ニューホライズン探査機
初の冥王星探査機、年明けに打ち上げされるそうです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
米航空宇宙局(NASA)は19日、太陽系の第9惑星の冥王星を調べる無人探査機「ニューホライズンズ」を来年1月17日から2月14日の間に打ち上げる、と発表した。順調に飛行を続ければ、9年後の15年半ばには冥王星に接近する。
冥王星は1930年に発見された。太陽から最も遠いため、観測は難しく、これまでに到達した探査機はない。NASAによると、ニューホライズンズは、冥王星と、その衛星カロンの大気や地形などを調査する。その後、冥王星の軌道付近で小天体が集まっている「エッジワース・カイパーベルト」も探査する。太陽から遠く離れた場所では太陽光発電に頼ることができないため、動力にプルトニウム電池を利用する。
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
New Horizons Web Siteに詳しい情報が載っていますので、
興味のあるかたは是非ご覧ください。
来年早々の1月12日。
アメリカ、フロリダ州 ケープカナベラルの 41番発射台(LC-41)から アトラスVロケットによって、 04時07分に打ち上げられる予定のニューホライズン探査機。
まず2007年2月25日頃、木星に接近する予定。
その 最接近時には木星半径の32倍以内を、秒速21kmで通過 するということ。
勿論、木星の観測も行われます。
木星から冥王星までの間のコースで、「セントール天体」(Centaur objects. ケンタウルス天体とも)にも接近できる可能性もあるとのこと。
軌道上最も太陽に近い点が木星軌道の外側にあり、軌道長半径が海王星軌道内にあるような天体を 「セントール天体」とよんでいます。
そして、いよいよ冥王星接近は2015年7月14日頃。
地球を出ること15年。
冥王星から約9600kmのところを秒速11kmで通過の予定。 衛星カロンにも27000kmほどに接近します。 2017年から2020年にはカイパーベルト天体にも接近。
うわっ〜〜〜
ワクワクしませんか?
冥王星への旅。
実に15年。
探査機は、黙々と目的に向かい宇宙に飛び立つ。
虚空の彼方にある星を目指して。
吸い込まれるように消えていく探査機を待っている星ぼしにはどんなドラマがあるのだろう?
その誕生と存在の証を解明するために探査機は太陽から離れ、ひたすら飛ぶ。
途中、木星があり、海王星があり、得体のしれない冥王星へと行く。
遠い昔、人々が焦がれた宇宙へ、
今、さらなる一歩を踏み出そうとしている。
私たちの夢と憧れと科学を持って、
星への探検物語は始まる。
この探検が実り多いものであることを祈らずにはおれない。
そして、地球で待っている私たちの15年後に思いを寄せると、
私たち自身が、
幸せであることを祈らずにはおれない。
南西の空にひときわ煌めく金星を仰ぎながら、
ワクワク、ソワソワと待つ楽しみが出来たと今は嬉しく思っています。
楽しみだぁ〜〜〜
冥王星かぁ。
彼方にある星です。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
うっわぁ。冥王星ですか。
これまで何も教えてくれなかった「あの世の神」の星ですね。英語ではプルートーでしたっけ。
知ってどうなるってワケでもないですけどね。でもやっぱり心躍りますね。
科学が発達して、かぐや姫はいなくなったし、火星人も金星人もいないと証明された。
残るは冥王星人に期待!!
(宇宙人はぜったいいるんだっ!!)
投稿: ろぷ | 2005.12.21 15:11
ろぶさん。
お久しぶりです。
コメント有り難うございました。
ろぶさんのブログが更新され始めたので、とても嬉しく思っていました。
お忙しかったのでしょうか?
さて、
私も宇宙人は絶対、いる!
と、思っています。
まだ遭遇はしていない未知なる生命に思いを寄せると
やはりワクワクします。
どこか知らない星にかぐや姫や織り姫、そして乙姫がいると信じています!!!
そう言えば、もう一年になりますね。
ろぶさんはクリスマスが嫌いだと仰っていましたが、
また、季節になりました。
今年のろぶさんのクリスマスは如何だろうか???
あなたにとって素敵なものでありますように!!!
これからも楽しい記事、いっぱいお書きください。
では、、、また。
投稿: せとともこ | 2005.12.22 15:29