炉一基分(約百万キロワット)に匹敵。
もし横須賀寄港中に事故を起こした場合、半径数十キロで放射能汚染の危険があるとみられています。
半径数十キロ。
勿論首都圏です。

こんな危険な企てが、
地元住民抜きでなされている、しかも米軍主導で。
これは、
由々しきことです。

絶対、
絶対、
反対です。
私は。

今後の動きを、しっかり、しっかり見ていきたいと思っています。
このニュース、今後も書き連ねていくつもりです。

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児童憲章

児童憲章を見直しています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

児童憲章

われらは、日本国憲法の精神にしたがい、児童に対する正しい観念を確立し、すべての児童の幸福をはかるために、この憲章を定める。

児童は、人として尊ばれる。

児童は、社会の一員として重んぜられる。

児童は、よい環境のなかで育てられる。

一、すべての児童は、心身ともに、健やかにうまれ、育てられ、その生活を保障される。

二、すべての児童は、家庭で、正しい愛情と知識と技術をもつて育てられ、家庭に恵まれない児童には、これにかわる環境が与えられる。

三、すべての児童は、適当な栄養と住居と被服が与えられ、また、疾病と災害からまもられる。

四、すべての児童は、個性と能力に応じて教育され、社会の一員としての責任を自主的に果すように、みちびかれる。

五、すべての児童は、自然を愛し、科学と芸術を尊ぶように、みちびかれ、また、道徳的心情がつちかわれる。

六、すべての児童は、就学のみちを確保され、また、十分に整つた教育の施設を用意される。

七、すべての児童は、職業指導を受ける機会が与えられる。

八、すべての児童は、その労働において、心身の発育が阻害されず、教育を受ける機会が失われず、また児童としての生活がさまたげられないように、十分に保護される。

九、すべての児童は、よい遊び場と文化財を用意され、わるい環境からまもられる。

十、すべての児童は、虐待、酷使、放任その他不当な取扱からまもられる。あやまちをおかした児童は、適切に保護指導される。

十一、すべての児童は、身体が不自由な場合、または精神の機能が不十分な場合に、適切な治療と教育と保護が与えられる。

十二、すべての児童は、愛とまことによつて結ばれ、よい国民として人類の平和と文化に貢献するように、みちびかれる。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

全ての児童は、
「生きる権利」それも「豊かに生きる権利」を有していることを高らかに謳った児童憲章。
この12の内容のどれ一つをとっても、
それはかつて「当たり前」のことでした。
学校から帰ったら、
友達と公園や裏山で遅くまで遊ぶ、
道で困っている人がいたら、
知らない人でも声をかける。
勉強は嫌いだけれど、学校は楽しかった、、、
等など。

しかし、
今、その当たり前が音をたて崩れ去っていく気がしてなりません。
昨今の惨しい殺人事件。
幼い命が、無情にももぎ取れていく、、、
なんの躊躇も無く。

生きることを許されて、この世に生をうけ、
自らも力強く、スクスクと育ち、
周りも愛情豊かに育てた大切な宝物。
それを、アッサリ、バッサリと切り捨てる権利が、
神ならぬ人間にあろうはずがなく、
許されるはずがない。
犯人の罪は深く、
犯人のこれから負うであろう罰は大きい。

が、
が、
ご家族のことを思うと、
関わっている全ての人のことを思うと、
ただ、私はおろおろしてしまう。
実際、
私も、私の周りの子どもたちには声を大きくして言ってしまうのです。
「絶対、一人じゃ帰っていけないよ」と。
我が子が幼いとき、
今より日本は子どもたちにとって安全だったように思うのです。
いつも、どこかにフラフラ遊びに行く我が子を探すのが、夕方の私の勤めの一つでした。
どこかの家に上がり込んでいるのですが、、、
しかし、
その同じ時期、アメリカに行った折、
公園で遊ばせていたら、
同じく遊ばせているお母さんから、しっかり注意されました。
「絶対、我が子から目を離すな」と。

この頃の日本。
当時のアメリカの子育て事情を思い出します。

二度とこんなことを起こさない。
なんど言ったことか、
何度書いたことか、
何回、願ったことか、、、

しかし、
起きてしまう。

何故?

