科学論文も偽装?
ES細胞「論文データは偽造」と言うニュース。
とんでもないニュースが舞い込んで来ました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
韓国の胚(はい)性幹細胞(ES細胞)研究疑惑で、ソウル大の調査委員会は23日、黄禹錫(ファン・ウソク)教授の05年の論文データは捏造(ねつぞう)だったと断定する中間結果を発表した。実際にES細胞が存在していたかどうかはっきりせず、数日後に専門機関によるDNA鑑定の結果が出るとした。黄教授は同日、「教授を辞職する」と表明した。再生医療に不可欠な技術として世界の注目を集めた研究成果が「でっち上げ」とされたことで、韓国が目指す「バイオ立国」の推進に影響が出るのは避けられない情勢だ。
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
一体、何を考えているんだろう?
この人は。
科学と言えども無謬ではないとは誰でも知っています。
電子顕微鏡写真で、凄い発見したと思ったのですが、
実はゴミだったとか、
まぁ、そんなことは山ほどあるわけです。
だから論文を発表する時は、
誰でもが追試験をできるように、
方法はしっかりと書かなければならないのです。
今回のようにデーターを捏造して発表しても、
いずれ明らかになる嘘をどうして最初に気がつかなかったのだろうか?
科学の世界も、
成果優先、結果優先になりつつあるということなのでしょうか?
論文を書いてなんぼの世界になってきているのでしょうか?
基礎研究は隅に、追いやられ
派手な実験、研究が注目を浴びるようになってきたこの世界の常識が、
今回の問題を生み出したのかもしれません。
このセンセイは、問題外としても、
多くのこれからの科学者にとって、
この件は大きな警告を発していると思います。
この問題については、これから真相が解明されて来ると思いますので、
また考えていきたいと思います。
まずは感想まで。
以前、科学について書いた記事を載せておきますので、
お時間がありましたらご覧ください。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
アダムとイブとそしてヘソ
科学と常識
科学はロマンから
科学的とは何か
それでも地球は回っている
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。


コメント
ドコかのテレビで言ってましたけど、最近の研究って純粋な知的探訪じゃなくなってきてるらしいですね。
特許が絡んできたり、ライバルよりも早く製品化するように命じられたり。
そりゃあもうすごいプレッシャーらしいですよ。
そんで有名科学雑誌に論文が取り上げられると、それだけで信用が得られるってこともあるんだとか。
結果、プレッシャーに負けて、ちょっとズルしてでも雑誌に認められることを目的にしちゃうヒトがでてきたりもするんだって。
「業界の体質」と言っちゃえばそれまでだけど、科学者のヒトには高度経済なんかには負けずに、ずっとロマンを追いかけてもらいたいなぁ。
んま、ロマンじゃメシは食えないんだけど。
投稿: ろぷ | 2005.12.25 07:56
ろぷさん。
こんにちは。
コメント有り難うございました。
そうですね。
この教授もかなり圧力があったことは想像に難くないのですが、
それでもいずれ明らかになるとは思いが至らなかったことが不思議です。
発掘捏造の神の手事件にしても
今、世間では大問題の建築偽装にしても、
なんだか長い目で見ることが出来ない風潮になっているのでしょうか?
場当たり的というか、その場限りと言うか、、、
困ったものです。
さてさて、
先日の記事、楽しく拝見を致しました。
私も、今度本屋さんに行って、
買おうと秘かに決意。
読んだらまた感想など書きます。
これから、いよいよ忙しくなるとは思いますが、
どうぞお体気をつけて。
お母様もお大切に。
では、、、また。
投稿: せとともこ | 2005.12.26 17:26