古典の勉強
今、中学生、高校生は期末試験の時期です。
季節労働者(?)の私は大忙し。
(これから本格的な受験になるともっと忙しくなるのですが)
さて、今日は高校生と一緒に古文の勉強。
試験範囲は、日記文学。
主には更級日記を中心に。
「さぁ、日記文学っていろいろあるけれど、
まず作者って大切だから作者覚えようね。
はい、土佐日記は?」
「ううう====んんん。
しばらく待っても答えがない。
「紀貫之」と教えると
「えええええ誰、そんな人知らない」
と即、答えが返ってくる。
「おおおお、君は正しい。
私も会ったことがない。」
と言いながら次の質問。
「では、和泉式部日記の作者は?」
と聞くとすかさず答えが返ってくる。
「紫式部」
と^^;
おいおい。
そりゃないだろう。
まるで嘉門さんじゃないか、それじゃ。
========
嘉門さんの歌にあるんです。
「ゴッホの自画像、描いたのは?」
「ピカソ」
って^^;)
そんなボケと突っ込みをしながら
子どもたちに「古典」の面白さを伝えようと悪戦苦闘。
今日、教えた更級日記。
「若い頃は、物の考え方が幼かったなぁ、、、
もっと勉強しておけばよかった、、、、」
という内容でした。
子どもたちには、
この作者の意味するところを何回も伝えたのですが、
分かったことか、どうか。
若いということは、
限りない可能性があると同時に、
経験が未だ足りない危うさとのせめぎ合いの時期だと
つくづく思いました。
子どもたちと一緒に古典に触れながら、
昔も今も変わらぬ人の情愛を感じながら、
私自身が一番楽しみました!
それにしても、
もっと早くから勉強しろよなぁ〜〜〜
○○君。
○○ちゃん。
それから、あの子、この子。
み・ん・な
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