なぜだろう。

不透明で見えにくい世の中で、
怒りだけが、静かに、ゆっくりと蠢いていくのが感じられる。
怒り。
なのだろうか?
恨みなのだろうか、
その出口のない怨嗟が、
弱き者に牙をむく。
のだろうか。

弱き者を守る、
かつての豊かな情愛は薄れ、
さらに弱き者をいじめ抜く構図は、
やはり社会が生み出した産物いがいのなにものでもない。

と、思い至れば、
やはり子どもたちを守るために、
何をすべきか。
は、
明らかになってくる。
それは、
決して、
「知らない人についていっちゃいけないよ」
ではない。
それは、
大人たちが、
大人たち自身を、受け入れる社会をまず作ることからではないか、、、

と、私は思うのです。

もう一度
児童憲章を見ながら、、、

最後に、今回
亡くなった二人のかわいいお子さんたちのご冥福を心から祈ります。

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2005.12.03

ガンバ優勝

ガ大阪、逆転で混戦J1制すということで、最後まで優勝の行方の分からなかったJリーグ。
ガンバ大阪が栄冠を手にしました。
おめでとうございます。

それにしても、興奮しました、、、
いやぁ〜〜〜
本当はね。
広島も気にはしていたんですよ。
しかし、テレビはガンバ戦、セレッソ戦。スカパーが鹿島戦。
(そりゃ、広島と清水戦が全国放送のわけないか^^;)

どれを見ようか迷いながらも、
セレッソ戦を見ていました。
見ていたのですよ、、、セレッソ戦。
最後まで。
ううう〜〜〜〜んんん。
なぁんと言っていいのか、あのロスタイム。
悪夢のようなあのゴールを。
その時、テレビはモリシーを大映しにしました。
思い出しました。
前の優勝を逃したときのセレッソ戦を。
あの時のモリシーを、、、
一方、
ガンバが4点目と言う報が入り、
テレビはそちらにスイッチ。
あらあら、、、ガンバの選手がサポーターの方に飛んでいき、
もみくちゃ。
えええ〜〜〜試合、終わったの?
いえいえ。まだ途中です。

そして、テレビは、再びセレッソに。
懸命の、懸命の、懸命の
攻撃。
しかし、ゴールを割ることはできず、
2−2で引き分け。
ガンバは其のまま逃げきり。
優勝!!!

でした。

おめでとう。ガンバ大阪のみなさん。
そしてセレッソのみなさん。
残念でしたが、
夢ある試合をいっぱい有り難うございました。

そして、広島は3−1で清水に勝ち、
総合7位。
一年間、お疲れさま。
なお、佐藤選手、日本人の得点一位。
凄い!!!
すごいぞ。
ヒサト。

なおヴェルディとヴィッセルの選手のみなさん。
来年はそうそうに帰ってきてください。
待っています。

一年間、
どうも有り難うございました。
来年はワールドカップ。
さらなるレベルアップを期待しています。

最後に、
やっぱり、
サ〜〜ンフレッチェ、チャチャチャ、、、ちゃちゃ

これから天皇杯。

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2005.12.02

始祖鳥、実は恐竜だった? 

始祖鳥、実は恐竜だった?という研究発表が2日付の科学雑誌サイエンスに報告されるとのこと。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この化石はドイツの約1億5000万年前(ジュラ紀後期)の地層から見つかった10体目の始祖鳥。骨格の大部分が、羽毛や尾羽の痕跡などとともに残っており、従来の化石では不明確だった脚の構造が確認できた。
研究チームが詳しく調べた結果、脚の親指はドロマエオサウルス類などの羽毛を持つ獣脚類恐竜と同様に前向きに伸びていた。さらに人さし指も獣脚類恐竜同様、上下に大きく動かせる構造と分かった。いずれも鳥類とは異なっている。
(中略)
始祖鳥が鳥類と認められなくなると、鳥類の起源は、中国で羽毛恐竜や原始的な鳥「孔子鳥」が見つかっている白亜紀前期(約1億3000万年前)まで約2000万年新しくなる可能性も出てきた。
(上記ニュースより一部抜粋)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

そうか、、、
始祖鳥、ではなく竜だったのか?
その分類がいずれに入るかはともかくとして、
この始祖鳥。
私は音の響きとその化石の写真を見るとワクワクします。
この生き物たちが大空を自由に飛び、
恐竜が大地を咆哮しながらのしあるく。
植物は、大きくて逞しくて、生命の源に相応しい。
空気は今より濃いのだろうか?
大地は熱かったのだろうか?
そして、今より、
世界は騒々しかったのかもしれない。
雨はザンザン、ザンザン降り、
雷はピカピカ、ギャンギャン鳴り、
彼方の火山は黄色い噴煙を上げる。
大地は揺れ動き、裂ける。

地球は、騒々しかっただろうな。
若い、エネルギーに満ち溢れて、
生物もまたひたすら逞しく、豊かで。
限りなく科学的で、自然で。

そんな時代を想像すると私の体もまた軽くなります。
ウワッ〜〜〜
と叫びながら、
大地を走り、風を切る生き物達。
地球に生まれ、地球を栖とし、
果てていった物達。

今、私たちは
当たり前のように地球で大きな顔をしているけれど、
惑星としての地球の大きさに比べたら、
なぁんの、なぁんの。
全き小さな者なのでしょうね、、、

過去はロマンに満ち、
宇宙の謎は広大に広がり、
人類は、
まだまだすることが山積。

そんな思いが駆け巡ったニュースでした。

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流行語大賞

ユーキャン流行語大賞が発表されました。
「小泉劇場」
「想定内」
が、2005年の大賞。

新語・流行語大賞によれば、
==その年1年間に発生した「ことば」の中から、
世相を軽妙に映し、多くの人々の話題に上った新語・流行語を選び、その「ことば」に関わった人物、団体を顕彰する賞==
だそうです。
1984年から創始とのこと。
言葉は時代を映します。
過去の大賞をとった言葉をつらつらと眺めると、
あの時、この時が思い出されます。

それにしても、
流行語の流れを、今一度ゆっくりと見直すと、
私は、或る一つの事に気がつくのです。
それは、
「きわめて感覚的」な言葉が流行語である。
と、いうことです。
そりゃ、そうですよね。
やたら長ったらしい言葉よりも、耳障りよく弾むような言葉が流れやすいのは、理の当然と言えば、当然です。
言葉が弾むようにポンポン出てきて、
感覚に訴え、
快感中枢に容易に結びついていきます。
しかし、
その過程の中で、
何かもっと大切な物、
重鎮なもの、
厳かなものが、
ポロリ、ポロリと抜け落ちていくような気がしてなりません。

言葉は言霊といいました。
私たち日本人の祖先(多分よその国でも同じだと思いますが)は、言葉の中にも魂が宿っていると信じていました。
そして、言葉を大切に大切にして、
思いを歌にしたためました。
美しい音が、気とともに舞い、
思いは届いたのです。
言葉には魂が、力が、エネルギーがあったのです。

だが、
今はどうだろうか???
私たちは、言葉を大切にしているだろうか?
祖先がそうしたように、、、

昨今の政治、
また話題の渦中の人物たち。
そのどれほどが「自分の言葉」に責任をもっているのだろう?

言葉は乱れてきた、と言われて長い。
なにしろ枕草子の作者、清少納言も、若い人たちの言葉の乱れを憂えているのだから。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
なに事を言ひても、「そのことさせんとす」「いはんとす」「なにせんとす」といふ「と」文字を失ひて、ただ「いはむずる」「里へいでんずる」など言へば、やがていとわろし。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
まぁ、いずれの時代も同じなのか。
変化か乱れか?
言葉は生き物だから、
時代と共に変わり、歩むものではあると、
思いつつ、
それでも、
美しい言葉に拘りたい自分が、
ここにいます。

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2005.12.01

ASEAN憲章

ASEAN憲章制定宣言最終案
が明らかになりました。
この宣言は12月12日にクアラルンプールで開催される東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議で採択される予定です。

同宣言案の要旨は次の通りです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
一、ASEANの統一と多様性、歴史、地理、文化の結びつきを意識し、ASEANのビジョン、戦略、イニシアチブがこれまで地域の平和・安全に貢献してきたことを認め、今後、ASEAN共同体の設立を促進するためにASEANの確かな土台としてASEAN憲章が必要である。

 一、ASEAN憲章はASEANの目標実現のための法的制度的な枠組みとなり、ASEANの規範、規則、価値を成文化し、これまでに調印されたASEAN諸文書を再確認する。

 一、ASEAN憲章は、国連憲章や国際法に合致するASEAN創立宣言、東南アジア友好協力条約、東南アジア非核兵器地帯条約、ASEANビジョン二〇二〇、ASEAN協和宣言IIに含まれる原則、目標、理想に基づいて制定する。

 一、それらは以下のことを含む—ASEANの主導的役割を維持する。加盟国間の格差を縮小する。民主主義、人権、透明性を促進する。この地域の各国が平和的に共存することを保障する。平等、相互尊重、全会一致に基づいて決定する。独立、主権、平等、領土保全、民族の独自性を相互尊重する。核兵器、その他の大量破壊兵器を拒否する。武力の行使、威嚇を拒否し、紛争の平和的解決をはかる。

 一、ASEAN憲章はASEANに法人格を与え、ASEANの機能を決定し、ASEANの能力を発展させる。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

宣言の特徴は、
独立、主権、平等、領土保全の相互尊重をうたい、
核兵器とその他の大量破壊兵器の拒否、
武力行使の拒否、
紛争の平和解決を強調していることです。

読売新聞は、
ASEANの現状の中で、宣言の採択は理想と現実のギャップにさらに苦しむことになる、と言っています。
が、
が、
私は現実を理想に近づけるためには、
この宣言は大いに有用かつ価値のあるものと思います。
それぞれの国が、それぞれの事情を抱えていることはわかります。
しかし、
紛争の平和解決や核兵器の拒否、また人権は、
どの国於いても、当然守るべきもの守られて然るべき物と私は思います。
まず、まず、
その第一歩である宣言が高らかに採択され、
そして遵守されることを祈ります!

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国際ロボット展

2005国際ロボット展が東京国際展示場で行われています。
日本はロボット王国だから、いろんなロボットが展示されているだろうな、、、
ちょっと覗いてみたい気がします。
さて、
私はロボットと言えばすぐに思いつくのは、
アシモフ
ロボット三原則です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。(A robot may not harm a human being, or, through inaction, allow a human being to come to harm.)
ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。(A robot must obey the orders given to it by the human beings, except where such orders would conflict with the First Law.)
ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。(A robot must protect its own existence, as long as such protection does not conflict the First or Second Law.)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
SFファンの私は、アシモフはかなり初めの頃読みました。
「われはロボット I, Robot」を読みながら、
ほんわかと優しい気持ちになったり、
その健気さに涙したりしていたことを思い出します。

さて、このロボット。
今では私たちの生活の多くの分野で活躍、活動しています。
産業用ロボット、医療ロボット、レスキューロボット、さらに癒し系のロボットまで様々なかたちで、
人との共生を図ろうとしています。
まだまだ、これからの課題も山積です。
しかし、
ヒューマノイド型のロボットの更なる開発により、
ロボットが家庭に入り、
まるでSFのような世界が展開されたら楽しいなぁ〜〜〜とワクワクします。
R・ダニール・オリヴォーがすぐそばにいたら、なんて素敵なんだろう!

しかし、
しかし、
どんなにロボットや人工知能が開発されても、
最終的には、「人」であることは言うまでもありません。
尤も、ドラえもんなんて凄いロボットがいたら別ですが、、、

ロボット展は、
ロボットの開発と共に、
「人間とは何か?」
という問いかけであるのかもしれません。

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今日から師走

今日から師走です。
Wikipediaによれば、語源は以下のとおりです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
師走」の由来には諸説ある。一般には、12月は年末で皆忙しく、普段は走らない師匠さえも趨走(すうそう)することから「師趨(しすう)」と呼び、これが「師走(しはす)」になったとされている。師は法師(お坊さん)であるとし、法師が各家で経を読むために馳せ走る「師馳月(しはせつき)」であるとする説も一般的である。また、「年果つる月(としはつるつき)」「為果つ月(しはつつき)」が「しはす」となったもので、「師走」は宛字とする説もある。「三冬月(みふゆつき)」などの別名もある。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
三冬月かぁ、、、きれいな音の響きですね。
陰暦では10月、11月、12月を冬の季としていたため12月は晩冬で三番目の冬月というので“三冬月”
あるいは、
暮古月(くれこづき)という呼び名もあるそうです。これはなんとなく分かります。
さらに探せば、以下の呼び名も見つけました。
梅初月(うめはつづき) 弟子月(おとこづき) 親子月(おやこづき) 限月(かぎりづき) 季冬(きとう) 苦寒(くかん) 極月(ごくげつ) 茶月(さげつ) 大呂(たいりょ) 年積月(としつみづき)果ての月(はてのつき)春待月(はるまちづき) 晩冬(ばんとう)  雪月(ゆきづき)  余月(よげつ) 
また臘月。
臘は猟(りょう)のことで、狩りの獲物の獣肉を供えて先祖百神をまつる“臘祭(ろうさい)”が12月に行われた中国古俗からきている名称。礼記には「歳の12月、万物を合聚して、之(これ)を索饗するなり」と書かれ、12月を“臘月”、大晦日を“臘日(ろうじつ)”と呼ぶのだそうです。

これから冬本番。
自然は鮮やかな色を失い、
白と黒で塗り込められ、
音は雪と共に消えていきます。
そんな季節を迎えるに当たり、
昔の人々の春を待ちこがれている気持ちが、一つひとつの呼び名に刻まれているように思います。


〜〜〜〜〜〜〜〜
十二月には 泡雪降ると 知らぬかも
梅の花咲く 含めらずして

紀小鹿女郎(きのおじかのいらつめ)作

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